こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

じじになりきる

2020年04月30日 02時56分57秒 | つぶやき
疲れて
寝入ってしまっていたようだ。
目が覚めたのは
深夜1時前。
夕方まで孫二人の相手を
妻と一緒にやっていた。
1歳に3歳の女の子
実は母親は介護福祉士で
休日だが駆り出されていた。
こども園が休み、
子供の面倒を頼める人もいない。
ということで
田舎のじじばばに
お呼びがかかったのだ。
顔を合わせるのは
何週間ぶり
なついてくれるまで
ちょっとかかる。
安心できるじじばばと気付けば
後は体力気力勝負となる。
姉ちゃんは虫嫌い、
下の子は
草花に目を輝かせている。
どうやら自然派だ。
性格が違う二人を
世話するのは
いやはや大変だ。
まして二人はB型女性。
かくいう私はB型男性でお年寄り。
おして知るべしである。

家に送り届けると
どーっと疲れに襲われた。
そしてひと眠りというわけである。

我が家族、
妻と娘らは、
感染最前線で働いている。
無事にこの洗浄を生き抜いてほしいと
願うしかない。
後陣の私にできることは
何でもやるからな。
父親は、おじいちゃんは
まだまだ大丈夫だからと
自分に言い聞かせていた。(ふぅ~)

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無言の鼓舞

2020年04月29日 01時03分03秒 | つぶやき
もう1か月近く
父の顔を見ていない。
コロナ感染拡大で
病院が面会できなくなってしまったからだ。
直前に面会したとき、
父の目はまだ死んでいなかった。

96になる
脳梗塞になって
ベッド生活に入った。
先だった母が
臨終を迎えた同じ病院である。
コロナで亡くなる人が多い中、
父は生き続けている。(皮肉な話だが仕方がない)
鳥取の貧しい家に生まれ、
幼いころから丁稚奉公に。
しかも体が小さくて、
「チビチビ」といじめられたと聞いた。
そんな逆境に負けることなく
父は生真面目に生きた。
技術を身に着け、
知識も独学で得たようだ。
習えなかった習字も
後に周囲から代筆を頼まれていた。
そんな頑張り屋の父の背中を見ながらも
不肖の息子で終わってしまった。

いま父を想いながら、
コロナに翻弄される家族のためにも、
父のガッツを貰わなければと
切実に思う。(うん)
数年前に父を絵手紙にしあげたものを
ピックアップした。
こんな父をもって幸せな息子である。

コロナ自粛で何もできない日々に
じれったさだけが募るので、
何かをやろう!と考えた。
コロナ前まで
やっていた紙芝居を
ユーチューブにアップしよう!
勿論オリジナル作品で
ふるさと加西の伝承や民話をテーマに
かきあげるつもりでいる。
5月ゴールデンウィーク明けをめどに
準備を始めた。
実現できるか否か
自信はないが、
目標に向かってまっしぐら
歳をとるのを忘れる効果は大である。
とにかく
やるっきゃない。
ユーチューブは登録済みで
娘のバイオリン演奏動画を
10本近くアップしている。
今度はつねジイサンの出番だ。(エヘヘヘヘ)

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ヒキョーったれはいま

2020年04月28日 09時27分57秒 | つぶやき
小さい頃、
親からヒキョーったれと
しょっちゅう呼ばれた。
酷い人見知りで
ひと前に出ると、
カァーっと顔が赤らみ
目も合わせられなくなり、
顔を伏せて
何時間でも黙りこくる
実に根暗なタイプだった。
そんな態度が「ヒキョーったれ」なのだ。
誰が見ても
友達を作れずに
孤独な人生を送るはずだった。
そんな私に数少なくても
友達ができたのだ。
自分でも不思議に思うが、
人間生きるのに
一人っきりは
なかなか難しいようだ。

一度故郷を後にして
加古川姫路で暮らしていたのが、
40過ぎてふるさとにUターンした。
根暗な性格が災いして、
自分の生まれ育った故郷でありながら、
隣人たちとなかなか馴染めずにいた。
ノイローゼになろうかという時に、
転機はいきなりやってきた。
村の秋祭りである。
当時周旋役員だった人が
同じUターン組だった。
「遠慮したら故郷が逆に迷惑しよるで。
思い切ってやりたいようにふるもうたらええんや。
あんたのふるさとやんけ。
どない無茶振りしたかて、
ふるさとは優しゅう包み込んでくれおるわい。
祭りで屋台をみんなで担いだら、
もう加西の畑人や1
わしもUターンした秋に、
屋台を担ぎに出たら、
男衆(おとこし)の仲間になってもたわ。
今度はあんたを引っ張り込んだるで」
有無を言わさず、
彼に引っ張り出されて
屋台を担いだ。
宮入し、神前での奉納に屋台を差し上げた。
3トン近い屋台はそう簡単に差し上げられない、
担ぎ手の息があった瞬間に
重い屋台は堂々と空に待った!
控えの場へ屋台を落ち着かせたとき、
誰彼ともなく拍手が始まり
怒涛の如く渦巻いた。
村の仲間へ復活した瞬間だった。

