新年度ですねー。それにしても,コアな読者が多い!あなただけじゃありません。いまだ,かなりのアクセス数があります(笑)
生徒「なんでやめるんですか?」
はら「んー,年度が変わって,皆さんが秀英を卒業したらブログで書きます」
こんなやりとりを結構したので,約束通り。
そうだなー,説明するとなると難しいなぁ。まず言えることは,秀英には大変感謝しているということ。ほとんど経験のない私を,いきなり教壇に立たせてくれたわけですから。22歳からフリー(非常勤)でってのは,この業界ではあまりないことです。良き生徒,良きスタッフにも恵まれました。N部長,Iブロック長,厚木のOさん,Mさん,厚木→藤沢のT(男)さん,厚木→藤沢の女帝T(女)さん,藤沢のI君,小田原のドンYさん,厚木のSさん,藤沢→小田原のMさん,藤沢→小田原のIさん,静岡のSさんなどなど。書いていったらキリがないのでこの辺でやめます。スタッフでもないのに全部わかる方がいたら,相当なマニアです(笑)講師業そのものが好きだったってのもあって,ホント楽しくやらせてもらいました。
で,説明なんですが,なんだろうなー,今の状況からして,一生,予備校講師で食っていくのは無理な話なんです。40歳以上くらいの人であれば何とかなるだろうけど,それ以下の年齢の予備校講師は皆同じことを考えていると思います。少子化,映像講義の拡大で,講師は供給過剰です。80年代の予備校全盛期に比べると,報酬水準も何分の一かだと思います(もちろん,人によるが)。食えない講師もかなり出始めた。生徒の皆さんには伝わらなかったはずですが,これはホント,業界全体の切実な問題です。
そういう状況は承知していたので,どこかで法律の世界で足元固めよう…って思っていたわけです。で,自分のやりたいことがやれるうちは大学受験予備校講師をやっていたいな,と思っていました。それが叶わなくなったので,あのタイミングだったんです。
一番大きいのは,映像授業にシフトして行っちゃったことかな。私のポリシーの問題なんですが。やっぱねー,講義って生き物であって,同じ講座・同じテキストでも,生徒が変われば講義が変わるんですよ。「お,この校舎はここが食いつき悪いんか」って,目の前の生徒の反応を見て,考えながらやってくわけです。黒板と会話する講義だって,形にはなるんですけど,それじゃやってる意味がない。で,今後,さらなる映像授業の拡大が見込まれて,私はそれが耐えられなかった。
あと,推薦・AO対策が全社的に浸透しなかった点かな。Iブロック長にリードしてもらって,神奈川ではある意味で目玉講座と言えるまでに成長したんですが。えんらいエネルギーを注いでくださったIブロック長には大変感謝しており,また他面で,道半ばに…で申し訳なく思っております。
加えて,講師の評価に関する点かなぁ。なんだろう,人気を取りに行く講師が評価されるようになっちゃったんですよね。人気を取りにいくことと,伸ばすことって,なかなか両立しないところがあってね。人気を取ろうと思ったら,簡単なんです。わかりやすいことをわかりやすく,かつ,それを大袈裟に言って,ちょっとおどけてみたりして,あるいはたくさん板書して勉強させた気にさせる。伸ばそうと思ったら,結構この逆をいかなきゃいけない。わかるかどうかのスレスレを狙って,考えさせる,しんどい80分にさせる。評価(査定)する側がそこをしっかりと見てくんないと,講師は本気になれないものだと思うんですが,なかなかそれが。割り切って人気を取りに行くっていう選択肢もあったんですけど,やってみようとも思ったんですけど,できなかったなぁ。
そんなこんなの状況の中で,平成21年9月に静岡校のえらい人と見解の相違でガツンとやって,平成22年8月に厚木校でドえらい人が実に非礼な振る舞いをして,後者が決定打でした。その時点で契約が締結されている講座(後期本科講座)で,と。
今のところ,大学受験予備校の教壇に復帰する具体的な予定はありません。「やめます」の表明をしてから,大手も含めていくつか話を頂きましたが,全て断っております。大学受験予備校は若き日の良い思い出,それがいいんじゃないかな,と思っています。
それにしても,良い生徒の皆さんに恵まれて,わたしゃ幸せモンです。ホント,熱心に聴講してくれて,ありがとうございました。たくさん勉強して,素敵な人生を歩むんだぞ~。
月1くらいの更新ペースになろうかと思いますが,細々とやってまいりますので,近況報告等はコメントでも,この前に公開した直アドでも。これを見てる人は,ほとんど前回の直アドをチェックしたか(笑)
生徒「なんでやめるんですか?」
はら「んー,年度が変わって,皆さんが秀英を卒業したらブログで書きます」
