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プルシェンコから羽生選手への愛に溢れた感涙メッセージ

2014-02-24 | ソチ五輪関連

フィギュアスケート界の元皇帝・ロシアのエフゲニー・プルシェンコさん(トリノ金メダリスト・ソチ五輪で引退表明)から、

オリンピック新王者となった羽生結弦選手への、感動・感涙の、愛に溢れたメッセージが、番組内で公開されました。

動画 ↓

http://www.youtube.com/watch?v=NeS0say_Sz0

 

 

 

私はこれを見て、また感動で涙が・・・  心を込めて語るプルシェンコさんが素敵過ぎます。

プルシェンコさんの羽生選手へのメッセージは、まさに私が羽生選手に抱いている思いそのものでもありますし、恐らく全国の多くの羽生ファンの皆さんの思いを、完璧なまでに代弁してくれた言葉だったと思います。

そして、羽生選手にとっては、彼から言われることこそが、一番重みがあり、心に響き、記憶に残る言葉になったと思うのです。

「でも、一番大事なのは、健康であること。それを私は願っている・・・」 

プルシェンコさんが、それこそ、万感の思いを込めて言ったであろう、この言葉を聞いた時、私も思わず泣けてきました。

 

真偽のほどは不明ですが、個人戦終了後、「悲しいが、プルシェンコはもうフィギュアスケートの愛好家としても滑ることが出来ない。」などとコーチが語った、という報道がありました。度重なる手術、そこでさらに無理をし続けた結果・・・ ということらしいのです。

(でも、本当のことは不明です。)

 

正直言って、私はこれにはかなりショックでした。

そうでなくとも、フィギュアスケート(シングル)がそもそも身体に過酷なスポーツであることは、氷の上にたたきつけられるという事実だけでも十分ですが、多くの選手が怪我などで引退していったり、選手生命を絶たれたり、元の身体に戻るのが不可能になってしまうことがあるような現実を見せられてきたら、解ります。

高橋選手のことといい、プルシェンコ選手のことといい・・・ 

不安になったファンも多かっただろうと思います。私もそうでした。 

せめて羽生選手には、今後同じ目にあって欲しくない、と・・・ 

そうは言っても、誰がいつどのように怪我するかなんて誰にも解りませんし、上を目指して頑張っている選手の挑戦をやめさせるわけにはいかないだろうし、羽生選手自身だって、そんなことは当然解っているだろうし・・・ 何と言って良いのか・・・ そういう感情を、言葉に出すのは難しいことでした。

 

 

でも、さすが、プルシェンコ・・・ 「今は、私が君のファンだ。」と言うだけのことはあります!!

多くのファンを代表するように、見事に言ってくれました!

羽生選手が一番尊敬していて、一番フィギュアスケートのことを解っていて、愛していて、誰よりも一番彼に期待しているであろう、プルシェンコさんがこれを言ってくれて、私も本当に嬉しかったです!

それに何よりも、この言葉を言っている時の、穏やかで愛に溢れた、優しそうなプルシェンコさんの顔!  表情!!

本当に素敵です!!

羽生選手は、本当に幸せ者ですね。プルシェンコさんにそこまで思われていて。

 

プルシェンコさんの今回の引き際の言動の見事さ、かっこよさは、本当に印象的です。

彼の凄さを改めて痛感するような、そんな映像でした。

伝説のスケーター・プルシェンコは、引退してもなお別の形で伝説を作り続けるようなお方のようです。

 

羽生選手、良かったですね!!

 

 

 


羽生結弦選手、ソチ団体戦での最高の勘違いを告白!

