「お元気ですか」岡野恵美です

岡野恵美の日常の活動や生活を紹介します。

9日の政策担当者会議で「『汚染土壌処理業』の許可に住民意志の反映を求める請願」審査

2017年02月12日 | 日記

 2月12日(日)

 良い天気。自宅で議会準備や事務処理など行う。

     

 9日の県政策担当者会議で、13人の委員が出席し、

2月定例月会議に提出される請願について請願者の

皆さんからの意見聴取が行われたので、その模様に

ついて記入ました。

 今回出される予定の請願は1件です。

 提出するのは、紀北町・船津川の水源を守る会

(野間秀治会長)。

請願名は『汚染土壌処理業(海山土壌処理センター

)』の許可に住民意志の反映を求める請願書」。

 この請願は、紀北町上里に建設が進んでいる汚染

土壌処理施設について、中止してほしいとの願いをこめ、

法的に困難でもせめて住民意志を反映してほしいとの

切実な訴え。会のメンバーである関係3地区の区長さん

や、東・津村県議も同席されていました。

 委員がこの処理施設について、様々な角度から質問。

 先日、拳銃保持で逮捕された、紀北町元町議の土地

が含まれていること。この元議員が仲介していたこと。

すでに処理したものを保管する倉庫の建設が8割完成し

ていること(処理施設はこれから)。

 海山町の水道水源の300メートル上流に位置し、

水道汚染の心配が大きいこと。下流のあおさやカキなど

の漁業への影響も心配されること。面積は6万平方メー

トルと大きく、県外の業者が県外から汚染土壌を搬入す

ること。 この問題がわかったのは昨年11月になって

からなど。

  工事は、2月6日付で、町水道水源保護条例の対象

事業に認定するとの通知を建設を担当するソイルテック

ジャパン(同町上里)に提出したことにより、施設

建設の可否の結論が出るまでの間、止まっている状態

だとのこと。

 

 後日の新聞報道によると

 土壌汚染対策法は、汚染土壌処理施設の運営には県

の許可を得る必要があると定めている。住民らは施設

完成後に同社が県に許可を申請する可能性を考慮し、

署名の提出を決めた。昨年12月下旬にも、同様の

内容で677人分の署名を提出している。

 会の皆さんは、9日に施設の運営に許可権限を持つ

三重県にたいし、建設に反対する4448人分の

署名を環境生活部の中川和也次長に提出し「大多数

の住民が建設に反対している。許可の申請があれば

慎重な審議を」 と求めた。中川次長は「皆さんの

不安や懸念を受け止める。新政があれば厳正に審査

する」と述べたとのこと。

 いずれにしても、建設後の処理業の許可が必要な

だけで、これでは何をやっても構わないことになる

と私は思う。あちこちで汚染土の持ち込みが問題にな

っている。

 この問題を解決するためには、2015年の県議会で

請願が通った「残土処理条例」を他県にならって

早急につくることが必要だと思う。

 

 

 

 

 

 

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