雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

水辺

2010年05月28日 | 写真
ビオトープという言葉がある
ドイツで生まれた概念である

   

Biotopとドイツ語では表記するが
これは実は造語
語源はギリシア語で
bioとtoposを合わせて作られている

   

前者は「命」
後者は「場所」という語意

       

つまり生物が住みやすい環境ということになる

       

季節が夏へと向かう頃
水辺の風景は美しく輝く

       

近自然河川工法という工法がる
なるべく自然に近い外観で河川工事を行い
それでいて、水害に対処できるよう
岩や木々、そして堤を配する工法である

   

もちろん日本各地で見られるコンクリートで覆った河川工法と違い
費用は数割余分に必要となる
それでもヨーロッパではこの工法でないと許可が下りないそうだ

      

先に書いたビオトープ
それを町を巡る川でも
出来ないものか
それが近自然河川工法の原点

   

自然との共存
日本でも出来ないものかと

       

水辺で撮影をしていて
ふと思った

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (小彼岸桜)
2010-05-28 17:16:03
下の昇竜もチューリップも色々な
色があって色彩豊かな感じです。
当記事でヨーロッパの自然に対する
憧憬の深さが解りました。
こういう水草とか葦などは汚れを
浄化する作用が有るようですね。
Unknown (松風)
2010-05-28 22:24:55

こんばんわ
トップの写真
なにげない風景ですが
見飽きないですね^^
Unknown (Rio)
2010-05-29 01:27:59
水辺の風景、
せせらぎの音を耳にしながら、
ゆらゆらと揺れる水面を見ていると
随分と落ち着く気がします。

最後の写真のような緑と沈んだ青色の水面の
構成が、私の心にすごく響きました。
こういう何気ない写真、いいですね。
Unknown (j-garden)
2010-05-29 06:29:27
この工法、
ドイツでは盛んに行われているようですね。
日本では、
モドキは多いですが、
なかなか普及しません。
豊かな自然が近くにあるから、
そういう自然のものに気が付かない、
自然を生かそうとしない。
コンクリート至上主義が
浸透してしまっています。
見た目、自然度、
全然違うんですが…。
Unknown (RARA)
2010-05-30 14:34:27
こんちは!
やっぱり水辺は綺麗ですよね!
そして命が産まれる場所でも
あるんですね!!
ラムサール条約でしたっけ?
沼地を大事にしよう!ってやつ。
守るべきですね!!
Unknown (RKROOM)
2010-05-30 21:14:45
 ビオトープってそういう意味だったんですね。

 「命の場所」

 他の命を蔑ろにすれば、必然、人の命も脅かされる。
 結局、すべては自分に返って来るということを知っていれば、他の命を蔑ろになんかできないのですけれど。
小彼岸桜さんおはようございます (雪だるま)
2010-05-31 05:36:00
偶然に車を停めて
ふらりと歩いた時に
見付けた自然です
記事は少し批判めいてしまいましたが
まあ
それはともかく
この風景が何時までも残っていてくれたらと
思います
松風さんおはようございます (雪だるま)
2010-05-31 05:37:52
水のある風景
とても心が落ち着くんですよね

自然のなかに在る風景
コンクリートでない
自然のままの堤
其処に在る風景
雪だるまは大好きなんです
Rioさんおはようございます (雪だるま)
2010-05-31 05:40:15
都会の川には無い風景ですが
雪だるまの地元のセセラギでは
まだ、こういう風景を見ることが出来るんですよ

最後の写真
土手から望遠で見下ろして撮影したものです
遠くの風景を望遠で撮影すると
意外なものが撮れたりします
j-gardenさんおはようございます (雪だるま)
2010-05-31 05:43:29
近自然河川工法

日本ではなかなか普及しませんね
もちろん
ヨーロッパのようなゆっくりと流れる川と
日本の急峻な川では環境も違うのでしょうけど
もう少し
自然を残すことを考えたら、って言いたくもなります

ちょっと批判めいた記事になってしまいました

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