こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

散髪

2023年04月07日 03時53分13秒 | 日記
ほぼ1か月振りの散髪に足を運んだ。
イオンモール加西北条店にあるカット専門店。
髭剃り、洗髪から整髪までやって貰えた、
理髪店に行かなくなったのは、
60代中過ぎ頃、年金受給者になったのがきっかけだった。
白くなる頭を、
染めるのを程々にし始めたのもその頃。
元来自分の身の回りは構わないズボラな男だったが、
頭だけは結構気を使ったもので、
散髪屋で注文をつけて、出来上がりに自惚れしていたものだ。
そんな若かりし頃は、
今や無意味なものと化してしまっている。
経済的にも安いのが一番だし、
1時間以上かかっていたのを15分で済ますクイックカット店。
若いときに常連だった理容店のマスターとの世間話が乗りに乗り、
時間は伸びる一方だったっけ。
そんな僕はもういない。
「短くしてください」
注文はそれだけ。あとは目を閉じて、俎板の鯉となる。
散髪をさぼっていると、
白髪が無造作に伸び、見られたものではない。
もう白髪鬼、
妻や家族に非難を受けた末に散髪という流れができてしまった。
「ああ、すっきりしたわ。ありがとう」
きのうも理容師さんに感謝のひと言で終わった。

散髪から帰ると、家の前のセンダイ(庭)に目が止まる。
庭木の散髪をしたのはいつだっけ?
桜は散り、ドーダンツツジが目立ち始めている。

夕食は「うどんすき」というより、「すきやきうどん」
半生の讃岐うどんをボイル、すき焼きに放り込む。
すき焼きの野菜や肉は、
冷凍保存の訳あり値引き品と自家栽培野菜。
それに麩とねぎを加えたものだ。
フライパンで炊き上げたご飯によく合う。
夫婦二人でかなり食べてしまった。
「みられる頭になったやん」
私の頭を妻はちらり、
皮肉交じりの言葉を、
いつものように聞き流しながら、箸を置くのだった(笑)

コメント
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