こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

孫ロスに陥った~!

2023年04月02日 02時42分45秒 | 日記
孫が帰り、気抜け状態に。
孫ロスといっていいかも。
パソコンを前にしても、頭が働かない。
こんな時は何もしない方がいい。
てなわけで、公募のボツ原稿を再利用である。

 いよいよ「紙芝居」復活の日。緊張して落ち着けない。紙芝居は10年以上やっているが、いつも緊張するが、今回は、もっと特別。

 コロナのせいで、3年以上紙芝居をできずにいた。目的がなくなると紙芝居の稽古も気が入らない。年齢を重ねるばかりの日々に焦りは募らせるばかりだった。

 紙芝居の依頼は、コロナがすこし落ち着いた頃。シルバークラブの催し「いきいきサロン」に参加の話。稽古不足と加齢で自信を削がれていたが、担当者の「是非やってほしい!」の申し出に根負けした。同年輩の担当者の熱意に触発されたしまったのだ。

 どうせやるならと、ふるさと加西市の伝承話を題材のオリジナルな紙芝居を作ることにした。大変だったが、何とか作り上げた。

 皮肉にも当日はコロナがぶり返し、目的だった二世代交流は流れた。観客は大人だけとなったが。ふるさと話は楽しんで貰えた。

 子供とのふれ合いは叶わなかったが、紙芝居への情熱は蘇った。そこで企画したのが、コロナ前に続けていた、地域交流センター広場での紙芝居。中断する前には、いつも10数人の子供たちとふれ合ったものだ。この紙芝居の実現こそ、正真正銘の復活になるはず。

「こ、こんにちは」

 緊張をほぐしてくれる声。懐かしい子供の顔に「ホッ」。笑顔で挨拶されるお母さんも。

コロナ前まで毎回見に来てくれていた親子だった。あの頃は幼稚園児、もう小学生か。目がきょろきょろと動くのは変わらない。

 子供5人と大人数人を前に紙芝居を始めた。あれほど緊張していたのが嘘みたい。紙芝居を楽しむ自分に気付いた。紙芝居をやる人間がまず楽しむ。だから子供も楽しんでくれる。それをモットーに10年以上やって来ている。

 あの子がど真ん中にいた。笑顔はなくても、ジーッと紙芝居を見つめている。やった!復活できたのを、この子が教えてくれていた。

(僕の笑顔、君にはどう見えているんだい?)


 
コメント
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