A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【セトリ&音源公開】7/27開催『盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 Vol.26 Ténèbres du début de l'été 夏の夜の暗黒音楽祭』

2019年07月31日 00時58分39秒 | 素晴らしき変態音楽


盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 Vol.26
Ténèbres du début de l'été 夏の夜の暗黒音楽祭


2019.7.27 sat Shibuya DJ Bar EdgeEnd
18:00 Open/Start Charge ¥1,000 incl.1drink



TIME TABLE
18:00-18:30 DJ Battle FREE ZONE(自由参加)
18:30-19:00 DJ Bothis a.k.a. 山田遼
19:00-19:30  DJ Necronomicon a.k.a. 剛田武
19:30-20:00 DJ Ipetam a.k.a. 福田理恵
20:00-20:30  DJ amy a.k.a. モリモトアリオミ
20:30-21:00  DJ Vaby a.k.a. 大場弘規
21:00-21:30  DJ Athmodeus a.k.a. 持田保
21:30-22:00 DJ内田百献 a.k.a.内田静男
22:00-22:30 DJ Qliphoth a.k.a. 宇田川岳夫

●DJ Battle FREE ZONE(自由参加)


DJ Necronomicon vs. DJ Aepyornis
1. アブラダコ / 米ニスト
2. アロー・ジャズ・オーケストラ + アロー・ラテン・グループ / 六本木24時間
3. Runzelstirn & Gurgelstock with K2 / Nagel/Ei - Nail/Egg
4. 阿木譲 / 俺の影が泣いている
5. サーカディアン・リズム / 新鮮なかおり
6. かまやつヒロシ / キャラバン
7. Laughin Nose / Get The Glory
8. 田村大三 / 現金に手を出すな
9. G-ZET / 堕落



●DJ Bothis a.k.a. 山田遼


オカルティック・ダークアンビエントプロジェクト「His Divine Grace」特集
1.His Divine Grace - Les Chevaux De Feu
2.His Divine Grace, Johanna Liebhart - Liebe Ohne Leben
3.His Divine Grace - The Call Of The First Aethyr
4.His Divine Grace - Reverse Aleph
5.His Divine Grace - Leviathan 6
6.His Divine Grace - Die Wüste Wächst - Weh Dem, Der Wüsten Birgt (Herméneutique De L'Isolation)



●DJ Necronomicon a.k.a. 剛田武


POP FROM UNDERGROUND〜地下音楽のポップソング
1. Euqisumorih / Other Feedback
2. Maher Shalal Hash Baz / stone in the river
3. Luna Park Ensemble / 抗うつ済
4. EVA-I / 空に舞えばいい
5. 夢遊病者 / 宇宙の薬
6. Euqisumorih / LOVEケネディ
7. OOIOO / Be Sure To Loop
8. PUZZLE PINKS / OUCK NUFF
9. 頭士奈生樹 / こびと
10. 金子寿徳 / 終わりなき廃墟
11. Euqisumorih / 太陽



●DJ Ipetam a.k.a. 福田理恵


日常に潜むサイケデリック。
1. NEUROSIS&JARBOE / WITHIN
2. Patti Smith / Are you experienced?
3. The Sisters of Mercy / GIMME SHELTER
4. Leviathan / Vexed And Vomit Hexed
5. Silencer / Death Pierce Me
6. Xasthur / Apparitional Void Of Failure
7. Dissecting Table / Silence in Blue
8. Siouxsie and the Banshees / CANDYMAN
9. FUJI-YUKI / manna(母性)
10. VANGELIS / BLADE RUNNER(End Title)



●DJ amy a.k.a. モリモトアリオミ


土着と電子の闇市場
1. 村岡実とニュー・ディメンション・グループ「詩」
2. Tone Set「Living In Another Land」
3. Nocturnal Emissions「Never Give Up」
4. アルルカン「男なんか星の数ほど」
5. シーナ&ザ・ロケッツ「Rocket Factory」
6. Sister Janet Mead「Father I Put My Life In Your Hands」
7. 銀蠅「サザンガロック」



●DJ Vaby a.k.a. 大場弘規


オール7inchヴァイナル:Noise、Avant-garde、Junk etc.
1. Swanic Youth / Sonic Yoot
2. Surfers Of Romantica / Born To Be A Hippopotamus
3. Fote / Looking For Lost Toy
4. Z'ev / Af/Uit
5. Organum / Drome Pt.2
6. Andrew Chalk / Bright Rivers Run
7. Mirror / Pedestrian
8. Étant Donnés / Plutôt L'Exil Du Cinq Doré
9. Stabat Mors / Hodenveränderung, Schmerzhafte
10. The New Blockaders / Untitled 1
11. Sigillum S / Terror Auto-Obstetrics
12. Grim / Mountain Blood



●DJ Athmodeus a.k.a. 持田保


ニッポンの夏!霊界の夏!!!
1: DJ SPOOKY / Temps Magnetiqu ラトビア精神学医K・ラウディヴ収集の霊界音源をアンビエント化
2: JAPAN / Ghosts (Female Entities MIX)マーク・フィッシャーが憑在論で熱く語ったジャパン代表曲に女性霊の声をMIX
3: GRACE JONES / Private Life DUB (Nothing is true, Everything is permitted MIX) NWダブ名曲にジェネシスPオリッジがハッサン・イ・サッバーブの言葉をつぶやいた音源をしつこくループMIXしたもの
4: BILL LASWELL / Habana Transmission キューバ幻想より
5: SPECTRE / Only in the Darkness 90’sブルックリン・イルビエント
6: DJ SPOOKY / Cadavre Magnetiqu 最初のトラックを骨折ブレイクビーツ化したもの
7: MATERIAL / The End Of Words バロウズとジャジューカによるアンビエント



●DJ 内田 ”sunlight” 百献 a.k.a.内田静男


アヴァンギヤルド、民族、アシイッドフォウク、サイケデェリクなどのレコオド
1. Mari Harnay : Ar C’ Habiten lachte
2. he Living Tradition DERVISH CEREMONIAL MUSIC : COLLECTIVE PRAYER
3. Bemard Parmegiani : L'OEil ecoute
4. F.A.R : Havaiód
5. Angst Hase Pfeffer Nase : JEERSNIPS
6. Toy bizarre : kdi dctb 018[a]
7. Szabolcs Esztenyi, Hubert Zemle : Trop
8. FUN WITH NUNS : Untitled
9. C. Spencer Yeh, Okkyung Lee, Lasse Marhaug : Rsvp Skunk
10. BIOTA : sfumato
11. OEDE : Stille Stille
12. SOLID EYE : The Rooster Flew Over The Barn
13. WORLD : Why Who What
14. Arabian unknown single
15. KRANIO KLAST : Das Gift Des Toten Hundes
16. Ande Somby : Gufihttar
17. HARVESTER : KRISTALLEN DEN FINA



●DJ Qliphoth a.k.a. 宇田川岳夫


レアフォーク・レアサイケのアナログもの
1 Naoki Kasugai / film : music 1 (from the album film:music)
2 Robert Aiki Aubrey Lowe & Ariel Kalma / Wasp Happening (from the album We Know Each Other Somehow)
3 Via Lactea / La Estructura del Universo
4 Robert Aiki Aubrey Lowe & Ariel Kalma / Miracle Mile(from the album We Know Each Other Somehow)
5 Igor Wakhevitch / The Silver Horses (The Gardian of the East)(from the album KSHATRYA)
6 IRO / yurari (from the album anima animus)
7 Ariel Kalma / Ballade sur le Lac (Nuits Blanches au Studio 116)
8 Controlled Death / Evil Discharge
9 凡天太郎 / 渡世人
10 ou allons nous (J.A.Seazer) / cache cache pastoral



MIX音源DL公開(ダウンロード期限 2019年9月28日(土)) 
前半:FreeZone (last 2 tracks)〜DJ Bothis〜DJ Necronomicon〜 DJ Ipetam〜DJ amy〜DJ Vaby

GIGAFILE Link 1

後半:DJ Athmodeus〜DJ内田百献〜DJ Qliphoth

GIGAFILE Link 2

盤魔殿
魔盤登場
盤天国

☆次回開催
盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會Vol.27
battre la chaleur de l'été 暑鬼払い


2019年8月16日(金)渋谷DJ BAR EdgeEnd
20:00 Open/Start 22:30 End Charge ¥1,000 incl.1drink
*通常より遅いスタートですのでご注意ください。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【写真日記】2019年7月28日(日)爆裂地獄ツアーからの冷徹即興天国〜爆裂女子/橋本孝之

