人は、ふるさとびと

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排卵誘発剤を使用しての出産について

2015-09-09 07:51:15 | スピリチュアル
 (問)水子オペとはちょうど逆になるんですが、
排卵促進剤というものも、脳死の問題と一緒に
論じられ、あまり良くないと、神様の御心を汚す
ものだと言われており、一方バイオテクノロジーで
遺伝子の組み替えも出来るという現状において、
子供が欲しいという人達は、手段があれば
どうしても使いたくなるものですが、このことに
ついてどうお考えでしょうか。


 (答)人間というものは、自分の願望をいつか
現実にかえたいというものがあって、そういう
想いがあって、だから、科学の発達、現代文明の
発達があり、今でこぼこのところもあるけれども、
こんなに便利になったでしょう。そういう中で、
生命について、たやすく排卵誘発剤を使って、
生命がポコポコと出て来るというようなことは、
人間が生命を管理するということになってくるから、
それに対してどうなんだという事だと思いますがね。

 科学というものは、人間世界で考えているような
ちゃちなものではないんですよ本当はね。生命に
対する科学というものは、もっと向こうの方では
進んでいて、排卵誘発剤なんて神界から見ていると、
何兆年前の一つの道具に過ぎないので、全部計算の
中に入っているんです。やたらそれをポコポコ
生んじゃって、無責任に、子供は可愛くないのに
生んでしまって、あとどうしようなんて無責任な
そんな人が増えても困るけれども、排卵誘発剤を
使うというような人は、よっぽどの人なんですね。
 本当に子供が欲しい。そういう気持ち、心
というものは、神様には通じているんですよ。

 私だって、まだ世の中に生きていた頃に、
如是我聞にかいてあるでしょ。この人まだ
赤ちゃんが生まれないと何回かお聞きして、それで
写真にお浄めをして、じゃあねと言ってしてあげた
というのは、まだあの時代にはそんなものが
なかったので、私はしてあげたけれど、要するに
そんなものなんですね。

 その人が、真実自分の欲望だけでなくって、
軽はずみな気持ちだけでなくって、本当に子供が
欲しいという気持ちがあれば、それが例え現象的に
排卵誘発剤であっても、それを使って、魂の親と
父親が相談して、この子が生まれるようにしよう
というような形で出てくる訳です。だから、
ああいうものはむやみに使ってはいけないけれど、
しかし、本当に今それを使って生まれて来ようと
している生命、あるいは、これから生まれて来る
未来の生命というものは、そういう意味では、
神様の管理下にあると考えた方がよい訳です。

 で逆に、産児制限をしている中国なんか一人っ子
しか駄目という、あれは悖(もと)るんです。
 どんな形であっても、人間が生活してゆくことで、
地球だって狭いしね、人間の生きてゆく都合という
ものがありますから、どんなに広い家を建てたいと
思っても、狭ければ広く出来ないということと
一緒で、人間がここまではいいよといって許された
枠というものをはみ出した時には、それは畏れを
知らないということになる訳ですね。その範囲で
産児制限を、原則的には私は産児制限は反対
なんですけれど、又、排卵誘発剤を使って産むと
いうことは、その枠を、人間の良心、宗教的に
言えば本心、そういうものに悖るかどうかという
ぎりぎりのところで判断して、そこでどうなんだ
という、そこで考えてゆかないと、徒らに人を
責めることになるし、自分を責めることになるし、
神様というものを疑うことになる。

 ただ神界では、生命科学の中ではそういう
ものも昔の昔の昔の道具になっています。
 ですから、今にそういうものを使わなくても、
人間が本当に祈り心で心素直に生活をしてゆけば、
自然に宿るようになるんです。それは何故か
というと、魂の親と地上の親の連絡というものは
本当は出来るんですから。本当は魂の親
というのは後ろにいつもいるんですからね。だから、
人間の性(さが)が本当に素直になってゆけば、
魂の親があと一年位したら自分に赤ちゃんを、
女の子を授けてくれるとか分かるように
なるんです。分かるようになる為にはやっぱり
遠く思うかも知れないけれど、祈ってゆかないと
どうしようもないんです。祈りというのは超能力
じゃないけれど、そういうものをもらうにしても
何にしても、祈りによって霊性開発して、自分を
素直にしてゆくところから全部始まるんです。
 科学も全部そこから始まるんです。そういう
ように考えて下さい。