こんなやりとりを結構したので,約束通り。
そうだなー,説明するとなると難しいなぁ。まず言えることは,秀英には大変感謝しているということ。ほとんど経験のない私を,いきなり教壇に立たせてくれたわけですから。22歳からフリー(非常勤)でってのは,この業界ではあまりないことです。良き生徒,良きスタッフにも恵まれました。N部長,Iブロック長,厚木のOさん,Mさん,厚木→藤沢のT(男)さん,厚木→藤沢の女帝T(女)さん,藤沢のI君,小田原のドンYさん,厚木のSさん,藤沢→小田原のMさん,藤沢→小田原のIさん,静岡のSさんなどなど。書いていったらキリがないのでこの辺でやめます。スタッフでもないのに全部わかる方がいたら,相当なマニアです(笑)講師業そのものが好きだったってのもあって,ホント楽しくやらせてもらいました。
で,説明なんですが,なんだろうなー,今の状況からして,一生,予備校講師で食っていくのは無理な話なんです。40歳以上くらいの人であれば何とかなるだろうけど,それ以下の年齢の予備校講師は皆同じことを考えていると思います。少子化,映像講義の拡大で,講師は供給過剰です。80年代の予備校全盛期に比べると,報酬水準も何分の一かだと思います(もちろん,人によるが)。食えない講師もかなり出始めた。生徒の皆さんには伝わらなかったはずですが,これはホント,業界全体の切実な問題です。
そういう状況は承知していたので,どこかで法律の世界で足元固めよう…って思っていたわけです。で,自分のやりたいことがやれるうちは大学受験予備校講師をやっていたいな,と思っていました。それが叶わなくなったので,あのタイミングだったんです。
一番大きいのは,映像授業にシフトして行っちゃったことかな。私のポリシーの問題なんですが。やっぱねー,講義って生き物であって,同じ講座・同じテキストでも,生徒が変われば講義が変わるんですよ。「お,この校舎はここが食いつき悪いんか」って,目の前の生徒の反応を見て,考えながらやってくわけです。黒板と会話する講義だって,形にはなるんですけど,それじゃやってる意味がない。で,今後,さらなる映像授業の拡大が見込まれて,私はそれが耐えられなかった。
あと,推薦・AO対策が全社的に浸透しなかった点かな。Iブロック長にリードしてもらって,神奈川ではある意味で目玉講座と言えるまでに成長したんですが。えんらいエネルギーを注いでくださったIブロック長には大変感謝しており,また他面で,道半ばに…で申し訳なく思っております。
加えて,講師の評価に関する点かなぁ。なんだろう,人気を取りに行く講師が評価されるようになっちゃったんですよね。人気を取りにいくことと,伸ばすことって,なかなか両立しないところがあってね。人気を取ろうと思ったら,簡単なんです。わかりやすいことをわかりやすく,かつ,それを大袈裟に言って,ちょっとおどけてみたりして,あるいはたくさん板書して勉強させた気にさせる。伸ばそうと思ったら,結構この逆をいかなきゃいけない。わかるかどうかのスレスレを狙って,考えさせる,しんどい80分にさせる。評価(査定)する側がそこをしっかりと見てくんないと,講師は本気になれないものだと思うんですが,なかなかそれが。割り切って人気を取りに行くっていう選択肢もあったんですけど,やってみようとも思ったんですけど,できなかったなぁ。
そんなこんなの状況の中で,平成21年9月に静岡校のえらい人と見解の相違でガツンとやって,平成22年8月に厚木校でドえらい人が実に非礼な振る舞いをして,後者が決定打でした。その時点で契約が締結されている講座(後期本科講座)で,と。
今のところ,大学受験予備校の教壇に復帰する具体的な予定はありません。「やめます」の表明をしてから,大手も含めていくつか話を頂きましたが,全て断っております。大学受験予備校は若き日の良い思い出,それがいいんじゃないかな,と思っています。
それにしても,良い生徒の皆さんに恵まれて,わたしゃ幸せモンです。ホント,熱心に聴講してくれて,ありがとうございました。たくさん勉強して,素敵な人生を歩むんだぞ~。
月1くらいの更新ペースになろうかと思いますが,細々とやってまいりますので,近況報告等はコメントでも,この前に公開した直アドでも。これを見てる人は,ほとんど前回の直アドをチェックしたか(笑)
欠かさず見に来ているかいがありました笑
先生があの予備校から去ってしまうことは、非常にかなしいです、、、、
先生からの教えがあったからこそ、今現在大学生としてやっていけていると思いますし、何より小論文の楽しさを知れたと思っています。
教えていただいたことが、自分の中でとてつもなく役に立っていると思います!!