2019年07月30日 02時05分10秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


「爆裂女子~地獄のバスツアー~」@渋谷〜原宿
1部:集合16:00 1部のお客様お迎え乗車(10分)/ 17:10 ライブ終了 / 17:10~17:30物販&下車(20分)
チケット1枚¥2500

最強で最狂のパンクロックアイドル爆裂女子が25名のファンとともにライブバスに乗って渋谷〜原宿間を爆音で駆け巡るスペシャル企画。買い物客や観光客で賑わう繁華街を歌い叫びコールしながら走る騒々しいバスは、通行人の驚きと歓声とスマホが向けられる最高の宣伝カーとなった。推しメンと一緒に魅力をアピールできる喜びは、爆団(爆裂女子のヲタクの総称)冥利に尽きる。走行中のバスの中でライヴハウスと変わらない激しいパフォーマンスを魅せるメンバーのエネルギーとヲタクのパワーが渦巻く灼熱地獄は、地下アイドルの真髄であり次のステップへの最高のスタートダッシュといっていいだろう。「パンクロックアイドル爆裂女子です!名前を覚えて下さい」という魂の叫びが少しでも人々の記憶に残れば最高だ。





18:00頃スタートした第2部のライブバスを渋谷タワーレコードまで追いかけたところで、次の現場国分寺へ移動。井の頭線で渋谷〜吉祥寺乗り換え、JR中央線で吉祥寺〜国分寺まで約45分。会場の国分寺gieeは初めて。ビルの地下のこじんまりしたジャズバーで中央線沿線らしく時間がゆっくり流れる落ち着く空間だった。ハーフパンツで出かけたので冷房がちょっとキツい。盤魔殿DJの宇田川岳夫やサックス奏者の川島誠など見知った顔ぶれもいる。ホームと呼びたくなるほどの居心地の良さが嬉しい。



「橋本孝之 ソロ インプロヴィゼィション」@国分寺giee 
オープン19:00 スタート19:30
¥2000+ドリンクオーダー

コンテンポラリー・ミュージック・ユニット「.es」としての活動の他、ジャンルを縦横無尽に横断する音楽家としてとして独自の存在感を放つ橋本孝之の初めてのソロ・ワンマン・ライヴ。フラメンコギター、ハーモニカ、アルトサックスそれぞれのソロ演奏によるのべ2時間を超えるインプロヴィゼイション。強過ぎる冷房にも関わらず凍えることなく音に集中出来たのは、橋本の肌と魂と楽器が発する音の「気」が、爆裂地獄に焼かれた肌と魂をナイフの刃の冷徹さで醒ましてくれたからであろう。とりわけ演奏中の喝と見開いた眼光の鋭さは、指先とナイロン弦/口唇とメタル/舌とリードの摩擦音の血飛沫を浴びて恍惚となり観客の身体から遊離した魂を狙う悪魔の一瞥に他ならない。危険な地下音楽の至福をたっぷり味わった。





アイドルと即興
バスとジャズバー
どちらも地獄
どちらも天国



2019年7月31日(水)新大久保・アースダム
てろてろ2ndCD発売記念ライブ

19時30分開演
2300円+1ドリンク代(予約前売り:2000円+1ドリンク代)

出演:てろてろ、kito-mizukumirouber(長谷川裕倫+大國正人+内田静男+橋本孝之)、Daimon orchestra、ふきた(POPLAND OFF GALLARY)+大鹿之介(舞踏)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フローリアン・ヴァルター×沖縄電子少女彩/UH(内田静男×橋本孝之)/森田潤@千駄木Bar Isshee 2019.7.24 wed

2019年07月28日 14時13分56秒 | 素晴らしき変態音楽


TUBES & WIRES
2019年7月24日(水) 東京・千駄木Bar Isshee

Florian Walter (sax)+ 沖縄電子少女彩 (electronics)
UH(内田静男(b) + 橋本孝之 (sax))
森田潤(synth)
open 19:30 / start 20:00
料金 投げ銭制(別途チャージ500円+ドリンクオーダー)

今年の5月終わりにフローリアン・ヴァルターからメッセージがきた。「7月に日本ツアーを予定しており、今回は特に伝統音楽とエレクトロニクスとのコラボレーションをしたいのだが共演ミュージシャンについてアドバイスが欲しい」とのこと。伝統音楽には疎いが、エレクトロニクスと聞いてまっさきに頭に浮かんだのは、18歳のアヴァンギャルドアイドル沖縄電子少女彩だった。ドラびでおこと一楽儀光主催の「GIGANOISE」でJK制服姿でノイズを演奏するのを観て衝撃を受けて以来、同イベントや姉妹イベントGIGAIDOL、ギュウ農フェスなどのアイドルイベントで観る度にアーティストとしての資質が向上して行くのを感じると共に、ドラびでおをはじめT.美川、ASTRO、森田潤といった地下音楽家との交流を深め、8月11日の生誕イベントに灰野敬二が出演するなど、地下アイドルと並んで筆者の主現場である地下音楽へ接近する彼女こそ、昨年12月の来日時に筆者の勧めに従って地下アイドルのライヴを観て感銘を受けたというドイツ異端派サックスプレイヤーにうってつけのコラボレーターに違いない。対バンは2017年最初の来日ツアー以来毎回コラボしている橋本孝之と内田静男のデュオUH(ユー)とヴァルターとは初共演のモジュラーシンセのベテラン森田潤。



ヴァルターのアイデアでイベントタイトルは『TUBES & WIRES(管と配線)』に決定。管楽器(サックス)2名、弦楽器(ベース)と配線コードが絡まる電子楽器2名によるライヴにこれほど相応しいタイトルもあるまい。告知フライヤーはヴァルターが自分のサックスと手持ちのコードを使って撮影した写真を内田静男がデザインした独日コラボ作。ヴァルターのリクエストに応えるとともに、筆者の地下音楽と地下アイドルの融合の夢を叶えつつ、ありきたりなコラボに飽き足らない好事家の欲求不満を解消させるラインナップになったと自負している。

●森田潤


配線だらけのモジュラーシンセはまさにWIRESそのもの。最近弾いているというエレクトリック・ヴァイオリンを使いつつ、様々な具体音が断続してビートを産み出す電子音の饗宴は、ミュージックコンクレートとヒップホップが融合されたバイオニック・エレクトロニクス。ヴェルターは音量の大きさに驚喜しつつ「ドイツでは違法だ」と語った。ヨーロッパではライヴハウスの音量規制が厳しくて日本のような大音量のノイズ演奏が不可能とのこと。90年代欧米を驚かせたジャパノイズの秘密のひとつは大音量だと言われているが、それは現在でも変わらない。

●UH=内田静男(b)+橋本孝之(sax,hca)


UHは6月1日に同じBar Issheeでマルティン・エスカランテ日本ツアーで観た。実はその時にBar Issheeと内田・橋本にフローリアン・ヴァルターの公演の打診をしたのだった。6月の演奏は従来の音数の少ない静謐なアンビエント色だけでなく、躍動感のある動的なプレイで魅せてくれた。この日のパフォーマンスはさらに加速したハードコアなインタープレイを展開し、ダイナミックなエネルギーを放出するスタイルで魅せた。特に内田のアグレッシヴに唸るベースラインには、実はパンクロック好きだと言う彼の資質が表れていた気がする。

●Florian Walter+沖縄電子少女彩


彩はサックス奏者とは初共演だというが、全く物怖じしないどころか、楽しみ!と目を輝かせる。決してアイドルに限った話ではないが、こうしたポジティヴ志向が新たな表現の喜びを産むことは間違いない。ヴァルターのブレス音に彩のホワイトノイズが絡むスタートから、サックスが循環呼吸の激しいパッセージに移行。彩はヴァルターの方を凝視しながら電子音を重ねて行き、時折マイクを掴んでシャウトを聴かせる。即興演奏の間に彩の楽曲「Jin Jin」と「ぼくらは星砂」を挿む。歌のバックでパーカッシヴなタンギングやアブストラクトなアルペジオを駆使して、別次元の音響空間を産み出すヴァルターの多才さに驚愕。受けて立つ彩の堂々たる風格。単なるアイドル+ノイズ+インプロではなく、ふたりがイーブンな関係で1+1=∞(無限大)の音楽をクリエイトする魔術を堪能した。

●全員セッション


最後に五人全員のセッション。ヴァルターと橋本が対峙して、交互にフレーズ/叫びを重ねて横軸を描き、内田のベースが基盤を支え、彩と森田の電子音が無数の縦軸を描く。立体的な音空間で五者のバランスが拮抗し、サックス二人の呼吸の変化が場面転換に反映され、命を吹き込まれた音楽の風が聴き手の心にさざ波を起こす。得てして我が先の音量・音数バトルになりがちな1回限りの集団即興だが、この五者のセッションは有機的な集合体(バンド)の誕生に他ならない。終演後の5人の笑顔が音楽の喜びを証明している。ぜひ再演を望みたい。



管と線
音楽通して
繋がった



橋本孝之 ソロ インプロヴィゼイション
7/28(日)オープン19:00 スタート19:30
2000円+ドリンクオーダー
............................................

