静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

54期生の思い出 7月

2024年03月18日 09時09分07秒 | 日記
3月18日 月曜日
54期生の思い出の続き、今回は7月です。
7月に入って早々にダイビング講習が始まりました。学園での学科講習と2日間のプール講習のあと海洋(沼津市 大瀬崎)での海洋実習を行い、試験にも合格して、全員がライセンスを取得しました。



ダイビング講習のあとは、6月から始まった水泳訓練の集大成として遠泳がありました。戸田湾の御浜海水浴場を出発点として、対岸までの往復約2.5㎞を泳ぎました。54期生にはほとんど泳げないという生徒も複数いましたが、1か月弱の訓練で上達し、全員が浮きもつけずに2.5kmを泳ぎ切りました。終了後の感想文で、ちゃんと努力すれば成果が出るんだということを実感したと書いた生徒もいました。



授業では全国的にも珍しい深海魚漁師である長谷川さん親子の講義や、水産・海洋技術研究所の研究員さんの講義がありました。長谷川さんの講義では、はじめに深海ザメの解体の実演があり、身と卵を調理してお昼に実食もさせて頂きました。普段目にすることのない深海ザメに直接触れて、体の構造も知ることができ、貴重な体験になりました。



講習では膨張式救命筏の講習がありました。実際の遭難を想定して作業着を着たまま救命胴着を着けて海に飛び込み、救命筏に乗り移る訓練をしました。



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