古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

イルミネーションを見に、また行きます。

2019年10月31日 18時10分59秒 | 古希からの田舎暮らし
 ホテル・フルーツフラワーのイルミネーションは11月1日から2月までやるそうです。30日に泊まったけど、あと2日遅く来ればよかったんだ。
 ここの赤湯は、道子さんの肩痛にもぼくの膝のリハビリにもいい。「近いうちにまた来ようよ」と道子さん。12月はじめにまた来るとしましょう。照明はもう大部分完成していて、全体に試験点灯しており、それなりにきれいでした。

 ホテル正面のイルミネーションです。ぼくらの部屋は4階でした。一番上の枠の並びに部屋があり、中庭のイルミネーションを上から堪能できました。
『赤湯』の温泉にはゆっくり入りました。夕食にスパークリング・ワインの券がついていたのでグラスにもらいました。これを飲んだのが失敗。美味しかったけど、グラス一杯でアルコールがまわってしまい、夕食後の温泉はパスして、寝てしまいました。
 
 夜中に起きて本を読みました。朝日選書の『ルポ「断絶」の日韓』 ー なぜここまで分かり合えないのか ー 牧野愛博 (朝日新聞前ソウル支局長)という本です。グングン読めて、286ページの本をひと晩で読んでしまいました。
 実は「ぼくの頭はふやけて、まともに本が読めないかも」と近頃思っていました。というのは図書館で小説をいろいろ借りるけど、最後まで読むことができない。筋が頭に入らない。登場人物が頭の中で立ち上がらない。と意識していたからです。
 で、小説をやめて、評論や歴史の本を借りることにしました。手はじめに読んだ本です。しっかり頭に入りました。いまは/評論/歴史/の本を読むことにします。
 日韓についてはまた書きます。
 
 家に帰ってから午後は畑仕事をしました。イチゴ・ネットハウスの苗を全部抜いて、畝に「割り肥え」を入れる準備をしました。酵素飲料のカスも水でうすめてここに入れます。ハウスの入口が狭くて耕運機を使えませんが、三角ホーで畝を割りました。

 この2畝に2列で120株の苗を植えます。イチゴづくりはほんとに一年がかりです。




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赤湯に入って「骨休め」します。

2019年10月30日 04時10分35秒 | 古希からの田舎暮らし
 膝の手術では大変な思いをしましたが、ふつうに行動できるようになりました。スマホ騒ぎもあったし、ここらで「ひと休み」したい気分です。
 ホテル・フルーツフラワーで一泊して、温泉につかることにしました。ここは朝食も夕食もバイキングです。自由気ままに食べられるのがよい。ありあまるほどの料理にため息をつくのはゴメンです。
 去年の暮れ/一月/に泊まって、赤湯に入りました。それがよかったので、また一泊します。3時にチェックインして温泉へ。夕食後寝るまでにまた温泉へ。朝また温泉へ。ホテルまわりの広い公園を歩くのもよし。お猿の劇場を見るのもよし。たくさんの鉢植えや花を見るのもよし。
 これから大豆の収穫、イチゴの植込み、草の片付け、などいろんな畑仕事/山仕事/片付けや断捨離/があります。その仕事に挑む英気を養います。

 テニスの大坂なおみが肩痛で欠場することになりました。2大会連続優勝したので、WTAファイナルでも優勝するのを期待していましたが残念です。(優勝すると5億超の賞金)
 男子は錦織圭が肩痛で休んでるし、今年はおしまいです。女子テニスのライブを見ていたDAZNは、やめることにします。
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「大手を振って」歩きました。

