おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

今年も来たぞメジロの夫婦

2019-12-26 16:32:55 | 日記

【今日の つがい】

すっかり葉を落としたニシキギの枝に、今年もメジロの夫婦がやってくる季節になった。

おやおや?昨年の奥さんと違っているぞ。

ああそうですか、一昨年の妻でもない。あ、それは失礼しました。

ワシもメジロにあやかりたいわ。      冗談です。

それで思い出したが、夫婦仲が良い小鳥の代表選手は「オシドリ」だというのは有名な話。

一夫一婦制だと言われておるなあ。生涯変わらないつがいだと。

でも、実はそうでもなく、結構チェンジするそうである。

自分の遺伝子を確実に伝えるためにはそうした方が確実だでなあ。

ボケ―っと見ていたら「オラオラ、そこでいちゃつく夫婦、どけどけ」とメジロのアベック(古ッ)を蹴散らすように、ムクドリがミカンをつつきにやって来たぞ。

一回りも二回りも体が大きいムクドリを見ていると

なぜか反社会的な鳥のようだと思えてくる。

眼が怖いぞ、「ガンを付ける」と業界では言う。

来年の桜を見る会はやらんからな。やっても呼ばないからな。

 

 

 

 


ロースハムを作る

2019-12-25 09:13:59 | 食・レシピ

【今日の ハム工房】

工房と言うほどではないけども、年末のハムづくり。令和最初のロースハムだんべ。

なんでも「令和最初」が世間の口癖な。

◆肉を買ってくる。

豚のロース肉を買ってくるのだが、店の奥に声をかけて「2kgほど切ってください」と言おう。

2kgに少し足りなかったがそれでよし。ここからさらに連れ合いが欲しいというので3枚ほど切り取った。これも良し。

◆肉刺しをする

塩やスパイスや野菜のうまみがしみこむように肉刺しをする。

◆塩などの材料は

塩、砂糖、白コショウ、ナツメグ、オレガノ、コリアンダー、ローレル、セージ、セロリ、ニンジン、玉ねぎ、ニンニク

野菜類は切り刻んでおく。

◆すりこむ

上記の塩類をバットの上に置いた肉によっく擦りこんで

◆冷蔵庫で味をしみこませる

2重にしたビニル袋にそれらを入れて、出来るだけ空気を抜き冷蔵庫で熟成させる。これが約1週間ほど

時々冷蔵庫から出して袋の上から「揉んでやる」とおいしくなるぞ。

◆塩抜き

冷蔵庫から取り出して、肉に付いたスパイスや野菜などをよく流水で洗い流し、大鍋にそれを入れて流水で塩抜きをする。

ワシは、なんだか水を流しっぱなしにすることが憚られるので溜め水方式(貧乏くさい)

時々肉片を切り出してコンロの火で焼いて塩加減を見るのだ。

(昔は、直接肉をコンロの火にかざして焼いたが、この方法だと肉汁がコンロに滴り落ちるのでコンロの火口周りが汚れる、これがまことに汚くて後の掃除が面倒なために、今は小型のフライパンで焼くことにした。これだとフライパンの掃除だけなので簡単だ。)

◆乾燥

ちょうどよい塩加減になったら塩抜きは終了。その後に肉を再び冷蔵庫に入れほぼ一晩乾燥させる。

◆いよいよハムの形に

煙浸透性のセロファン(と言うものがあるのだよ)で冷蔵庫から取り出した肉をしっかりと丸めて、タコ糸(建設工事用の)で肉を縛る。(ちょうど君ンちの奥様の腹肉か、ブラの背肉のようになる)

(この様なセロファンでなくてもさらしの布でも良い。)

ここでしっかりと縛らないと出来上がりがハムの形にならないぞ。(できた時にばらけてしまうぞ、「おとーさんこれってハムじゃない」)

だから、軍手でしっかり力を込めて。

今回は力の入れ過ぎの感があるなあ。(出来上がりの写真で判断してくりょう)

◆いよいよ燻煙を掛ける

始めは熱のみで2時間から3時間。その後庫内の温度が70度以上にならないように温度には十分注意しながら燻煙を掛けるぞ。3時間ほど

◆燻煙おしまい。風呂でも入ろうか。

長い工程が終わったかと思いきや

これから70度のお湯に入浴させる。これも温度管理が大事

大鍋に湯を沸かして40度になったらば燻煙後の肉をこれに浸ける。

徐々に水温を上げてゆき70度になったら火を止める。

湯温は70度プラスマイナス5度(ワシのやり方だあ)を保つ

湯に肉汁が浸み出るので色が変わる。貧乏性なので「あー肉汁が・・・・もったいない」

◆出来ましたぞ

肉を買い出しに行ってからここまで10日、長くてつらい日々であった。

ワシは、買ってくれば済むロースハムをなんでこんなに苦労して作っているのだろうか。

永遠の謎だ。

ほれな!タコ糸の締めすぎー。

ミスドのなんちゃらドーナツをまとめ買いしたような外観になっちゃったぜ。

白く見えるのは、ホントは脂身だけど砂糖に見える。

 

でもさあ

その後、熟成のために(また熟成かい?)冷蔵庫に入れて(また冷蔵庫かい?)一晩おいて(また一晩かい?)

朝、切ったらば。

こんなに綺麗になりました。しかも美味しい。無添加だし。

少し脂身多いかも。

以上、ロースハムを自作 の巻でした。

 

 

 

 

 

 

 

 


計算尺を紙で作る

2019-12-22 15:50:58 | 日記

【今日の 工作】

いやあ、大変なことを始めてしまったぞ。

そう言えば、昨年もこの時期は大変な工作で大変な思いをしていたのだ。運命のいたずらか?それともワシが軽薄か?

