A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

マスドレ@渋谷クラブクアトロ 2009.3.29(sun)

2009年03月31日 00時48分30秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界
Mass Of The Fermenting Dregsの2ndアルバム「ワールド・イズ・ユアーズ」のレコ発クアトロ・ワンマン・ツアー最終日。

バンドの勢いを象徴するようにチケットはSold Out。20代中心の若い客層だ。男性のほうがちょっと多いかな。
始まる前はなんとなくまったりした雰囲気だったのだが、ナツコン(vo,b)、チエミ(g,cho)、サポート・ドラマー(男性/名前分からず)が登場すると一気に前に押し寄せる。私も波に揉まれてステージ真ん前の一番激しい場所へ。

彼女たちの演奏はとにかく放射するエネルギーが熱い。内に篭ることなく自分たちの気持ちを120%観客へ伝えようとする。
実は2月の地方ツアーがナツコンの喉の病気で延期になった。そのときに感じたメンバーやスタッフのありがたさを語り涙を流す場面も自らに正直な彼女たちの姿勢を示していた。

2ndアルバムで聴かせたミッド・テンポのメロディアスなナンバーも良かったし、ナツコンがキーボードを弾き、2ndのプロデュースを手がけた中尾憲太郎氏がベースを弾く曲が2曲あり、それがキーボード主体のバラードではなくマスドレ節炸裂のアップテンポのロックだったのも良かった。

途中で客電を点けて観客一人ひとりの顔を見渡すナツコン。「こんな広いところでワンマンがやれて嬉しいよ。皆いい顔してるよ」。エンディングはお約束の「Bears」でハードにキめる。揉みくちゃにされながらマスドレの熱いメッセージを全身で受けとめた。

汗まみれ
気分爽快
マスドレだ

前日のオアシスとは違って満足感の溢れるライヴだった。





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中原昌也出演~青山真治監督「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」

2009年03月30日 00時01分26秒 | 映画やDVDのこと
遅まきながら2006年公開映画「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」のDVDをTSUTAYAで借りてきて観た。

青山真治監督、浅野忠信氏、宮崎あおいちゃん、筒井康隆氏に加え、中原昌也氏の映画初出演作である。中原氏はミュージシャン役ということで無難にこなしている。

2015年"レミング病"という自殺の病が全世界を恐怖に陥れる中、唯一の治療法が、ミズタニ(浅野)とアスハラ(中原)の奏でる強烈なノイズ・ミュージックを聴くことだった。富豪(筒井)がレミング病に感染した孫娘(宮崎)を治癒するために、今は田舎で悠々自適の音楽活動をおこなう二人の元を尋ねる、というストーリー。

浅野氏と中原氏の生演奏による音楽が兎に角カッコいい。これは映画の体裁を取ったプロモーション・ビデオである。
電子楽器、エフェクター、コンピューター、海岸で拾ったゴミがところ狭しと散乱するスタジオは中原昌也氏の実際の制作現場を彷彿させるものだ。
ハイライトの、自殺したアスハラの追悼を兼ねて広大な野原にスピーカーを重ねギターを演奏するミズタニの姿が涙が出る程素晴らしい。
珍しく2度も観てしまった。

「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」とは「神よ何ゆえに我を見捨てたもうや」というキリストが十字架に架けられた時に口にした最後の言葉だという。
エリ・エリ・レマ・サバクタニ HP

騒音が
人類救う
近未来

前衛音楽好きの青山監督ならではの傑作。他の作品も観てみよう。

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オアシス@幕張メッセ 2009.3.28 (sat)

2009年03月29日 01時33分59秒 | ロッケンロール万歳!
DVDやサマーソニックの中継で観ているが、生でオアシスを観るのは初めてだ。

それにしても幕張メッセは何と不便なんだろう。中央線の西の方に住んでいる私は行くのに2時間かかるし、ついてからメッセに入場するまでが長蛇の列。まるで連休中のディズニーランドの人気アトラクションのように列が蛇行しておりいつになったら会場に入れるのかまるで分からない。結局45分以上かかってやっと入れた。