2014-02-19 | ソチ五輪関連

日本オリンピック委員会HPから、羽生選手のインタビューを拝見致しました。

そこで、羽生選手の、ソチ団体戦ショートプログラムの時の、素晴らしすぎる「最高の勘違い」が、判明致しました。

以下、インタビューの羽生選手の発言の、抜粋です。

 

団体戦ショートの時の、「ロシアコール」の異様な雰囲気のことを問われて。

 

でも実は僕、『ロシア』コールじゃなくて、自分のコールだと思っていて、すっごく嬉しかったんですよ。(笑)

(リンクに)入る前からコールされて、こんなに気持ちいいことはないと。」

 

そして、「自分でそう思うようにしたのではなくて、完全に勘違いだったのか?」と問われて。↓

 

完全に勘違いです。(笑)

緊張していて、自分の演技が始まる前の1分間でも 「絶対に俺のコールだろ」と思って、すごく嬉しくて

それでいい演技が出来て、帰って(映像を)見直したら、どうしても「ロシア」にしか聞こえないから、「あれ、おかしいな」と

その時初めて、気づきました。  (中略)… 「ロシア」だとわかったら、精神的に違っていたかもしれません。…(以下省略) 」

 

 

すごい!素晴らしすぎる勘違いです!大いに笑わせてもらいました。

さすが羽生選手。 「絶対俺のコールだろ」って、緊張している中でもそう思えるのが、羽生選手らしいですね。

オリンピック大舞台での、これ以上ない、最高の勘違いです。(笑) 

フィギュアスケート選手としてはこの上ない、羨ましいほどの性格です。(笑)

 

あの場面、私は羽生選手がモノともせずに非常にニコニコしているので、「あれ?これってもしかして羽生コールなの・・・?」と思ってみていました。

発音ではそのようには聞こえなかったけど、とにかく大音量でワーワーうるさかったから、よく聞き取れないけど、羽生応援の「羽生コール」もかなり混ざっていて、現地の羽生選手にはしっかりと届いているのかも、と…。

 

あの場面のVTRは日本で散々流れましたが、様々な番組で、アナウンサーや解説者たちが、「この凄いロシアコールの中でもこの演技!」「羽生選手、すごい精神力です!」みたいに絶賛していたと思うので、このオチはとても笑えます。

でもこれも、普段から失敗にもめげず、前向きにひたすら挑戦し続ける羽生選手の、強烈なプラスな思考回路のなせる業だと思います。

ものすごい努力の果てに掴んでいる内なる自信、自己肯定感が、土壇場で自分自身を助けているのではないでしょうか。

また、こういう風に、素直に正直に告白してくれるのが、羽生選手の魅力でもあります。

 

インタビューの後半で個人戦のフリーの演技にも触れ、日本でテレビの前にいるファンからの雰囲気(応援)も感じとれた、と発言しています。

 

さらに演技後に、チャン選手と、(羽生)「どうしたの?何が起きたの?」(チャン)「わからない」などと話したそうです。

これとは別のインタビューで、「チャン選手の演技を応援していた、それが結果的に(その後の)自分のためにもなると思った」というように答えていたのを見ました。

また、お互いに同じ状態だったので、彼とはこれからの「試合で全力でぶつかり合いたい」、とも。

演技終了後、珍しく、羽生選手とチャン選手がお互いにすっきりした穏やかな笑顔で会話を交わしている場面がテレビでもしっかりと映っていましたが、(音声はなし)、そういうことだったらしいです。

ソチ現地時間では22日(土)、日本時間で23日(日)の午前(夜中)に行われるエキシビションと、3月の世界選手権を楽しみにしています!

羽生選手、よく休息して体を回復させて、また元気に活躍して下さい!

 

このインタビュー全文へのリンクはこちらです。↓

日本オリンピック委員会 特別インタビュー: 羽生結弦/男子フィギュアに新たな歴史を刻んだ19歳

http://www.joc.or.jp/games/olympic/sochi/news/detail.html?id=5115

 

 


羽生選手、金メダル後の記者会見とテレビ出演

2014-02-16 | ソチ五輪関連

羽生結弦選手の、金メダル確定後の記者会見の動画です。

色々語っています。見るのが一番です。

 

羽生結弦 ソチ五輪金メダル 記者会見

 

ついでに、ショートプログラム(SP)終了後、フリーを翌日に控え、トップについていた時の記者会見はこちら。↓

羽生結弦選手 ソチ五輪SP後 記者会見

 

 

 

それから、フリーも終了した後、ソチ五輪日本代表だった、羽生、高橋、町田の3人の、テレビ東京への番組出演。

日本にいる織田信成さん(元選手・引退)が、色々質問をしてくれています。↓

 