橋本孝之(alto sax, guitar, harmonica)

...................................
国分寺ギー
042-326-0770
http://giee.jp/
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【セットリスト&音源公開】ネクロ盤魔殿 Disque Daemonium d'Necronomidol vol.3(7/21開催) #NECRONOMIDOL #EU_INQUISITION 

2019年07月25日 08時14分58秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


ネクロ盤魔殿 Disque Daemonium d'NECRONOMIDOL vol.3

2019/7/21 Sun Shibuya DJ Bar EdgeEnd http://www.edgeend.com/
18:00 Open/Start
Charge ¥1,000 incl. 1 drink



TIMETABLE
18:00 ‐18:30 DJ がんばれおぐちゃん
18:30 - 19:00 DJ TKD
19:00 - 19:30 DJせまし
19:30 - 20:00 DJ META-cheeee
20:00 - 20:30 DJ闇鍋
20:30 - 21:00 DJ matsuton
21:00 - 21:30 DJ Minoloux!
21:30 - 22:00 DJなまず
22:00 - 22:30 DJ Necronomicon



●DJ がんばれおぐちゃん

ネクロ盤魔殿史上初の女子DJ。日英米取混ぜてハイパーポストロック連発、ピンクのヘッドフォンがときめく。

1. Maison book girl / まんげつのよるに
2. かききまなみ / 産業革命
3. Cornelius / sonorama1
4. Special Others / ORUGAN BASS
5. two door cinema club / What You Know
6. MGMT / when you Die
7. Tycho / Dive
8. sakanaction / Minnnanouta/
9. NECRONOMIDOL / INNSMOUTH




●DJ TKD

下北沢ZOO、乃木坂DEEP、恵比寿MILKなどで活躍したDJ TKDのメタルDJを聴けるのは盤魔殿だけ。

1.Rammstein/Radio
2.Fleshgod Apocalypse/Fury
3.The Pretty Reckless/Heaven Knows
4.Ancient Bards/Impious Dystopia
5.Cryptopsy/The Laws Of The Flesh
6.Felix Martin/Quitapesares
7.NECRONOMIDOL/STRANGE AEONS




●DJせまし

Tシャツ、トートバッグ含めイギー・ポップ愛全開で回す故ロン・アシュトンの音源でEdgeEndがデトロイトにワープした。

<アーティスト名|曲名|アルバム/Single名>
1. The Stooges|I Wanna Be Your Dog|The Stooges
2. Dark Carnival|Cop’s Eyes|The Last Great Ride
3. The Wylde Ratttz|Take LSD|(unreleased)
4. Iggy & The Stooges|Head On Curve (Take 2) (Morgan Sound Studios, Ypsilanti, Michigan, March 1973)|Heavy Liquid
5. The Wylde Ratttz|Nut|(unreleased)
6. The Stooges|Fun House|Fun House
7. Iggy Pop|Little Electric Chair|Skull Ring
8. Ron Asheton |Dead End Street|Wayne Kramer Presents Beyond Cyberpunk
9. The New Order|I Can’t Quit Ya|The New Order
10. Iggy & The Stooges|No Fun|Live in Detroit




●DJ META-cheeee

プログレ/ユーロロックの華麗且つシンフォニックなサウンドの中、キスエクのアネクドテン・カヴァーがひと際輝いていた。

1. Renaissance / Prologue
2. Aphélandra / Bellandonne
3. Fruupp / Misty Morning Way
4. Anyone's Daughter / Purpur「赤い宝石」
5. 四人囃子 / おまつり
6. Premiata Forneria Marconi / Photos Of Ghosts
7. New Trolls / La Nuova Predica di Padre O'Brien
8. xoxo (Kiss & Hug) EXTREME / Nucleus [xoxo(Kiss&Hug) EXTREME feat. 金属恵比須]
9. xoxo (Kiss & Hug) EXTREME / Nucleus [金属恵比須 feat. xoxo(Kiss&Hug) EXTREME]
10. Anekdoten / Nucleus (Demo)






●DJ闇鍋

新旧ガールズロックをプレイしながら曲目カードを並べる心遣いに感動。細野晴臣作曲のテクノアイドル、スターボーのLPは初めて見た。

1. REBECCA / Respberry dream
2. 不感症ヘビ苺 / Counter Attack
3. ZELDA / セイレーン
4. 棘 / 1212
5. 山口百恵 / ロックンロール・ウィドウ
6. ユキノユーリ / Let damn!
7. セイントフォー / 不思議TOKYOシンデレラ
8. AIBECK / CHEKILLER
9. スターボー / ハートブレイク太陽族
10. necronomidol / LMINA MALEDICTUM
11. 始発待ちアンダーグラウンド / フラストレーション




●DJ matsuton

地上・地下取混ぜてアイドルソングを連発し、オーディエンスそれぞれの萌えポイントをヒットする感涙DJプレイ。

1. 代代代 / 文字化CATION
2. モーニング娘。/ ワクテカ Take a chance
3. 欅坂46 / 東京タワーはどこから見える?
4. ぱすぽ / Pretty Lie
5. 鶯籠 / 鶯演義
6. 仮面ライダーGIRLS / Break the Shell
7. mistress / Too Noisy! Too Noetic!
8. 私立恵比寿中学 / もっと走れっ!!
9. BiS / I'm coming!!
10. Doll Elements / キラキラ☆シャイニー




●DJ Minoloux!

ニューウェイヴ/ポストパンクに特化したプレイが一部アラフィフ魔ヲタの心をノックアウトした。

1. Joy Division / Shadowplay
2. ECHO AND THE BUNNYMEN / GOING UP
3. WIRE / FRAGILE
4. ULTRAVOX! / YOUNG SAVAGE
5. XTC / Crowded Room
6. RICH KIDS / gHOSTS oF pRINCES iN tOWERS
7. LENE LOVICH / Lucky Number
8. STRAWBERRY SWITCHBLADE / SINCE YESTERDAY
9. PERE UBU / Final Solution
10. DEVO / Mongoloid
11. Dinosaur jr / SHOW ME THE WAY
12. RAPEMAN / STEAK & BLACK ONIONS
13. my bloody valentine / You Made Me Realise
14. NECRONOMIDOL / SARNATH
15. New Order / The perfect kiss




●DJなまず

ファズ、ワウワウ、サウンドエフェクトが飛び交うサイケデリックワールドが暗黒系DJイベントを極彩色に染めた。

1. Cold Sun / South Texa
2. KALEIDOSCOPE (from Mexico) / Colours
3. United States of America / HARD COMING LOVE
4. John Simon & Elecric Flag / Freakout
5. Joy Zipper / Check Out My New Jesus
6. The New Wave / The Shade of the Sun
7. Mayo Thompson / Fortune
8. Dreamies / Program Ten
9. Louise Forestier / From Santa to America
10. Le papyvore / Le papyvore
11. dip / at there I will cry
12.13th floor elevators / Slip Inside This House
13.Spacemen 3 / Rollercoaster






●DJ Necronomicon

テクノポップの王道濃いめ、アヴァンロック少々のクールなテクノポリスが、アンコールのネクロ魔で一気にヲタクのカオスと化した。

1. イエロー・マジック・オーケストラ / テクノポリス
2. TELEX / Moskow Diskow
3. P-MODEL / 美術館で会った人だろ
4. DEVO / (I Can't Get No) Satisfaction
5. プラスチックス / コピー
6. Renaldo & The Loaf / Qw! Stew the Red Shoe
7. 立花ハジメ / H (Theme from Club Foot)
8. ヲノサトル featuring 明和電気 / 電卓 (TSUKUBA MIX)
9. アマリリス / お父さん
10. M / Pop Muzik
11. 戸川純 / 隣りの印度人
12. NECRONOMIDOL / IDOL'S ELEGY
13. 嶺川貴子 / Fantastic Cat
アンコール NECRONOMIDOL / Skulls in the Stars





MIX音源ダウンロードリンク【ダウンロード期限:2019年9月21日(土)】

PART1:DJ せまし

GIGAFILE LINK1

PART2:DJ META-cheeee / DJ闇鍋 / DJ matsuton / DJ Minoloux! / DJなまず / DJ Necronomicon

GIGAFILE LINK2



ネクロ魔に
届けるDJ
みな笑顔


▼NECRONOMIDOL EUツアー「EUROPEAN INQUISITION 2019」各地で大盛況!










