A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【ライブレポート】Tanao / ルネ・シェヴィリコフスキ / YUTASTAR x ウチダヨシノブ / 剛田武 x BEKATAROU@高円寺Oriental Force 2023.6.20tue

2023年06月24日 01時15分03秒 | 素晴らしき変態音楽


6月20日(火) 高円寺Oriental Force
「郷愁」vol.2
19:00 OPEN ・19:30 START
¥1,500 + 1 Drink別

19:30~20:00 Tanao
20;15~20:45 ルネ・シェヴィリコフスキ
21;00~21:30 YUTASTAR x ウチダヨシノブ
21:45~22:15 剛田武 x BEKATAROU



Oriental Forceの企画イベント。この日から始まった山下哲史写真展「KEHAI」の多数の写真プリントで埋め尽くされた会場は、前回のよくばりChameleonのアートの妖しさとは全く違った近未来的なオーラを感じさせて、この日の<普通じゃないラインナップ>に相応しい都会のブラックホールを演出していた。

●Tanao


TanaoはもちろんMOGRE MOGRUのバンドメイトだが、実はソロ・パフォーマンスを生で観るのは初めてである。E-bowを使った静かなロングトーンから始まり、指弾きのドローンが徐々に重厚なオーケストレーションへと変貌するドラマティックなアンビエントサウンドに舟を漕ぐような夢心地。モグモグのライブを観た人から「気持ちよかった」という感想が多い理由を身をもって体験した。眠れる音楽のプレイリストに最適なサウンドだが、プログレシュミット(趣味人)も満足するテクニカルな側面もある。すごい人と一緒にバンドをやってるんだなあ。

●ルネ・シェヴィリコフスキ


初めて観るアーティスト。名前からは音楽性が想像できない、と思ったら音楽ではなく朗読(ポエトリーリーディング)の人だった。しゃがみこんで手にした紙きれの詩作を読み上げる?というよりヴォイスパフォーマンス?ナンセンスな言葉遊びやコミカルな寸劇風の文章を歪めたりどもったり怒鳴ったり呟いたり。音響詩を思わせるが、口を楽器にして言葉を生演奏するスタイルはこれまで経験したことない不思議な感動をもたらした。本人に聞いたところ、前衛音楽と同じことを朗読でできないかと考えて生み出したこのスタイルで6年以上活動しているとのこと。狂気の凄さは生で観ないとわからないだろう。

●YUTASTAR x ウチダヨシノブ


佐伯武昇とのデュオ、ニュージャージーズでお馴染みのギタリストYUTASTARと、ベースをメインにPCやエレクトロニクスを交えたインプロ奏者ウチダヨシノブとの初デュオ。萌声電子サウンド、エレクトロノイズ、謎のウサギ人形を噛ませたベースと多彩なプレイを展開するウチダに対して、ほぼディレイのみでテクニカルなギタープレイを続けるYUTASTARのコンビネーションは、ウチダが用意したグラフィックアートのライティングが、壁面を埋める写真作品の上に投射され一味違ったムードを醸し出す中で、言葉のない漫才を見ているようなスリルと面白さに満ちていた。

●剛田武 x BEKATAROU


いよいよBEKATAROUとの初のライブコラボ。BEKATAROUはBuchla製モジュラーシンセをメインにエレクトロニクス機器数台とライトセーバーを使用。剛田は最近モグモグのElectric Setで使っているミニシンセ2台と盤魔殿レジデンツで使ったトイドラムパッド、そしてクラリネット。エレクトロニクスのドローン~クラリネットとライトセーバーのデュオ~ドラムパッド入りの爆音ノイズという流れ。電子音楽の即興演奏はこれまでにない新鮮な驚きを感じた。ディレイをかけたクラリネットが意外に電子ノイズと調和してよかった。BEKATAROUとのコラボはこれからも続けたい。

ダイジェスト動画


これからも
非常の空間
生演奏

【剛田武今後のライブ】
2023年
6月29日(木)阿佐ヶ谷天


赤腹亀企画
開場19:00 / 開演19:30
木戸銭1500円(1d)

19:30〜20:00 山霊箏木魂雷:ちゃんやま(syn.箏.tp)、小玉陽子(dance)
20:10〜20:40 赤腹亀:火炎瓶テツ(ba.vo)、佐伯武昇(gt)、三谷みっく(dr)
20:50〜21:20 k殻都市 No Wave Garage Band from Japan
21:30〜22:00 剛田武(fl, vln)+やましん(g)+鈴木和哉(ds)


7月22日(土)吉祥寺NEPO


MOGRE MOGRU presents
DIVE DEEP vol.8~NEPO JAPONISM

open 18:30 start 19:00
adv/door 2500yen + 1 order
streaming 1000yen
https://nepo.co.jp/schedules/view/2163