ソチ五輪男子シングル終了後 2014.2.15 織田、羽生、高橋、町田出演 (テレビ東京の番組

 

羽生選手、フリーの演技開始直前になにやら口を動かしてブツブツ呟いていたのですが、それを織田さんに質問されました。

羽生結弦選手は、「(オリンピックを)楽しんでいこうぜ!」と自分に言い聞かせていたそうです・・・。(笑)

相当緊張していた状態で、それを自分で自分に言った後に、微笑んだわけですね。納得しました。織田さん、聞いてくれてありがとう。

(他の時にも、演技開始直前に下を向きながら、自分自身に向けて「いくぞ!」とか、そんな感じの言葉を呟いていることが多いですね、羽生選手は・・・。気合ですね!)

 

さらに、プーさんはどこにいるの?と織田さんに聞かれて、「部屋にいます。」「ソチ入りしています。」

「部屋で(演技を)見てます。」と答えた後、皆がドッと笑っていたら、

真剣に、「部屋で、(プーさんが)祈ってました。」と答えています。(笑)

羽生選手のお気に入りプーさんは、祈ってくれていたらしいです。すごいプーさんだ! 羽生選手との絆、最強ですね。

ファンももちろん祈っていましたが…。(笑)

 

今回、プーさんが会場にいなくても、羽生選手は金メダルを獲得できました。

羽生選手がクマのプーさんを好きな理由は、「安定した顔だから」「見ると落ち着く」等と、以前から、答えてくれていますが、

今回の試合で、現地でプーさんに代わって「安定した顔で(笑)」一生懸命応援して下さった羽生ファンの皆様、本当にお疲れ様でした!

 

ところで、さすがに金メダルをとった影響で、羽生選手に関する、色々な情報が出てくるようになりました。

と同時に、これからは、羽生選手の周辺も、外野も、今までとは比較にならないほど色々うるさくなるとは思いますが、どうかこれからも、己の信じる道を、しっかりと突き進んでいって欲しいです。

色々な落とし穴やつまずきの石等から、羽生選手が守られますようにお祈り致します!!

ますますの羽生選手らしい、素晴らしい演技を期待しつつも、金メダルを取る前と何も変わらず、これからも応援していきます。


金メダル表彰式、羽生選手満面の笑み

2014-02-16 | ソチ五輪関連

金メダル授与の表彰式が、行われました。

これもまた、日本時間では真夜中2時過ぎの放送でしたが。

 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140216-00000011-jijp-spo.view-000

 (金メダルを手にした写真 リンク ↑ →)http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20140216-OYT9I00026.htm

 

 (kiss&cry world(雑誌) さん facebook公式ページ公開写真より拝借しております )

 

試合終了から一夜明けて、直後は反省点ばかり考えていたという羽生選手、やっと実感が湧いてきたのか、

入場してくる時から、本当に本当に嬉しそうな、満面の笑みでした。

見ていて、こちらも本当に嬉しくなりました!!

幼い頃からの夢が、ついに実現できて、表彰台の上では、本当に感無量だったのではないでしょうか。

しかも、憧れていたプルシェンコ選手よりも、若い年齢での五輪金メダル獲得!(プルシェンコ選手は19歳当時は銀メダル。)

そのプルシェンコ選手に、「羽生は僕のアイドル。羽生は天才。」と祝福のツイートまでされて。

「僕は彼のヒーローだったかもしれないが、今は彼が僕のヒーローだ。」と言ってくれたフィギュアスケート界の皇帝プルシェンコ選手は、今回で引退を決意しましたけど、最後まで本当にかっこよかったです。

 

 

羽生選手の努力の仕方は、知れば知るほど、本当にすごいと思います。

17歳までのコーチ、阿部奈々美コーチが、羽生選手のことを「確かに彼は天才だと思います。でも、特に、その『努力の仕方が』本当に天才的です」と答えていらっしゃいましたが、その意味が、よく解ってきました。

まだ15歳頃の羽生選手が、仙台にいた頃、スケートリンクを自分専用に貸切に出来るのが夜中だけなので、真夜中の12時~1時頃などに練習を重ねていたという放送も見ました。真夜中にスポーツの練習…成長期の中学生が?!と驚いてしまいました。

