「ジャイアント馬場バルが今月で閉店するので東京行くけど、会えるかな?」と実弟からのメールが。さっそく時間を調整してHammerと出かけた新橋。弟と会うのも新橋行くのもかなり久しぶり。ごちゃごちゃとしてて相変わらずサラリーマンの聖地ですね。テレビ局がよくここで酔っ払いサラリーマンにインタビューしているが、もし、本日、インタビューを振られたら応じようと思うほど、久しぶりの雑多な都会に結構ウキウキしている自分を発見。
そして、馬場バル。ジャイアント馬場のファイティング映像が大スクリーンにひたすら再生されていて(ラッシャー木村さん、お久しぶりです!)、馬場等身大の人形展示があったり、着用ガウンが壁に飾られていたり、馬場グッズも販売していて、そこかしこ馬場だらけ。
私にとってのプロレスは最近では『木村正彦はなぜ力道山を殺さなかったか』とか同じ著者の『七帝柔道記』。いずれもHammerに読まされたものだが、後者の舞台は北海道ということで親しみをもって楽しんだものだ。プロレスも柔道も、耳を餃子にしたり、額をコンクリートに打ち付けたり、拳を強くするためにひたすら何かをグーパンチしたり、どうしてそんなことするのか私にはさっぱり理解できない。「なぜ」シリーズでいうと、約10年前に会ったときと変わったのは年齢以外には弟の新しい伴侶である。ともに旅好きで、二人で健やかに時を重ねている様子が見て取れるが、「なぜ、あいつは、女に困らないのか」。謎だ。
今は亡き親父とアメリカ横断ドライブをやろうと計画していたが、この4人(+Hannah?)とで、時間に余裕が出来たらやろうな!と新たな目標が出来た新橋の夜だった。
畳リビング。ここを右手に突き抜け庭に面した廊下を渡り洗面、シャワー、トイレへと行く。この真冬、元日はここ南国も0℃となり水道凍結を避けるため台所の蛇口から少し水を流しながら寝てくださいと初日に指示出しされるほど。懐かしい話。昔と違うのは寒さ堪えて駆け込んだトイレが温水シャワートイレであること。ここも昔ながらだったら、絶対泊まらない!