2019年10月30日 00時32分58秒 | 古希からの田舎暮らし
 万歩計で、過去10日間の「歩数」を記してみます。
29日(火)7228歩◎  28日(月)9317歩◎  27日(日)4016歩
26日(土)4268歩   25日(金)3966歩   24日(木)4096歩
23日(水)4818歩   22日(火)6097歩◎  21日(月)7301歩◎
20日(日)8343歩◎
 この10日間でトレーニング・ロードを歩いたのは5日間で、〈◎〉をつけています。「トレーニングしよう」という意志でロードを歩いた日は5000歩を越えています。しかし、家のまわりの雑事をしたり、少々動き回っただけでは5000歩を越えていません。
 実は28日に2400メートルを歩いて、思いました。
 5日間トレーニング・ロードを歩かなかった。動くには動いたが、老人会の行事の日だったり、クラリネットを午前中3時間じっと座って聴いていたり、山崎文化会館まで車で行って影絵を見ていたり、雨で家にこもっていたり。
 28日に歩きながら「やっぱり歩かないと筋肉が頼りない」と感じました。
 29日は前日歩いたからか、しっかり歩けた気がします。いままで念のため杖を持って歩いていました。左手に杖を持ち、右足を出すときに杖を突く。軽く突くだけですが「そのほうが歩きやすい」と思っていました。
 きのうは「どうも杖があると、歩くリズムが合わない」と思い、途中から「杖無し」で歩いてみました。自然と手を振ります。それを意識して、高く振って歩きました。「こんな風に、大手を振って歩いたのはいつのことだろう。長いこと手を振って歩くなんてなかった」と思いながら。
  
 反省したこと。80歳超の人は、「毎日自分の筋肉をつかう」必要がある。これから冬に向かうし、雨の降る日もあるし、風の強い日もある。電動ウォーカーも活用して、頑張らない程度に歩くトレーニングをつづけたい。
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来年また、イチゴをつくる準備をしています。

2019年10月29日 03時31分55秒 | 古希からの田舎暮らし
 誘蛾灯を畑にすえた9月末は、めざましく蛾がとれました。しかし朝夕冷え込むようになり、蛾がとれなくなりました。というか、蛾はいなくなりました。
 で、今年は「誘蛾灯はおしまい」にします。きのう二つの誘蛾灯をはずして、道路を這わせている電気のコードも片付けました。道路の向うに設置できることがわかりました。
 惜しむらくは、誘蛾灯を6月から設置したらよかった。ひと晩で、とまるところがなくなるほど蛾がとれるそうです。来年は大活躍してもらいます。

 今年は予想以上の「イチゴ天国」でした。子たち孫たちは大喜びでした。イチゴのにおいに魅かれてやってきたアライグマには、一粒もやりませんでした。必死にイチゴ・ネットハウスをつくったおじいさんは、いまも「アライグマに勝ったぞ!」と痛快に思っています。
 さてイチゴは一年がかりでつくる、手の掛かる作物です。今年は4株のイチゴを残して、伸びたランナーからイチゴの苗をとりました。道子さんは「120株の苗のうち、半分は今年の株からとり、半分は買った苗にしよう」といいます。
 去年は「下の畑はおしまいだし、イチゴもおしまい。苗はとらない」と〈苗ゼロ〉でした。でも思いがけなく前の畑をつくることになり、頑丈なイチゴ・ネットハウスをつくって、120株の苗を買いました。12000円。「宝交早生」という苗は100円で一番安い。でもイチゴは一番おいしい。ただ実がやわらかく、輸送がむずかしいので、商売にはなりません。
 道子さんは「今年よくとれたから、来年も半分は苗を買って、つくってみよう」と、先日60本買いました。きのうネットハウスに残した株から60本の苗をとりました。
 ネットハウスの苗はまだとれます。もしご希望でしたら差し上げます。10月中に連絡してください。
 我が家がイチゴを作りはじめたのは「淡路の知人」に苗を送ってもらったからです。20年も前のことになります。あれからずいぶんイチゴをたのしみました。来年もイチゴ天国到来の予感。
 イチゴをつくってくれる自然の恵みに感謝して、道子さんは頑張ります。
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いろいろあってバタバタしました。

