後回し

新型コロナウイルスの感染防止の自粛生活を送っているうちに、５月も今日で終わりになってしまった。芽吹きから新緑の一番良い季節に、屋外での活動が何も出来なかったことが心残りだ。明日から地域の公共施設も利用が解禁され、まちづくりの関係でも事前の作業が求められている。これから今までにない生活が始まる。リズムも違って来るだろうが慣れることが肝心だ。
　新しい生活を始めるために、片づけをしなければいけないが、面倒なことはついつい後回しだ。やらなければ・・・と何度言ってるだろうか。

昨年の５月３１日に会ったブッポウソウ、今年は会えるだろうか

丁度ペアリングの最中だった

体育館の屋上

グリーンベルトで営巣していたカラス、３羽の子ガラスがようやく人前に姿を見せた。昨日まで巣の近くの木立で親から餌を貰っていたが、今朝初めて目の前の映画大学体育館の屋上で給餌場面が観られるようになった。毎年この屋上が子育ての場になっていて、子ガラスの色々な仕草を観るのが楽しみになっている。まだ目につくものが珍しいのか、嘴でつついたり引っ張ったり、観ていて飽きない。大きくなったら憎まれる存在になるのだろうが、カラスが悪いわけではない。毎年３０～４０万羽も駆除されると聞いて、共生の道はないのかいつも考えてしまう。自粛生活を癒やしてくれる存在なのに・・・。

大きな口を開けて餌を要求している

油断をしていると他の子に餌をとられてしまう

解除

緊急事態宣言が解除され全国的に全面解除された。相変わらず情緒的な表現の多い安倍さんのダラダラとした記者会見の話は、既に報道されていることばかりだ。
やたらに数字を並べ立て、結局何を言いたいのかさっぱり分からず、心に響くものは無かった。
　外国の名だたるリーダーの簡潔にして要を得た演説を少しは勉強したらよいと思うのは私だけか。
　これからの感染拡大が心配になるが、後は三密を避ける努力を自分でする以外にない。
　今日ようやくまちづくりの総会議案書が出来上がった。一日良く働いた。

タンポポと一緒におすまし顔のクロツグミ

校庭

新型コロナウイルスが騒ぎになる前の日曜日には、目の前に二つある校庭はサッカーや少年野球の子どもたちの歓声で賑やかだった。今は大変静かでムクドリやカワラヒワやスズメなどの餌場になっている。今一番賑やかなのは子育て中のカラスの親子だ。今日も一人前に大きくなった子ガラスたちが、大きな口を開けて餌を強請っていた。明日以降の緊急事態宣言如何によっては、また子どもたちの賑やかな声が戻るかも知れない。期待したい。

コムクドリも背景によって魅力的になる

花に埋もれた？コムクドリ

解除宣言

緊急事態宣言の解除が近々あるとの報道に、自粛生活に飽き飽きしていても、心配なことだらけだ。新型コロナウイルスの検査体制一つとってもまだ不十分。感染の第２波が来た時の対策は手付かずだ。今の政権はやることなすことちぐはぐで、今すぐ助けが必要な人に手が差し伸べられていない実態を、夕方のＴＢＳの報道特集は余すことなく伝えていた。
今日は昼からの久し振りの晴天に自粛生活の鬱々とした気持ちが少しは晴れた。

今シーズンはまだ会えないクロツグミ

会えないと忘れ物をしているような気がする