A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

アーバンギャルドの欝フェス@渋谷club asia 2011.8.10(wed)

2011年08月12日 00時47分21秒 | 素晴らしき変態音楽

メジャー・デビュー以来気になっていた"トラウマテクノポップ"バンド、アーバンギャルドのライヴ初体験。彼らが主催する二日間にわたる企画ライヴ「鬱フェス」の初日。対バンはGalapagosS。

club asiaは圧倒的に若いサブカル系の女の子中心に超満員。余り大きくない会場だから蒸し風呂状態だ。

最初のGalapagosSは昨年結成の若いトリオでヴォーカルにエフェクトをかけ、プログラミングされたシンセ・サウンドを取り入れていて、P-ModelやPolysicsを思わせる演奏を聴かせる。元気があっていいが曲調が一本調子なのでちょっと飽きる。それにしてもお客さんの反応はいい。皆で手を振り上げてノリノリだ。



そして待望のアーバンギャルド登場。ファンの子達はトレードマークの赤い水玉模様の旗を振って迎える。男女ツインヴォーカルの松永天馬氏&浜崎容子嬢の振りに合わせファンは左右に激しく旗を振る。テクノポップと詠っている割にはテクノ・ビートではなく生ドラムの人間的な演奏だ。面白いのは天馬氏のMCで「鬱フェスだからかけ声は(低音で)いえ~」とか、天馬「セックスは好きですか?」観客「ハーイ!」というコール&レスポンスとかとにかくユニークで笑わせる。浜崎嬢のコケティッシュなウィスパーヴォイスも効果的。コミックバンドの様でそうじゃなく、所々前衛的な展開もある、不思議な存在感を示したライヴだった。サブカル少女じゃなくてもこれはクセになる。



アンコールはGalapagosSのメンバーも交えてバグルスの「ラジオスターの悲劇」をセッション。大いに盛り上がった。

水玉と
シャボン玉と
ミラーボール

新たなる世代の登場を感じさせる前衛都市の実演会だった。
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