横浜に出かけたが薄いシャツとブルゾンで十分だった。目が出るような暖かさに、日本映画大学に寄贈した玉縄桜が数輪ほころんでいた。寒さと暖かさを繰り返しながら着実に春は近づいている。今夜のＮＨＫ首都圏特報で、首都に避難している福島の方たちの実情を取り上げていた。まだ１４万人が避難生活を余儀なくされているのに、復興より原発再稼働を優先する安倍内閣にレッドカードを出したい。避難している方たちに一日も早い文字通りの「春」を届けるために、私たちも力を合わせたい。
北の大地で圧倒的な存在感があったのがシマフクロウだ 零下１０数℃の屋外で４時間頑張った お蔭で指先に軽い凍傷を起こしていた
最近陰湿な事件が相次いでいる。図書館のアンネの日記など、ナチの時代を扱った書籍が大量に破られている。許し難い行為で心の底から怒りを覚えるが、なぜか時代を映しているように感じる。誰でも良かった殺人など、ここ１０数年の社会現象化した不愉快な事件は、格差社会と無関係ではないと思う。非正規労働者が労働人口の１／３を超える異常な構造に、不安定な社会の根源があるのではないか。安心して生活できる賃金と雇用環境があれば、これ程イライラした社会にはならない。早い改善を望みたい。
いっぺんに魅せられてしまったオオワシ この迫力に息を呑む
ＮＨＫの籾井会長がまた国会に招致された。自分の就任日にＮＨＫ役員の辞表を提出させた件について糺されていた。任命権を持つ首相に近い考えの持ち主だけある振る舞いだ。とんでもない人間が公共放送のトップに就いたものだとの思いを更に強くした。正に国営放送ならぬ国策放送局に成り下がってしまう。どこか北の国の威勢の良い放送を彷彿とさせる。恐ろしいことだ。今日は夜に日本映画大学学生の地域交流班との懇談会があった。孫の様な年齢の彼らと、まちの将来について夢を語り合った。良い時間だった。
用事で出たついでに池に寄った 今季きちんと撮れていないヨシガモ♂に会えた 同じ池にいたヒドリガモ どちらも素晴らしく素敵な衣装を纏っている
オリンピックに出場したメダリストたちが帰ってきた。記者会見で印象に残ったのは、羽生選手のしっかりした発言だった。頼もしい若者がいる。浅田真央選手の外国特派員協会での答えも良かった。２０２０年東京オリンピック会長の森という元首相が、浅田選手に対する幼稚で低能な発言をしたことをたずねられ、ユーモアを交えて軽く切り替えしていた。これからのニッポンはこの若者たちに期待したい。今日は歯医者で半日つぶれてしまった。
流氷の上のオオワシ 数の多さに圧倒された 流氷に囲まれた羅臼のまち
冬の北海道に仲間と４人で出かけた。初めての冬の北海道だ。２０数種の野鳥と出会い、吹雪の中を震えながら撮影したことは、厳しかったが良い思い出になった。帰宅して早々に地域のボランティア活動のトラブル処理に追われ、楽しみな写真整理は全く手がつかなかった。明日以降に持ち越しだ。
この姿を見たら誰でも一目ぼれだ オオワシとオジロワシ