出演:
MOGRE MOGRU
バラナンブ
殺生に絶望
たたらの目


7月25日(火)高円寺Oriental Force


「ダチュラ」
19:00 Open / 19:45 Start
1500円+1 Drink

19:45~20:15 As if
20:30~21:00 ルネ・シェヴィリコフスキ
21:15~21:45 CoQu(剛田武+Uzl)
22:00~22:30 マリオネッツ
コメント (1)
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本日リリース!!【盤魔殿レーベル"Les Disques Du Daemonium" 新作】MOGRE MOGRE『 WALPURGIS AMBIENT NACHT』/BEKATAROU『魔鏡』

2023年06月16日 01時27分01秒 | 素晴らしき変態音楽



本日(6月16日)盤魔殿レーベル"Les Disques Du Daemonium"からの新作2作がリリース‼‼‼

『MOGRE MOGRU / WALPURGIS AMBIENT NACHT』

Les Disques Du Daemonium CD-R : 盤魔-011 / 1,000 Yen (tax incl)

BANDCAMP

たゆたうアンビエントの迷宮
2023年4月30日(日)吉祥寺NEPOでの主催イベント“MOGRE MOGRU presents DIVE DEEP vol.7~WALPURGIS AMBIENT NACHT”に於けるライブ録音。
森の中を彷徨うミニマルサウンド、狂気のポエトリーリーディング、宇宙へ広がるクラウトロック~プログレサイケが織りなす幻想の30分。
"Labyrinth of Floating Ambient"
Recorded live at the event "MOGRE MOGRU presents DIVE DEEP vol. 7 - WALPURGIS AMBIENT NACHT" at Kichijoji NEPO on Sunday, April 30, 2023.
Minimal sounds wandering in the forest, fanatic poetry reading, krautrock spreading to the universe - 30 mins journey of fantasy woven progressive psychedelic music.

1. WALPURGIS AMBIENT NACHT

Recorded Live:
Sun. April 30 Kichijoji NEPO, Tokyo, JAPAN
MOGRE MOGRU presents DIVE DEEP vol.7~WALPURGIS AMBIENT NACHT




MOGRE MOGRU
黒い瞳 Aura Noir : voice, musical saw, glockenspiel, recorder, toy instruments, PC, etc.
剛田武 Takeshi Goda : flute, clarinet, violin, percussion, electronics, etc.
TANAO : guitar
2021年7月結成。レトロなアコースティック楽器とディープなエレクトロニクス&ギターによるインプロ・アンビエントユニット。愛称:モグモグ。都内を中心に「DIVE DEEP!/深く潜れ!」を合言葉にライヴ活動を行っている。
Formed in July 2021. An improv-ambient unit with retro acoustic instruments and deep electronics & guitars. Performing live mainly in Tokyo under the slogan "DIVE DEEP!" .
Twitter: https://twitter.com/MogreMogru


『BEKATAROU / 魔鏡』

Les Disques Du Daemonium CD-R : 盤魔-012 / 1,000 Yen (tax incl)

BANDCAMP

異端DJ イベント盤魔殿の中でもカセットテープDJとして異彩を放つBEKATAROUが電子音楽家としてデビュー。Buchla シンセを駆使して自らの精神風景を音響描写する作風は、イタリアン・ノイズの巨匠マウリツィオ・ビアンキを引き合いに語られることもあるが、このデビュー作は8編の短い曲からなり、楽曲タイトル通り自然の風景を電子的に描写したバイオニックな音響美を構築している。蓮の花のジャケットに相応しい聖なる音世界である。
BEKATAROU, whose distinctive style as a cassette tape DJ is unique even among the heretical DJ event Disques Daemonium, makes his debut as an electronic musician. His style of sound depicting his own mental landscape using Buchla synths is sometimes referred to as that of the Italian noise master Maurizio Bianchi. His debut album consists of eight short pieces, and as the song titles suggest, he constructs a bionic sonic beauty that electronically portrays natural landscapes. It is a sacred sound world worthy of the cover of lotus flowers.

1. Ghost rave
2. 砂の扉 (door of sand)
3. light rises
4. 波濤 (waves) 
5. 摩擦 (friction)
6. 雨の滴り(rain drops)
7. 朝の雪 (morning snow)
8. 濾過 (filtration)

All tracks are composed by BEKATAROU with
modular synthesizer, moog minitaur, eowave ribbon2 and arturia beatstep pro.
Prodeced by Takeshi Goda




BEKATAROU
2018年より異端音楽DJイベント『盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會』に参加し、DJ BEKATAROUとして活動する傍ら、以前から興味のあったRalph Lundstenらの電子音楽に触発され、2021年からモジュラーシンセサイザーの演奏及び音源作成を開始、現在に至る。
In 2018, he joined the heretical music DJ event "Disque Daemonium" as DJ BEKATAROU. in 2021, inspired by his long time favorite electronic music of Ralph Lundsten and others, he started playing modular synthesizers and creating sounds, up to the present.

