おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

スピーカーを作る

2020-10-29 15:33:54 | 日記・エッセイ・コラム

【今日の いったい何日かかったの】

ふと思いついて「そうだスピーカーを作ろう」

 

一昨年の今頃、科学館で(今年も行うが)「分解教室」なるものを開催した。

家庭電化製品を思いきり分解してみようって趣旨だ。

分解して出たソニーのスピーカーを、そのまま資源ごみとして捨ててはもったいないので

貰ってきた。  右と左、1対ある。

これにスピーカーボックスを自作してはめ込めば、自分の思い通りのスピーカーの出来上がりだ。

 

大きさについてはワシの思いがあって、それにピッタリなサイズにしようと思う。

それは文庫本の本棚にピタリと入り込む大きさ、その一点に絞る。

スピーカーを作ると言っても実態はスピーカーの箱を作るのである。

ホームセンターでいろいろと木材を選択してMDF材を使用することにした。

MDF材とは 一般社団法人 全国木材組合連合会によると

MDF(中質繊維板)はミディアム・デンシティ・ファイバーボード(Medium
 density fiberboard)の略で、木材チップを原料とし、これを蒸煮・解繊したもの
 に合成樹脂を加えて成形します。
  また、MDFのように木材を原料とし、これを繊維化してから成形した製品を総
 称してファイバーボードといい、MDFのほかに硬質繊維板(ハードボード)、軟
 質繊維板(インシュレーションボート)があります。

 

簡単に言うと「木を粉にして固めた板」である。

安くてキメが細かい点で合格。

なぜならば塗装を「ピアノブラック」でやろうと固く決意しているからである。

ピアノのような艶に挑戦だ。

設計通りに木どりをする。

これを組んで箱にする。

右チャンネルと左チャンネルの2組だ。これをステレオと言う。

組みあがり、出来た隙間などはパテで修正してから、サフェーサーなどの下処理をして黒色のラッカーで塗装する。

何度もパテ仕上げしてサンドペーパーで平面を削り出して、

これを繰り返す。

ところがパテとラッカーの相性が悪いせいか凹凸が無くならない。

泣きそうになりながら何日も何日も

削ってはパテ盛り、乾燥させてはサフェーサー、平面を確かめて研磨、の繰り返し。

下の写真のように何とかピアノブラックに近づいた。

100点満点の出来では無いが、良しとしよう。

スピーカーを組み付ける。

ソニー製の10センチフルレンジスピーカーと、同じく2.5センチのツイータ。

ツイータとは高音専門のスピーカーである。フルレンジスピーカーとは、これだけで低音から高音まで守備するスピーカーである。

ではなぜ高音用のツイータを追加したのかと言うと「ワシがやりたかったから」である。

総合的俯瞰的に考えて決定したのである。追及されてもこれ以上のことは言わないぞ。

8月31日に設計を始めて、9月7日に木工工事着手、それからほぼ毎日のように工作に邁進して

本日めでたく文庫本専用本棚に設置した。涙のスピーカーである。

写真では分かりにくいが、ワシのプラ模型コレクションの両側に黒色の物体が見えるがそれがそうだ。

左チャンネルのスピーカー拡大写真

右チャンネルの拡大写真がこれ

うつり込んでいる景色が非常に歪んでいる。これで良いとは思っていないが

これ以上の平滑さを出すことが出来なかった。MDF材の欠点だかしん。

ワシの未熟さを材料の悪さのせいにして、これはワシの欠点でもある。非常にクヤシー。

と言うわけで本日は読者の皆様にすっきりとしていただけなかったですね。ゴメンナサイ

この埋め合わせはいずれまた。

あーあ、埋め合わせばっかりしてたのだ。木材をパテで。

 

 

 


