A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

BO NINGEN "VS" tricot@代官山UNIT 2016.7.12(tue)

2016年07月14日 01時15分06秒 | 素晴らしき変態音楽


BO NINGEN “VS” LIVE Vol. 2
w/ tricot
7月12日(火曜日)@代官山UNIT
19:00開場/19:30開演
前売り3800円/当日4300円(1drink別途)

梅雨も明けたのか猛暑の兆しを見せるここ日本、皆様いかがお過ごしでしょうか?とうとう始まります、BO NINGEN、夏のVSシリーズ。暑い日に熱くて厚い爆音と静寂。会場に、この日この時に集まった皆さんと私たちにしか見えない風景、聴こえない音があります。インターネットに代表されるテクノロジーの進化で物理的な距離が向かされつつある現代ですが、電気信号では決して伝えられない、電子の手からこぼれ落ちた、リアルな感情と情熱と音楽をその目と耳と全身で確かめにお越しください。全身全霊でお待ちしております。



この際BO NINGENがどこから来たかなんてことは忘れてしまおう。4人の長髪の青年が楽器を持ってステージに立ち、取り憑かれたように挑発的なアクションで爆音のロックを鳴らす。国籍とか人種とか言語など気にする暇はない。ただ音のシャワーにどっぷり浸かって夢中遊泳するか、さも無ければ耳を塞いでこの場を立ち去るか、自由にすればいい。フリーダムはどこに有る?ここだ?日本のバンドたちと怒濤の"VS"(ヴァーサス)ライヴを繰り広げる対バンシリーズは、スタイルフリー、ジャンルフリー、マインドフリーな彼らのフリーダムな姿勢の表明である。

●tricot


この日の対決相手は、1年前にスロバキアのフェスで出会ったという女子3+サポート男子1のギターロックバンドtricot(トリコ)。変拍子多様のノリにくい楽曲は、楽器好き・プログレ好きな男子の支持を集める。赤い公園に近い音楽スタイルだが、白いドレスで女子力を強調する公園に比べ、普段着の関西弁で姦しいトリコは、海外のロック女子に受け入れられる素質を備えている。外国人の多い代官山ならではの客層にほぼほぼ受けていた。

tricot『節約家』MV


●BO NINGEN


2013年8月のBO NINGEN史上初の単独公演以来、お洒落タウン代官山の地下4階のクラブ仕様のライヴハウスUNITは、毎回出演するお気に入りのハコである。圧迫感の無い高い天井、効き過ぎた空調が次第に熱気に変わるこの部屋で繰り広げられた新曲2曲を含む60分強は、シンプルでタイトなドラムのビートで、ロケット弾のように一直線に会場を埋める音楽ファンの心の中心をノックした。

BO NINGEN - Kizetsu no Uta


倦怠感
様子を見たよ
体験記

Bo Ningen - Full Performance (Live on KEXP)



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