グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

白い月と飛行機

2024年01月18日 | ツアー
昨日は、ダイビングのリピーター女性陣と、火口〜裏砂漠を歩いてきました。

お一人は15年ぶりぐらいの来島だったのですが、全然変わっていなくて、遠くからでもすぐわかりました!

ダイビングの店に通ってくださっていた方は、生物観察が好きで観察力のある方が多いので…

地味な常緑の木を観察して「これ虫コブですか?」などと、鋭い指摘!

昔話に花を咲かせながら三原山を登りました。

昨日は、風が弱く、空に雲が適度にある日だったので、山の上から見下ろす海は絶景でした!


火口一周コースにある「伊豆大島に見える溶岩」は、最初「目玉焼きに見える」と思って足を止めたそうです。

お一人は「目玉焼きじゃなくて、殻をむきそこねた茹で卵に見える」とおっしゃっていました。

皆さんには何に見えますか〜?

「(手前の)丸いスベスベの石と、火口と、富士山の景色が豪華だ」ということで、勧められて撮影した風景。

普段と違う構図なので、新鮮に感じました(雲の左下に富士山があります)。

「シャンパングラスに浮かぶ伊豆諸島」を紹介したときには…

「低い位置から見ないと、グラスから水(海です)が溢れちゃう」と指摘を受け

木の杭を持ち手に見立てて、低い位置から撮ってみましたが…。こんな持ち手の太いシャンパングラスはありませんよね😅

お一人は、理系のお仕事をしていた方だったので、火山灰が積もって層になっている細長い石を観察したり

石の色や形状の違いの理由を、推測したりされていました😊


噴気が、なかなか盛大で

富士山の手前でモクモクしていて、気分が上がりました。

(お客様は富士山の麓に住んでいる方だったので、この日の富士山はよりスペシャルでした!)

裏砂漠に向かう頃には太陽の位置が低くなり、奥の溶岩の凹凸がよりクリアになり、壮大さが増していました。

(景色を見て「人がいればスケールになるのになぁ」と呟いたら、お客様が走って行ってモデルになってくれました)

数日前の雪で枯れたと思われるアシタバからは、元気な緑色の若葉が伸びていて「頑張っているなぁ」と思いました。

😊

穴だらけの小石(スコリア)の上を、ザクザク音を立てて歩きながら

「なんとかして音を立てずに歩けないか」と挑戦しましたが、どうやっても無理でした。

これって、泥棒よけに最適かも!!😊

楽しすぎて時間が足りず、日没が迫っていたけれど、裏砂漠での休憩は絶対体験してもらいたく、ティータイム&昼寝!

するとお客様が…「月と飛行機」を見つけてくれました!!

みんなで一緒に空を見上げ、白い月と白い飛行機がすれ違う景色を眺めて、とても幸せな時間を過ごしました。(感謝)

(かな)
コメント
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