卒儀式

地域の小・中学校から卒業式は生徒だけで行うと連絡があった。映画大学からも同様の連絡があり、新型コロナウイルスの影響は身近なものに及んでいる。どれも招かれていたので、ホッとする一方で生徒が気の毒に思う。誰でも卒業式は自分の成長過程の区切りとなる行事だ。　かつての職場のＯＢ組織からも春の一連の行事は中止するとの連絡が届いた。目に見えない新型コロナウイルスが相手では手の出しようが無い。
　朝からの雨は芽吹きには丁度良かったのではないか。今日は終日管理組合の細々としたパソコン作業にとられた。

公園のヒレンジャク　木に登っていた

ヒレンジャクの飛び出し

絶滅危惧種

映画大学との打ち合わせで、今どきの学生談義になった。自分から道を求めて入ってくる現在の専門学校生は、一般の大学生に比べると「外れている」のが多いそうだ。「はずれる」意味合いが理解のいるところだが、生活力があり逞しい、想像力も豊かで怖気づかないなどのようだ。自分たちが子供のころは当たり前にいた人間が、今や絶滅危惧種になっている。映画大学の「外れ者」に、わが街のまちづくりをお願いしたい。夜、映画大学に就職した若者の祝賀会を開いた。久しぶりの明るい話題に酒もすすんだ。

　　　　　　　　

キレンジャクはリュウノヒゲの実を食べていたが　口元を良く見たら可愛い舌をうまく使っていた

あと1日

小学校も明日が最後の日となる。目の前で行われていた運動会など、子供たちの歓声が聞こえなくなる。統合によって学校がなくなるのは寂しい。教育を効率だけで考える役人の貧弱な発想が、教育を更に駄目にしている。さらに気になるのは、PTAの父母たちの考えだ。今回の跡地問題での彼らの行動は、自分たちの子供さえ良ければという魂胆がハッキリした。貧しい考えの親に育てられる子供ほど不幸なことは無い。跡地問題を考えてきた人たちの果たす役割はこれからも続く。

　　　　　 　　　　　 　　　　　

　　　　カウントダウンのプレートも「1」になった　晴れた空では数羽のヒバリが美声を競っていた

閉校式

地域の中学校の閉校式があった。街の歴史が一つ消えた。この学校を巣立った子供は既に子育ての年代となり、卒業生と父母を中心に様々な記念行事が行われた。学校教育も企業経営と同列の効率化の基準から逃れられない。子供達の将来をもう少し明るいものにするなら、せめて不安の無いノビノビとした教育環境を保障したいと思う。昨晩は親しい友人の転職激励会をやり、楽しい話と美味しいワインがあったため、帰宅は日付変更線を越えていた。「昨日はブログを書いてなかったね」とチェックを入れてくれた仲間がいた。読んでくださる人に感謝！！

　　　　　　　　　　　　

　　　　　ちょっと寂しい横断幕　　　　２０数年の歴史を閉じる校舎