残り一本、7/25(木)スウェーデンNARCONも盛り上げていこう!

▼凱旋公演決定!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【観逃し厳禁】サンヘドリン(灰野敬二、ナスノミツル、吉田達也)西日本ツアー開催中。進化するアヴァンロックの現在(いま)を目撃せよ。

2019年07月20日 01時16分13秒 | 灰野敬二さんのこと


SANHEDRIN Tour July 2019

サンヘドリン:
灰野敬二 Keiji Haino : g, vo, etc.
ナスノミツル Mitsuru Nasuno : b
吉田達也 Tatsuya Toshida : ds

全世界の先鋭的音楽シーンに名を轟かせる3人のミュージシャン、灰野敬二、ナスノミツル、吉田達也により2004年に結成されたサンヘドリン。ヘブライ語で「満場一致は無効」を意味するバンド名通り、音楽性もテクニカル面も三人が対等の立ち位置で思う存分激しいプレイを繰り広げる"三位一体"のユニットである。2004年1月の初ステージから2010年11月までの6年10ヶ月で20回以上のライヴを行い、2枚のCDをリリース。その後一旦活動を停止するが、2013年12月に3rdアルバム『「好」の5W1H』を引っさげて復活。以前は多様な楽器を演奏した灰野がほぼギターに専念し、ストイック且つエクストリームな爆音トリオとして精力的に活動する。伝説と呼ぶにはまだ早い、進化し続けるアヴァンロックの現在(いま)を目撃せよ。

スケジュール:
7/19(金)大阪コンパス 終了
open19:00 start19:30
advance ¥3500 door ¥4000(+drink order)
https://www.conpass.jp

7/20(土)福山グランド・ソウル・カフェ・ガンズ
open18:30 start19:00
advance ¥3500 door ¥4000(+drink order)
students ¥1000(+drink order)
主催・予約:ジャズ大衆舎
070-5304-6588 jazztaishusha@gmail.com

7/22(月)京都磔磔
open18:00 start19:00
advance ¥3500 door ¥4000(+drink order)
ゲスト:山本精一
http://www.geisya.or.jp/~takutaku/

7/23(火)名古屋TOKUZO
open18:30 start19:30
advance ¥3500 door ¥4000(+drink order)
http://www.tokuzo.com

ニューアルバム会場先行発売決定!
『Sanhedrin / 密度を変えろ 義務の海から這い上がるように』


Track List
1. 角度を変えろ 主人公の顔が見える 21:42
2. 速度を変えろ 宇宙の定義が揺らぐ 21:36
3. 温度を変えろ 呼吸が少ししやすくなる 21:26
4. 密度を変えろ 義務の海から這い上がるように 10:19
(total 77min)

灰野敬二、吉田達也、ナスノミツル。アヴァンギャルドなミュージックシーンにおいて世界にその名を轟かす三人によるスーパートリオ、サンヘドリン。6年ぶりとなる、ニューアルバムのリリース決定。
灰野敬二がギターのみに専念し、3人によるインストゥルメンタルなインプロヴィゼイションにこだわり続けるサンヘドリン。時には爆音、時には静寂を感じさせる変幻自在の即興演奏は、固定された思考をシェイクし、秘められた叫びを呼び戻す。抑圧から逃走する脚力は、いつも即興とともにあることを思い起こさせる音体験を、ぜひ。

●サンヘドリン(灰野敬二+ナスノミツル+吉田達也) - LIVE @ SCUM BIRTHDAY2016〜EARTHDOM 10th Anniversary〜


多数決
満場一致は
無効です


コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【前衛サックス新作】クリス・ピッツィオコス『CP Unit』/フローリアン・ヴァルター『Super Jazz Sandwich』/レント・ロムス『Deciduous West Coast』

2019年07月19日 02時17分23秒 | 素晴らしき変態音楽


ここ数日間の間に筆者の三大サックス奏者のニューレコーディングを聴くことができた。いずれもグループを率いての新作で、メディア媒体が、ダウンロード/CD/ネットラジオとそれぞれ異なることが極めて21世紀最初の四半期に相応しい。それぞれの詳細なレビューは別の機会に譲るとして、リスナーズガイドとして簡単に紹介しておこう。

●CP Unit『Riding Photon Time』

2019年7月11日リリース Bandcamp

Chris Pitsiokos - alto saxophone, electronics
Sam Lisabeth - electric guitar
Henry Fraser - electric bass
Jason Nazary - drum set and electronics

All music composed by Chris Pitsiokos (BMI)
Mixed and Mastered by Ryan Power
Produced by Chris Pitsiokos

Tracks 1-5 Recorded at Moers Festival in Germany on May 18, 2018
Tracks 6-8 Recorded at Unlimited Music Festival in Wels, Austria on November 11

ニューヨーク即興シーン出身のアルトサックス奏者クリス・ピッツィオコスのリーダーカルテットCP Unitの3作目にして初のライヴ・アルバム。前半5曲が昨年5月のドイツ・メールス・フェスティバル、後半3曲が11月オーストリアのアンリミテッド音楽祭でのライヴ録音。踊れないファンクネスと研ぎ澄まされた音色と目紛しい場面展開と処理不能の情報量が疾走するエネルギーは、4人車座になってお互いに目を合わせながら演奏する異物の塊から白熱のように放出される。ピッツィオコスの作曲だが、ライヴ空間のスポンテニアスな相互作用により書かれていない展開が生まれ、曲が生命を持つ鮮烈なドキュメンタリーである。
⇒JazzTokyo このライヴ2018 CPユニット @ メールス・フェスティバル2018


●Super Jazz Sandwich『Super Jazz Sandwich plays the Enneagram Vol. 1』

CD: Umland Records 24

2019年7月15日リリース

Flavio Zanuttini – trumpet
Florian Walter – alto & baritone sax
Simon Camatta – drums

Recorded by Wolfgang Bökelmann at RevierTon-Studios, Herne
16th Feb 2019
Cover photo by Caroline Schlüter
Liner notes by Super Jazz Sandwich. (CD version only)

ドイツ・エッセン出身の前衛サックス奏者フローリアン・ヴァルターが参加するスーパー・ジャズ・サンドウィッチの1stアルバム。同じエッセンの前衛ジャズシーンで活動しヴァルターとのコラボレーションも多いトランペット奏者フラヴォ・ザヌッティーニとドラマーのサイモン・カメッタとのトリオ。タイトルのエニアグラムとは円周を九等分して作図される図形であり、人間の性格を9種類に分類しこの図形に対応させた性格論、性格類型を指す。収録曲9曲にそれぞれ性格類型(挑戦型、観察型など)を示すタイトルが付され、CDのライナーノーツには性格分析とを模した曲目解説が掲載されている。アコースティック楽器のみで比較的古典的なフリージャズ聴こえるが、随所に仕掛けられたユーモラスな逸脱の罠が、梅津和時等の生活向上委員会を思わせる。
【Florian Walter Japan Tour 2019】フローリアン・ヴァルター×山崎正明/ティンティン・パトローン/阿呆船@高円寺4th 2019.7.15 (mon)


●Rent Romus, Heikki Koskinen, and Tony Gennaro『Live in the Pit』


Rent Romus - saxes/flutes/percussion etc.
Heikki Koskinen - e-trumpet/flutes
Tony Genarro - percussion

Outsound New Music Summit Preview
Live at KFJC 89.7 FM, San Francisco, Wednesday July 17, 2019
Archive Link https://kfjc.org/archives/1907172000h_lexi_glass.mp3 (Rent Romus音源は20分頃から)

