総裁選

マスメディアは自民党の総裁選挙でもちきりだ。新型コロナの感染拡大で、自宅放置されている感染者が増え続けているが、そんなことはお構いなしに誰が総理大臣になるかが専らの話題だ。国会も開かず国民の命は二の次の振る舞いに、異を唱えるマスメディアは殆ど無い。異常なニッポンだと思う人は少ないのだろうか。
　総理大臣に誰がなっても、人材払底で不良在庫しか残っていない今の政権党にコロナを治められる人はいない。目先を少し変えて人気を挽回しようという魂胆だが、包装紙を変えるだけだから期待は出来ない。衆院選が勝負だ。
　今日は午後から近くの川を散歩した。久し振りにいつものポイントでカワセミにあった。住宅街を流れる小さな川にも秋がきていた。

今日のカワセミ

今年生まれの若オスのようだ

ススキが穂をだしていた

言葉の破壊

先日、「自宅療養」とは、一般的には症状が安定した時に病院から出て自宅でゆっくり静養するという意味で、いまコロナの感染者は入院の選択肢が奪われていて、自宅療養とは言えない。「入院できない」という一種のトリアージで、「入院拒否」とか「入院謝絶」となどの言い方をすべきだ。
これは、医療現場は懸命な活動をしているが、問題は政府の側にある。安倍・菅政権ですさまじい言葉の破壊が起こっている・・・と、東工大の中島岳志教授が言っていた。
その通りだと思う。
　厚労省は８月２７日、自宅療養中の人が初めて１０万人を超えて１１万８０３５人になったと発表した。感染しても病院で診てもらうことすら出来ない状態になっている。
現在、所謂自宅療養中に無くなる人が増えていて、中でも働き盛りの３０代から５０代の人が増えているとの事だ。
恐ろしいことだが、庶民はひたすら自衛で耐え凌ぐほかないのか、解決の糸口を次の選挙に見つけたい。

癒し系の野鳥アカショウビン　１０年前の撮影

血流

血の流れが悪くなったので４キロのウォーキングとスロージョギングをした。ものを考えたり文章を書いたりすると直ぐ分かるのが血流の状態だ。若い時はそれ程感じなかったが、一定の年齢を超えた時に良く分かるようになった。
　今日も歩いた後、朝から取り掛かっていた簡単な資料がスッと仕上がった。身体も頭もスッキリした。

公園のスズメ

流石に暑さには負けるようだ

水浴び

今日も午前１０時過ぎると３５℃を超えて流石に少し息苦しい。以前はカワセミを撮りに足繁く通った懐かしい池は、コロナのせいもあるのか、着いたら人っ子一人いなかった。
今日カワセミはどこにも見当たらなかったが、オナガの一団が賑やかに水浴びをしていた。僅か１０分の滞在でも全身から汗が噴き出してきたので、危険を感じて急いで帰宅した。過去の記録を見たらこの池には８年振りだったが、環境は殆ど変わっていなかった。　
カワセミが居れば近くていい場所なのだが・・・。
今日も資料の整理や書棚の本の入れ替えなど、気の進まない作業はやはり長続きしなかった。涼しくなってからと、同じセリフを今日も呟いていた。

気持ちよさそうにオナガが水浴びしていた

ムクドリの幼鳥も一緒に

水浴び後はボロボロの姿

児童虐待

心が痛む数字だ。厚生労働省が今日発表した、全国の児童相談所が２０２０年度に対応した１８歳未満の子どもへの児童虐待は、過去最多の２０万５０２９件に上った。
　新型コロナウイルス感染拡大の直接的な影響は見られないと言っているが、コロナによる生活困窮も影響しているのではないかと思われる。１９９０年度から今までずっと増え続けているのは、日本の社会が病んでいる証拠だろう。格差が拡大し子どもの相対的貧困率はＯＥＣＤ加盟３４ヵ国中１０番目に高いのも悲しい現実だ。
　地域の児童福祉施設の運営に関わっているので、この統計数字はいつも注意して見ている。本来ならこのような施設を必要としない社会が理想だ。先ずは貧困と格差を無くし、子どもを大切にする政治が求められる。やはり選挙だ。
　今日も我家の地域に熱中症警戒アラートが出ていた。体温を超える暑さは堪える。終日家の中の作業で一日が終わった。

お山の水場のヒヨドリ　今日のように暑い日は快適だ