しかし、必要とあらば、そうやってまで努力してきたわけですね。

 

そういうことを聞けば、確かにカナダの今の環境は、練習にはすごく良かったのでしょう。

苦手だと言っていた英語も話せるようになっているし、色々頑張ったんだなと…。

 

今回も、ソチ五輪の金メダルの写真を、しょっちゅうお守りのように持ち歩いて、見ては、自分もモチベーションを上げていたそうで…。

辛くなった時に、それを見るんだと…。

その写真だけだった金メダルが、ついに本当に羽生選手の手元に来た訳です!!これは本当にすごいですね!!

本当にスケートを愛し、徹底的に練習し、細かく分析し、反省し、それに全てをかけてきた人生・・・そんな毎日を送ってきた羽生選手。

その努力が報われたこと、本当におめでとうございます!!

 

こういう笑顔が、これからも沢山見られますように!!

 

羽生選手の努力を見て、感動しつつ、感心しつつ、私も自分のやるべきことを頑張りたいと思います!

見ている者に、感動と励ましを、いつもありがとうございます!!

 


おめでとうソチ五輪金メダル!羽生結弦選手歴史に残る19歳での大快挙!!

2014-02-15 | ソチ五輪関連

おめでとう羽生選手!!感涙です!!

ついに夢だったオリンピック金メダル!本当におめでとうーーーー!!

近年ではずっといなかった10代での金メダリスト、19歳で五輪王者になってしまいました!!

 写真:オリンピック公式HPプロフィールより

 写真:kiss&cry world facebook公式HP公開写真より 

羽生選手がシニアデビューした年に見た、ものすごい才能の光り方から、必ずこの日が来るとは思っていましたし、昨日のショートの段階で既に金メダルに王手をかけていたので、その意味では特別に驚きませんが、練習では成功し続けていた4回転サルコウがなぜか転倒してしまったり、いつもは見られない小さいミスが出たために、祈りながら最後までハラハラし続けたファンとしては、本当に嬉しいです!!

天から与えられていたそのずば抜けた才能と実力、積み重ねてきた桁違いの努力、妥協しない意識の高さ、乗り越えてきた試練の大きさ、等からすれば、「ふさわしい人が、表彰台の立つべき場所に立っただけ」という感じでもあるのですが、チャン選手を下し、憧れのプルシェンコ選手に団体戦でもスコアでは勝つという、文字通りの世界一、フィギュアスケート界の王者となりました。

プリンス、王子、などとずっと言われてきた羽生選手ですが、若さはそのままに、ついに文句なしのオリンピック王者に・・・!!

グランプリファイナルでも優勝、全日本選手権でも連覇で優勝、そしてオリンピック金メダリストと、羽生選手には最高の1年になりましたね。

目指すべきところが非常に高く、今後はゴールドメダルラッシュになるであろう羽生選手にとっては、オリンピック金メダルさえもただの一通過点になるだろうとは思うのですが、まずは今日の、この記念すべき瞬間を喜びたいです。

東日本大震災という、本当に強烈な試練をも乗り越えてきた果てに、ついに掴んだ金メダル。

その情感溢れる、一生懸命な演技や前向きな発言で何度も何度も励まされてきたファンとしては、羽生選手には、

この3年間分の感動をありがとう!!そして本当におめでとう!!と言いたいです。

 

しかし、なんて心臓に悪い、男子フリーだったことでしょう。

パーフェクト・ノーミスの選手が全然出なくて、ものすごい緊張感で思わぬ失敗をする選手が続出して、見ていてハラハラしっぱなしでした。そして、金メダルへの期待がかかる羽生選手も例外ではなく、その緊張も相当なものだったようです。

見ている側にも伝わるほど、今までになく緊張していた様子で、何度も深呼吸していました。羽生選手でも、あんなに緊張するんですね。

(私まで、ものすごく緊張してしまいました。見るだけなのに、こんなに緊張して誰かの演技を見たのは、初めてだったかと…。)