最初に名前もハッキリ聞き取れないどうでもいい日本のバンドが前座で出演し、オアシス様は6時50分頃登場。「うお~っ」という歓声とともに観客が前へ押し寄せる。男性ファンが7割くらいを占めていたようだ。

それにしても幕張メッセでのコンサートは観にくい。元々展示場でだだっ広い平面にステージを作る訳。前に少しでも背の高い人がいるとステージが全く観えない。

ステージ上に4面スクリーンがありメンバーの姿やイメージフィルムを流し、ステージ両脇には演奏中のメンバーが映される。メンバーの姿を生で見られたのはつま先立ちでホンの一瞬だけだった。セットリストは詳しい人が自分のブログで書いていると思うので検索してみて下さい。2時間弱のステージ。

殆どが聴き覚えのあるヒット曲だが、私的には余り受けが良くなかった新作「Dig Out Your Soul」の曲が新鮮で良かった。それにしても観客の大合唱には驚いた。私の知り合いが「オアシスは演歌だ」と悟った意見を言っていたが、泣きのメロディーが日本人の琴線に触れるのだろう。個人的には余り思い入れはないが英国ロックの現代の代表格であることは間違いない。

オアシスで
疲れた身体を
風呂癒す

幕張メッセのコンサートにはもう行かないと決心した。



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中原昌也 ペインティング/ペンディング展@外苑前オン・サンデーズ

2009年03月28日 02時12分02秒 | アート!アート!アート!
中原昌也氏の月刊ヘア・スタイリスティックスの完結を記念して、氏のアート展が始まった。

オン・サンデーズは外苑前駅から徒歩5分のワタリウム美術館の1FとB1のアート・ショップである。「ペインティング/ペンディング展」と題されたこの展覧会はB1の壁一面を使って30点程の作品が飾ってある。中原氏が今まで自分の小説や月刊ヘアスタのCDアートワーク用に描いてきた原画である。思いの外小さくて、大きなものでもB4くらいだろうか。普段見慣れているものだから原画を見たところで余り感慨はないというのが正直な感想だ。
ただ一角に白いキャンパスが展示してあり、展覧会の期間中、中原氏が徐々に完成させるという趣向は面白い。だから「ペンディング」なのである。

期間中に何回かゲストを迎えてのトーク&ライヴが開催される。オープニングの27日(金)は美術評論家の椹木野衣氏のギターと1時間程のセッションをした。ギター・プレイはドローン中心で重厚な雰囲気の演奏となった。中原氏はヴィンテージの電子楽器を使用。本屋の売り場をそのままライヴ会場にしてしまい、モニターはおろかPAもない状況でなかなかいい演奏だった。

その後二人のトーク。15年くらい前に最初にであった頃一緒にバンドをやった話から、最近の中原氏の絵画作成活動に付いてまで、とりとめのないトークだった。絵画は自分の感性をそのままダイレクトに表現できるので文筆や音楽よりも興味があるそうだ。例によって「まだ碌な作品がない」という自虐的な発言があった。要は人並みに稼いで人並みの生活がしたいということだ。

ノイジシャン
絵画によって
自己表現

「ペインティング/ペンディング展」は4月27日(月)まで開催。次回のゲストは浅野忠信氏!
ペインティング/ペンディング展 HP

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初恋の人からの手紙

2009年03月27日 00時34分04秒 | インターネットの世界
今話題になっている「初恋の人からの手紙」というサイトが面白い。
初恋の人からの手紙 HP

自分の属性を入力すると自分に合わせたラヴ・レターが出来るというにくい仕掛け。思わず赤面してしまう表現もあるし、甘酸っぱい初恋の思い出が蘇る。
私の初恋は小学校1年生の頃。いつも一緒に遊んでいる友人だった。相当昔のことになるけど元気にしているだろうか。