サンフランシスコのアンダーグラウンド・ジャズ・シーンで活動するサックス奏者/プロデューサー/レーベル・オーナーのレント・ロムスのプロジェクト「デシデュアス・ウェストコースト・エディション」のメンバー3人によるラジオ・ライヴ。7月21日〜27日の1週間、サンフランシスコ・コミュニティ・ミュージック・センターで開催されるアウトサウンド・ニュー・ミューッジク・サミットの宣伝の為のラジオ出演時のスタジオライヴ音源。2017年に第一弾がリリースされ、スピリチュアルジャズの進化系を提示した「Deciduous(落葉)』プロジェクトの第2弾は自らの現在地であるウェストコースト即興シーンのミュージシャンとの共演作。素朴なパーカッションや笛や打楽器を使用したサウンドは、ジャズ/エスニック/アンビエントの狭間を括り抜ける多神教の創造物である。
JazzTokyo CD/DVD review #1464 『Rent Romus / Deciduous : Midwestern Edition Vol. 1』

三管の
三つの音色
みな違う

Outsound Presents & KFJC 89.7FM co-present the
18th Annual Outsound New Music Summit


Detailed information Visit: http://www.outsound.org/summit/
Tickets available at the Door & in Advance at Brown Paper Tickets
https://www.facebook.com/events/833444943699060/

SCHEDULE:
All Concerts: 7:30pm: Artist Q&A. 8:15pm: Music

Sunday July 21: TOUCH THE GEAR EXPO
5pm: Outsound’s signature hands-on, family-friendly expo for all ages for new and experimental music gear. Free Admission Family & Kid Friendly

Tuesday July 23: A night of original composition and improvisation SOCIAL STUTTER QUARTET (Beth Schenck, Kasey Knudsen, Phillip Greenlief, Cory Wright) Plus
DUO b EXPERIMENTAL BAND (Polly Moller Springhorn, Bruce Ackley, Randy McKean, Cory Wright, Josh Marshall, Theo Padouvas, Rob Ewing, Gabby Fluke-Mogul, Murray Campbell, Shanna Sordahl, John Finkbeiner, Lisa Mezzacappa, Kjell Nordeson, Jason Levis)

Wednesday July 24: A night of genre bending exploratory rock
VEGAN BUTCHER
(John Shiurba, Wil Hendricks, Suki O’Kane, Angela Coon), Plus GENTLEMAN SURFER
(Jon Bafus, Barry McDaniel, Zack Bissell)

Thursday July 25: A night of ground breaking multimedia performance
ANDREA CENTAZZO (Original percussion, electronics and film) Plus FRANCIS WONG & LENORA LEE (Dance and improvisation)

Friday July 26: A night of performance art and comprovisation
WINANT/WATKINS
(William Winant, Zachary James Watkins) Plus
TOMOGRAPHY FORTUNAE
(Polly Moller Springhorn, composer; Tom Dambly, Tom Djll, Tom DiMuzio, Tom Duff, Tom Nunn, Tom Scandura, and Tom Weeks)

Saturday July 27: A celebration of fiery expression and freedom
VINNY GOLIA QUARTET
(Vinny Golia, Steve Adams, Miller Wrenn, Clint Dodson) Plus
RENT ROMUS' DECIDUOUS feat Keith Kelly
(Rent Romus, Lisa Mezzacappa, Gabby Fluke-Mogul, Keith Kelly, Nava Dunkelman, Heikki Koskinen, Tony Genarro)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【Florian Walter Japan Tour 2019】フローリアン・ヴァルター×山崎正明/ティンティン・パトローン/阿呆船@高円寺4th 2019.7.15 (mon)

2019年07月16日 01時34分25秒 | 素晴らしき変態音楽


brilliant sea
開場 17:30 開演 18:00
¥ 2,000 (+1drink)
Florian Walter x 山崎正明/Tintin Patrone/阿保船/Yasu/Whipp!!

ドイツ・エッセンを拠点に活動するサックス奏者フローリアン・ヴァルターの3回目の日本ツアーの初日。二年前2017年11月の初来日時も出演した高円寺4thは、ジャンルやスタイルに拘らずユニークな音楽家が集う地下音楽の拠点のひとつ。この日は同じく日本ツアー中のティンティン・パトローンも出演し、ダブル来日アーティストの興味深いイベントになった。所用で家を出るのが遅れたため、会場に到着した時にはYasuとWhipp!!のライヴは終わっていた。

●Tintin Patrone


現在松戸でレジデンス滞在中のドイツ・ハンブルグ出身の作曲家/音楽家/パフォーマー。トロンボーンを音源にしたアンビエント演奏。深い低音のロングトーンをループしエフェクターで変化させ、重層的なマルチフォニックサウンドを創出する。体温の低いストイックな演奏は、会場の効き過ぎの冷房と相俟ってクールな感触だが、エフェクターのツマミを弄る裸足の指が可愛らしかった。フローリアンの話では彼女のパフォーマンスはインスタレーション中心で、毎回異っているとのこと。別のスタイルのライヴも観てみたいものだ。
Tintin Patrone公式サイト

●阿呆船


鈴木峻(vo,g,ts)と栗原優(ds)のデュオ・阿呆船(Foolish Ship)を観るのは2013年1月以来6年半ぶり。2000年前後の東京アンダーグラウンド・シーンを牽引した伝説のバンドが今も活動中であることが素晴らしい。コードもメロディも無視して掻き鳴らされるギターとフリークトーンだらけのテナーサックス、リズムキープ不要の凛とした打音の響きで音楽を導くドラム、混沌の中にメランコリックな叙情をたたえたヴォーカル。乱調の美学を体現する彼らこそ、地下音楽最高のメロディメーカーと呼ばれるべきだろう。
阿呆船/愚弁/水晶の舟/Guignols Band@高円寺 ShowBoat 2013.1.14 (mon)

●Florian Walter(as) x 山崎正明(g)


山崎正明は東京で活動する即興ギタリスト。フローリアンとは昨年の日本ツアーで共演している。エフェクターをふたつ繋いだだけのシンプルなセッティングだが、ヴォリューム調整とディレイを効果的に使ったドローンプレイは、即興演奏にありがちな無味乾燥なノン・イディオマティック物音ではなく、温かい血が流れたエモーショナルなサウンドである。ヴァルターはブレスノイズや高速タンギングを使い、超ハイスピード・フレーズを連発しつつも、トリッキーなプレイは控えめに、ギターとのコンビネーションを心得た演奏。山崎が先ほどのティンティンの演奏を許可を得て録音したカセットレコーダーを再生しながらギターの弦に擦り付けるプレイを見せる。初来日時にヴァルターがマイクロカセットレコーダーで自分の演奏を録音しひとり二重奏を試みていたことを思い出すが、山崎はそれを意識したのかどうか?



物販で初来日時に売り切れた2012年の7インチシングルとジャズトリオSuper Jazz Sandwichの最新アルバムを購入。クリス・ピッツィオコスとのデュオ音源7インチシングルが完成したが、現物の到着が出発日より1日遅れになってしまって持って来れなかったのが残念。山崎正明の「Guitar Abstraction」も入手した(感謝)。

地下音楽
スタイル超えた
交歓場



フローリアン・ヴァルター日本ツアー2019
日程⇒7/15〜27 Florian Walter Japan Tour 2019
注目【予約受付中】7月24日 wed 千駄木Bar Isshee『TUBES & WIRES』フローリアン・ヴァルター/沖縄電子少女彩/UH(内田静男+橋本孝之)/森田潤 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【えいたそモダニズム】Episode 28『飾りの秘密』明菜/タイガース/スジバン/ポール・モーリア/ブランキー/こじまゆ/平沢進/チバユウスケ/でんぱ組 etc.