あれから30年、
いまコロナの試練を受けている。
くじけそうになるたびに、
僅かな友人知人の顔を思い出す。
彼も頑張っているんだ
負けてられないぞ!
と奮起する私だった。(うん)
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嬉しい娘の成長

2020年04月27日 01時23分51秒 | つぶやき
日曜日は
毎年恒例の行事、
村の共同作業だった。
午前は草刈り
午後は水路の溝浚えと
かなり強行軍である。
膝の痛みを我慢しながらの参加。
とはいえ
勾配のある法面は、
膝がこらえる自信がないので、
他のメンバーに任せて、
平地をなぞるようにして
刈り払い機を操作。
不思議なもので
仲間と並んで作業していると、
膝の痛みも忘れて夢中になってしまう。

草刈りは無難に終えられたが、
午後の溝浚いはきつかった。
イノシシが堀起こした畔の土で
埋まった場所が何か所かあるし、
堆積した土に根を張り、びくともしない雑草。
畔に尻を落として、
痛い方の足を延ばしたまま、
クワを使っての作業となった。

落ち着いたところで
周囲を見回すと、
同年輩か
年上の高齢者の姿が目立つ。
真っ白かまだらな髪の持ち主が
一心不乱に作業をしている姿に、
感動すら覚えてしまう。
外へ出て帰らない若い層を補い
村の維持に努める心中は
私も同じ。
ただ高齢者になれば、
足腰も力も劣化はどうしようもない。
より一層
互助精神で助け合うしかないのだ。

時間にゆとりをもって作業終了。
爺さんたちの底力は
まだまだ健在なのである。

家に帰ると、
娘がティラミスを作っていた。
昨日から料理作りを指導してくくれと
嬉しいことを言ってくれた娘だが、
早速実践というわけだ。
これまで料理など見向きもしなかった娘も、
社会人の一年を走り抜けた勢いで
そうとう自信をつけたようだ。
「おとうさん、jカンペキでしょ」
呼びかける娘の顔は輝いている。
そしてティラミスもいい出来だった。

娘の前向きな姿を喜びながらも、
(コロナの脅威に娘よ負けるな)と
心に念じていた。


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客来たりて

2020年04月26日 00時51分22秒 | つぶやき
畑仕事を終えて、
一休みしていると、
珍客が。
コロナ自粛が始まってから
滅多にで逢えなくなっていた
イオンモールフレンド。
つまりは爺さん仲間。
住んでいる加西市は田舎町だが、
その中でも
彼は町の中、
こちらは超田舎に住んでいる。
自粛前までは、
毎日ぐらい
片道50分余りかけて
イオンモールへ
買い物がてら通っていた。
そこにたむろしていた高齢者のひとりと
妙にウマが合ったのが彼。
紙芝居などの手伝いも
進んでやってくれた友達である。
珈琲を淹れて
家の前のベンチで歓待(?)
話は結構弾むが、
やはり時期が時期だけに
知らぬうちに
二人の間は感染予防のための
距離がちゃんと取れていた。
それに気づいた二人、
思わず笑いあった。
76歳、独身でアパートに一人暮らし、
彼の散歩道でもあった
図書館や市民交流広場などは
完全自粛中。
行くところがなくなって
田舎まで
自転車を駆ってきてくれたのである。
距離は保っても
私のおもてなしに齟齬はない。

気晴らしができたのだろう。
我が家産直のやえんどうをお土産に
ウキウキと帰っていく
自転車の彼を見送りながら、
彼が元気なうちに
コロナの終息をと
願わずにはいられなかった。


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草を刈る景色

2020年04月25日 01時38分51秒 | つぶやき
何もやる気がおこらない。
ニュースはコロナ、コロナで
ますます滅入ってしまう。
自分の年齢に対する不安。
家族一人一人への思い
いい考えは全く浮かばない。
頭を空白に
ぼーっと過ごすしかないのがきつい。