面白い
音楽聴ける
盤魔殿

【新作リリース・ライヴ情報】
■MOGRE MOGRU出演


6月17日(土) 阿佐ヶ谷 mogumogu
モグライブmogulive~モグモグ in mogumogu vol.2
『MOGRE MOGRU Live Music & DJ set』

20:00 Open/Start
¥1,000 + 1 Drink別

LIVE:MOGRE MOGRU(30分セットx2)
DJ:黒い瞳/TANAO/剛田武

阿佐ヶ谷 mogumogu
杉並区阿佐谷南1-36-15マガザン阿佐ヶ谷3F(阿佐ヶ谷パールセンター商店街内100米)
https://www.instagram.com/mogumogu1969/


■BEKATAROU出演


6月20日(火) 高円寺Oriental Force
「郷愁」vol.2
19:00 OPEN ・19:30 START
¥1,500 + 1 Drink別

19:30~20:00 Tanao
20;15~20:45 ルネ・シェヴィリコフスキ
21;00~21:30 YUTASTAR x ウチダヨシノブ
21:45~22:15 剛田武 x BEKATAROU
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【週末ライヴ情報】6/17(土)MOGRE MOGRU Live Music & DJ Set@阿佐ヶ谷mogumogu~中国音楽専門レコ屋でモグモグ三昧の夜

2023年06月14日 00時48分29秒 | 素晴らしき変態音楽


6月17日(土)
モグライブmogulive~モグモグ in mogumogu vol.2
『MOGRE MOGRU Live Music & DJ set』

20:00 Open/Start
¥1,000 + 1 Drink別

阿佐ヶ谷 mogumogu
杉並区阿佐谷南1-36-15マガザン阿佐ヶ谷3F(阿佐ヶ谷パールセンター商店街内100米)
https://www.instagram.com/mogumogu1969/

今年4月に阿佐ヶ谷にオープンした中国音楽専門レコードショップ&ロックバー「mogumogu(モグモグ)」に即興アンビエントユニット「MOGRE MOGRU(モグモグ)」が出演(2度目)。
30分× 2setの長尺ライブに加えて、メンバー自身によるDJセットの2本立てでまさにモグモグ尽くし。中国のレコードとCDが並ぶmogumoguの不思議な空間で、おいしいお酒やドリンクもお楽しみいただけます。
モグモグの3人のメンバーが実はどんな音楽が好きなのか、意外な一面を知れるかも。いずれにせよ普通のDJではありません(笑)。

【予定タイムテーブル】
20:00 DJ 1
20:30 LIVE 1
21:00 DJ 2
21:30 LIVE 2
22:00 DJ 3
22:30 end

モグモグで
モグモグの海に
潜りましょう

▼前回4月8日出演時のサウンドチェックの様子


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【動画付ライヴレポート】 MOGRE MOGRU×内田静男/カニコローシュカ/よくばりChameleon×M.Teruyama/吉本裕美子etc.@Oriental Force 23.6.11sun

2023年06月13日 01時04分44秒 | 素晴らしき変態音楽


6月11日(日) 高円寺Oriental Force
「蟲師」Vol.2
18:30 OPEN / 19:00 START
¥1,500 + 1 Drink別

MOGRE MOGRU × 内田静男
カニコローシュカ
よくばりChameleon x Masafumi Teruyama
いはとおる x 吉本裕美子

梅雨のモグモグDAY2は高円寺Oriental ForceにMOGRE MOGRUとして3回目の出演、ベーシストの内田静男さんとのコラボレーション。よくばりChaneleon個展『桃源郷』の不思議な生命感にあふれた作品に囲まれて、雨降りのウェットな日曜日がオーガニックでアヴァンギャルドに暮れていった。



●MOGRE MOGRU+内田静男


広くはないOriental Forceにエフェクターを多用する4人が並ぶとかなりの密集度。内田氏の低音が加わり音の密度も数倍増し。鳥が舞う絵画とシンクロする自然の擬音から、黒い瞳のポエトリーがあの世からの通信のように妖しく響き、後半は変則ベース、魔笛フルート、空間ギター、シンセ電子音が交わりあう混沌としたインプロヴィゼーションに突入。変幻自在な内田氏の刺激的なベースプレイに感化されてカタルシスたっぷりの濃厚極まりない演奏となった。




●カニコローシュカ


ユニット名からユーモラスな演奏を想像していたら、本格的なオペラ唱法と電子ノイズによるシリアスなアヴァンギャルドに驚愕。トランペットや口琴も使って歌の表現領域を拡張し、エレキギターとアコースティックギターを発信源としてノイズ変調するユニークなスタイル。後で聞いたら、いつもは歌もの中心で、この日初めてアヴァンギャルド表現に挑戦したという。才能の幅を広げる冒険心が素晴らしい。




●よくばりChameleon x Masafumi Teruyama


歌とギターだけでなくライヴペインティングやパソコン電子音楽も盛り込んだよくばりなスタイルで知られるよくばりChameleonが、アンビエントギターで鍼灸師でもあるMasafumi Teruyamaとのコラボでは、ギターと詩の朗読に専念。Teruyamaのギターの概念を完全無視した空間音響と、Chameleonのメランコリックなアルペジオのリピートのコントラストが、抒情的な美しさに溢れた美麗音楽を生み出し、バックの絵画に投影されたミニマルな幾何学模様もドリーミーだった。