忘れてた
初恋のとき
思い出し

昔から「恋は下心、愛は真心」と言う。うまいこと言うなと思う。

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消え行く学校

2009年03月26日 00時21分12秒 | Weblog
私の通勤途中にある都立赤坂高校が75年の歴史に幕を下ろすという。

新たに"大田桜台高校"に生まれ変わるそうだ。単なる名前の変更ではなく、2年後には大田区馬込の都立南高校の跡地に建設中の新校舎へ移転する予定だとか。若年層が減ったが故の学校合併のひとつであろう。"赤坂高校"卒業生は今年で終わり。
私には縁もゆかりもない学校だが、閉校してしまう事実には虚しさを感じてならない。
今年の入学生は2年間旧赤坂高校の校舎に通い、最新式の新校舎には3年生の1年間しか通えない。それも可哀相だな、と思う。
学校の統廃合には何ともいえない寂しさが漂う。
大田桜台高等学校 HP

消えてゆく
学校の名を
忘れない

私の卒業した小中学校がまだあるのかどうか気になってインターネットで調べたらまだ健在で安心した。



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フリクション@タワーレコード渋谷B1 Stage One 2009.3.24

2009年03月25日 00時50分14秒 | ロッケンロール万歳!
フリクションの「Zone Tripper」以来14年ぶりのスタジオ録音「Deepers」発売記念インストア・ライヴ。
予約者特典で3月24日の入荷日にCDを購入した人だけが観られるスペシャル30 Minutesライヴだ。

CDを買おうと開場の10分前に2FのJ-Pop売り場へ行くと長蛇の列。別にフリクションを買う人ではなく、この日が新譜の入荷日だからこの行列なのだという。これを見るとCDショップが不況で大変だ、というのが嘘のようだ。

特別に3Fにフリクション売り場を準備していてくれていたので、スムーズに購入、入場出来た。
さすがフリクション、会場は満員である。10分押しでライヴ・スタート。
CDを聴いた人は殆どいない筈だが、RECKと中村達也の二人の繰り出すハードなビートに観客も盛り上がる。CDにも収録されたIggy PopとJimi Hendrixのカヴァーを含む5曲を立て続けに演奏。中村氏のドラムは手数が多くて迫力十分。RECKもオクターバーでギターのフレーズを奏で、昨年のクラブ・クアトロでのライヴでも感じたが、ギターの不在を全くモノともしないブ厚い演奏だ。
5曲やって「今日はもうおしまい」と捨台詞を残してステージを去った二人だが、意表をついてアンコールに1曲演奏。トータル40分のライヴを無料で楽しめた。これぞR&Rパラダイス。

さて肝心の「Deepers」CDだが、ライヴのワイルドな雰囲気はそのままに、よくプロデュースされたサウンドを聴かせてくれる。5曲中3曲がカヴァーだが、面白いのはカヴァーでもRECKが歌うとフリクションのオリジナルになってしまうこと。この二人のロッケンロール魂を強烈に感じる快作だ。

フリクション
ライヴの激しさ
パラダイス

5月のクラブ・クアトロ公演が楽しみだ。凄くいい整理番号が取れたのだ。




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イタリア通信~VO)))ID/BLACKSTREAM Split CD

2009年03月24日 00時52分36秒 | 素晴らしき変態音楽
MySpaceで知り合ったアーティストというかレーベルとCDのトレードをし、先方のCDが届いた。先日郵便局で悔しい思いをした件である。

Toxic Industriesというイタリアで今年発足したばかりの新興レーベルだという。このCDは限定48枚(!)でミラノ出身の2バンドVO)))ID(多分ヴォイドと読む)とBlackstreamを収録した作品だ。アートワークは全て手作りで手折りの画用紙ジャケにキリスト教関係の絵が貼ってあって十字架のネックレスが巻いてある。写真をアップしたけど小さくて見えるかな。