2019年07月14日 12時24分23秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


でんぱ組.inc ニューシングル『いのちのよろこび』リリース記念イベント@品川 ザ・グランドホール
2019年6月30日(日) 品川 ザ・グランドホール
2ショットチェキ撮影会&集合囲みチェキ会:

[1部] 11:30〜12:45(入場受付終了 12:15)2ショットチェキ撮影会 【グレーセーラー衣装】
[2部] 13:00〜14:30(入場受付終了 14:00)集合囲みチェキ撮影会 【グレーセーラー衣装】
[3部] 15:30〜16:45(入場受付終了 16:15)2ショットチェキ撮影会 【子♡丑♡寅♡卯♡辰♡巳♡MV衣装】
[4部] 17:45〜19:00(入場受付終了 18:30)2ショットチェキ撮影会 【原宿ストリートスナップ衣装】



でんぱ組.incの新作リリースイベントとして恒例のチェキ撮影会。前日のタワレコ渋谷のサイン会に続いて二日連続で推しメンかつ女神えいたそ☆成瀬瑛美さんに会える幸せを噛み締めながら、数年前に作った痛バッグを肩にかけて衆人環視の中、好奇の視線を浴びながら山手線で品川へ向かう。筆者が参加するのは午後遅めの3部と4部。会場は多くのでヲタで賑わいお祭の高揚感で沸いている。顔馴染みの夢眠ねむ推しが根本凪(ねも)列に並んでいて心がホッコリした。



えいたそと2ショットチェキの1回目は頭にヒヨコをあしらった子♡丑♡寅♡卯♡辰♡巳♡MV衣装。痛バッグを見せると「素敵!」と喜んでくれて、えいたそが口にしたお題は<コスモ>だった。短時間だったのでOKと笑顔で別れたが、実はすでに『コスモな大宇宙』で取り上げている。2回目の原宿ストリートスナップ衣装は、カラフルなエクステをつけた派手なファッション。「コスモはやっちゃったんだよね」と告げると「ああ、そうだったね」と考えて「それじゃ<飾り>で。ニッチなお題でゴメンね」と言ってくれた。その場で即答する瑛美の機転の早さに改めて感服。頭の中で<飾り>という言葉をリフレインしながら次の現場(ネクロ魔5周年記念ワンマンライヴ)へ向かった。



さて懸命なる読者ならお気づきのように新曲『いのちのよろこび』はガングロギャルを模したメイクのライオンキング風野性味ファッションだったはず。「子♡丑♡寅♡卯♡辰♡巳♡」とか「原宿ストリートスナップ」って何なの?と疑問に思うことだろう。実は6/26の『いのちのよろこび』リリースの1ヶ月前に突然ゲリラ的に発表された新曲が『子♡丑♡寅♡卯♡辰♡巳♡』だったのである。清竜人作の超高速ラップのこの曲のMVで披露された衣装がこの日の2チェキ衣装という訳である。

●でんぱ組.inc『子♡丑♡寅♡卯♡辰♡巳♡』


5月25日に新木場 STUDIO COASTにて行われた、清 竜人主催イベント「清 竜人 ハーレム♡フェスタ2019」でサプライズ披露された2曲を当日緊急リリース!2014年に提供された「Dear☆Stageへようこそ♡」「まもなく、でんぱ組.incが離陸致します♡」以来、5年ぶりの清 竜人による待望の楽曲提供。圧倒的情報量が早口メロディに詰め込まれた電波ソングの「子♡丑♡寅♡卯♡辰♡巳♡」、ピアノとストリングスだけで構成された、でんぱ組.inc史上最もストレートで壮大なバラード曲「秋の葉の原っぱで」という、全く対照的な振り幅の2曲となっている。

ライヴ会場とヴィレッジヴァンガード特定店で限定リリースされたCDは即座に完売してしまい残念ながら入手することは出来なかった。瑛美がこの曲に因んだ<飾り>というお題をくれたのは、オレの悔しい想いが<飾りソング>を検証することで少しでも軽くなるだろうという思いやりに違いない。偉大なる慈悲の心に触れてオレの女神えいたそへの愛情がますます萌え上がった。

でんぱ組.inc「子♡丑♡寅♡卯♡辰♡巳♡」MV



【えいたそモダニズム】Episode28『飾りの秘密』
瑛美が「ニッチ」と呼んだ<飾り>というお題で探査を始めたオレは、単にニッチであるばかりか、偏った音楽偏愛家のオレの世界に繋がりのある楽曲が次々飛出す喜びに震えながら、瑛美の人知を超えた知見に無条件降伏、頭を垂れて信心を誓うのみである。瑛美が示唆する<飾り>の秘密を探って行こう。

●中森明菜『飾りじゃないのよ涙は』


「飾りじゃないのよ涙は」は、日本の歌手中森明菜の楽曲。シンガーソングライター井上陽水の作詞・作曲による。この楽曲は、中森の10枚目のシングルとして、1984年11月14日にワーナー・パイオニアよりリリースされた (EP: L-1666)。

松田聖子と並び80年代アイドルの双璧を成す中森明菜は、ぶりっ子と呼ばれかわいさをアピールした聖子と違い、不機嫌そうな表情も隠そうとしなかった。いわば聖子がビートルズ、明菜がローリング・ストーンズ。そのストーンズ的イメージを象徴するのが「飾りじゃないのよ涙は」だと言えるだろう。山口百恵「プレイバックPart2」の「馬鹿にしないでよ」を彷彿させる。

中森明菜 飾りじゃないのよ涙は ザ・ベストテン 1



●ザ・タイガース『花の首飾り』


「花の首飾り」は、日本のグループ・サウンズ、ザ・タイガースの5枚目のシングル。1968年3月25日に発売。発売当初は沢田研二がリード・ヴォーカルの「銀河のロマンス」をA面にして発売されたが、その後加橋かつみが初めてリード・ヴォーカルを担当した「花の首飾り」の人気が上昇したため、ほどなく「花の首飾り」をA面に格上げして再発売した。ザ・タイガースのシングルでは、最大のヒット曲となった。

グループサウンズの「花、星、王子様」のイメージを体現するのがザ・タイガース。メルヘン調のバラードナンバー「花の首飾り」でメロメロになった女学生も多かった。同時期にライバルのテンプターズが「神様お願い!」を出してGS人気は全盛時代を迎えた。3年後に両グループ+スパイダーズのメンバーにより結成されたスーパーバンドPYGが発表したデビュー曲「花・太陽・雨」はヘヴィロックバンドBorisがカヴァーするなど、現代のロックシーンで人気曲である。そのルーツとして「花の首飾り」の再評価を望みたい。

ザ・タイガース 花の首飾り【HD】



●ポール・モーリア『オリーブの首飾り』


もとはフランスのグループ、ビンボー・ジェット(Bimbo Jet)の1974年のディスコミュージックで、日本でも「嘆きのビンボー」として発売された。これをポール・モーリア楽団がカバーし、「オリーブの首飾り」の邦題が付けられた。 奇術界を代表する女性マジシャン、松旭斎すみえがポール・モーリア版をBGMに起用したために、手品のバックミュージックとして有名になったと言われている。

小学校の校内放送や日曜午後のNHK FMでよくかかっていたイージーリスニングの名曲。原曲のタイトル「El Bimbo」がどうして「オリーブの首飾り」という邦題になったのかは全くの謎だが「嘆きのビンボー」ではヒットすることはなかっただろう。最近ポール・モーリアをはじめ、レーモン・ルフェーブル、カラベリときらめくストリングス、レイ・コニフ・シンガーズなどムード音楽/イージーリスニングをDJネタとして掘ろうと考えていたところだったので、タイミングよく<飾り>のお題をくれた瑛美とのシンクロニシティに赤い糸の存在を確信した。

Paul Mauriat - El Bimbo 1977



●小島麻由美『飾窓の少女』


1950年代のオールディーズをルーツに、「ジャズ」「フレンチ・ポップ」「ラテン音楽」「昭和歌謡」「ブルース」「ロックステディ」「童謡」などのジャンルを融合させ、そこにかわいらしくも毒の効いた歌詞と声を乗せるという独自の音楽スタイルを築いたシンガーソングライター小島麻由美の2ndアルバム『二十歳の恋』(1996年9月20日発売)に収録。

1986年3月に大学の卒業旅行で20日間ヨーロッパを一人旅した。旅行ガイドブック「地球の歩き方」が創刊されバックパッカーとして海外を貧乏旅行するのがブームだった。パキスタン航空の南回り便でコペンハーゲンに着き、デンマーク〜スウェーデン〜ノルウェー〜西ドイツ〜ベルリン〜オーストリア〜イタリア〜フランス〜イギリスと周り、最後の訪問地がオランダのアムステルダムだった。自由化(黙認)されているマリファナと飾り窓と呼ばれる娼婦街に興味を持ちそのエリアを歩いてみたが、窓辺に座る胸元露な西洋人女性は芸術か映画のシーンのようでセックス・アピールを感じなかった(エイズも怖かった)。マリファナを試す勇気もなく、童貞を捨てることが出来ないママ帰国の途に着いた。こんな話を瑛美に知られたら恥ずかしいが、オレの貞操の証として敢えて記した次第である。

小島麻由美 - 飾窓の少女



●マンドレイク『飾り窓の出来事』


マンドレイク(MANDRAKE)は、日本のプログレッシブ・ロックバンド。ニュー・ウェイヴバンドP-MODELの前身。1973に平沢進らにより結成。大作のメタル/プログレッシヴ・ロックを主軸に活動するが、78年頃セックス・ピストルズの影響でパンクロック/ニューウェイヴへと転身する。

