今日は朝からお天気で嬉しい! 目の前に広がる海は穏やかな様に見えるが風がきついのか植木が少し揺れてい
る。チェックアウトの後、車を置いたまま側の「番所庭園」へ行く。ここは、和歌の浦の海に突き出た地形で番所
の鼻と呼ばれた黒船の見張り台跡である。一面芝生の庭園を散策して行き先端まで行くと目の前に「双子島」があ
る。 ここは映画やテレビの撮影場所でも有名で、これまで訪れた撮影風景の写真などが沢山貼ってあった。
その後、どこへ行こうかと相談して「紀州東照宮」へ向かう。ここは紀州徳川家の初代藩主で家康の十男
「頼宣」の建立で・・・関西の日光・・と呼ばれている。 108段の侍坂(さむらいさか)を登ったところに
朱塗りの楼門がある。元気な二名だけは階段を登って行ったが他は少々遠回りのゆる~い道をゆっくり上った。
家康公と頼宣公が祀ってある社殿は極彩色の左甚五郎の彫刻や狩野派の壁画で飾られている権現づくりの建物。
楼門に立つと和歌の浦が目の前いっぱいに広がっている。帰りは、手すりに掴まりながらゆっくりだが階段を
下りてきた。