2019年10月27日 21時24分41秒 | 古希からの田舎暮らし
 24日は、老人クラブ行事の前日でした。「当日・25日の仕事が少なくなるように奉仕作業をしよう」と朝から公民館まわりの草刈りに出掛けました。道子さんも花壇の草を抜こうといっしょに軽トラで行きました。老人会長も公民館裏の草刈りに来て、三人で頑張りました。
 24日はそれから雨になり、午後は外仕事はしないでテレビを見ていました。
 夕方になってから、道子さんがちょっと深刻そうにいいます。
「公民館の仕事をしてて、スマホを落としたみたい。いまから公民館のまわりに行って、あなたのスマホで電話かけてみて」
 軽トラに乗って、雨の中を傘さして、道子さんは茂みを懐中電灯で照らし、ぼくはスマホを何度も掛け直して呼び出し、探しました。音はしないし、スマホもありません。
「23日、山崎文化会館で『花さき山』の影絵見てからマナーはずしたか」
「マナーのままかも。はずした記憶ないし。あれから電話も掛かってないし」
 それならいくら掛けても無音のままです。
「明日、もう一度明るくなってから探そう」
 24日はかくしてそのまま寝ました。明けて25日は老人クラブの「作業と昼食交流会」です。でも朝から雨で草刈り作業はできません。昼食交流会だけになりました。
 道子さんとぼくは早めに公民館に行って、また前日動いたところを、スマホを探して歩きました。なかなか見つかりません。仕方がない。あきらめてスマホの店で新しくもらおう。
 そう思いつつ25日は暮れました。
 明けて26日、道子さんが「どう考えても公民館のまわりで落したと思う。あなたはクラリネットのコンクールを聴きに行って。わたし、もう一度公民館まわりを徹底的に探してみる」。
 ぼくは午前中クラリネットを聴きました。道子さんは2時間掛けて公民館の中庭もきれいにしながらスマホを探しました。ありません。 
「これだけ探してないのだから、もうあきらめる。昼からスマホの店に行って新しいのを買います」
 夜となく昼となく「スマホ! スマホ!」とあれこれ考え、徹底的に探したのであきらめがついたようです。
 26日は、スマホの店に行って、事情を話し、新しくもらうことにしました。その手続きの電話は、名義人であるぼくが東京かどこか本部の人と話することになり、次々と指示や提案が出されます。
「位置情報がわかるからどのあたりにあるか調べてみます」  そんなことができるのか。
「マナーモードにしているそうですけど、こちらから操作して1分間〈鳴動〉で音を出させることがでいきますよ」   そんなことができるのか。
「スマホが通信可能な状態かどうかメールを送って確かめましょうか」   ……
 お店の人に言われました。「スマホを新しくするんだったら、まず警察に行って紛失届を出して、受理番号をもらってください」。
 新しい三木警察に行ったら、窓口の人が「スマホを失った届? これに書いて」とサッと用紙を出してくれました。「多いですなあ。スマホを失う人が」 …… そうか。みんな持ってるし、スルッと落ちやすいし。
 暗くなるころに家に帰って、窓を開けて、部屋の戸を開けて、前の庭から鳴っても聞こえるように構えて、言われた電話番号に電話を掛けました。〈鳴動〉をしてくれました。「いま鳴動をしていますよ。何もきこえませんか」 「はい」。
「位置情報はこのあたりのようですけど、どうしても見当たらないなら、このスマホはカットしましょうか。そして新しいスマホを送ります。26日夕方に送ると27日には着きますからお店でセットしてもらってください」  「はい、いまのスマホはカットしてください。お願いします」
 というところで、ぼくは、いつものように寝ました。12時頃起きたら、道子さんが「スマホがあった」といいます。「母・妙子さんの部屋の便所にあった」。(母の死後はだれも使わない便所です)。
 道子さんは「もう覚悟はできてたし、必死に探したし、今頃出てきてもうれしくないわ」といいます。3日間探したのに、いまごろポッと出てきても。わかるわかる。
 27日、午後スマホの店に行って、送ってきた電話はお返しして、いまのスマホをまたつないでもらうようにお願いしました。
 以上『大山鳴動スマホ一匹』というお話でした。
 
