湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

「原城跡」   長崎県

2014-03-09 | 城・城跡
原城跡に着き、ふと後ろを振り返ると
豊かな畑地と 遠くには「冠雪した雲仙の山々」が見える。


こんなのどかな景色の地に 確かに原城はあった。





いよいよ城跡の石垣を昇る



天草四郎時貞の像

四郎の墓碑がある場所

わずか16歳で無残に散った命

近くには、その無念さ痛ましさを慰めるように「水仙の花」が咲く



島原の乱で 
幕府軍から皆殺しにされたキリシタンや農民たちは推定2万5000人ともいわれる。
この地を掘れば、今でも、人骨がそこかしこから多数出るという。



この「櫓台石垣」側は崖で すぐ下は海。ここは自然の要塞だったようだ。
幕府軍は、この石垣側を 特に攻めあぐんだといわれている。

今は 青い海が静かに広がる。





原城を後にしたら、再び「島原半島ののどかな景色が広がり 遠くに雲仙普賢岳の姿も」
あの山々は、原城の惨劇を その昔 どんな想いで見ていたんだろうな・・

自然災害よりも恐ろしいのは、人間同志の戦さ かもしれない

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1 コメント

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こんばんは (wingtom)
2016-02-11 22:51:47
島原には2度か3度行ってますが
原城には出かけておりません。
天草を回っていると
原城のことは良く出てきますし、
模型もありました。
天草四郎の終焉の場ですから
次回、長崎を回るとき行ってきます。
写真
参考になりなりました。
建物は何も残ってなかったのですね。
ありがとうございます。
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