●いはとおる x 吉本裕美子


ギターとダクソフォンの演奏で活躍する吉本と沖縄出身のギタリストいはとおるのデュオ。空間系エフェクターを使いながら輪郭のはっきりしたサウンドと確実なテクニックでコンスタントなバッキングをするいはに対して、聴き手の脳裏にクエスチョンマークを巻き散らダクソフォンの音色と、イディオムの枷を完全に取り払った予測不能なギタープレイで演奏を攪拌する吉本のコンビネーションは、普通の即興デュオではありえない陶酔感をもたらした。一期一会のインプロヴィゼーションの真骨頂を見た気がした。



Oriental Forceはいつ来ても新鮮な音楽と斬新な冒険心に溢れたミュージシャンと出会える魔法の店である。

蟲遣い
音の繭から
唄を生む

【つゆもぐ(梅雨のモグモグ)3DAYS最終日】
DAY3:6月17日(土) 阿佐ヶ谷 mogumogu


mogulive~モグモグ in mogumogu vol.2
20:00 Open/Start
¥1,000 + 1 Drink別

★MOGRE MOGRU Live Music & DJ set
中国音楽専門レコードショップmogumoguに2度目の出演。MOGRE MOGRUワンマン・ライブに加えてメンバー自身によるDJセットの2本立て。通称アンビエントユニットのモグモグのメンバーが実はどんな音楽が好きなのか、意外な一面を知れるかも。いずれにせよ普通のDJではありません(笑)。盤魔殿とも一味違う異端DJを体験してください。
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【動画付ライヴレポート】MOGRE MOGRU/Albem/ilyons/108pierrots/TPSOUND Band Set@吉祥寺NEPO 2023.6.8thu

2023年06月10日 01時07分24秒 | 素晴らしき変態音楽


「LIGHT UP THE SKY #4」
open18:00 start18:30
Live Stream Ticket1500円
https://nepostream.myshopify.com/products/230608

108pierrots
Albem
MOGRE MOGRU
ilyons
TPSOUND Band Set

最近吉祥寺NEPOでは主催ライブメインに出演しているが、この日はNEPOのブッキングイベント。知らないバンドと対バンできるのは楽しみだし、我々モグモグは派手な見せ場のない完全即興なので、完全にマッチする現場はない代わりに、隙間産業的にどこでもはいろうと思えばはいれる。しかしあまりに趣向や路線が違う対バンだとアウェー感を感じることもある。その意味ではこの日の対バンはインプロやエレクトロニクスやアンビエント的な要素を感じさせるバンドばかりで、どのバンドとも再度対バンしたくなるほど楽しめるイベントだった。

●MOGRE MOGRU


ツユモグ(梅雨のモグモグ)3DAYSのDAY1。<electric set>として電子楽器のみの演奏に黒い瞳の朗読をたっぷりフィーチャーして、物語性のあるエレクトロノイズパフォーマンスになった。剛田は小型エレクトロニクス機器を3台使った電子ノイズに、時折エレクトリック・ヴァイオリンでドローン演奏。Tanaoはフリッパートロニクス風のE-Bowを駆使したドローンと漂うようなアンビエントギター。瞳の朗読はかなりショッキングな中二病的世界で、観ていた共演者から「滅茶苦茶怖かった」と最大の賛辞が寄せられた。またエンディングへ向けて徐々に盛り上がっていくミニマルサウンドに「ラヴェルのボレロみたいだった」という感想もあった。MOGRE MOGRUのダークサイドを堪能できるパフォーマンス、メンバーの灰汁抜きにもなったかもしれない。




●Albem


いつもはバンドで活動しているAlbemのソロパフォーマンス。ダンスビートのエレクトロニカに、ファルセット風の美しい歌声がポップにきらめくカラフルなステージ。サイケデリックな浮遊感が普通のエレポップではない屈折した感性を反映している。バンドでも見てみたい。




●ilyons


KAGEROのメンバーでNEPOディレクターでもある白水悠とギタリスト中平智也の即興デュオ。対バンは2度目。エレクトロニクス&ベース&ギターが絡み合う剛球インプロは野生のロック衝動を刺激する。一見、静と動で対照的なモグモグとilyonsの相性は実はものすごくいいと勝手に思っている。




●108pierrots


この日唯一の真っ当なバンド編成の4人組。ヴォーカリストのソウルフルでシルクのような歌声に聞きほれてしまう。スロー~ミッドテンポのおおらかな曲調も気持ちいい。スピッツを思い出しながら聴いていた。あながち見当違いではないと思う。




●TPSOUND Band Set


大宮ヒソミネ(NEPOの系列ライヴハウス)の元店長だった北野哲平のプロジェクト。サンプラーやシンセを駆使した味のあるポップソングは、平沢進を思い出させた。最近個人的にクラフトワークを愛聴しているせいか、女性ドラマーのシンセドラムのサウンドに妙に心が惹かれた。彼女は気になっていた女性インストロックトリオ花園distanceのメンバーとのこと。嬉しい出会いだった。



