今朝、朝のテレビニュースで「北朝鮮ミサイル発射」を知った。未明から朝にかけて6発を発射し、いずれも日本海に落下した。3発目は開発中のテポドン2である可能性が強く、他はスカッドミサイルかノドンだったのではないかと報道されている。アジアの平和と安定を願う人々すべてに対しての挑発行為であり、断じて許せないと思う。2002年の日朝平壤宣言で確認した「ミサイル発射凍結」を踏みにじるものであり、北東アジアの平和と安定を願う人々の努力に冷水を浴びせる行為だ。
こうしているうちに、ニュース速報では、午後5時22分に7発目のミサイル発射(28分着弾)が伝えられた。6発のミサイル発射だけでも、異常な緊張関係を作り出す作用をもたらしたが、さらなる発射情報は何を意味しているのだろうか。6カ国協議は凍結されたままだが、周辺諸国のいずれも「ミサイル発射」を自制するように求めていた。今回のミサイル大量発射を理解したり、容認する国はないだろう。
ただちに軍事緊張を意図的に呼び寄せるような北朝鮮の挑発行為の中止を求め、無条件に6カ国協議を再開して、北東アジアの平和と安定を取り戻す努力を始めなければならない。国連安保理での議論を重ねて、挑発行為がこれ以上エスカレートすることを封じなければならないと考える。
冷静な分析と議論が必要だが、平和と安定を破壊し、戦争や軍事衝突を急激に引き寄せるような事態を作り出したこのミサイル発射に怒りを覚える。
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