 
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クラリネットをたっぷり聴きました。

2019年10月26日 23時16分58秒 | 古希からの田舎暮らし
 26日(土)は、コスミック・ホールで《日本木管コンクール・クラリネット部門》の2次予選がありました。木管コンクールは/クラリネット部門/フルート部門/が一年交代であります。
 クラリネット部門の2次予選は「モーツアルトのクラリネット協奏曲(K622)全曲を暗譜で演奏する」です。全曲の演奏には約30分かかります。
 今年のコンクール出場者は120名です。2次予選に残った人は15名。その人たちが朝から夕方までピアノ伴奏で演奏するのです。コンクールですから、演奏は真剣です。若い人が練習を積んで、全力で挑む。
 コスミック・ホールは響きのいいホールです。演奏する人も聴く人も、実に気持ちがいい。開館した頃には、チェロのミッシャ・マイスキーが演奏しています。「こんな田舎の小さなホールでマイスキーが演奏したのか」とびっくりします。
 さて、その気持ちのいいホールで、こころゆくまで「モーツアルトのクラリネット協奏曲を聴く」。
 朝から一人で出掛けて午前中6人の演奏を聴きました。午後は用事があって、聴けませんでした。その用事のことは別の日に書きます。

 同じ曲を、なぜ何度も聴くのか。
 特に第二楽章を聴くのは「気持ちがいい」。
 行ったことはありませんが『天国』というところでは、おそらくこの曲か、モーツアルトのもう一つの曲(K581/クラリネット5重奏曲の第二楽章)がしずかに流れているでしょう。
 世界中の多くの人がそんなふうに思う。
 こころの固い殻がはずれて「たましい」がホッとひと息つく。そんな気持ちになる曲です。
 今年の2次予選は終わりました。来年はフルート部門。次に「聴く」のは再来年の秋です。
 精魂込めて演奏する楽器の生の音を、このホールで聴く。そのときをたのしみに、生きることにします。
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昼食交流会で「オシャベリ」が盛り上がりました。

2019年10月25日 19時31分25秒 | 古希からの田舎暮らし
 今日は、公民館まわりの草刈りをしてから、昼食の予定でした。でも雨がひどい。草刈りは、前前老人会長/前老人会長/現老人会長/会計係もちょっと/などが事前にボランティアで刈っていました。残りの草はわずかです。後でボランティアを追加すればなんとかなる。
 だから「昼食交流会」だけになりました。「稲刈りの御苦労さん会」という意味もあって、アルコールをちょっと添えて。オシャベリは盛り上がり、たのしい会になりました。参加者は14名とまずまずの人数です。

 写真は昼食前のみなさんの「日常報告」です。それぞれに元気な様子をしゃべってもらいました。
 次は、お正月の新年交流昼食会です。この村で「20人参加の交流会をしたい」と思っています。いままでに18人参加に達したことは一度ありますが、いまはこれで精いっぱい。亡くなられた方もあり、なかなかです。
 1月の会は《新年交流会 ⇒ とんど》の流れでいこうと思っています。村の八幡神社(厄神さん)の直会との兼ね合いもあって、日はまだ決められません。

 稲刈りが終り、田んぼの黄金色が消えました。冬景色になろうとしています。そんなときに鮮やかな黄色で枯野を彩ってくれるのがセイタカアワダチソウです。

「アレルギーになる」と濡れ衣を着せられたこともありますが、いま一番黄色が冴えるときです。これは公民館裏の草ですが、蛇が池/福地池/の土手も鮮やかに咲いています。偏見なく見ていると、この花が一生懸命、無心に咲いているのが伝わります。
 