1F カフェでは弾き語り女性シンガーのイベントが開催されていて盛況だった。やはりNEPOは面白い。

梅雨入りを
待ちつつモグモグ
ライヴする

【ツユモグ(梅雨のモグモグ)】
DAY2:6月11日(日) 高円寺Oriental Force


「蟲師」Vol.2
18:30 OPEN / 19:00 START
¥1,500 + 1 Drink別

★MOGRE MOGRU × 内田静男
80年代より、触媒夜、滲有無にて活動。現在、Hasegawa-Shizuoや、albedo gravitas、Galactic Abyss、UH、TERROR SHIT、Nord、疎水響、 L'Extase Métallique、などのユニット、そしてソロやさまざまなインプロヴァイザートのDUOやTRIO形式などで演奏。Bassを中心にした、インプロヴィゼーションで活躍するベテラン内田静男さんとの初コラボレーション。モグモグに重低音が加わるとどうなるか、メンバーも楽しみにしています。

19:00-19:30 MOGRE MOGRU × 内田静男
19;45-20:15 カニコローシュカ
20;30-21:00 よくばりChameleon x Masafumi Teruyama
21:15-21:45 いはとおる x 吉本裕美子
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【MOGRE MOGRU 3DAYS~ツユモグ(梅雨のモグモグ)】6/8吉祥寺NEPO/6/11高円寺Oriental Force/6/17阿佐ヶ谷mogumogu+新作リリース

2023年06月07日 00時28分06秒 | 素晴らしき変態音楽

(沖縄電子少女彩+MOGRE MOGRU 2023年5月30日秋葉原CLUB GOODMAN 撮影:武田理沙)

【つゆもぐ(梅雨のモグモグ)3DAYS】
梅雨入り間近!じめじめした季節に相応しいモグモグ3公演はそれぞれいつもと違う趣向を凝らした内容でお贈りします。全通した方には素敵なプレゼントを進呈予定!ぜひお越しください。

DAY1:6月8日(木) 吉祥寺NEPO

「LIGHT UP THE SKY #4」
open18:00 start18:30
前売2500円・当日3000円
前売予約:https://nepo.co.jp/schedules/view/2166
Live Stream Ticket1500円
https://nepostream.myshopify.com/products/230608

★MOGRE MOGRU -Electric Set-
フルートやパーカッション等アコースティック楽器を封印。エレクトリック・ギター×エレクトリック・ヴァイオリン×シンセサイザー&PCという電子楽器によるエレクトリック・ドローン・ミュージックを展開する予定。おそらくイベントのトップバッターには全く不似合いな暗黒の世界を繰り広げることでしょう。

18:30-19:00 MOGRE MOGRU
19:15-19:45 Albem
20:00-20:30 ilyons
20:45-21:15 108pierrots
21:30-22:00 TPSOUND Band Set


DAY2:6月11日(日) 高円寺Oriental Force

「蟲師」Vol.2
18:30 OPEN / 19:00 START
¥1,500 + 1 Drink別

★MOGRE MOGRU × 内田静男
80年代より、触媒夜、滲有無にて活動。現在、Hasegawa-Shizuoや、albedo gravitas、Galactic Abyss、UH、TERROR SHIT、Nord、疎水響、 L'Extase Métallique、などのユニット、そしてソロやさまざまなインプロヴァイザートのDUOやTRIO形式などで演奏。Bassを中心にした、インプロヴィゼーションで活躍するベテラン内田静男さんとの初コラボレーション。モグモグに重低音が加わるとどうなるか、メンバーも楽しみにしています。

19:00-19:30 MOGRE MOGRU × 内田静男
19;45-20:15 カニコローシュカ
20;30-21:00 よくばりChameleon x Masafumi Teruyama
21:15-21:45 いはとおる x 吉本裕美子


DAY3:6月17日(土) 阿佐ヶ谷 mogumogu

mogulive~モグモグ in mogumogu vol.2
20:00 Open/Start
¥1,000 + 1 Drink別

★MOGRE MOGRU Live Music & DJ set
中国音楽専門レコードショップmogumoguに2度目の出演。MOGRE MOGRUワンマン・ライブに加えてメンバー自身によるDJセットの2本立て。通称アンビエントユニットのモグモグのメンバーが実はどんな音楽が好きなのか、意外な一面を知れるかも。いずれにせよ普通のDJではありません(笑)。盤魔殿とも一味違う異端DJを体験してください。


【NEW RELEASE】
『MOGRE MOGRU / WALPURGIS AMBIENT NACHT』

CD-R : Les Disques Du Daemonium 盤魔-011 / 会場物販販売価格 ワンコイン500円

たゆたうアンビエントの迷宮
2023年4月30日(日)吉祥寺NEPOでの主催イベント“MOGRE MOGRU presents DIVE DEEP vol.7~WALPURGIS AMBIENT NACHT”に於けるライブ録音。
森の中を彷徨うミニマルサウンド、狂気のポエトリーリーディング、宇宙へ広がるクラウトロック~プログレサイケが織りなす幻想の30分。

