古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

3年8ヶ月間の我が家の生ゴミです。

2012年02月23日 03時47分04秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                
 写真は我が家の生ゴミのコンポストです。2008年5月、休耕田を借りたときに村の製材所(だった)の地主さんに廃材をもらい、自作しました。縦2メートル・横1メートル・高さ90センチで、畳より広いコンポストです。底はなく、内側に銀色のシートを貼っています。
 新聞紙に生ゴミをくるんで中央部に投入していますが、上まで一杯になったので、三つに分かれたふたを全部はぐって、生ゴミを左右に掻き寄せました。これで3年8ヶ月分の生ゴミですからもう一年分くらいは入りそうです。
 田舎に引っ越したとき、300リットルの大きなコンポストを買って庭に置きました。ところが畑で採れた野菜を洗い、葉や根を処理して新聞紙にくるんで捨てるのですぐに一杯になってしまいました。そこで裏山に穴を掘って埋めることにしました。竹薮ですから縦横に這う根にぶつかりますが、それをツルハシで切り、深さ1メートル以上の大きな穴を掘りました。ところがこの穴の生ゴミを、夜中に猫がやってきて引っ掻きまわし、散らかすのです。仕方なく捨てたゴミに土をかぶせると穴はすぐにいっぱいになってしまいます。
 引っ越して二年目、畑を借りたときにまず考えたのは「どんな生ゴミコンポストをつくるか」でした。20人ほどの市民でやっていた大豆畑トラストでは、ベニヤ板一枚大のコンポストをつくって、これに生ゴミを投入していました。それを参考に、うち一軒だから大きなコンポストをつくれば数年間は困らないだろうと、写真のようなコンポストをつくったという次第です。
 生ゴミ投入時にヌカをふりかけたときもあります。それがうまく醗酵して60度の高温になったときは夏でもハエや虫がいませんでした。でもいつとはなしにハエなどがわいてきます。いまは畑のゴミを燃やした草木灰をふりかけています。EMなどをふりかけて生ゴミを醗酵させ、肥料として活用すればいいのですが……。また考えます。
コメント
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