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公民館中庭の草刈りをしました。

2019年10月24日 20時31分55秒 | 古希からの田舎暮らし
 明日は老人会の/草刈り作業/昼食交流会/です。草刈りのほうは、おそらく雨でできそうにありませんが、昼食交流会はやります。
 今日は事前の作業として、ナイロンコードで中庭の草刈りをしました。中庭は鋸歯の草刈り機では刈りにくいです。ナイロンコードなら地面にへばりつくように生えている草でも刈ってしまいます。
 老人会長も事前作業にやってきて、裏のゲートボール場(むかしは。いまはただの空き地)の草を刈りました。ここは先日から数回、前前老人会長さんが草刈りをしたところです。前会長も草刈りをしていました。こうしてみると老人会長をした人か、いまの役員(ぼくは会計係)が事前の草刈りをしていました。役員をした人は、こうした催し物があると気をつかって事前に仕事をします。
 でも一般の人は、当日参加するだけです。その参加も少ない。催し物に知らん顔です。そんなんでええんかなあ。任意の団体ではありますけど。
 口吉川町のある村は、老人会の役員にだれもなりたくないので、「休眠する」ことになりました。口吉川の役員会にも出ず、助成金ももらわず、村の老人会活動はゼロにして休眠です。うちの村も「それもありだな」と思うようになりました。
 老人会の行事は、チラシで全会員にお知らせしますが、協力はなかなかです。ぼくは会計係でかれこれ10年になります。長過ぎる。80歳代になって「老人会もそろそろ卒業だな」と思う年頃です。
 あるとき急に、気が抜けて、イヤになることがあります。いきなりそうなっても困るので、こんなことを書いて「ガス抜き」をしています。
 
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人生の「店じまい」について思ったこと

2019年10月24日 02時34分34秒 | 古希からの田舎暮らし
 親しかった/頼りにしていた/尊敬していた/友だちや縁者や身内の者が、つぎつぎとこの世を去るような年齢にさしかかると、「自分もそろそろ人生の店じまいをしよう」と考えます。
 その「店じまい」は「最後にもう一度……行ってみたい/見ておきたい/会っておきたい/体験しておきたい/食べておきたい …… 」という思考パターンにはまりやすい。
 でも実際やってみると「砂を噛むような虚しさ」を味わうことがよくあります。あるいは自分の人生を振り返って「感慨深いようなポーズ」を自分で演じる。
 ただ言えることは、「その時も、いまも、精いっぱい生きている」。人間という生き物は、いつも精いっぱい生きる。そう思います。

 きのうは、つのぶえの公演を見に、山崎まで出掛けました。どれくらい時間がかかるか心配して、8時までに家を出ました。ところが10時開演というのに、9時前に文化会館に着いてしまい、近くの喫茶店で時間を潰すことになりました。公演のあと白石晴二さんの息子さんにお会いできました。

 家に帰ったら「午後は公民館まわりの草刈りをしよう」と思っていましたが、昼寝しておしまい。
 高齢者は仕事を欲張らないほうがいい。仕事(というか要するに「すること」)は「一日一つ」と考えたほうがいい。「これをして、それからあれをして、次に ……」という思考を卒業したほうがいい。
 と、あらためて思いました。
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長い人生で出会った人① 白石 晴二さん

2019年10月23日 04時33分47秒 | 古希からの田舎暮らし
 82歳になりました。「長い人生」と言ってもいいでしょう。いろんな人に出会いました。

 シルエット劇場『つのぶえ』の白石晴二さんと出会ったのは、昭和49年(1974年)の2月でした。彼のことは2013年5月31日のこのブログに書きました。もう一度書きます。
 今日10月23日、彼の生涯を掛けたシルエット劇場「角笛」の公演を見に、中国縦貫道を走って、山崎文化会館に行きます。

 白石さんと出会ったのは、角笛の西宮公演のときでした。1974年当時(ぼくは37歳)、親子劇場の主催者ということだったので、公演の間に「つのぶえ」をやっていく苦労をきかせてもらいました。
 1975年には『花さき山』を、西宮市民会館で、3日間6回公演しました。前年のつのぶえの公演『ごんぎつね』/『さようならチンチン電車』が好評だったので、この公演は6000人もの子どもたち(親が連れて)に見てもらいました。大人が見ても「こころが洗われる美しい」画面でした。
 子どものこころに「生涯消えない美しい画面を見せる/生涯消えない至福の時間を体験させる」仕事に生涯をささげている白石さんの、素朴で、誠実な、人柄がつよく心に残りました。
 