彩ちゃんと
モグモグまるで
バンドみたい



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【JazzTokyo#302更新】名曲喫茶で身体と音楽の不協和音のミクロコスモスを味わう~『園田游 舞踏會 ゲスト:前田隆』

2023年06月04日 01時19分10秒 | 素晴らしき変態音楽

音楽情報サイト「JazzTokyo Jazz and Far Beyond」の最新号が公開された。カバー・ストーリーは「Moers Festival 2023」。他に「ECM、ふたたび」など。剛田武は以下の記事を寄稿した。

●園田游 舞踏會 ゲスト:前田隆

Concert/Live Review#1264 園田游 舞踏會 ゲスト:前田隆
2023年5月22日(月) 阿佐ヶ谷 ヴィオロン
園田游(踊り)
前田隆(音)

身体の無為自然から生まれる音楽を観る歓び
園田游と前田隆が創り出す世界は<静寂>という音楽を『場』に捧げる儀式であった。立ち会う者は何も考えず、目に聴こえて、耳に見える音楽を受け入れればいい。いかなる作為も必要がない音楽の存在を愛でるだけでいいのである。



【園田游 舞踏會】 東京・阿佐ヶ谷 ヴィオロン
6月29日(木) ゲスト:ヤンマー
9月3日(日)  ゲスト:MOGRE MOGRU
10月20(金)  ゲスト:中尾勘二
11月23日(木・祝) 生誕公演 ゲスト未定
12月6日(水) 園田游 舞踏會 at VIOLON最終日 ゲスト未定


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【盤魔殿アマルガム vol.45】HIROKO/La Tène/おきあがり赤ちゃん/桃山邑/AMENONUVOCO/CHU ISHIKAWA & DER EISENROST

2023年06月03日 01時32分15秒 | 素晴らしき変態音楽


●DJ Athmodeus a.k.a. 持田保


HIROKO / Hiroko The Queen Of House Music
昨年2022年末にアシッドキャピタリズムとは何か?を検証する意味で自分が企画したDJイベント"百均王ヒャッキング"。手応えこそあったものの客足のアレと自分のプライベートな忙しさがアレですっかり放置プレイ状態だった反省を踏まえて今回ご紹介するのがコチラ!奇しくも本日(2023年5/25)ロックンロールの女王ティナ・ターナーが亡くなったってことでSNS上で"〇〇の女王"大喜利ネタが展開中だがこちとら"ハウスミュージックの女王!"HIROKO a.k.a.湊 広子ですよ(100円だけど)。80年代に女優として"湘南爆走族"で織田裕二の妹役などで活躍後何故か米国で歌手デビュー。91年リリースされた謎過ぎるユーロビートorハウス作品。マジで落とし所をどこに設定してたのか不明なんだが「あぁこの時期って日本は金あったんだなー」って気分だけは堪能できます。バブルをキメて踊り明かそう日の出を見るまで!


●DJ Vaby a.k.a. 大場弘規


La Tène – Ecorcha / Taillée
以前にあのバンマーキングにもノミネートさせて頂いた事もあり、民族音楽をモチーフにミニマルなドローンミュージックを展開しているLa Tène。彼らの5年振り且つ最高傑作とも言える4作目をご紹介させて頂きます。
メンバーはハーディ・ガーディ担当のフランス人Alexis Degrenier、ハーモニウムとエレクトロニクスを操るスイス人D'incise、トライバルなパーカッションを掻き鳴らすスイス人Cyril Bondiの3人が奏でる中毒性の高いサウンドは間違いなく聴く者を虜にしてしまうだろう。オーバーダブ無しという、所謂ライブ感覚を活かした録音という事で、各メンバーの力量や職人技が随所に見られ、スピリチュアルでエスノフォーク的な雰囲気が満載です。
リリース元Les Disques Bongo Joeの情報によると、本作はフランスの民俗学者Félix Arnaudinが1883年に見出したキリスト教の歌「La Passion」とスペインの女性シンガーソングライターRosalíaの2022年のヒット曲「Saoko」にインスピレーションを得たと書かれています。YouTubeで視聴が可能ですので比較してみるのも面白いかもしれませんね!


