こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

しっちゃかめっちゃか、竹取りじいさん

2023年04月29日 03時09分40秒 | 日記
きのうは竹と格闘の一日になった。
畑で使う竹杭などに使うのに必要なのだ。
サイズ130センチ、手に入るならたくさんの本数がいい。
といっても、自分で伐り、加工するしかない。
里山のふもとに竹林があった。
数年前に伐り出したところだが、
今回足を踏み入れて息をのんだ。
倒れて枯れてしまった竹が、
あちこちに無残な姿を披露している。
数少ない生き残りの竹も、
幹表面に白いカビのようなものに侵されつつある。
山のあちこちの竹やぶが、
瀕死の状態なのを最近よく見かける。
強くてしぶといイメージしかない竹の惨状に、
自然界の何かが崩れかけているのではないかと思い、
不安にかられるのである。
ちょっとこましな竹を見つけて切り倒した。
それを130センチに切っていく。
しばらく使っていないノコもナタもサビサビで切れが悪い。
道具がままならないと無駄な労力を使う羽目になる。
悪戦苦闘する中、
ふと目線の先に飛び込んできたのはタケノコ。
竹が壊滅に近い状態なのに、
負けて堪るかと言わんばかりに、
にょきッと頭を伸ばしている。
よくよく見ると、辺りに食い散らした跡が!
猪の仕業である。
「あれ?」なんと頭だけ齧られる途中の立派な筍が。
私が山に入ったので、慌てて逃げたのかな?
そうそう源ちゃんが一緒だった。
甲斐犬源ちゃんは猪狩りの猟犬がルーツなのだ。
タケノコを掘り、
寸法に切り揃えた竹といっしょに持ち帰った。
竹は畑に積んで置いた。
29日の「体験モルックひろば」イベントが終わってから、
ゆっくり加工することに決めた。

筍はゆでた後、たけのこご飯にした。
これがうまかった!
数日前に超値引品で売られていた筍の味など比べ物にならない。
あの値引き筍の半分は使い物にならなかったが、
それなりに料理して
堪能したものだった。
それに比べて、
掘りたての地の筍は、もう絶品というしかなかった。
死にかけた光景を見せる竹林、
蘇生することは出来るだろうか。(蘇生を望んでやまないつねじいさんである)

29日に「モルック」を控え、
シートの用意や、スコア表などを準備、
畑の小屋へ持ち込んで置いた。
とにかく楽しんでやろうと思っている。

「ふるさと川柳公募」の今回も3作品をどうぞ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする