MrKのぼやき

煩悩を解脱した前期高齢者男のぼやき

イーヴン・イヴ

2007-12-24 14:22:29 | うんちく・小ネタ

辛島美登里の歌に

『サイレント・イヴ』なる楽曲があった…

歌詞の内容はあまりにも暗く(不倫の歌と解釈する)

クリスマス・イヴには聴く気にはなれない歌だった…

以来、静かな聖夜(というより、一人ぼっちの聖夜)を

『サイレント・イヴ』とは呼ばない。

(何の変哲もないが)心穏やかなイヴを過ごせればそれだけでいい。

そこで、MrK、『静かなる聖夜』を称して

『イーヴン・イヴ(even eve)』、なる新語を造ってみたが、

いかがだろう(なに?語呂が悪いって?)

『イーヴン・イヴ』にはやはり楽しい歌を

聴きたいものだ(構わず話を進める…)。

日本では12月25日(気分的には24日)が過ぎると、

クリスマスムードには終止符が打たれ、

街角やデパートの飾りつけは正月向けに一変する。

ヨーロッパなどでは、クリスマスはむしろ24日から始まり、

中には、年を越して1月6日の顕現祭まで続く国も

あるそうだ。

昔は12月25日から1月5日までの12日間、

毎日プレゼントをもらっていたとか…

そんな慣習をおもしろおかしく表現していて、

数あるクリスマスキャロルの中でも、

歌ってもっとも楽しい曲、それは、

" the twelve days of Christmas "。(と思う)

マザーグースのクリスマスソングの一つなので

ご存知の方も多いだろうが、実際あまり歌わないかも。

MrKの中学時代、Mr Gregory という外国人講師がいた。

遠くカナダからはるばる日本に派遣され、

この季節、故国が恋しくなるのか、

12月に入ると、英語の時間はずっとクリスマス・キャロル。

生徒達は、半ば強制的に歌わされたものである。

中でも難関なのがこの " the twelve days …"。

実際に歌ってみるとかなりむずかしい。

12番まであるが、1番進むごとに、

プレゼントがどんどん増えてゆくのである。

一度歌ってみられてはいかがでしょう?( ↓ 動画参照)

http://www.worldfolksong.com/xmas/song/twelvedays.htm

ちなみに12番の歌詞が ↓ である。

On the twelfth day of Christmas,(クリスマスの12日目)

my true love gave to me.(愛する人がくれたのは)

Twelve lords a-leaping,(12人の跳びはねる貴族)

eleven ladies dancing,(11人の踊る女性)

ten pipers piping,(10人の笛吹き)

nine drummers drumming,(9人の太鼓叩き)

eight maids a-milking,(8人のミルクを絞るメイド)

seven swans a-swimming,(7羽の泳ぐ白鳥)

six geese a-laying,(6羽の卵を産むガチョウ)

five golden rings.(5つの金の指輪⇒ここで一息)

Four colly birds,(4羽のすすで汚れた小鳥)

three French hens,(3羽のフランスの雌鶏)

two turtle doves,(2羽のキジバト)

and a partridge in a pear tree.(西洋梨の木に止まるヤマウズラ)

どこかJitterin' Jinn の『プレゼント』に似ているが、

1番ごとにどんどん歌詞が長くなっていくので、

とっても楽しいですヨ。

どうぞ、今宵これといって楽しい企画のないあなた、

動画に合わせて歌ってみてごらん?

ステキな『イーヴン・イヴ』(しつこいって)となるでしょう。

Merry Christmas!

コメント
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