計算尺と言うものを作っているのだ。

毎年3月頃に科学館でボランティア主催の「おもしろ科学フェスティバル」を開催するのだが。長年の読者のよいこはご存じであろう。

ワシはこのフェスに毎年出し物をしている、それができるのかどうか分からないのに手を挙げてしまい「自分で自分の首を絞めている」状態に陥るのである(毎回)。

今年は計算尺を題材にして、昔の計算方法を子供たちに教えよう、という出し物をすることとなった。自分で挙手したのだが・・・・

これって科学館でやるには相応しくない?数学だし、でもまあ一応ダメもとで提案。果たして・・・

あにはからんや、多数のボランティアから賛同があった。科学じゃないけど?ええのん?

まあ、理数って言うからね。親戚みたいなものか。

計算尺の模型を作ってもらい家にお土産とする。を考えたのだが、浅はかであった。科学館の約束事として「カッターナイフは使えない」(危険だから)せいぜいハサミまで。

ワシの作りたい計算尺モデルは絶対に直線カットが必要なのだ、フン!ハサミで直線は無理ですわ。

ではどうする?

答え:カッター作業など危険な所はあらかじめ作っておいて、子供たちには糊付けなどの工作主体、良いじゃん、そうすることによって空いた時間を、計算尺で計算する方法をしっかりと教えることに充てられる。でもその分ワシの内職の時間が増加する。フン!

予定しているものは、下の写真の計算尺をモデルにした1分の1縮尺の(つまり同寸法)紙製の計算尺。

(大きさ覚えておいてな)

手伝ってくれるボランティアの仲間の皆さんに、少し大きめの、解説用の√2倍(1.414倍)の計算尺を作ってみたぞ。

 5人分作成

そしてディスプレー用に、さらに大きい2倍サイズの大型計算尺も作ったのだ。

これ

さすがにオール紙製とはいかんので台にしたのは合板。

ところで、正月用のロースハムを仕込まねばならないし、そろそろ、孫たちが帰省してくるし、そうすれば、こんなのどかな作業どころではないし、ブログだって書いているエネルギーが無くなっちまうし。

2階のワシの「コウバ」はしっちゃかめっちゃかである。

今ロースハムの塩抜きを終え、計算尺の大・中・小に何とか目途を立てた。

さて、明日はいよいよ豚肉に燻煙を掛けるか。ロースハムの完成である(かもしれない)

★計算尺などに興味のある方はワシの過去のブログを見てチョ。ここをクリック

★計算尺のペーパーモデル化についてはヘンミ計算尺株式会社に承認をいただきました。


イナダの刺身でどうでしょう

2019-12-20 16:54:47 | 食・レシピ

【今日の あとさき考えず】

用事があってとおった中央高校近くのスーパマーケットに生きの良いイナダがあったので

しかも40cmを超える堂々たるサイズで500円を切る値段、目が黒々。これは買わねば。

ホントバカですよ。

今朝連れ合いが勤務に向かう前に、「カレーの下調理をしておいたから、味を調えておいてね」「はーい、了解でーす」

なのに、すっかり忘れていた。

本人はうきうきとして帰宅。あれ?カレーをどうとか言ってたようなあ。しまった!

 

まあいっか。

夕飯はカレーライスとイナダの刺身(カレーライスも刺身に、って意味じゃないけん。ニホンゴムヅカシアルヨ)

 

さすがにかしらをイナダ汁に、ってのはやめておいた。

なかおちは塩にしてあるが・・・

そろそろ女将が帰ってくるころだ。

 


カタクチイワシのアンチョビ作り

2019-12-17 16:54:48 | 食・レシピ

【今日の 手作り】

カタクチイワシが安かったので2パック買ってきた。

1パック98円(税別)

手開きで3枚におろすのだがこれが結構な面倒くささ。

安いはずだよ小さいからね、今日のは特に小さくて、中にはシラスかい?とも思うほどの細かいのもいたぞ。(話を盛ってるぜ)

キッチンペーパーに載せて水分を飛ばす。

シャツの柄みたいだよう。

水分を飛ばしたらありあわせの容器に一枚ずつ敷いて塩を振り、敷いては塩、敷いては塩。

塩漬けにして冷蔵庫に

1か月ほどしたら冷蔵庫から出してから、簡単に塩抜きをし、再度今度はオリーブオイルに漬け込んで、さらに1か月熟成させて出来上がる。

 

◆今日の生還◆

これとは別に、今日の昼食のことだが

冷蔵庫に保存してあったアンチョビの瓶詰めを開けて、アンチョビのパスタで食べようとしたら、(モチロン、これもワシ製造のアンチョビ)

瓶の上の空間に入っているはずのオリーブオイルが無くて、代わりに真っ茶色な花びらのような、キノコのようなカビが生えていた。  こりゃ失敗した。

もったいないので、それをそおっと取って捨てて、下の方の無事なアンチョビを掘り出して、初めからそんなのは無かったように普通にパスタを作って食べた。

連れ合いが言うのには「お餅でもカビを取れば大丈夫だからこれも大丈夫でしょ」ホントかいな?  こうも言った

「私は胃の方もボーっとしているから食中毒にはならないわ」・・・えーこんなんで今の今まで生きて来たのかいな。

 

すでに食べてから5時間ほど経過している。二人とも今のところ腹の様子も無事だし、皮膚のやわらかいところに蕁麻疹などの兆候もないので、命は保たれたのだと思う。連れ合いの言ったのは正しかった。

 

【今日の おまけのグロテスクな画像】

気の弱い方は見ないほうがよろしい

本当に見ない方が良いぞ

これだ

【イワシの頭も信心から】

イワシの頭のようなつまらないもんでも信仰すると貴いものになって来る,

という少し(信仰心を)バカにする時に言う言葉であるぞ。(原典:ワシ辞典)