●DJ Necronomicon a.k.a. 剛田武


おきあがり赤ちゃん『おもちゃの音の音楽祭』CD 8枚組BOX
生まれも育ちも千葉市、65歳のおもちゃの音楽家「おきあがり赤ちゃん」。この謎の音楽家と初めて会ったのは、2022年10月8日阿佐ヶ谷TABASAでのMOGRE MOGRU主催イベント「モグモグとゆかいな仲間たち」だった。メンバー3人がそれぞれ好きなアーティストを呼んでコラボするという趣旨で、筆者が声をかけたのが半年前にネットで知ったこの人だった。現れたのはオシャレな音楽とは縁がなさそうな朴訥とした初老の男性だったが、持参した数体のおきあがりこぼしやカリンバやシュルティボックスなどの不思議な楽器を愛おしそうに丁寧に並べる様子に、どこか狂気じみた天才の片鱗を感じた。他人と共演するのは初めてと言っていたが、筆者のトイピアノやリコーダーの演奏を馬耳東風と聞き流しながら、その実心の裏側に異端音楽のエキスを注入する演奏は、今までコラボしたどのアーティストとも異なる邪鬼に溢れていた。
還暦を前に58歳にして音楽経験も無いまま突如“おきあがりこぼし”で音楽作品を作り上げ、CD2枚組、3枚組、そしてこの8枚組と怒涛のリリース、さらに手作業で撮影・編集したマジカルな映像作品を数多くYouTubeで発表してきた彼の無邪気と天邪鬼の狭間に漂う危うい感性の閃きは、どの時代にあってもはみ出し者の心の糧として重宝されるに違いない。5月5日の『JOY OF A TOY 2023』に出演が叶わなかったことが残念至極である。リベンジを心に誓いながら、今日は何枚目のおもちゃの音の音楽祭に遊ぼうか。


●DJ Qliphoth a.k.a. 宇田川岳夫


WELCOME TO THE END ~ようこそ終わりの始まりへ~桃山邑最後の歌詞歌曲集(Mizu Record SHC-2301)
2022年10月18日、肝内胆がんの療養中であった水族館劇場座長桃山邑は自宅にて死去した。曲馬館の末期から驪團を経て水族館劇場へと、80年代から現在までのアングラ演劇界のけもの道を駆け抜けた存在であった。筆者は、桃山邑の同級生であったAUTO-MODのジュネ氏に連れられて雑司ヶ谷鬼子母神境内で行われた水族館劇場旗揚げ公演を見に行って、公演後の打ち上げで桃山氏と言葉を交わした記憶があるが、その時何を話したかはあまり覚えていない。残念ながら曲馬舘の芝居は、映画『風っ喰らい時さかしま』で見たり、桜井大造の著書『風の旅団~転戦するパラム~』を通じてしか知らず、桃山氏は映像に出演しておらず、桜井氏の著書に桃山邑の記述はなかったからだ(入団時期の関係以外の理由は後になってなんとなく気づいた)。また前身の驪團についても、モダーンミュージックにおかれていたフライヤーなどで公演の存在は知っていたが、「アナーキックバイオレンス」といった標語を掲げる暴力的な劇団というイメージがあって、見ずじまいだった。ところが、初めて見た水族館劇場は、曲馬館から由来する翠羅臼の詩的な言語(襤褸(らんる)といった用語の多用など)は踏襲しながらも、抒情性と幻想性が横溢する舞台で、クライマックスシーンに流れる大量の水や、使用されるワールドミュージック風の音楽など、明度の高い演出に隠して深刻なテーマを扱う芝居者の集団という印象だった。その後水族館劇場は主に神社仏閣の境内で仮設の芝居小屋で公演を挙行し、斬新な舞台装置や、随所に挟まれる印象的な劇中歌、オープニングに30分も費やす客入れの前芝居(無料)など、注目を集める劇団となり、高山宏や毛利嘉考などの学者たちも一目置く存在になる。2018年ごろに劇団員の大量脱退があり(桃山邑の言葉で言えば「分裂騒動」だが詳細は語られていない。なお元水族館劇場の役者たちによって劇団心中椿が結成され、都内や地方で公演を行っている)旗揚げからの劇団員は曲馬舘からの活動を継続する千代次だけになる。このCDは2023年5月17日から6月6日まで東京都羽村市の宗禅寺にて開催中の公演「新漂流都市」において発売された、桃山邑作詞になる最後の音源となる。直近の公演の劇伴音楽を収録しているが、一部初期の曲も収録しており、すでに発売の音源のいくつかは廃盤となっているので、水族館劇場の音楽を今現在知るには欠かせないものである。


●DJ BEKATAROU a.k.a. 伊藤元


AMENONUVOCO / LOST & FOUND / CASSETTE TAPE EXERCISE for AMENONUVOCO
元”Ainotamenishis”のAdamこと羽鳥智氏と瘡原亘氏とによる不定形プロジェクト “Amenonuvoco”(啞女埜濡菩鼓:アメノヌボコ)の22年作。カセットテープ作品でそれぞれのソロが片面ずつ収録されている。
先ず最初に羽鳥氏による“LOST&FOUND”。トイミュージックのような音色の心地よいリズムから始まる…身を委ねていると次第に揺蕩み、ポカポカとした微睡に覆われ、、、気がつけば魔窟へと運ばれている。そんなポップでありながらも不可思議な音の運びがぼんやりと酩酊した頭の中に渦を描いていく…これが堪らない...
続いて、瘡原氏による“CASSETTE TAPE EXERCISE for AMENONUVOCO”は精神に響く強烈なコラージュ作品である。飛び上がり、踊り出し、喚きながら怪現象を切り貼りする音の起伏は異界での事象がそのままこの世に突き出たかのように感じてならない。どこか張り詰めた感覚も堪らない。
2人によるポストカードが1枚ずつ同封されているのだがどちらのデザインも音楽と同様に素晴らしい。。