超人技を繰り出し、そのメンタル面の強さから、心臓に毛が生えているなどと評されることもある羽生選手も、やはり生身の人間だと証明されたかのようでした。

その緊張感と戦い抜いた、勇気ある姿を見せてくれたことが、一番私には良かったです。

 

珍しいジャンプのミスが見られたせいもあり、羽生選手の実力からすると技術面は全く納得のいくものではなかったと思うのですが、

最後まで諦めずに心を込めて丁寧に演じていき、それが結果として金メダルに繋がったと思います。

技術レベルが非常に高い争いだったので、他の選手も皆、緊張からか普段はないような失敗が続出していき、チャン選手でさえも細かいミスを重ねていきました。結果として失敗をどれだけ抑えられたか、諦めなかったか、の戦いになった印象でした。

常に最高を目指している羽生選手にとっては、まだまだ自分なりに目標を残す演技内容での、金メダルになったようですが、10代の王者となった羽生選手には、そのくらいで良かったのかも知れません。目標を見失うとそこで終わっちゃうので…

表現・情感を込めて演じる部分、動作の流れの美しさも、その表情も、今シーズンの中では一番良かったし、全選手中でも、一番良かったと私は思いました。久々に、「技術の羽生」ではなくて「表現力の羽生」の姿だったと思いました。そこはちょっと嬉しかったです。

動作やポーズを細かくチェックして努力を積み重ねてきたのがよく解りました。改めてじっくり見てみたいです。

 

3月の世界選手権では、さらに納得できる演技を目指して、演技内容にも自分で満足できる世界王者に是非なって下さい!!

ここから、本当の王者としての新たなスタート。

フィギュア界の新・皇帝として、見ている側にも羽生選手本人にとっても、感動の日々の幕開けとなりますように・・・!!

 

Kiss&cry world facebook 公式HP公開写真より 拝借いたしました

 

 


ソチ・個人戦SP 羽生選手圧勝、史上初100点超えの凄さ!

2014-02-14 | ソチ五輪関連

やはり、やってくれました! 真夜中に興奮しすぎました!ショートプログラム、101.45点。

ソチ五輪の個人戦、ショートプログラム(SP),羽生選手はノーミスの演技で、公式国際戦で史上初の100点超えを達成!!(国内では出したことがあります。昨年末の全日本選手権で。)

初オリンピックでノーミス、史上初の記録を打ち立て、文句なしの首位に立ち、もうこれ以上はないという結果です。

羽生選手の、キスアンドクライ(得点を待つ場所)で得点が出た時の、渾身のガッツポーズが嬉しかったです!

オリンピックという異常な緊張感、様々な大波乱が起こる中、ここまで出来るのは本当にすごいと思います。

でも、さすがにやはり緊張していたようで、足の上がり方や腰の下がり方など、全体にいつもよりちょっと硬めに見えたのですが、非常に丁寧に滑っていて、ジャンプの軸が傾くようなことも一切なく、全体を無難にまとめきり、見事なノーミスで高得点を出しました。

一つ一つの要素を丁寧に確実に完璧にこなそうとする姿が際立っていて、細かいところまで努力の跡を感じました。特に難易度の高いジャンプは全て完璧でした。

 

一方、羽生選手憧れのロシアのプルシェンコ選手が、6分間練習で体に異変が起きてしまい、まさかの棄権になるという、信じられないような展開。 アメリカのアボット選手もまさかの大転倒と激突であわや棄権かと思いましたが、その後頑張りました。 やはり何が起きるかわからないというハラハラ感がありました。

プルシェンコ選手は、練習の時から、様子がおかしかったので、気にはなっていましたが、オリンピック出場4度目、なおかつ手術だらけの満身創痍の体で、団体戦であそこまで素晴らしい演技をしてきたこと自体が、本当は奇跡のようなことだったのかもしれません。

今回初めて導入された団体戦への出場がなければ、きっと個人戦で演技が出来たのでしょうけれども、最後は自分のためではなくてロシアのために金をとって終える形となったプルシェンコ選手は、ある意味では、「皇帝と呼ばれるに相応しい」「彼らしい」最後だったような気がします。