昼過ぎにやっと行動を起こした。
家の裏手にある
畑と庭が混在するスペースの
草刈りだった。
仮払い気を肩にしたが
草刈りはたやすくいかない。
この敷地に住んで40年近くなる。
雑草の中には
いろんなこぼれ種が
顔を覗かせている。
それをひとまとめにして
刈り払うのは
心情的にできない。
誰も信じないが
根っから優しい人間なのだ。(苦笑)

久しぶりの農作業は心地よかった。
どうにもできないことに
クヨクヨしていた自分が恥ずかしい。
今を生きているんだ。
ポジテブに
人生を満喫してやるぞ!
(この決意いつまで続くか
分からないけど、
今は本気モードなのは
確かだ。うん!)







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同病相憐れむ

2020年04月24日 00時34分14秒 | つぶやき
知人からの電話。
いつもならメールのやり取りで
済ませる相手だが、
ここしばらくコロナ自粛で
家からほとんど外出しない
暮らしを送る彼は
話し相手を渇望しているらしい。
「閉じこもり生活は認知症に要注意や。
認知症予防には
とにかく電話をかけまくり
話をするのが効果あるんやぞ」
72の彼の言葉に
切羽詰まったものを感じてしまう。
何度もかけ直される携帯に
無視することなく相手する私。
それにしても
コロナ
なんとかならないものだろうか!

まだ歯の痛みが続いている。
いつもの院長先生の治療を受けられていれば……!
なんて、
院長夫人先生を認めない自分がいる。
痛みが続けば、
これも仕方がない反応なのだ。(自ら納得)
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歯の痛みは

2020年04月23日 00時43分46秒 | つぶやき
送迎車で歯医者へ。
額の熱を測られ診療を受けた。
先週末に痛み出した歯ぐきから
膿が出ているとかで
歯ぐきへ薬を注入
信頼を置く
院長先生の姿はなく
他の医者の治療だったが
帰宅した後も
同じ痛みが。(ああ~神様、院長先生様~~!))
次の診療日はゴールデンウィーク明け。
さて辛抱できるかな。
それよりも
コロナ自粛が及んで
休診なんてことも。
考えるだけで
暗鬱たる思いに支配される。
もう神頼みあるのみか……?
この春中止になった
節句祭りの
神事龍王の舞いを思い浮かべた。
例年見物して
荘厳な気分を貰っている。
その龍王にすがる思いが……!

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いたみ、あせり、そして?

2020年04月22日 01時11分04秒 | つぶやき
歯が
またぞろ痛み出した。
先週末に痛み、
そしてやわらぎ、
週明けの月曜日も無痛。
痛みは気のせいだったと思ったが、
とたんに痛み出した。
コロナも腹立つが、
歯の痛みも
無茶苦茶気分が悪い。
明日は一番に
歯医者へ行くことにする。

庭で大きなカブに育った
花木を(名前は……う、う~ん?)
さておいて株分けして
二か所に移植した。
草刈りもと思ったが、
歯が
また思い出したように痛み出した。
急遽作業は中止。

居間でぼーッとしていると、
いきなり焦燥感が募り出した。
コロナの終息は
先の見通しなどつけられないほど、
感染拡大の一途、
二年前にスタートさせた
紙芝居パフォーマンスは
余生を充実させるための手段として思い立った。
子供たちと楽しみを共有する
おじいさんになろう!
一種夢の実現だった。
そして3歩ぐらいまで順調に進み、
さあもう一段跳ぼうとしたときに、
コロナだ!
このもまでは、
収束と
老いの限界と
いい勝負になってしまう。(ああ~)
もう何もできずに
人生は終着駅を迎えるはめに……!
 
くそ、
奇跡が起きて
人間の英知がコロナを退治しろ~!
愚かで無力な
いち老人の
内に響く叫びである。

ふと加西のひなびた街並みの
記憶が蘇った。(関係ないよな。ため息)


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生きているんだ?

2020年04月21日 00時51分43秒 | つぶやき
ふと目が留まった
テーブルの上に
さりげなく置かれてある
二輪挿し。
庭に咲きかけていたチューリップを
妻が無造作(?)に
花瓶に突っ込んだものだ。(怒られるな、これは)
数日前まで
しっかりと閉じられていた花弁が
開き始めている。
眺めていると
頬笑んだ。
連日コロナの暗いニュースで
気持ちも暗く荒んでいたのが
ホッと緩む。
負けるな(コロナに)
チューリップ
ここにあり!

鼓舞されて
少しは元気を手に入れた。(うん)
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