おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

あー腹立つ

2012-06-30 10:58:24 | 日記・エッセイ・コラム
【今日の 高級車】

ヨーロッパ車、特にドイツのベンツと並んで(いや、ちょっと下かも)BMWは”日本では”超の付く高級車とされている。
と、思っている。
フントはベンツは頑丈で長く乗れることで世界中で不動の評価があるし、BMWはちょっと前まではしょうもない変わった車であったのだ。両方ともたかが量産車だし・・・・・・
フントの高級車とは、イタリアのマセラテイなどのように顧客の注文をあれこれ聞いて1台づつ手で職人が作るんだぞ。

まあしかし、そこのところは置いといて、ベンツBMWと言えば日本での高級車ではあるが。

ここ近年は、障害者に配慮した社会づくりが”一応”の目標になっとるし、歩道の切り下げや駅のエレベータ、手話ボランティアなどヨーロッパに追いつけとばかりにハードの整備がすすんでいる。
でも、行き過ぎもあって「しょうがいしゃ」の文字も「障害」は害の字が良くなくて「障がい」だ「障碍」だと、かまびすしい。「こんなのカンケーネ」だと思うが、どうか。
公共的な建物や、不特定多数の利用する施設に付属する駐車枠は一部であるが、幅を広げた”身障者用駐車枠”を置くことが常識となってきている。

ずっと以前、世界一長い歩行者専用橋の駐車場を作った時に、部下に命じて駐車枠全部の枠を広げて”誰でも利用できる駐車枠”を引いたことがある。
こうしても駐車台数は4台ほど少なくなるだけでOK!これは日本で何処もやっていない、いや、世界中でも最初の試みだと思っていた「これぞユニバーサルデザイン」だと思っていたが。

1月ほどしてワシの組織の親方が見たらしく、さっそく「誰だ!こんなもったいないものを作ったのは、すぐに狭く引き直せ」の怒号が聞こえてきた。白線を引き直す手間と金をかけて世界最初の駐車枠は消え去った。(このやろー)

それはともかくこの写真

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昨日行った産科の駐車場での光景
こいつは常にここに置いている。
こいつの夫人はさぞや車椅子かなあ
と、はおもっていなかったが、案の定健常者ピンピンだぜ。
子供がいるのに咥えタバコを投げ捨てたし・・・こらっ

こういうヤツがベンツ・BMWへ乗るのか
ベンツ・BMWへ乗るとこういうヤツになるのか

高級車へ乗るのは人品が高級であるから。とは日本では絶対無い。
むしろ逆。
高速道路のPAやSAなどでもそうだぜ。
気を付けるように、いいね。

おっと、あなたもベンツ?BMW?どーもすいません。




電車内 人間は面白い

2012-06-26 21:08:28 | 日記・エッセイ・コラム
【今日の 乗客】

下の息子の慶事(結婚およびその関連を除く)があり、大学の研究室に呼ばれた。
学長自ら授与されたあるもののことはここでは省略するとして
神奈川県にある学校まで東海道線普通列車で往復する。

途中熱海でJR東日本に乗り換えである。
普通列車に長距離乗っているといろいろな人の観察ができてそりゃあ面白い。

今回もその例にたがわず面白かったので報告

◆乗って間もなく由比駅?で上りの身延行き特急に抜かれるために5分停車
すると筋向いのビジネスマンオヤジが手洗いか買い物かで車外へ出て行った。

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大事な書類もあるだろうに、外国ならどこへ行っても絶対こんなことしないぞ。
水と平和はただな国日本。

◆帰りの三島駅から乗り込んだ女高生。
三島では乗降客が多かったのに、ドアが開くと降りる客の間を我先にスルリと抜けて乗り込み、鞄を隣の席に置き、ちゃっかり2人分の席を確保した。その後静岡の手前までいくら混雑しても知らぬ顔の半兵衛。スマートホンの画面を手鏡にして自分の顔をじっと見たり寝たふりしたり。長距離通学で抜け目のない子に育ってしまった。
可愛いのは自分だけか?それじゃあ議員さんと同じだぞ。

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◆沼津駅から乗り込んだ「コンビニの前でウンコ坐りでタバコ吸ってる」ような 男子 高校生2人組。
それぞれ身長1m20ほどの『キティーちゃんぬいぐるみ』を透明ビニル製の簡易ナップサックに入れて別に恥ずかしげもなく、あたかもそれが普通の行為みたようにリラックスしていた。
近頃はこんなもの持って町を歩くのが流行りであったのか。
(怖いので写真は無し)