団体での演技、ショートもフリーも、体の状態を思えば、私は、プルシェンコ選手は本当にもう、「さすが」だったと思いました。魅力は全然失せていませんでした。普通の人間なら、こんな過酷なスポーツに挑めるような体の状態ではないと思うので、本当に天才にしかできない、奇跡の演技だったと思います…。

ご本人は失意で、そのまま引退表明をなさいました。

「神様に、これ以上は無理だ、と言われたと感じた」「痛みが酷く、オリンピックよりも最後は自分の体を選んだ」とコメントされました。

最年長と言ってもまだ30そこそこですから、今後の人生のためにも、ご自分の体をとって正解だと思うし、大事にして欲しいと切に思います。もう、あまりにも、十分すぎるほどフィギュアスケートに貢献してきた人ですから、今後は別の形で活躍・貢献していって欲しいです。

団体戦だったとはいえ、ショートプログラムで、羽生選手との対決を見ることができたのは、私は幸せでした。

ありがとうございます、お疲れ様でした、と言いたいです。

フィギュア界の大天才が現役引退を表明せざるを得なくなった日に、彼が常々「後継者指名していた」羽生選手が、歴史的最高点を出すという、本当に象徴的な日になりました。

プルシェンコ選手の演技が見られなかったのはショックだったし残念だったのですが、既に伝説の選手ですので、私は彼が羽生選手以外に負けるのをあまり見たくはなかったし、半端な痛みを抱えて無理に完成度の低い演技を押し通し、メダルなしの結果に終わったら、彼のキャリアイメージへの打撃も大きかったと思うので、本人の意思に反してそういう形で「演技せずに」終わる形になったことは、何か「天才」に対する、天からの采配のような気がしてしまいました。プルシェンコ選手の言うとおり、「神様が止めさせた」気がしました。

羽生選手は、団体戦フリーのプルシェンコ選手の演技を生で見て、すごく感動したそうですが、本当に、彼のラストとなる演技を、まさに最初で最後に、間近で見ることが出来て良かったと思います。(羽生選手は団体戦のフリーでの出場はなかったため。)

個人戦のみだったら、お互いライバルということで、自分の演技に集中するために、当日、目の前で見ることは難しかったでしょうから、その点も、彼に長年憧れていた「羽生選手にとっては」、有難かった点なのではないかと思いました。これもまた、天の采配だったのか…。

 

チャン選手は、ほんの少しの失敗が見られたものの、心のこもった、集中力を感じさせる、流れるような美しい演技だったと思いました。

高橋選手は、ちょっと弱気になっているように見えましたが、あれだけの騒動、不運の重なってきた中、それでもここまでやれるのはさすがだと思いました。

町田選手は、ジャンプの細かいミスのせいで、得点はあまり伸びなかったのですが、それ以上に、全体として非常に感情の伝わってくる、心のこもった、全身全霊という印象の演技を見せてくれました。私は、得点と関係なく、彼の姿勢、演技そのものに非常に感動しました。

明日のフリーは、また、それぞれのベストを見られますように。

羽生選手にはもちろん、4回転サルコーをしっかりと成功させて、自分で納得の出来る、今までで最高の演技を見せて欲しいです!

「明日は明日でベストを尽くす」と、非常に冷静なコメントをされていたので、きっと大丈夫でしょう!

羽生選手、頑張れ~~~!!!!日本選手、みんな頑張れ~~~~!!!!


2007年頃の、自信たっぷりな羽生選手の面白動画

2014-02-13 | 羽生結弦選手のおススメ演技動画集

羽生ファンの間では、すごく良く知られている動画だと思いますが、ソチ五輪後には、さらに有名になるであろう、

興味深い動画をご紹介です。 ↓    

 

2007年アイスリンク仙台 再開 荒川静香&羽生結弦 

http://www.youtube.com/watch?v=H3HeqwCPq7c&feature=youtube_gdata_player

 

