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ようやく先週の「児童買春・児童ポルノ」の法案審議の反響も一段落してきた。ここに、たくさんの方から励ましのメール、電話、お手紙をいただいたことに感謝を示しておきたい。突然に「(規制反対派の)2ちゃんねら~ですが応援しています」という人からカンパをいただいたり、また保坂展人と元気印の会に入会してくれた人が10数人続くなどの声援をいただいている。また、参考になる情報も多数いただいた。全部を紹介出来ないが、今日は私が参考人質疑でただしたデータについて、最新のものを紹介してくれた人の投稿を紹介したい。

[引用開始]

突然のメールを失礼いたします。私自身もこのようなメールを書くのは初めてなので、不躾な点があるかもしれませんがご容赦ください。

6月26日の衆議院法務委員会をインターネット中継で拝見しました。
以前から今回の議題、児童ポルノ禁止法案の改正については興味があり、生まれて始めて熱心に審議と言うものを見た気がいたします。

その審議を見て私は大変に失望しました。
国際的に見て日本の規制、基準はゆるいものである、強化すべきである、とメディアなどでは報道されていましたが、規制の強い国と弱い日本での犯罪発生率などはどうなっているのかについては一切報道されていませんでした。少なくとも私は目にしたことがありません。

審議の中で保坂氏が参考人の前田雅英氏に対し、そのようなデータをお持ちですか。と質問したところ、前田氏はデータを持っていない。と答えました。

データがない、すなわち確たる証拠となるものも持たず、推測と「国際基準」を建前に規制を強化しようとしているのか。私は大変がっかりしました。

そのような建前だけの意見を振りかざして決められた法律で、一体、どうして子供たちが守られると言うのでしょう。

イタリアの児童保護団体《テレフォノ・アルコバレーノ》(http://www.inthefrontline.org/)によれば児童ポルノサイトの国別利用者数は

【2004年】
①アメリカ 32.71%
②ドイツ 5.72%
③ロシア 3.93%
④日本 3.59%
⑤フランス 2.52%
⑥イタリア 2.25%
⑦オランダ 1.94%
⑧スイス 1.57%
⑨ポーランド 1.55%
⑩イギリス 1.54%

【2007年】
①アメリカ 22.82%
②ドイツ 14.57%
③ロシア 8.39%
④イギリス 7.02%
⑤イタリア 6.14%
⑥フランス 3.56%⑦カナダ 3.16%
⑧スウェーデン 2.94%⑨スペイン 2.05%
⑩日本 1.74%

このようになり、3年間で日本の利用者数が半減しています。
そしてもうひとつは、単純所持処罰化を導入したイギリスとドイツの利用者数が急増していると言う実体です。

国際的な基準を導入した結果、日本国内での児童ポルノに対する現状が悪化しても「国際基準にしたがっているから」で許されるのでしょうか。果たしてこの法案は誰を保護し、救済するためのものなのでしょう。

本当に守られなければならない子供たち、被害にあってしまった子供たちをおろそかにして、根拠のない規制強化を求めることは、足利事件のように、罪もないえん罪の被害者を余計に増やすだけではないでしょうか。

またアニメやマンガといった、実体のない存在にまで踏み込むという話を聞いたとき、私の頭に浮かんだのは、屏風の中の人食いトラを捕らえて見せよという、一休さんの問答でした。

確かに漫画やアニメに過激・過剰な表現が多いことも確かです。しかし、参考人の一場弁護士も申しておられましぁw)修♤△修譴聾充造鉾鏗下圓里い襦∋献櫂襯里篁元埖圓箸亙♢韻胴佑┐襪戮④海箸任△襪隼廚い泙后修Δ靴辛集修紡个垢覽④砲弔い討蓮◆崛郎酳Ⅳ砲Ⅳ韻覯畩蠅覆錣い擦追措姪紡个垢覽⒀^董廚箸任發靴董∧矛錣嚢佑┐襪戮④海箸任呂覆い世蹐Δ㎠塙佑┐泙后br>
大変な長文を突然送りつけてしまい、申し訳ありませんでした。
自分は今まで、政治に対してあまり関心ごとを持っていませんでしたが、今回このような機会を得て、国会議員とは保坂氏のように、物事について客観的・論理的に考えられる人が選ばれなければ駄目だと痛感いたしました。

解散総選挙も近いとのことですので、次回の選挙では自分も、本当に日本について、国民について考えてくれる立候補者、政党に票を投じたいと思います。

(M・Hさん)

[引用終了]

どうもありがとう。他にも「共謀罪」と「児童ポルノ」の関係について、指摘してくれた人もいた。順次、紹介していきたい。下記のやりとりの2問目に、このイタリアの団体の調査をめぐる議論がある。頭から数分のところ。








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