 その人の味を、他の人に伝えようとしても、なかなかむずかしいですね。自分の感動を、胸にしまって生きる。そしてその感動をもったまま逝くしかないかも。

 ここまで書いて寝ました。起き出して、気付きました。
「子どものこころに、生涯消えない美しい画面を、生涯消えない至福の時間を」と書きながら、実は元気盛りの30歳代の「ぼくのこころがあの美しい画面にふるえた。ぼくのこころにあの至福が刻印されたんだ」と。
 同じように刻印された元気盛りの人もいます。彼はぼくらといっしょに運動しながら「つのぶえ」のステージを見て美しさと至福を刻印され、その後自分のふるさとで、つのぶえの公演を実現しました。
 親子劇場やつのぶえの公演と関係なくなり、教育現場に戻ったある日、白石晴二さんが勤務する学校に「ぼくに会いに」来られました。「西宮で公演する機会に」ということでした。
 ぼくの劇団への好意が白石さんのこころにとどいていたのを、うれしく思いました。
 白石さんは、そんな、なにも飾らない、こころがそのまま相手にとどく、人でした。
 
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雨の夜の運転は、なるべく避けます。

2019年10月22日 00時28分21秒 | 古希からの田舎暮らし
 きのうは「焼き芋の日」でした。
 今年のサツマイモは大きい。そのままではダッチオーブンに入りません。4つに切って、クッキングホイルで包み、間に小石を詰めて、焚き火にかけました。(二つの芋で8片)
 焚き火を1時間して、芋を取り出します。皮が少しこげて、ほくほくの焼き芋ができます。その「火の番」がなかなかいい感じ。木をくべて炎を見ていると〈意識の流れ〉がふだんとちがいます。
 午前中に一回焼きましたが、おやつに食べたり村の方に持っていったりして、なくなりました。
 ちょっと送るところがあるので、午後にもう一回、焼き芋をしました。雨がパラついてきましたが無事にできました。
 3時過ぎに、老人会用のおやつを買いに出かけました。三木市内のスーパーか道の駅で買ってもよかったのですが、ちょっといいおやつにしようと、西神中央のデパートまで出掛けました。あれこれ買い物をして、夕食もとって、外は暗くなっています。
 夕方の通勤ラッシュの時間にかかり、車もかなり多い。田舎道を走るのと、感じが違います。しかも雨が降っている。老人は、特に夜景に弱い。見えにくいというか。あらためてそれを意識しました。
 なんとか無事に帰ってきましたが、日が短くなるこれからは「夕方からの運転はひかえよう」と思いました。
 
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『マイ・トレーニング・ロード』を往復しました。

2019年10月20日 20時20分43秒 | 古希からの田舎暮らし
 今日は『マイ・トレーニング・ロード』1200メートルを、はじめて往復しました。

 桃坂のほうから見たロードです。左右の稲:山田錦はほぼ稲刈りが終りました。道端に、近くに、見るものは何もありません。すれ違った/車/自転車/通行人/はゼロでした。見掛けた動物は遠くのカラスだけ。まわりの景色に気をとられるぼくが、何にも気をとられず、ひたすら歩きました。
 トレーニングの「やりすぎ」にならないよう意識して、年齢に似合った「歩き」をつづけます。
 そうだ。今日は意識していたのではありませんが、杖を持ってきませんでした。杖無しで歩いたことになります。
「危ない」と思ったことは一度もなく、足の痛みも感じませんでした。いままでは1500メートル程度を歩いており、「一気に2400メートルは、どうかな」と思いました。実際に歩いてみて、冒険とか不安という単語は不要でした。
 これからはこの2400メートルを基準として、トレーニングをします。