荒川静香さんがトリノ五輪で金メダルを取った後、つぶれてしまっていた羽生選手の仙台のホームリンクが、

アイスリンク仙台として、荒川静香さんの発言のおかげで再開されました。

その後、羽生選手(当時・2007年頃)が荒川静香さんの前で、ビールマンスピンとレイバックイナバウアーを披露しています。

緊張したそうですが、とても上手です。 荒川さんが、とても驚いています。

「男子でこんなに柔軟性のある選手、いませんから」とか、ここまで出来たら、「もう言うことないですね」と。絶賛されています。

 

羽生選手の登場は、5分半以降 です。 (その前にもチラリと映っている箇所はありますが…)

注目なのが、荒川静香さんの指導を受けて

「オリンピック行く気、満々になってきました!」と答えている、まだ12歳頃の羽生選手。(笑)

さらに、「メダル取れそう?」とアナウンサーに聞かれて、ちょっと首をかしげながらも、

「多分、取れます!」と自信ありげに答えています。 

この頃から、変わっていないんだな…と思わせてくれる、未来への自信たっぷりの、羽生選手らしくて、微笑ましい動画です。

多分、って遠慮がちに言っていますけど、絶対取れる、と思っていそうに見えます。(笑)

 

 

羽生選手には、懐かしいのではないでしょうか。

でも、最近のインタビューで、この時のことについて、「本当はビールマンスピンをやりたくなかった」と答えていました。

腰が痛かったとかで…。 やはり子供でも、男子がビールマンをやるのって大変なんですね。

テレビのほうに、事前に要求されたみたいです。 既に将来を期待されていたからこそ、でもあります。  頑張っていますね。

荒川さんのほうは、今の羽生選手を踏まえて、「この時はまさか、ここまで、精神力の強い選手だったとは想像していなかった…」というようなことを答えていました。

この時、羽生選手は、「何か出来る人!」って事前にテレビ側に聞かれて、ハイってすぐに積極的に手を挙げたらしいです。

 

この時の羽生選手の発言の実現はもうすぐ!ですね。

夢が実現しますように!!

 

 

最後におまけで、この頃、羽生選手がきちんと演技している動画へのリンクも貼っておきます。

奇しくも、ソチ五輪でチャン選手が使うビバルディの曲を、この頃(2006年、トリノ五輪後)の、まだあどけない羽生選手が使って一生懸命、演技しています。

しかし、11歳~12歳ごろとしては、やはり凄いレベルです。さすがです。ジャンプもスピンもこの頃から美しい。

 

http://www.youtube.com/watch?v=8-0w1IEYD0s

 

ノーミスで滑ることが出来たことを、最後に凄く喜んでいます。

声は変わっていますが、話し方や垣間見える性格は、この頃からあまり変わっていませんね。


ソチ五輪 個人戦の演技順が決定

2014-02-12 | ソチ五輪関連

ソチ五輪・ 男子シングル個人戦の、ショートプログラムの演技の順番情報です。 

ショートプログラムは、現地時間の2月13日(木)19時スタートです。

つまり日本だと、2月13日(木)が終わり、2月14日(金)に日付が変わった頃の、まさに真夜中に始まります。

演技をする順番の表です ↓

http://www.isuresults.com/results/owg2014/owg14_Men_SP_TimeSchedule.pdf

 

ソチと日本の時差は 5時間です。 (日本が5時間進んでいます。)

羽生選手は、個人戦は順番が全体の19番目

第4グループの、トップで滑ります。

時刻は、現地時刻の 21時45分に羽生選手の演技がスタート。 

つまり、日本時間だと、夜中の2時45分に、演技がスタートです。

ま、まさに真夜中・・・ しかも、3時近い。 生中継で見ようとすると、大変な時刻になっています。

私は、頑張って見ます。同時刻に日本から応援するつもりなので…。

 

ライバルとなると予想されるプルシェンコ選手(ロシア)は、全体の7番目。 第2グループのトップです。早めに登場します。

チャン選手(カナダ)は、羽生選手の同グループでの、二人後の順になりました。

日本の、高橋大輔選手と、町田樹選手は、なんと最後の最後、第5グループの中でも、本当にラスト二人の順番になりました。

町田選手は全ての選手の一番最後。 日本だともう、明け方と言って良い時刻です。 4時過ぎてからです。

全部を生中継で見ようとすると、ほぼ徹夜になってしまい、翌日の仕事等に支障が出ますね…。

見る側にもちょっとした作戦が必要です!