VO)))IDは2007年11月にベースのNargalとドラムのMarcoによりドローン/ドゥーム/アンビエント・ユニットとして結成され、後にギターのLoryが加わりトリオになった。バンド名の綴りから分かるように、アメリカのダーク・アンビエント・ノイズ・バンドSun O)))に大きな影響を受けている。このCDにはドローンで幕を開け、シャーマニックなドラムが鳴り響く「Slow Succumbing」という曲を収録。

BlackstreamはMephisto(key,vo,ds)とOccultus Rex(key,g,ds)によって2005年ブラック・メタル・バンドとして結成された。徐々に音楽性をアンビエントな方向へ変化させ、2006年デュオでフル・アルバムを発表。その後も何作かのスプリット作に参加。このCDにはメタル色の全くないヘヴィーなノイズ交響楽「Profanum - Vox Inferorum」が収録されている。

どちらもどことなく宗教色があるのがイタリアらしくて興味深い。
Toxic Industries MySpace

イタリアの
誰も知らない
前衛派

私のコピーは48枚中の36番だ。


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春分と二十四節気~自然の移り変わりで季節を知る

2009年03月23日 00時51分22秒 | Weblog
3月20日は昼と夜の時間がほぼ同じとなる春分の日で休日だった訳だが、春分の日のように太陽が黄道上のどこにあるかによって、1年間を24の季節に分けて表したものを、「二十四節気(にじゅうしせっき)」という。12か月から成る現在のカレンダーとは異なり、二十四節気では1年は「立春」の日から、そして春夏秋冬の四季は「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の日から始まる。さらにこの四季を6区分し、1年を24に分けて季節を表しているのだ。

二十四節気それぞれの言葉は、とても美しく、流れ行く季節を表現している。

●春
【立春(りっしゅん)】2月4日ころ~:陰暦で1年の初め、春が始まる日。
【雨水(うすい)】2月18日ころ~:雪やあられが雨になり、氷が解ける。
【啓蟄(けいちつ)】3月5日ころ~:大地が温まり、土の中の虫が地上に出てくる。
【春分(しゅんぶん)】3月20日ころ~:昼と夜の長さがほぼ同じで、このころから昼が徐々に長くなる。
【清明(せいめい)】4月5日ころ~:さまざまな花が咲き、万物が生き生きとして清らかになる。
【穀雨(こくう)】4月20日ころ~:春雨が田畑に降り、農作物の成長を促す。

「夏も近づく八十八夜…」と茶畑の作業風景を歌った「茶摘」に出てくる「八十八夜」は、「立春」から数えて88日目をいう。

●夏
【立夏(りっか)】5月5日ころ~:陰暦で夏が始まる日。
【小満(しょうまん)】5月21日ころ~:太陽を受けて、草木や農作物が発育する。
【芒種(ぼうしゅ)】6月5日ころ~:稲など穀物を植える。そろそろ梅雨入り。
【夏至(げし)】6月21日ころ~:太陽が最も高い夏至点に達し、北半球では昼が最も長い日。
【小暑(しょうしょ)】7月7日ころ~:梅雨が明けて本格的に暑くなる。
【大暑(たいしょ)】7月23日ころ~:1年のうち最も暑い猛暑の時期。

夏のごあいさつとして出す暑中見舞い。暑中とは、「小暑」と「大暑」のこと。暑中見舞いはこの時期に出す。「立秋」からは暦の上では秋となるので、この日以降に出すものは、「残暑見舞い」となる。

●秋
【立秋(りっしゅう)】8月7日ころ~:陰暦で秋が始まる日。
【処暑(しょしょ)】8月23日ころ~:残暑はあるものの、朝晩は秋の気配を感じる。
【白露(はくろ)】9月7日ころ~:本格的な秋が訪れ、草葉に白い露がかかる。
【秋分(しゅうぶん)】9月23日ころ~:昼と夜の長さがほぼ同じで、このころから夜が徐々に長くなる。
【寒露(かんろ)】10月8日ころ~:秋が深まり、朝夕は寒気を感じる。
【霜降(そうこう)】10月23日ころ~:霜が降り、冬の兆しが表れる。