 日曜日といっても、中学生になり、陸上競技部で活動している大志くんは忙しい。今日は久しぶりの休みで、おじいちゃんのところに遊びに来ました。おじいちゃんは「我が家の焼き芋」(ダッチオープンに小石を詰めてたき火で焼く)を用意しました。おばあちゃんは黒豆の枝豆を供しました。村の方にお願いして『柿狩り』もさせてもらいました。
 ああ、秋だな。 という一日でした。 
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次は術後6カ月の検診に行きます。

2019年10月19日 20時03分30秒 | 古希からの田舎暮らし
 三宮の「あんしん整形外科クリニック」では、次の/診察/リハビリ/の予定日が診察券に印刷されます。それが予約の表示です。
 今日は、術後3カ月のリハビリと検診を受けました。
「順調に回復している」ということで、次の「検診/リハビリ」は1月18日と、診察券にプリントされました。3カ月間、自分のペースで、自分の心掛けで、リハビリしながら生活することになります。
 いわば「アイシングやリハビリから解放された」ということです。
 ヤッター!
 
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雨の日は『電動ウオーカー』で歩きます。

2019年10月18日 21時10分01秒 | 古希からの田舎暮らし
 膝が痛くなってから、長い間(何年も)「電動ウオーカー」を使っていませんでした。「もう使わない」と一時は小屋の方に移動しまいました。道子さんは「ウオーカーで歩いてみる」と言っていましたが、小屋では使いませんでした。
 電動ウオーカーを置いてた元の場所には「室内用ハンモック」を置きました。ときどき寝てみて「いい気持ちだ。また寝よう」と思ったこともあります。しかし、寝るのはやっぱりベッドがいい。「なんとか」いうマットレスで、寝心地がいい。だから/夜寝/だけでなく、/朝寝/昼寝/もベッドです。
 ハンモックは邪魔になって小屋に移動しました。そして小屋の電動ウオーカーは、また元の位置に戻りました。でも膝が痛いので「使うことはないだろう」と思っていました。

「外で歩くトレーニング」をするようになってからも、電動ウオーカーを使うことは考えませんでした。お医者さんも「外を、自分のペースで歩くほうがいいでしょう」と言いました。
 ところが今日は雨。明日は3カ月目の診察です。ちょっとトレーニングをしたほうがいいか。
 試しに電動ウオーカーで歩いてみました。調子よく歩けます。
 時速2,6キロメートルで30分歩いてしまいました。距離にすると1200メートル。らくに歩けます。時速4,2キロで歩いていた頃と比べられませんが、とにかく電動ウオーカーが使える。
 雨の日や冬の寒い日も、室内でトレーニングができる。ありがたい。
 少し「ゆるめ」にトレーニングをするのにちょうどいい。 
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ネット通販の感想って「要注意」なんですね。

2019年10月18日 00時59分42秒 | 古希からの田舎暮らし
 夜中にテレビを見ていたら、NHKで「ネット通販の感想を〈やらせ〉で書かせている業者」が紹介されていました。アマゾンなどで「商品感想を書く」やらせの仕事を、外国にもまたがって、大々的にやる業者があるのですね。
「正直じいさん」はあの「商品の感想」をせっせと読んで、うれしそうに買い物をしていました。
 それにしても、畑に種を播いて、野菜、芋、豆をつくれば、それを買って、食べて、よろこんでくれる人がいるのに。海で魚をとって売れば、よろこんでくれる人がいるのに。仕事をして人の役に立てば、よろこんでくれる人がいるのに。
「人をだます」ウソの仕事をしてお金がもうかったとしても、それでうれしいのでしょうか。
 文明が発達するということは、そんな「虚業」で、ラクして、お金儲けをする人が増えるということでしょうか。
 そんなことはないと思います。健康な考えをもった人たちがいっぱいいる。助け合う、支え合う、気持ちをもった人たちがいっぱいいる。人間という生き物は、こころもからだも進化している。
 でも、これから、「歯の浮くような、ベタ褒めの感想」には気をつけて買い物しよう。
 
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