しましまのドレミ・カフェ

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甲状腺

2018-11-13 22:49:07 | 介護
今日は仕事を休んで、父の通院のため隣市の公立総合病院へ。
今年の夏に足に血栓ができて入院して以来、循環器内科で診てもらっている。若いお兄さん先生だ。

9月に「浮腫が治らない原因がわからない。もしかしたら甲状腺の機能が低下しているためという可能性がある。代謝の専門に診てもらってください」と、院内の別の医師を紹介された。若いお姉さん先生だった。

その日はさらに検査もして、とても遅くなった。
昼はとっくに過ぎていた。
内分泌代謝科の医師は「甲状腺のホルモンがとても少ない」「脳がホルモンを作れと命令を出している」「ものすごい勢いで命令を出している」と数値を出して言った。(高感度TSHが81.7)そして、それを改善する薬(チラージン 半錠)が出た。

10月。数字に変化が見られた。(高感度TSHが32.71)前回の半分以下だ。効果があったとして、薬を1錠に変更。

11月。「ホルモンを作れ」と命令する量が激減。(高感度TSHが5.00)浮腫がなくなっていた。

実家にいる時からずっとむくんでいた父の足。
甲状腺に異常があり、それを治療することでこんなに改善した。

正直、今朝までは「もう父は歳だから、積極的な治療をしなくてもぼちぼちでいい。自然に任せればいい」と思っていた。

若い医師たちの熱心な見立てと治療。
最新医療を真摯に学んでいる医師だから、長年の浮腫症状が改善し、父は血栓の心配もなくなり、寿命を延ばしたのではないか。

「もう歳だから」ということで諦めてはいけなかったんだな。
お父さん、ごめんね。
先生、ありがとう。

コメント
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