ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

青森県深浦町、関栃沢「関の甕杉(県指定)と関の古碑群(県史跡)」です!!

2023-07-03 06:36:46 | 巨木・文化財
 関栃沢地区は、深浦町役場の、深浦町役場戸瀬支所の南東約700mのところ

 山の斜面に「甕杉」が在ります(JR五能線の陸橋の上から見ました)

 国道101号線いこいの駐車場に入りました


 「片曽のイチョウ」から旧道を東へ

 右手の斜面上に「甕杉」を見上げました

 上り口の標柱、と菅江真澄の道の標柱です、文面には・・・深浦を出立して鰺ヶ沢に向かう真澄は、寛政9年(1779)5月7日(「つがろのおち」)、関邑の安浄寺(浄安寺)の「しりよりいりて」甕杉、阿弥陀杉を見る。
 「あみだ杉とて田のほとりにあり」(現在はない)「かめ杉は山ぎはの小高き処にあり、その木のもとに貞和3年(1347)貞治6年(1367)の石ぶみどもたてり」と記している。当時すでにこの杉の下に石碑が置かれていた。


 石碑には「有名なる亀杉の下に600年前の古碑あり」と有りますので新しものかもしれません

 石段を上がります

 石段の先に目的のスギが見えて来ました

 中段に

 甕杉延命地蔵菩薩の祠

 説明版です
  関の甕杉と古碑群(供養碑)
 甕杉はこの地方を遊覧した菅江真澄の記録にも図示され、甕の形に似ているのでこう名づけられた。たらちねの大銀杏と共に安東氏ゆかりのものか。推定樹齢は1000年。
 樹下の古碑(板碑)は南北朝時代(14世紀)安東一族によって建てられ北朝年号が刻まれている供養塔で、付近の田畑に散在していたものをここに安置した。
 阿弥号の人もあるので時宗の影響も考えられる。
       津軽深浦

 甕杉の立つ面に上がって来ました

 南東側から太い幹を見上げました

 東側から、目通り幹囲8.2mの巨木です

 町の巨樹・古木の標柱です、名称は「関の杉」です

 北東側から

 北側から

 北西側(古碑の前)から

 南西側から見ました



 古碑群と刻字説明版があります



 古碑群(42基)です、左から右へ3枚分で並んでいます


 刻印の一部は読めなくなっています

 更に北側にも数基の板碑が並んでいます

 説明版です
   県指定史跡
     関の古碑群
        昭和30年1月7日指定
 この古碑は、61cm~160cmある大小不同の自然石を使用した供養碑で、この場所から42基出土されており、最も古い碑は暦応3年(1340)で新しいのは応永8年(1401)と判明しています。
 この碑には死者の冥福を祈る追善供養碑と、生前に仏事を修めて死後の冥福を祈念する逆修石塔があります。
 碑面には、安倍という姓が刻まれていることから、その一族を供養するために建てられたと推測されます。また、この周辺には城跡があり「折曽の関」といわれていることから、歴史的に重要な資料であります。
 宗派的には”阿号”が判明されているので、一遍上人を開基宗祖とする時宗の信徒によったものと考えられます。
         深浦町教育委員会


 東側に祠です


 北側に広がる日本海を見ました

 では、車に戻って次へ行きましょう
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愛知県蒲郡市、相良町荒井「御堂山観音堂のボダイジュとスダジイ」(市指定)です!!

