蚊帳の外

トランプ大統領が金正恩委員長と会談したニュースが速報で伝えられた。お互いに大変問題の多い人物だが、会っている間はミサイルは飛ばない。何度でも良いから納得するまで話し合うことが大事だ。ミサイルや戦闘機で解決するものは無い。
　今回のＧ２０で、議長国としての役割が果たせなかった日本は、早くトランプ大統領の金魚の糞から脱しないと、何も出来ない日本だとの評価は不動のものになってしまい、ますます世界の動きから置いて行かれる。
　一番近い隣の国の大統領と話すら出来ない狭い了見では、大きな仕事も出来ないだろう。私たちはもう少し賢くなる努力をしたい。
　今日は午後から１９９０年に作られた映画「桜の園」を観て、その作品を作った監督と話をする会に参加した。映画を更に身近に感じる企画で、映画大学の教授による個人塾だ。
　映画を作った目的や苦労など、映画完成までの道のりが分かり、内容を一層深く理解できる良い催しだった。週末も無事に終わった。

テントの近くまで様子を観に来たアカショウビン

絵と朗読

地域に誘致した児童福祉施設の地域交流スペースで、「米倉斉加年のメルヘン」と題して、絵本の読み聞かせが行われた。米倉斉加年の「おとなになれなかった弟たちに・・・」と「多毛留」を、地域交流スペースを一杯に埋めた参加者を前に、斉加年の長男で劇団も主宰する日呂登氏が二冊の絵本を音で読み解いていった。
　主催はこの交流スペースで活躍している児童図書館を運営する団体「白山ほんの森」である。まちづくりが苦労してこの施設に取り入れた児童図書が、このような形で活かされていることに、私たちがこれ迄してきたことが間違っていなかったと改めて自信を深めた。日呂登氏の話の中に、まちづくりと共通する話題が幾つもあり、今日の催しも大変学ぶことが多かった。
　夕方から地域の若者との「わかもの会」に出た。およそ２ヶ月に一度のペースで開催している楽しい会だ。今日は５人の若者に囲まれて少し若返った気がした。これも長続きさせたい組織だ。

米倉斉加年のメルヘン会場風景

米倉日呂登氏

アカショウビンのメス

同じくアカショウビンのメス

アカショウビンのオス

Ｇ20

今日からＧ２０サミットが大阪で始まった。日米では農産物をはじめとしたＦＴＡ、日中では尖閣諸島、日ロでは北方領土、日韓では慰安婦問題、日朝では拉致問題など、難題が何も解決していない中で、「安倍さんやってるじゃん」を演出するには良い機会だ。トランプにキチンとものを言う各国首脳とは対照的に、親分の隣ではしゃいでいる安倍さんの顔が哀れだ。国際的な会議は日本の位置を観察する上でとても良い機会だ。安倍さんの発する形容詞に惑わされず、何が出来たかをしっかり見極めたい。
　昨日からの台風で大きな被害が出なかったのは幸いだ。避難したベランダの植物も元に戻した。

数年ぶりに会ったチゴハヤブサ

丁度子育ての最中だ

骨休め

青い空と深い緑、爽やかな風の中で３日間、日常の雑事から逃れて過ごした。幸い電波が届かないので、思考を妨げるものは一切ない。明日から働く気力も蓄えられた。良い仲間も集まってくれたのが嬉しかった。

森の人気者のアカゲラ

休養

朝から良く降る。今日の様な日は休養にうってつけだ。まちづくりの総会が終わり、疲れが溜まっている。吐き出してこよう。

先日のキジ、良い所に出たがなかなか近づけなかった。