 

グループ内のトップでやるということは、直前にある「6分間練習」で、全部の時間を使い切ることは出来ません。

疲れてしまうから、早めに切り上げるのが普通です。

体は、温まっている状態になるとは思いますが…

 

羽生選手が、自分で納得できる最高の演技を出来ますように!!

 


注目発言その2 「自信というと不安になった時に何もできなくなってしまうので…いつも全力を出す」

2014-02-08 | 羽生結弦選手・注目発言

 注目発言 その2 です。

ソチ五輪、団体戦のショートプログラムに、日本代表として出た羽生選手。

実はかなり緊張はしていたようですが、それでも、

素晴らしい演技をした憧れのプルシェンコ選手をも得点で大きく引き離す、貫禄のノーミス演技で高いスコアを叩き出しました。

 

その後のインタビューで答えている言葉の中から、この言葉に注目しました。

自信をもってジャンプを跳んでいるように見えたが、という質問への言葉です。( ← 確かに、そう見えました。)

 

 「自信というと不安になったときに何もできなくなってしまうので、とにかく自信どうのこうじゃなく、いつも全力を出すことを心掛けています。」

インタビュー全文はこちら。↓

http://sochi.sports.yahoo.co.jp/column/detail/201402070003-spnavi

 

羽生選手は、「とにかく一生懸命」とか、「今できることを全力で」とか、そういう言葉を、最近は連発しています。

いつも全力投球だというのは、見ている側にも伝わりますし、羽生選手の素晴らしい長所の一つです。

スポーツ選手としては、応援のしがいのある、最高の精神ですね。

 

しかし、さすが羽生選手です。

「自信というと不安になった時に何もできなくなってしまう」 からだと、説明してくれました。

なるほど~、そういうことだったのですね。

「自信」に自分の気持ちを持っていくのではなく、「いつも全力を出す」ことを心がけ、「全力投球」「一生懸命」のほうが、結果が出る、と。

今の自分のベストを出せること = 自分に勝つこと、なのでしょう。

いわゆる「不安」との戦い方も心得ていて、しっかりとコツをつかんできているようですね。

しかも、それをまたきちんと的確な言葉でみんなに向けて説明してくれるのが、羽生選手のすごいところです。

 

参考になります。

 

今までも、肝心な大きな大会になるほど、結果をしっかりと出してきており、今回もまた、期待通りというか、期待を裏切らないほどの強さを見せてくれました。

たとえ失敗しても、その後に必ず挽回してくるような負けん気の強さを、羽生選手には感じるので、全くハラハラ感がなく、スポーツ選手としては、ただただ頼もしいの一言です。

そうやって周囲の人々をも驚かす強靭な精神力を発揮してきた羽生選手の言葉らしい、深い実感に満ちた印象の一言でした。

 

同じように、個人戦でも是非、頑張って下さい!!

結果がどのようになろうとも、羽生選手が納得できるベストの演技で、笑顔で終えられますように・・・!!

 

 


ソチ団体戦ショート、羽生選手は貫禄のトップ

2014-02-07 | ソチ五輪関連

ソチ五輪のフィギュアスケート団体戦が早くも行われ、羽生選手は日本代表として男子シングル・ショートの演技に臨みました。

殆どの方が予想していたと思いますが、さすがの安定感で、貫禄のトップでした!

97.98という高得点。

個人選に向けても、素晴らしい出だしとなりました。

 

改めて、演技そのものにも、羽生選手のその精神力の強さ・安定感にも、惚れ惚れとさせられました。

本当に頼もしい限りです。

 

チャン選手やプルシェンコ選手に、得点で大きく引き離したので、さらに良い自信になっているといいです。

何より、羽生選手の満足そうな笑顔が見られたのが、とても良かったです!

 

少し気になったのが、演技開始後少ししたところで、演技中に羽生選手が口を動かして何かをつぶやいている(ように見える)のですが、

一体何を言っていたのか、気になりました。いつか教えてくれるといいですね。

 

ぜひとも次に向けて、頑張って下さい!!