2023-02-24 18:31:57 | 巨木・文化財
 相楽町荒井地区は、蒲郡市役所の東約8kmのところ

 市役所前から県道383号線を東へ、三谷町伊与戸信号で国道247号線に合流して更に南東へ

 大塚鎌倉信号を左(北)へ相良ヒメハルロードです、道成りに進んで丁字路を右(北東)へ

 坂道を登って行くと、墓地の先に養圓寺の案内板が有ります、そのまま坂道を登って行きます

 丁字路を左へ、更に道成りに坂道を登って行くと道路が通行止めになっています

 御堂山観音堂の参道前です

 案内図が有ります

 道路の左側下に目的のボダイジュです

 案内板の有る所から下へ降りて見ました

 杉林の先にボダイジュです

 株立ちのボダイジュです


 蒲郡の名木50選 2御堂山のボダイジュの案内板です、ボダイジュ(シナノキ科)昭和46年8月17日指定です

 北側から

 南側から、幹周 1.19m(支幹最大のもの)根回り 5.29m(全体)です

 熊野神社跡の石柱です

 観音堂へ行きましょう
 

 愛知県指定天然記念物 ヒメハルゼミの説明版です



 手水舎です

 観音堂です

 説明版です
  御堂山観音堂の木造十一面観音立像
           (県指定文化財)
 本像は観音堂の本尊として安置されたものである。
 像高172.5cm、裾張り37.3cm、ヒノキ材の寄木造、平安時代後期の作と推定される。
 頭部・体部の均斉がよく、頬から顎にかけてふくよかに象形され、穏やかな顔つきである。体は細身ながら、胸から腹にかけての間をひきしめるなど抑揚がある。衣文は流れるように浅く刻まれ、平安後期の様式を示す。
 この像は33年に一度御開帳される秘仏である。山火事などから観音像を守るため、観音堂横の収蔵庫に納められている。
 昭和32年1月12日、県の有形文化財に指定された。


 境内端のスダジイの巨木です

 北側から

 西側から

 換鍾の説明版です

 *今回は時間がなかったので、名木50選の観音大杉も見る事が出来ませんでした

 では、陽が沈みましたので、蒲郡市内の宿へ移動します
 
 
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新潟県長岡市、亀貝町「亀貝神社のケヤキと妙音寺の梵鐘(県指定)」です!!

2022-12-04 06:30:06 | 巨木・文化財
 亀貝町は長岡市役所の北北東約5kmのところ

 市役所南側の道路を東へ、JR上越本線の高架を潜って、先の変形十字路を左(北)へ

 次は表示版に従って「地域振興局」方面右(東)へ東口通りです

 中沢インターチェンジで国道17号長岡東バイパスを新潟・上越方面左(北東)へ

 亀貝北インターチェンジを下りて右(東)へ、長岡東バイパスを潜って直ぐに亀貝町信号を斜め左へ入ります

 また直ぐの妙音寺の案内板の交差点を左(北)へ入ります

 妙音寺前の道路脇に車を止めさせて頂きました

 妙音寺です

 妙音寺前から目的の亀貝神社のケヤキを見ました

 南西側から

 南側から、目通り幹囲5.2mの巨木です

 亀貝神社鳥居です
.
 社殿です、すっかり雪囲いされています

 境内東側の石碑です

 東側から
 
 北側から

 西側から見ました

 では、妙音寺の梵鐘を見て行きましょう

 鐘楼です

 梵鐘です

 説明版です
  新潟県指定文化財・工芸品
   梵鐘
    昭和51年3月31日指定
 この梵鐘は、もと蔵王権現堂(現在の金峯神社)に備えられていたもので、明治初年の神仏分離令で別当時の安禅寺が廃寺となった際の明治7年に妙音寺が譲り受けたものである。
 胴部の銘文によると、享徳4年(1455)4月に改鋳されたもので、その願主は蔵王堂別当の権律師恵実、大工(鋳物師)は新吉である。
 中世の蔵王堂をかたる実物資料としてまた県内に現存する数少ない梵鐘の一つとしても金工史上貴重である。

 では、次はかつて梵鐘のあった金峯神社へ行きましょう
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秋田県羽後町、西馬音内堀回元城「元城のケンポナシ」です!!

2022-08-28 18:38:23 | 巨木・文化財
 西馬音内堀回地区は、羽後町役場の西約3kmのところ

 国道398号線を南へ、大戸口信号で右(西)へ県道57号十文字羽後鳥海線です

 南元西集落で道路右側に西馬音内川が近付いてきます、橋を渡った十字路を右へ戻るように進むと

 左手に東北電力西馬音内変電所へ斜めに入る道路が有ります、その右手の民家に目的のケンポナシが在ります


 道路北側から見ました

 幹の枝が全て落とされてしまっています、やはり安全面を考慮されてのことなのでしょうか

 グーグルマップのストリートビュー(2019年10月)では大きな樹冠を見る事が出来ましたが・・・

 幹の先に葉がついていますので、まだ生きています

 *ケンポナシは、クロウメモドキ科ケンポナシ属の落葉高木。北海道の一部から九州まで自生する。
 初夏に小型の白い花が集散花序になって咲く。秋に直径数ミリの果実が熟す。同時にその根元の果柄部が同じくらいの太さにふくらんで、ナシ(梨)のように甘くなり食べられる。見かけは枝つき干し葡萄のよう。この実は民間では二日酔いに効くともいわれる。
 葉に含まれる配糖体 ホズルシンには甘味を感じなくさせる性質がある。抽出物にはアルコール臭の抑制効果があるという報告もあり、チューイングガムなどに利用される。(以上ウィキペディアからの抜粋です)

では、次へ行きましょう
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新潟県佐渡市、「赤泊港と小木琴平神社のケヤキ」です!!