プログレバンド、マンドレイクとして<飾り窓>のように虚飾に満ち冗長なプログレ組曲を演奏していた平沢進たちが、77年頃のパンクロックの勃発にショック受けて、飾りを捨ててシンプルでダイレクトなニューウェイヴバンドP-MODELに転身したことは<飾りじゃないのよロックは>宣言と言っていいだろう。しかし、テクノポップと呼ばれた初期のサウンドから、スケールが大きく複雑なデジタルミュージックに変貌したP-MODELと平沢進は<飾り>への憧れを持ち続けている。

Mandrake - Kazarimado no Dekigoto



●RAP『飾り窓』


1984年結成のガールズロックバンド。メンバーはルージュ(vo)、ミサ(ds)、カオリ(b)、ニシキ(g)。雑誌DOLLのレーベル、シティロッカー傘下のドグマ・レコードからリザードのモモヨのプロデュースで3枚の7"EPと1枚の12"EPをリリース。「飾り窓」は1985年10月の1st EP『WRAP』に収録。

誰でもバンドが出来ると宣言したパンクロックに感化されて、80年代の日本でも数多くのガールズロッカーが登場した。特にポジティブパンク/ゴシック系の中世の貴婦人や魔女を思わせる妖艶な衣装で暗いロックを歌う女子は、童貞ニューウェイヴ少年の憧れだった。大学時代に結成した学生バンドにも女子メンバーはいたが、普通の健全な女子大生だったので、筆者の求めるダークでエロティックなイメージは得られなかった。その当時もっと学外でバンド活動をやっていたら、アムステルダムの飾り窓に行かなくてもRAPのような素敵な女子とお付き合いのABCが出来たかもしれない(遠い目)。

「飾り窓」 RAP

百鬼夜行の回想録~80'sインディーズ特集 第13回:失われた女子バンドを求めて~RAP/Bárbara/OXZ 


●Siouxsie And The Banshees『Ornaments Of Gold』


女性ボーカルのスージー・スー (Siouxsie Sioux) を中心として1976年に結成されたイギリスの ポストパンク、ニュー・ウェイヴのバンド、スージー・アンド・ザ・バンシーズ(略称スジバン)の9thアルバム『ピープ・ショー』に収録(1988年リリース)。

飾りは英語でOrnament(オーナメント)。スージー・スーはセックス・ピストルズ親衛隊としてシド・ヴィシャスらとピストルズの追っかけをしていたという。ヲタクからアーティストヘの転身は当時のパンクのDIY精神の象徴といえよう。スジバンは音楽/ヴィジュアル/思想面で日本の女子ロック、特にポジパン系に多大な影響を与えた。上記のRAPもスジバンフォロワーと言える。金の飾り(Ornaments Of Gold)とは古代エジプトの王家に伝わる呪いの宝飾品だろうか。

Siouxsie And The Banshees - Ornaments Of Gold



●Blankey Jet City『綺麗な首飾り』


浅井健一(ボーカル、ギター)、照井利幸(ベース)、中村達也(ドラムス)からなるトリオBLANKEY JET CITYのミニ・アルバム『Metal Moon』(1993年12月21日リリース)に収録。ベスト・アルバム『The Six』(1995年)にも収録された。

先ほどプログレッシヴ・ロックを虚飾とディスったが、飾りが全て悪い訳ではないので念のため。ロケンロールはカッコ良くなきゃいけない。その為にはファッションを含め飾り立てることも必要である。90年代Japanese Rock'n Roll最高のトライアングル、ブランキー・ジェット・シティが歌う飾りの歌はロック美学を追求する王道ソングである。

Blankey Jet City / 綺麗な首飾り



●The Birthday『星の首飾り』


チバユウスケ(ボーカル・ギター)、フジイケンジ(ギター)、ヒライハルキ(ベース)、クハラカズユキ(ドラムス)からなるロックバンドThe Birthdayの通算7枚目のフルアルバム『COME TOGETHER』(2014年5月28日リリース)に収録。The BirthdayのROCKな世界へ「一緒に行こう」と宣言する、バンド史上最高傑作! !

ブランキー浅井健一のライバル、チバユウスケも約20年遅れて飾りソングを歌った。ライヴのエンディングの定番「くそったれの世界」を含む『COME TOGETHER』はジャケットを含め最も好きなアルバム。「星に願いを」というバラードナンバーも収録されており、硬派なロッケンローラーのロマンチストな一面を明らかにする。

The Birthday - 「COME TOGETHER」アルバムダイジェスト



●THE PINBALLS 『風見鶏の髪飾り』


本物のロックを掻き鳴らす4人組THE PINBALLS、メジャー1stフルアルバムが堂々完成!ソリッドなロックチューンからミディアムナンバーまですべて新録で収録!Vo古川貴之によるファンタジックな詞世界にも更に磨きがかかり、THE PINBALLSの世界観がより一層深まる1枚となっている。2018/11/14リリース。

80年代末に2枚のシングルのみ残して解散したピンボールというバンドを思い出すが、こちらのピンボールズは2006年埼玉で結成された若手4人組。バンド名はTHE BLANKEY JET CITYの「死神のサングラス」、The Whoの「Pinball Wizard」の歌詞から取ったというから嬉しい。ロケンロールの新たな才能に出会えた幸福を瑛美にいくら感謝してもしたりない。

THE PINBALLS メジャー1stフルアルバム『時の肋骨』トレーラー



●PETE BROWN & HIS BATTERED ORNAMENTS


クリームの「ホワイト・ルーム」や「サンシャイン・ラヴ」の作詞でも知られる詩人ピート・ブラウンが結成したバタード・オーナメンツのデビュー作『A Meal You Can Shake Hands With In The Dark / ミール・ユー・キャン・シェイク・ハンズ・ウィズ・イン・ザ・ダーク』。 クリス・スペディングも参加!(1969年発表)

77年中3の時NHKヤングミュージックショーで観たブライアン・フェリーのバックで黒い革ジャンでフライングVを弾くギタリスト、クリス・スペディングに一目惚れした。彼が最初期に参加したバンドがバタード・オーナメンツ。60年代らしいブルースロックはブライアン・フェリーやロキシー・ミュージックとは全く違っていたが、スライドバーを多用するスペディングのギターが聴けるだけで嬉しかった。前衛的なジャズアレンジがポスト・サイケデリック/プログレッシヴ・ロック時代の幕開けを感じさせる佳作。それにしても日本盤の帯でクリス・スペディングに負けたバンマスのピート・ブラウンの立場は。。。

Pete Brown and His Battered Ornaments - Rainy Taxi Girl



●THE PROPER ORNAMENTS


2010年ロンドンでVeronica FallsのJames Hoareとアルゼンチン人のソングライター Max Clapsにより結成された4人組。バンド名は60年代ソフトロックバンド、フリー・デザインの曲名から取った。ビーチ・ボーイズ、ザ・バーズ、ビートルズ、初期ピンク・フロイドなどを思わせるサイケデリックポップを聴かせる。

えいたそ妄想論を執筆する最大の喜びのひとつは、お題を検索していて未知の音楽やバンドに出会えること。「飾り=Ornament」をバンド名に持つザ・プロパー・オーナメンツは日本ではまだ紹介されていないが、サイケ好きなら間違いなく気に入るだろう。2枚のシングルと3枚のアルバムをリリース。2019年4月の最新アルバム『Six Lenins(6人のレーニン)』ではクラウトロック/エレクトロニカの要素を加えつつドリーミーなサイケデリックワールドを作り出している。瑛美のお陰で出会えた彼らを推します!

THE PROPER ORNAMENTS - Crepuscular Child (Official)


<飾り>とはストーンズ/GS/ムード音楽/プログレ/ポジパン/パンク/ロケンロー/サイケといった過去・現在のオレの愛する音楽世界のキーワードであった。しかし瑛美の髪飾りにはさらに隠された秘密がありそうだ。えいたその秘密を探る旅はまだまだ終わりそうにない。オレが生きる理由のひとつがココにある。

えいたその
飾りの秘密の
奥の院

▼8年前の秘蔵チェキ公開。#えい10周年
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【急告】7/21 (sun)開催『ネクロ盤魔殿 Disque Daemonium d'Necronomidol vol.3』NECRONOMIDOL EUツアー成功祈願!

