A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

サザナミナイトVol.26/原子力牧場東京デビュー@新宿JAM 2011.8.6(sat)

2011年08月08日 00時20分38秒 | ロッケンロール万歳!

サザナミ・レーベルが定期的に開催しているイベント「サザナミナイト」のVol.26。久しく行ってなかったが、静岡の原子力牧場の東京デビューなので新宿JAMへ馳せ参じた。ゴーグルエースのリーダーにしてサザナミ・レーベルの"セクシー社長"カマチガク氏が独自の感性でセレクトした若手バンドのショーケース的なイベントで毎回魅力的な新人とロッケンロールの楽しさを満喫できる素敵なイベントだ。この日はTHE TON-UP MOTORSのレコ発でもある。

一番手はあなあくやまい。2×G,B,Dsの4人組。フロントの3人が全員ヴォーカルを取れるところが強みだ。はっぴぃえんどみたいな70年代の香り濃いレイドバックしたサウンドが新鮮だった。



2番目に待望の原子力牧場。もよぽん(Vo,B)、もたん(G)、ハセ(Ds)のトリオ。入場時に歌詞や4コマ漫画が掲載してある「あとみっくす」という手作りの小冊子が配られた。もよぽんは黒いフードを被って演奏。実は私は音源を聴いた時から男性だと思い込んでおり、ライヴ途中でフードを取るまで女の子だとは気が付かなかった! それを知った時の衝撃はそれまでの世界観が360度ひっくり返るショックだった。途中でもたんのギター・ストラップが切れてしまうというアクシデントがあったが、それ故より過激なステージングになり、最後はギターとベースを放り投げてパンキッシュに終了。正直言って演奏力はまだまだ向上の余地があるが、詩の朗読を取り入れたりして独自の世界の片鱗を覗かせた。今回は30分の短いステージだったが9月18日の二万電圧での自主企画ライヴではよりどっぷりと彼らの宇宙に浸りたいと思う。終演後メンバーに挨拶したが皆礼儀正しく丁寧に対応してくれ高感度アップ。もよぽんはとっても可愛いらしい女の子で萌えました。



3番手はザ・モーレツアタック40's。GとDsの二人組で底抜けに楽しいロカビリーを聴かせる。このバンドからサザナミナイト特有の客席を巻き込んだR&Rパーティー状態になってゆく。漫才のような二人の駆け引きが笑わせてくれた。演奏力も高い。



4番手が仕掛人カマチガク氏率いるゴーグルエース。今まで何度もライヴを観ているがその度に思わず踊り出してしまう最高のエンターテイメント・バンドだ。フロント3人の振りを揃えた動きやカマチ氏の楽しいMCに心行くまでダンスダンスダンス! 史上初「やっほー!」のコール&レスポンスもユニーク。



トリが7月にアルバム「Hey!People」をリリースしたばかりのTHE TON-UP MOTORS。Vo.の"ミスター・ダイナマイト"上杉リトル・ウルフ周太氏の豪快なパフォーマンスと観客とのコール&レスポンスがサイコー! ファンクやソウル、R&Bの影響の強い踊れるロック。会場一体となって合唱する超盛り上がり大会はさすが結成11年目のベテランならでは。



今回も汗だくになって踊り叫び歌いまくったサザナミナイトだった。

驚いた
もよぽんくんは
女の子!

未だに「もよぽんショック」が続いている笑。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ライブレポありがとうございます。 (こあみん)
2011-08-08 22:21:14
ライブレポありがとうございます。

イベントへの思い入れが熱く伝わってきました。
臨場感に溢れた非常に素晴らしい文章です。
動画入りなのも嬉しいです。

私も近々、ライブレポをアップする予定です。
画像も動画もない、文字ばかりの殺風景な
レポになってしまいますが。。。(笑)

お時間があればどうぞ読んで上げて下さい。
返信する
ライヴレポ (miro)
2011-08-09 00:06:33
こあみんさん

読んでいただきありがとうございます!
文章力がないのを動画で補っているような有様ですが、ライヴの楽しさ、素晴らしさが少しでも読者に伝わるよう心がけています。

こあみんさんの分析力/洞察力に溢れたレポを楽しみにしています。
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