「白露」から本格的な秋が訪れ、「秋分」に向けて本格的な農作物の収穫期。さまざまな農作物を供えて月見をする地域も多い。満ち欠けを繰り返す月を生命の根源と考え、豊作の願いと感謝を込めた収穫祭の意味もあるようだ。

●冬
【立冬(りっとう)】11月7日ころ~:陰暦で冬が始まる日。
【小雪(しょうせつ)】11月22日ころ~:本格的な冬となり、北国では雪が降り始める。
【大雪(たいせつ)】12月7日ころ~:北風が強く吹き、雪が降り積もる。
【冬至(とうじ)】12月22日ころ~:北半球では1年で昼の時間が最も短く、このころから日あしが伸びていく。
【小寒(しょうかん)】1月5日ころ~:この日より「寒の入り」。寒さが次第に厳しくなる。
【大寒(だいかん)】1月20日ころ~:1年のうちで最も寒い時期。

「冬至」の日には、かぼちゃを食べ、ゆず湯に入る風習があるが、これは寒さを乗り切るための生活の知恵によるものとされている。かぼちゃは、健康維持に役立つビタミンやβ-カロテンが豊富。また、ゆず湯には風邪の予防や皮膚を保護する働きがあるとされている。

文字を眺めているだけで、季節を感じられるような気がしないだろうか。3月20日の「春分」のころから徐々に昼の時間が長く感じたり、「清明」のころには色とりどりの花に心奪われたり…。二十四節気を思いながら、自然の移り変わりにしばし心をとめてみるのもいいものだ。

四季じゃなく
二十四節期
風情ある

日本人の伝統の美学を感じる。

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TSUTAYAにて~チャットモンチー「告白」他

2009年03月22日 01時36分24秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界
朝11時にTSUTAYAに行った。今日がチャットモンチーの「告白」のレンタル解禁日なのだ。

まだチャットモは棚に入っていなかったので店員に訊くと、今から出します、とのこと。最初の一枚を手にした。その他に見事ブレイクを果たした相対性理論の「ハイファイ新書」とGO GO 7188の「アンテナ」と聴き逃していたCDをレンタル。
早速家に帰ってiTunesへの読み込み作業。

チャットモはさすが貫禄の出来。歌詞もサウンドも少し大人になったかな。絵莉子ちゃんのヴォーカルは今までより説得力を増しているし、久美子ちゃん&晃子ちゃんのリズム隊のうねりはますます緩急がついて、今一番ノッてる女子バンドとしての存在感を示す。特に「長い目で見て」の3人のヴォーカルの絡みが面白い。絵莉子ちゃんのロリータヴォイスは好みだが、ひたすら明るい歌い方は私には眩しすぎる。彼女達はまだまだ変って行けると思う。

それに比べGO GO 7188はさすがベテランの味のあるサウンドである。トレードマークの昭和歌謡的ロックはいわばマンネリ気味だが、それを吹き飛ばすバンドの勢いを強く感じる。前作はCDを買ったのだが今回はレンタルでごめん。

相対性理論はインディーズにも関わらずオリコンのTop3ヒットになったことで業界を震撼させたバンドだが、そのアルバムを聴いても、以前ライヴで観た時に感じた体温の低さと愛想の欠片もないサウンドは好きになれない。BGMにはいいかもしれないが。

という訳で本日のTSUTAYAガールズ・バンド対決はベテランGO GO 7188の勝ち。

レンタルで
済ませてしまう
愛のなさ

いや,決して愛がない訳じゃなくお金がないのだよ。ノイズのCDを買うから。ノイズはTSUTAYAにないでしょ^_^;。







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