●DJ Bothis a.k.a. 山田遼


CHU ISHIKAWA & DER EISENROST - TOKYO FIST (ORIGINAL SOUNDTRACK) LP 2022 (We Release Whatever The Fuck We Want Records)
今年の盤魔殿レコード大賞=バンマーキングに僅差で届かなかった作品を改めてピックアップ。塚本晋也監督の映画『TOKYO FIST』(1995)のサウンドトラックである。音楽担当はもちろん石川忠と、彼が率いるインダストリアルバンドDER EISENROST。15歳から音楽活動を始動した石川忠は18歳で自身のバンドを結成。80年代中頃に日本初のインダストリアルバンドとも言われるZEITLICH VERGELTERの中心メンバーとして活動し、1986年にZEITLICH VERGELTERが解散した後は、映画監督の塚本晋也と出会い、名作『鉄男』(1989)以降、ほとんどの塚本監督作品で音楽を担当している。1993年にDer Eisenrostを結成して2017年に惜しくも亡くなるまで活動を続けていた。
本作は元々CDとして1998年に出版されていたが、日本の打楽器奏者高田みどりや日本のサントラ界の大御所・川井憲次による『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』『機動警察パトレイバー2 the Movie』、John Carpenter – Dark Starなどの作品をリリースするスイスのレーベル「We Release Whatever The Fuck We Want Records」よりLPとして再発されたものである。
この作品『TOKYO FIST』は1995年公開のボクシング映画で、婚約者と暮らす主人公の男性が、その後輩にボクシングの試合会場で高校以来偶然再会を果たすが、この二人は高校時代、共通の女友達を殺されるという過去を共有しており、二人の再会後になぜか後輩が主人公の婚約者を誘惑し始めることによって始まる3人の奇妙な3角関係を描いた作品。塚本監督が描く唯一無二な世界観と圧倒的なスピード感を石川忠の素晴らしい金属質な音楽が引き立たせている。
原材料費の高騰や送料などの関係でVinylがどんどん高騰している昨今、気軽に買える値段ではなくなってしまったレコードではあるが、私はこの作品の一曲目「Knock Off」をネットで視聴して、慌ててディスクユニオンに買いに走った。今の時代、あらゆる音楽はネットでいくらでも聴けるかもしれないが、本当に音楽が好きなリスナーにとって一番大切なのは制作したアーティストと作品にお金を払うというリスペクトの気持ち。そろそろさぁ、ちゃんと文化にお金使おうよ。そうしないと、この文化滅んじゃうよ。「中古で安く買えた!」とか言ってはしゃいでる想像力の無いただのレコードコレクターは、あたしもう無理。さよなら、さよなら、さよなら。

<――――――EVENT INFORMATION――――――>

【MOGRE MOGRUライヴ・スケジュール】

【つゆもぐ(梅雨のモグモグ)3DAYS】
梅雨の季節6月中旬の3公演はそれぞれ趣向を凝らした内容でお贈りします。

DAY1:6月8日(木) 吉祥寺NEPO
「LIGHT UP THE SKY #4」
open18:00 start18:30
前売2500円 配信1500円
MOGRE MOGRU -Electric Set- (18:30-19:00)
TPSOUND Band Set / ilyons / 08pierrots / Albem


DAY2:6月11日(日) 高円寺Oriental Force
「蟲師」Vol.2
18:30 OPEN / 19:00 START
¥1,500 + 1 Drink別
MOGRE MOGRU × 内田静男 (19:00-19:30)
カニコローシュカ / よくばりChameleon x Masafumi Teruyama / いはとおる x 吉本裕美子


DAY3:6月17日(土) 阿佐ヶ谷 mogumogu
モグモグ in mogumogu vol.2
20:00 Open/Start
¥1,500 + 1 Drink別
MOGRE MOGRU Live set & DJ set


【モグモグ主催ライブ】
7月22日(土) 吉祥寺NEPO
MOGRE MOGRU presents DIVE DEEP vol.8
バラナンブ / 殺生に絶望 / MOGRE MOGRU他


【関連ライブ、イベント】

6月20日(火) 高円寺Oriental Force
「郷愁」vol.2
18:30 OPEN / 19:00 START
¥1,500 + 1 Drink
剛田武 x BEKATAROU (21:15~21:45)
YUTASTAR×ウチダヨシノブ / This dark Shroud / ルネシェヴィリコフスキ


6月29日(木)阿佐ヶ谷天
赤腹亀企画
開場19:00 / 開演19:30
木戸銭1500円(1d)
剛田武+やましん+鈴木和哉(21:30〜22:00)
赤腹亀 / 山霊箏木魂雷 / k殻都市



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