◆ガントリークレーン(ほら、大きなコンテナを取り扱う港にあるキリンのお化けみたいな骨組みの巨大クレーン)の模型を持ち込んだ若い衆。模型と言っても高さ1m幅50cmほどの、席1人分を占めるほどのもので、にこにこして熱海駅での乗り換えから同じ車両になった。
別に普通ジャン、と言うなかれ。このにこにこ顔の若い衆にはこの近辺のイベント、港祭りとかナンチャラフェスティバルとかでクレーンを持って歩いているのに何回も遭遇している。だいたい見知らぬ人とそう何度も出会わないのが人生というものであるが。
それとも何度も出会っている人がいるのかも知れないがその点は神のみぞ知るだな。
クレーンの取り持つ縁てゆーやつ。
(なんか悪く感じるので写真は省略)



◆人間観察は時のたつのを忘れます。





信者が

2012-06-24 20:52:23 | 日記・エッセイ・コラム
【今日の いただき物】

夕方突然「へしこ1号」がやって来た。
お返しをいただくほどのものをやった訳ではないが、お返しだという。
彼のオヤジのそのまたオヤジの畑で作った新じゃがと、新茶をいただいた。

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お茶は「川根茶」で高価そうだ、年のせいかこの地方だからか、お茶は良く飲むのでいくらあっても嬉しい。
新じゃがは本当ならば掘りたてのうちに茹でて食べるところだが、あいにく夕飯の献立が決まっていたので明日の食卓に上ることと思う。

お返しのお返しと言ってはなんだが、23日出来立てのベーコンを持って帰ってもらった。

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かえって悪かったです。気を使っていただいて。

ところでこのバカワードの「新じゃが」は最初に「信者が」と出る、自分の思った言葉に変換されないと「おーこう来たかコノヤロー、とかフンフンそうだなあ感心かんしん」と思うなあ。
「町内会長」は「腸内快調」だし・・・・・・





オーバードクター活用事業

2012-06-23 16:21:40 | 日記・エッセイ・コラム
【今日の 新規事業】

博士号を取得しても、大学の職や企業に就けないものが全国には1万6千人もいるそうだ。
ではこの博士たちはどうしているかというと、任期の限定された研究職や非常勤講師などして食い扶持を得ている。こうした人たちを「ポストドクター」というそうだ。

今年度からわがS県は、県立高校に専門支援員として実習の補助や、たまに教壇に立つことで安定した職を与える「オーバードクター等活用事業」を始めた。

博士号取得者の中に高校の教壇へ上ることを本来的に希望している人は少ないと思うが、まあ良いだろう。

つづいて記事はこう書いている
「事業は単年度で、来年度に存続するかは不明・・・・」
おっ、なに?単年度?

この事業はそもそも、博士号取得後の不安定な職場を無くし、定職を提供することが目的ではなかったんかい。
単年度とはねえ。来年はくび?

「高速道路が渋滞していたのでバイパスへ迂回したが、そこも渋滞している。下道も渋滞」みたいなもんだな。



鞆の浦

2012-06-22 16:07:30 | 日記・エッセイ・コラム
【今日の 古いもの、】

 広島県福山市の景勝地「鞆の浦」は、30年前から港外へバイパスを作って交通の便を改善したい「開発派」と古い街並みの景観を守りたい「景観派」とが町を2分して争っていた。
 2009年広島地裁が鞆の浦の景観は「国民の財産」と認め、県知事に(道路は広島県道47号)埋め立てをしないように命じる判決を出した経過がある。
 昨年仲間の旅行で現地を見てきたが、なるほどこの地区は全くと言っていいほど、時代に取り残された江戸時代からの街並みが残っていて、旅行者にとっては風情があるが、道の幅員も冗談でなく狭くて主要な県道でさえすれ違うには家の庭先に入り込まないとならないほどであった。
 えっこれでも県道?な道であり、それ以外の道は軽自動車が1台やっと。
 これだから江戸の風情を残している「国民の財産」であり続けるのであるが・・・・・

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 昔の街並みを守るとともに現代の交通事情も考慮したまちづくりができないものかと他人事ながら考えたが、どうにも解決方法は見つからない。
 このたび県知事が港を埋め立ててバイパスを作る計画の取りやめを正式に表明することとなった。
 では、道路計画はどうなるのかというと、町を取り巻く山にトンネルを掘りこの場所を迂回するそうである。

 これで道路事情の方は解決であり古い景観は守られることになったが、この町に住む住民にとっては依然として町が古いままだ。
 少子高齢化の進む現在、景観は守られることになっても不便な町から人は出て行ってしまうことになるかも。

 便利で快適な生活と、古いものを大事にすることの両立は難しい。