2019年07月11日 01時27分57秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


ネクロ盤魔殿 Disque Daemonium d'NECRONOMIDOL vol.3

2019/7/21 Sun Shibuya DJ Bar EdgeEnd http://www.edgeend.com/
18:00 Open/Start
Charge ¥1,000 incl. 1 drink

魔ヲタDJ's(順不同)
DJ Minoloux!/DJ なまず/DJ matsuton/DJ META-cheeee/DJ せまし/DJ TKD/DJ Necronomicon/DJ がんばれおぐちゃん/DJ 闇鍋
*ルール:各DJの持ち時間は30分。ネクロ魔の曲は1曲まで(かけなくてもOK)。



暗黒系アイドルユニットNECRONOMIDOL(ネクロノマイドル 通称ネクロ魔)のヲタクによるDJイベント「ネクロ盤魔殿」も遂に3回目。前回は13人ものDJが出演し、ジャンル不問の多彩な音楽とライヴ現場さながらの盛り上がりを見せました。
【セットリスト+音源公開】ネクロ盤魔殿 Disque Daemonium d'Necronomidol vol.2

ネクロ魔は2019年7月11日〜7月28日の2週間以上に亘るヨーロッパツアー「European Iquisition 2019」をスタート。フランス、イギリス、オランダ、ドイツ、フィンランド、スウェーデンの6カ国、イギリス最大のジャパンフェスHYPER JAPAN、スウェーデンのメジャーアニメフェスNarconを含む9公演は日本の地下アイドルとしては過去最大の規模である。その健闘を祈り成功を祈願するためにツアー半ばの7月21日に開催される「ネクロ盤魔殿 Vol.3」は、ひとり30分の長めのセットで各DJが個性的な音楽テーマでたっぷり聴かせるネクロ魔ファンだけでなく全ての音楽ファンが楽しめるDJイベントです。お時間ある方はぜひお越し下さい。



TIMETABLE
18:00 ‐18:30 DJ がんばれおぐちゃん
18:30 - 19:00 DJ TKD
19:00 - 19:30 DJせまし
19:30 - 20:00 DJ META-cheeee
20:00 - 20:30 DJ闇鍋
20:30 - 21:00 DJ matsuton
21:00 - 21:30 DJ Minoloux!
21:30 - 22:00 DJなまず
22:00 - 22:30 DJ Necronomicon


【DJ紹介・聴きどころ】
●DJ Minoloux!(Mᵢₙₒₗₒᵤₓ!@iwamino):洋楽NewWave


Echo And The Bunnymen - Shine So Hard



●DJ なまず(なまづ@satyriconcon):サイケ


HP Lovecraft - At The Mountains Of Madness



●DJ matsuton(まつん@matsuton):アイドル


7/5(金)公開/予告編『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』公式



●DJ META-cheeee(ちぃめた@TWty78t):プログレ


Concerto Grosso n. 1, I Tempo: Adagio (Shadows)



●DJ せまし(ひろし/せまし@rocknroll_saiko):ロン・アシュトン生誕71周年トリビュート


DESTROY ALL MONSTERS/ DarkCarnival wTV EYE



●DJ TKD(TKD@dj_tkd):シンフォニック、プログレッシブ、インダストリアルなメタル


Rammstein - Radio (Official Video)



●DJ Necronomicon(ひろミサ✰剛田武@mirokristel):テクノポップ


Snakefinger "The Model"



●DJ がんばれおぐちゃん(がんばれおぐちゃん@OGUCREEEEEM ):ポストロック、シンセロック(エレクトロ)


CORNELIUS - MUSIC



●DJ 闇鍋(キカ鍋@bishbisgp ):戦う女の子2〜仁王立ちガールズ〜


ユキノユーリ「Noise」PV


ネクロ魔が
遠征中に
DJフェス


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【開催のお知らせ】7/27(sat)不思議で楽しい異端DJイベント『盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 Vol.26』

2019年07月10日 01時08分03秒 | 素晴らしき変態音楽


盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 Vol.26
Ténèbres du début de l'été 夏の夜の暗黒音楽祭


2019.7.27 sat Shibuya DJ Bar EdgeEnd
18:00 Open/Start Charge ¥1,000 incl.1drink

盤魔殿DJs:DJ Necronomicon / DJ Vaby / DJ Bothis / DJ Athmodeus / DJ Qliphoth
Guest DJs: DJ Ipetam a.k.a. 福田理恵 / DJ 内田百献 a.k.a. 内田静男 / DJ amy a.k.a. モリモトアリオミ

【今回の見どころ】
1. ゲストが素晴らしい!
スペシャル・ゲストDJが3人出演。お馴染みのフィメールDJ福田理恵、2018年5月の盤魔殿Vol.13以来14ヶ月ぶり2度目の出演のモリモトアリオミ、そしてVol.24にライヴ演奏で出演した内田静男がDJとして参加。それぞれパフォーマーとして活躍する3人のDJプレイと、盤魔殿ならではの異端音楽・映像との化学反応が期待できる。
2. 映像が素晴らしい!
前回好評だったVJ QliphothのTouch Designerによる映像が進化中。異端音楽と異端映像がシンクロする異端空間を体験できるのは盤魔殿だけ。
3. サウンドが素晴らしい!
EdgeEndが新ミキサーを導入。これまで以上に高音質・高性能のサウンドに期待。
4. ZINEが素晴らしい!
来場者全員プレゼントのフリーZINE『盤魔殿AMALGAM』が遂に創刊20号。コアすぎる内容は読み応えたっぷり。
●主な登場アーティスト
ビル・ラズウェル
THE BANANA MONKYS
さっきの女の子、
ジュリア―ノ・クレメルツ
ナックルチワワ
デモンズ ’95

他オールスター



TIME TABLE
18:00-18:30 DJ Battle FREE ZONE(自由参加)
18:30-19:00 DJ Bothis a.k.a. 山田遼
19:00-19:30 DJ Necronomicon a.k.a. 剛田武
19:30-20:00 DJ Ipetam a.k.a. 福田理恵
20:00-20:30 DJ amy a.k.a. モリモトアリオミ
20:30-21:00 DJ Vaby a.k.a. 大場弘規
21:00-21:30 DJ Athmodeus a.k.a. 持田保
21:30-22:00 DJ内田百献 a.k.a.内田静男
22:00-22:30 DJ Qliphoth a.k.a. 宇田川岳夫


【各DJの聴かせどころ】
●DJ Necronomicon a.k.a. 剛田武
『POP FROM UNDERGROUND』夢みるドリームポップ、弾けたパワーポップ、捩じれたサイケポップ、泣き濡れたフォークポップ、暗黒系アイドルポップまで、地下音楽から生まれた秀逸なポップソングを新旧取り混ぜてスピンし魔す。

EVA-I - うらぎらないで (Uragiranai de)



●DJ Vaby a.k.a. 大場弘規
今回はNoise、Avant-garde、Junkを中心に(左肩鎖骨粉砕骨折のリハビリを兼ねて)オール7inchヴァイナルで勝負します!(笑) ある程度限定されたジャンルの中ですが盤魔殿に相応しいヴァラエティに富んだ良質なマテリアルの数々をあなたのハートにお届けしちゃいます!




●DJ Bothis a.k.a. 山田遼
今回は1999年からフランスのパリ活動しているMoonchild Erikによるオカルティック・ダークアンビエントプロジェクト「His Divine Grace」を特集します。

His Divine Grace - Die Schlangen



●DJ Athmodeus a.k.a. 持田保
ニッポンの夏!霊界の夏!!!日本の四季を大切にする漢なので夏には霊界音源をdieプッシュするのは当然!あの世とこの世をミックスするダブ&イルビエントそして盤魔殿憑在論byマーク・フィッシャー!!!!!!



Friedrich Jürgenson evp metafonia tci.avi



●DJ Qliphoth a.k.a. 宇田川岳夫
今回はレアフォーク・レアサイケのアナログもの中心に選曲します。映像はまた新しいものをTouch Designerを使って作成し、DJプレイとシンクロさせます。




●DJ Ipetam a.k.a. 福田理恵
日常に潜むサイケデリック。現代的な解釈をしていると捉えた選曲を中心にお届けします。色々なところから拾って行きます

The Killing Moon (All Night Version) by Echo and the Bunnymen 1983 extended version



●DJ 内田百献 a.k.a. 内田静男
アヴァンギヤルド、民族、アシイッドフォウク、サイケデェリクなどのレコオドを廻す。どおして廻すのかというと、目が廻って麦酒がうまいからである。

Shizuo Uchida bass solo 2017.11.26



●DJ amy a.k.a. モリモトアリオミ
今回は「グルーヴ」がテーマです! ジャンル、年代無視でグルーヴィーにいきます!

森本在臣/ベランダのウツボカズラ


寝苦しい
夏の夜には
盤魔殿

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする