はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

激走!!能登半島 13 岡部家 喜多家 メタセコイヤ並木 棟方志功記念館

2019年12月03日 00時22分15秒 | ツーリング(バイク)
新聞を見ていたら、氣多神社の「入らずの森」が公開された、という記事を見つけました。
長年の潮風の影響で環境が悪化している状況を見て知ってもらうというのが、公開の目的のようです。
うむむ、、、入ってみたいと思う一方で、なぜ「入らず」だったのかを考えると、逆に「入っていいの?」という気もしますね・・・
 
 
さて、続きです。
 
加賀藩十村役「岡部家」です。 
複数の村のとりまとめ役、大庄屋みたいなもんですね。
茅葺の立派な家ですが、新潟の大庄屋と比べたりすると、普通の家に近いかも。。。
 
 
とはいえ、やはり立派です。。。
 
 
時々カヤの保護のため火を焚くそうです。
かなり煙い。。。
 
 
 
同じく十村役の「喜多家」です。
 
岡部家を案内していただいた方に「喜多家に行くか」聞かれて「はい」と答えると、とても詳しく説明してもらえます、とのことだったので、楽しみにしていましたが、、、
 
 
 
門をくぐってから、かなり長い距離を歩きます。
 
これでは、年貢米を納めに来た人たちは苦労するだろうな、、、などと考えながら受付に到着。
 
 
この家の持ち主で、喜多家の子孫と思しき方が歴史から何から丁寧に教えてくださいました。
 
どうやらこの十村役を束ねる立場でもあった喜多家のこの家は、いわばお城だったのだそうです。
 
加賀百万石とはいえ、徳川家に睨まれる立場、下手なことをして隙を見せると、それを口実にお取り潰しになったりします。
出来るだけ目立たないように、この家は地面を掘り下げて作ってあるそうです。
なるほど、それで門を入ってから長い坂道を下っていくことになっているんですね~
 
お奉行様の役も担っていて、下の写真の左側は、罪人の取り調べをするところだったらしい。
内側からはよく見え、外からは見えないよう、格子の断面が三角に加工されているのでした。
 
 
奥から殿様の玄関、手前に来るに従い身分が下がってきて、一番手前が家の者の出入り口。
身分に応じて屋根の高さが違っているそうです。
 
その他とても書ききれませんが、たくさんの話を聞かせていただきました
興味のある方は是非足を運んでみてください。
 
 
台風が近づいてきてるということで、帰途につきますが、家に帰る方向は台風に近づいていく方角なので、微妙です。。。
早く帰れば帰るほど台風に早く遭遇します。
かといってゆっくりしていると台風が近づいてきて、台風の中を長い距離走ることになります。
結論としては・・・雨が降り出す限界まで遊んで、降り出したら帰途に就く、でした。。。
 
曇って来たけどまだまだ観光です。
 
 
お次はメタセコイヤ並木。
なぜこんなところに。。。?
 
 
琵琶湖の北側にもっと規模のデカいのがありますが、こちらは人気が無くてゆっくり写真が撮れます。
紅葉の時期はきれいなんでしょうねぇ~
 
 
 
まさに雨が降り出しそうな雰囲気になってきたのですが、雨が降るまでは一般道を走ろうと決めて、走っていたら・・・
ちょうど降り始めたとき、初日に行こうとして場所が分からず断念した棟方志功記念館の近くだったので、寄ってみることにしました。
箱モノ見学は雨が降ってても大丈夫ですからね
 
 
実は棟方志功が特別好きだったわけではないのですが、寄ってみて良かった~
 
雨が降っていて走っても楽しくないのと、もうあとは帰るだけで、時間的にもまだまだお昼過ぎで急がなくてもいいというので、こんな好きなだけのんびりと見学できる状況は滅多にありません。
目を皿のようにして絵を眺め、説明文もすべて目を通し、う~ん満足・・・
 
 
で、記念館の横には棟方志功の家が移築されています。
 
一番のメインはこちら。
 
棟方志功は、この家がほんとにお気に入りで、うれしくて仕方なかったらしく、家の完成前からトイレや壁に絵を描いていましたそうで、それがそのまま残されていました(撮影禁止)。
こじんまりした家ですが、きゅっとまとまっていて、いい感じです
 
雨が本降りになってきました。
風のないのが不幸中の幸い、福光のインターから高速道路に入り、帰途に就いたのでした。
 
一泊のツーリングで周ったこともある能登半島ですが、えらく時間がかかってしまいました。
その前に、本当は石川県全体を巡るツーリングだったのですけどね・・・
 
しかし「さいはてにて」のロケ地は良かったなぁ。。。
カフェのコーヒーもおいしかったし、景色も良かった。
またいつか、もう一度行ってみたいものです


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