渋柿とりに行って来た の続き 干し柿づくり

2020-10-26 17:46:10 | 食・レシピ

【今日の 手仕事】

とって来たからにはなるべく早く干した方が良いに決まっている。

だから忙しい身ではあるが(どこが?)本日、朝から干し柿づくり。

昨夜のうちに、きれいに洗って外に干してあった渋柿を取り込んで、

全重量は6.8KGあった。重いわけだ。

これが干し柿になるとどのぐらい軽量化されるのかは・・・・・・知らねえ。

ハサミでヘタを切り取って、皮むきを始める。

皮をむくのには昨年までは包丁を使ったが、今回は試みに皮むき具(英語でピーラー)を使ってみるが

これが使いやすい、これからはこれ一本で行こう。

でもなあ、上の写真を見ると結構な深さで皮がむかれているなあ。

もったいないかもね。

すべての皮がむけたので、タコ糸で縦一列あたり10個を目安に枝の部分を縛ってゆく。

そして、100度に沸騰させた湯につけて消毒をする。

新型コロナウイルス対策ではなく、乾燥させている間にカビが付かないようにの対策

今までも焼酎を霧吹きでかけたり、いろいろと試したが何をしてもダメでカビとの戦いになる。

それから蜂とかコバエとかも問題である。甘いからなあ。

ハイハイ、そう言っている間に出来ました。

おいしくなあれ、おいしくなあれ(お前は少女か)テクマコマヤコンッ!

柿を干すと、いよいよ秋本番を迎えた感じになりますですだ。

写真左の、串刺しにした柿は理由があって

柿をとるときに枝から離れたもの、つまり枝無しの柿の干し方だ。こんな方法しかない。

 

 

 


渋柿とりに行って来た

2020-10-25 17:08:50 | 日記・エッセイ・コラム

【今日も 秋日和】

今年もそろそろ行きたいなあ、WIDEクンちの渋柿は獲り頃になったかなあ。

思いついたが吉日、さっそく電話する。

「明日なら良いよ、今日も少し取って来たヨ」と言う。

「では申しわけないけども明日ということでよろしく」悪いですね。

毎年一緒に渋柿獲りに行くジェイソンに電話する。ジェイソンも「そういうことなら万障繰り合わせてOKです」3人でWIDEクンの旧実家に

おお、今年も豊作じゃ。

そしてこれ以上ないほどの秋日和。日頃の心がけが違うよ。

少し時期が遅かった、柿の木の南側つまり日当たりの良いほうは熟してしまっていた。

熟してジュクジュクになった柿は干し柿にはならん。

やっぱり先週連絡すればよかったかな。と思いつつ。そう欲張らんでよろしい。ともう一人の自分。

柿の木は「ねばり」が少なくて気を付けないと「ポキッ」と折れる。太い枝でもそうだ。

とワシは子供のころに爺ちゃんから教えてもらった。

今もあんたの忠告を大事にしているぜ「川端の飲んべえトラさん」(とは母方の祖父のことだ)

WIDEクンが昨年に引き続き高所に登った。気が気でないぞ。でも頑張れ。

今日の収穫 ワシの分

バケツにいっぱい。これでは量が分からない。

どれほどかは明日以降のブログで発表する。重いんだこれが。

昼食は囲炉裏の鉄瓶で沸かした湯で作った「どん兵衛」とコンビニの握り飯2個

久しぶりに旧交を温めて(囲炉裏だけに)楽しい時を過ごしました。

ありがとさんWIDEクン。来年もよろのしく。

 


いつまでもあると思うな良い書店

2020-10-18 18:45:55 | アート・文化

【今日の 天丼と小そばセット】

科学館で打ち合わせがあったので電車で静岡へ行って来た。

打ち合わせは午後からの予定であるが、家を少し早めに出て静岡の丸善へ行く。

ワシだってたまには書店でゆっくりと、本の背表紙を見ながら本を買ってみたい。

アマゾンで買うやつらの気持ちが分か・・・・・・・・るんだけども、

やっぱり本屋で衝動的に選書するのも大事な知的行為であるぞ。

丸善は非常に混雑していた。日曜日と言うこともあるが理由はほかにあると思う。

他の理由とは・・・・昼食後に話すことにする。

探していた新書2冊と、今日出会った新書1冊の計3冊を買って駅近くの「天丼てんや」に行く。

「てんや」も以外と混みあっていた。が一人なのですぐにカウンター席へ案内される。

いつもの最低の安さの天丼500円を注文、と思ったがカウンターの上にあるメニューカードに

「18日と19日は「てんやの日」天丼が390円」の案内が、おお!500円が390円とは安いではないか。

うーん!小そばをセットにすると550円だぞ。ちなみにうどんも選べるぞ。

・・・・・・2秒考えて小そばセット550円也をオーダーする。

 