2022-07-17 07:03:00 | 巨木・文化財
 赤泊港は、佐渡市役所の南南東約17kmのところ

 県道65号線で小佐渡山地を抜けてくると

 徳和信号で、県道45号佐渡一周線を右(南西)へまもなくです

 港のモニュメントです、徳川家三つ葉葵の紋の帆掛け船ですね

説明版です
  佐渡奉行渡海の御座船
 佐渡金山隆盛時の正徳4年(1714)幕府の天領であった佐渡の奉行が二人制となり、渡海の出港地も出雲崎から寺泊に変わった。
 以後幕末まで奉行が佐渡へ赴任する時は、寺泊から赤泊に渡るコースがとられた。
 奉行の乗った船には4畳の仕切りがあり、葵の御紋がついた帆を張って、朝五ッ(午前8時)頃寺泊港を出港し、七ッ(午後4時)頃赤泊港へ着いた。
 我先にと引船役をかって出迎える漁師衆や歓迎の村人らで港は賑わった。
 その晩奉行は、赤泊に泊まり、翌朝相川にへ向かったという。
   (文化がかおるモデル事業・平成5年3月・新潟県・佐渡市)

 地域の地図です、今日回ってきた五所神社・太郎杉公園・戦道騎馬武者像・大椋神社も案内されています

 では、小木へ行きます

 赤泊港から南西へ約14km(車で約20分)のところに小木港があります

 佐渡市役所からは、南南西に約24kmのところです

 佐渡汽船がなくなってしまった赤泊から、本州へ帰るには小木港が近いですね

 しかし、到着港は直江津ですが・・・

 琴平神社(萩大宮神社)は、小木港の北西側約1kmのところ

 県道45号佐渡一周線沿い南側に鳥居が建ち

 傍らにケヤキの巨木が在ります

 北西側から

 北側から見上げました

 南西側から、目通り幹囲5.1mの巨木です

南側から


鳥居から南へ入って右手に琴平神社は東向きに鎮座します

狛犬です

水盤です

石鳥居です

一段上に社殿です


 歌碑です

説明版です
  琴平神社
 社頭歌は
   「君が代は いづれの緒より しらべけむ ながく久しき ことひらの神」
     八十八翁・従一位建通(不詳)
 明治維新後、十二代広橋庭世の時代、神仏混交を解き金毘羅神社を建設。
 従来の修験を廃し神官となる。 


 参道の南側には木崎神社御旅所です、木崎神社はここから南東へ約700mの小木城山公園の入り口近くにあります

では、次へ行きましょう
 
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新潟県佐渡市、和木「林道のトチノキ二本」です!!

2022-07-03 07:18:39 | 巨木・文化財
 佐渡について、大佐渡山地は、島の北側に南南西から北北東に延びています

 南南西の端には佐渡金山、ほぼ中央に日本二百名山の金北山(標高1172m)とドンデン高原

 そして北北東の端には、6月初旬に黄色い花をつける飛島カンゾウの大野亀まで

 総延長約45kmの山塊になります

では、

 和木地区は、佐渡市役所の北北東約20kmのところ

 国道350号線を北東へ、夷二ノ町信号を左(北)へ県道45号佐渡一周線です

 内海府を右に見ながら一路北へ進みます

 和木地区に入り、和木公会堂を過ぎた左カーブの海側防波堤の壁に「大佐渡石名天然杉」の文字です

すぐに左の旧道へ入ります

和木川の橋を渡るとまた案内板です

ここから和木川に沿って林道石名和木線を西へ進みます

川沿いの林道がやがてつづれ折の山道となり、天然杉まで5kmの標識です

まもなく林道右手に大きな幹が見えて来ました

まず最初の目的のトチノキです

目通り幹囲6.5mの巨木です

大きなトチノキの幹を見上げました

谷側から

道路先側から

では、次のトチノキへ行きましょう


もう一本は、道路右手に赤い木肌のスギが目立つこの沢のある左手です


道路左下側にみえてきました

目通り幹囲5.7mの巨木です


最初のトチノキの巨木から約1km足らずです

少し登って


沢のところから

 では、「大佐渡石名天然杉」へ行きましょう
 
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