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 昨日は古い資料をひっぱり出して、約30冊のファイルを取り出した。「八ッ場ダム」「川辺川ダム」をはじめとして、事業中止になった「清津川ダム」や、いったん中止になって(亀井時代)、小泉時代に復活させた山鳥坂ダム。外環道、圏央道などの道路問題。神戸空港、静岡空港など開港するべきではなかった地方空港。諫早干拓や、三番瀬、泡瀬干潟埋め立て問題など、この10年にわたって歩いてきた公共事業の視察・調査記録だ。多くは、この数年間は選挙区移動などでダンボール箱で眠っていたものばかりだ。

 今朝の新聞にも、ダムや道路などの建設凍結が大きく報道されている。八ッ場ダムだけでも大騒ぎになったことを考えると、前原国交大臣は日本列島全体の「公共事業に依存した経済構造」から総反発を受けることを覚悟の上だと思う。臨時国会でも自民党が「地方の経済疲弊」と自分の責任は棚にあげて攻撃をしてくることだろう。私たちとしては、長い間続けてきた「公共事業チェック議員の会」活動を総括して、「脱巨大土木工事」をめざし「新たないのちとみどりの公共投資」の道を緊急に示さなければならない。

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