はい、お待ちどうさま。

安くて旨くてワシの舌には十分じゃ。

でもね500円の天丼を食べる気で入ったのだから、390円の本日限定値段で済ませりゃあ良かったものを

欲をかいて550円を使ってしまった。つまり財布から50円余計に出て行った。まあ良いじゃんか。商いとはそういうものよ。

腹が膨らんで店を出て、その横の戸田書店跡を見に行く。

ワシのお気に入りの本屋がこうなっていた。涙こそ出ないが非常に淋しいことである。

この本屋は素通り出来ない本屋で(ワシの個人的感想、以下の文すべてそう)、中に入ったら買わずに出たことが無い。

みんなネットで本を買うと、図書館で新刊やベストセラー本を借りると、こうなってしまう。

又は、よく聞く話だが(ここに限ったことではないが、念のため)万引きの多さででまいっちゃう。らしいぞ

たぶん現下の社会情勢では復活はあり得ない。

教養の搭は、かくもあっけなく崩れてしまうのだ。

 

 

 


感染防止マスクの話

2020-10-17 17:10:48 | 日記・エッセイ・コラム

【今日の こんなので防げるの?】

新しい生活様式とか言っちゃって、ソーシャルディスタンスなどと、昨年の今頃は夢にも思っていない言葉を口にするようになった。

サージカルマスクをすることなど、以前は花粉症の人が症状が出た時にするだけであったが、

今は健康な人が普通にしている。

電車の中でくしゃみなど、とんでもない。   花粉アレルギーのワシは困っちまうだよ。

で、マスクとそれに類したものについてワシの常々思っていることを話そうと思う。

先ずはサージカルマスク

正しい装着方法がこれ

顎の下までと、鼻の形に添うように押さえて隙間の出ないように注意する。

ところが・・・・

鼻筋を抑えていない間抜けなヤツのマスクはいつの間にか

ほらほら、鼻の穴が見えているぜよ、尾身茂先生も時々こうなっているから気を付けるように。鼻からウイルスを吸っちまってるだよ。

あと、こんなのは顎の動きに従ってだんだん下方に移動していつの間にか鼻が出ちまっている。

 この形はなんでか黒色のが多いと思うけど。

次はこれ

良くアナウンサーが、現地レポの時に、お洒落感覚だかどうかは知らんけどしているこれ。

マウスガードと言うらしい。これで口から出た飛沫がどれほど防げるか怪しいもんだ。

連れ合いがどこかでいただいてきたので般若の面に装着してみたぞ。

 

耳に掛けるのはちょっと無理だった。

なんでか不思議なことにフェイスマスクの調査は色々とやってはいるが(この形は飛沫が50%防げる、とか)

でもだよ、このマウスガードのことは知らん顔。

 

ワシが思うに『これ全然効果ないやん』と思うが良いこのみんなはどう思う?

パンデミック以前はファストフードの店員(例えばマクドナルドの店員など)が、商品によだれなどが垂れないように付けていたっけ。・・・・・・まあ、よだれはワシぐらいであろうが。

目的は冗談抜きにこれだったと思いますわ。止めてほしいわ、これ。

次はフェイス・シールドと言うもの

うちのゴリラに装着した。・・・・・・・・・モノが小さかった。

これも直接飛沫が前に出にくいだけで、あんまし効果はないかいなあ。

これとサージカルマスクの組み合わせならば安心でしょうなあ。

このフェイス・シールドはパンデミック以前は外科医が手術する時に患者からの出血などを顔に(眼に)当てないように防止するもんだと思っていた。

昔ワシが夢中で見ていたNHKの「ER 救急救命室(緊急救命室かも)」でジョージ・クルーニー他がしていたと記憶している。

ジョージ・クルーニー恰好よかったんだぜ。手術の最中に世間話なんかしやがって、アメリカの病院ってそうかと思った。ひょっとして日本でも?

それは置いといて

最後に、マスクならこれが今のところ一番効果があると言うものを

N95マスクと言うものである。一枚当たり5千円ほどする。

年金生活者のワシに買えるはずはなく

以前の鳥インフルエンザ騒ぎの時に買ったもの。専門家に言わせると古くて不安だというな。

調べるとこれよりも性能が良いものとしてN99てのがあるようだ。

第3波が来て、まわりでバタバタと人が死んでいくようになれば、こういったものにお世話になるかも。

 

こうならないようにトランプにお願いしよう。消毒液を注射するそうだから。