先生のことでしょうから、相変わらずハードなスケジュールになるとは思いますが、無理をしても倒れるといったことのないように頑張ってください!!
ちょくちょくチェックしては、新たな記事が書かれるのを楽しみにしてます!!
先生が教壇に立つ予定が今のところもう無いと思うと寂しいです。
先生は私の恩師なので。
だからこそ、先生から学んだことを活かして就活も教育実習も全力で頑張ります。
今度、とある企業で小論文書くんですよ。
久しぶりでわくわくする私がいます(笑)
さすが先生の教え子…だなんて思ってみたり(笑)
お互いの信じる道をいきましょう。
運命がそれを許すなら、あなたと私、またいずれ、どこかで、出会うでしょう。
それまで、暫くのお別れです。
「上を向いて歩こう涙が溢れないように思い出す春の日ひとりぼっちの夜」
お元気で。
嫌いじゃないですよ。
考えさせる授業。それも回が進むごとに無駄を省き、私たち自身に解決させようとする。
白紙から自分で疑問点を描き出し、過去の講義の回想から解決していく。
今の私の糧になってます。
できることなら先生のような方に永く講師を続けていただきたかったです。
ブログが更新されていて驚きました!
先生の「推薦・AO対策」の授業があることで厚木校に入り,第一志望の大学に合格したので僕は正直,恩師である先生が小論講師を辞めるのは寂しいです(涙
なので,何かの機会で先生の講演が聴けるようならば僕は聴講しようと思います!!
もしまた会う機会がありましたらどこかで会いましょう!!
このブログは私の生き甲斐なんです!!
やっぱり先生はすごいです。
大学に進学して、ニュースに目を通す機会がめっきり減りました。
時間が合えばテレビをつけたり
yahoo!でチェックしたりしますが
新聞もとってないしなぁ…
たまにしか見ないせいか
最近のニュースは過激というか
やりすぎというか主観的というか…
そんな感じがします。
(前からそうだったのかもしれませんが)
自分がニュースを見る感覚が変わったからか
昔は小論の題材に使えるかも?
出題されるとしたらどうでるか?
とか考えて観てましたが
最近は「日本はどうなるんだろう」
「自分はどうしたらいいんだろう」
という感じで観てます。
なんだか以前より考える力が弱くなってしまったような…(おいおい)
そんな夜は先生に逢いたくなります~
絶対飲みましょうね!!!
長文失礼しました~。
お仕事これからも先生のスタンスでがんばってください☆
今から考えると,一般的な予備校の小論文のスタイルとはかなり違った角度からアプローチすることはできたのかなぁ,「思考」「表現」という教えるには結構難儀な科目について一つの方法論めいたものはできたのかなぁ,なんて思う反面,いやー私も勉強不足の部分もあったなぁとも。
何が一番面白かったネタなんだろ?
成人年齢?心のバリアフリー?薬物問題?少子化?高齢化?地球的統治(ガバナンス)?雑種文化論?ジェンダー?環境?医療?
それとも…
夏期講習の時事教養?サブプライムローンとリーマンショック?
あるいは…
6月の恒例講座「合格可能性最大化戦略」?
さらにあるいは…
推薦・AO対策講座
だったりして(笑)
そうだなー,いずれ予備校教育とか小論文教育についてゆっくり書きたいねぇ。
藤沢に遊びにいっても原先生いないっておもうと寂しいです。
予備校教師以外のお仕事でも、頑張ってくださいね(^-^)
くせで顔文字つかっちゃいました。
やめちゃったんですね!
藤沢に遊びいっても原先生いないっておもうと寂しいです。
予備校教師以外のお仕事でも、頑張ってくださいね★