湯めぐり四方山話

湯めぐりは 人・風物との出会い

湯めぐりと「共同湯」

2019-08-09 | はじめまして

湯めぐり旅に出ると、それぞれの地域の「共同湯」に入るのが好きだ。

「共同湯」は、ほぼ全部、各温泉地に最初に出た源泉所に建っている。地域で一番歴史が古く、泉質は一番に上等で、一番新鮮なお湯が提供されている場所だ。浴槽はシンプルな形が多いが、こんこんと湧き出る源泉が、贅沢に浴室に掛け流しされている。

更に、旅館やホテルの温泉に入るよりも、その地域の共同湯に入ると色々な事に出会える。旅館やホテルでは、入浴中に殆ど人と話をしない。

共同湯に入ると、湯を出るとお互いにそれっきりの関係「一期一会」になるので「どこから来たのか?」に始まり、とても話がしやすい雰囲気になる。

こんな状況で、我が家は「共同湯」が好きだ。

しかし、最近は「共同湯」に入る機会が激減している。それは、運転手が高齢化して旅にでると運転疲れするので、温泉宿に泊まることが多くなったからだ。

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クマ出没注意の看板

2019-08-09 | 野生動物・鳥・犬・虫

 平和で長閑な田舎景色と全く合わない「熊に注意」の看板!

今回、母の初盆で帰省した実家周辺で、ショッキングな看板を見つけた!

「熊の出没に注意」の看板だ!


昨日の母の初盆・法要も無事に終わり「久々に実家周辺を早朝ウォーキングをしよう」と田舎に滞在し3日目の早朝。こっそりと出かける準備をしていたら・・妹に気づかれて・・

「早朝ウォークするなら『この熊除けの鈴』を付けて歩いてよ!」と言われて、手渡されたミニ・カウベル。

「え~!!早朝に歩くと、熊に出会う!!!」いつから実家周辺は、こんな物騒な事態に??

すっかり頭が混乱した・・

 1ケ月前に、妹は自宅周辺の至近距離で、生まれて初めて野生の熊を見たという!!7月の早朝に、家の前の畑で作業していたら、田んぼの向こうの堤防から家に通じる道を、ダッダッと勢いよく走ってくる黒い大きな犬がいる!!上下に大きく揺れ凄い躍動感ある走りっぷり!??犬!?嫌ちがう「あれは熊だ!!」と気がついたという。目の前の堤防から我が家に向かう道を、まっしぐらに我が家に向かって疾走してくる熊!!

正確には「実家の裏山を目指して」走っていたらしいが・・

活動しやすい涼しい早朝に、好奇心旺盛の若い熊が山から降りて土手の道に出ていたら、急カーブも多い道で、突然に現れた車とでも鉢合わせし?超!!焦って一目散に逃げてきたんだろうか!?

 そんな衝撃の近況事情を聞きながらも、それでも早朝ウォーキングをするのが田舎生まれの私?

それでも密かに不安で「クマよけ鈴」は体に付けて「カラン・コロン~♪」と賑やかに歩く。

小一時間の早朝ウォーキングも終わり帰り道、辺りはかなり明るくなった。

よかった。よかった。熊には出会わなかったよ!!

「これからも地域の皆をお守りください」と地蔵様にお願いして~いつものカーブの道を曲がったら・・

あれ~??」行きには全く気が付かなかった看板がある。

この看板が「クマに注意」の看板だった。これは裏表・両面に、この絵が必要だよ!??

強烈なクマの絵に改めてびっくりする。

温泉旅で行った秋田県・奥小安温泉郷や栃木県・奥塩原温泉郷「大出館」周辺で見たクマ出没の看板だ!!

この強烈な看板が、ついに私の郷里にも必要になった!!かなりのショックだ!!

看板の立つ道のすぐ下、川には水鳥が今日も静かに泳いでいる。

 道端には野辺の花が、可愛く咲いている。

平和な田舎風景のすぐそばに、野生の熊が普通に現れる時代になったのだ。

さあ~実家に戻ろう

家に戻り、妹に「クマよけ鈴」を返して・・

今や日本中、どこの山里にでも熊は普通に?出るのだ。(九州には熊はいないようだが・・)

最近、北海道では、ヒグマが町にまで出てくるニュースが流れている。全く人間を恐れる風はないという。

母の初盆・法要の後の昼食会で「妹夫婦の最近のクマ出没目撃情報や近隣でのイノシシ・鹿など野生動物の出没話が飛び交い、今や農家は、狩猟免状をとる必要がある!!」と話が盛り上がっていた。おじさんの一人は、10年ほど前に、狩猟免状・習得の一歩前まで行っていたが、最終段階で奥さんに強烈に反対されて結局、狩猟免状を取るのを辞めてしまった。今頃になって、あの時に取っておけば良かったと言っていた。そのおじさんは、妹の夫に「あんたは若いし、今後のために狩猟免状をとっておいた方がいい~!!」としきりに勧めていた。しかし、一端、狩猟免許を取ると引っ張りだこになり、落ち落ちと自分のペースで農家をやっておれないとも・・そんな時代になったのだと思う。

 

コメント (2)
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