しましまのドレミ・カフェ

家のしつらい、音楽、おいしいもの、庭遊び
日々のくらしを綴ります
よろしければお立ち寄り下さい

ちゃんと終わるから

2021-03-31 23:34:00 | 美しいもの



お花のレッスンに申し込んであった。




茎をこんな風に一定方向に束ねていく、という基本を教わった。

パスタを茹でるときのように「スパイラル」に束ねていく。

そうすると、茎が痛みにくいそうだ。
なるほど‼️




花器に挿していくのと違って、芯が定まらない気がして、空中で束ねていくのは難しい。


でも瑞々しい花や葉っぱに触れるのは、素敵な時間だ。

 



と言いつつ、懸案事項を考えると頭が痛くなる。あーあ。辛いなー。


経験のある知人は、「ちゃんと終わるから」と言う。



そうか。ちゃんと終わるのか。

その日は来るのか。



元気だしていこう。



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上を向いて歩こう

2021-03-30 22:47:00 | 家のこと



今朝、知人に相談し、人に繋いでもらった。

午後、また別の人と話して、更に支援してくれる人を増やせそうなことになった。


これで、少し動きが軽くなるかな。



悪い方にはきっと行かない。

こんな時は、人にたくさん助けてもらおう。






夕方、別件で近所の人を訪ねた。

帰り道、歩きながら空を見上げた。


「上を向いて歩こう」


自然にその歌が浮かんできた。



明るい良い歌だし、誰も嫌わない歌なので、コーラスの演奏などでよく取り上げている。

でも、本当の良さはわかっていなかった。

 

「上を向いて歩こう」

この歌は、明るいように見えて、実は悲しみを抱いている人の歌だ。

明るい気持ちの時は、「上を向いて歩こう」なんて思わない。

心が悲しみに満ちている時に「上を向いて歩こう」と思うのだ。

  

今なら、

今日なら、この歌が歌えると思った。 


歌える日が来たら、ちゃんと練習して、演奏として歌えるようになりたい。

その時は、泣かないで歌いたい。

心の悲しみを乗り越えた自分になり、
笑顔で歌いたい。



久しぶりに、歌いたい気持ちが湧いてきた。
やっとそんな気持ちになれた💓



あちこちで、美しく咲き誇る桜を見かけるようになった。

気づくと、庭のジューンベリーが一気に満開になっていた。



1ヶ月もすると、これが実になる。

赤くて可愛い実になる。

白い花が、赤い実になる。

そんな風に鮮やかに変わっていけるなんて、
植物ってすごいな。

私も、そろそろ元気を出そう😊








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静かに

2021-03-29 21:37:00 | 季節のこと



市内のさくらの名所を歩いてみた🌸


平日の昼間なので、おじいちゃんが小学生を連れているパターンが多かった。


お弁当を膝の上に載せて、静かにベンチで食べる女性二人組。


人も少ないし、みんな賢く花見を楽しんでいる、という感じだった。





「一人でやるのか」とは思ったが、せっかくなので謎解きゲームに挑戦。

地図を見ながら地点に行き、ボードに書いてある謎々を解くのだ。

頭がカッチカチに堅い自分には、かなり難しかった💦

「ヒントはLINEで」とやさしいお言葉が添えてあった。
使いまくりましたとも💦💦

ヒントを見まくるというズルを重ねて、ようやく全部解答。

「大人ってズルい」というヤツです😅
 

頭の体操になりました‼️






こちらは、昭和に建てられたコンクリートのお城。レストランや茶室が入っている。

公園の奥の方には、土塁跡などの遺構が残っている。そちらは本物だ。地味だけど。





晩ご飯を食べてから、夫ともう一度行く。


宴会をする人はもちろんなく、みんな静かに歩いている。


人出は、来年の二割程度に見えた。
もっと少ないかもしれない。






夫が撮った写真。

スマホの方は、桜の右上あたりをピンチしてみてください。

オリオン座が写っています。




家のことで気にかかっていることがあり、どうしても頭から離れない。

寝て起きても消えなかった。

だから青空の下を歩いてみた。

美しい桜も見てみた。
 


うーん。

まだ軽くなった気はしない。

どうしよう。

心がふさいでしまう。

もうやだ。







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透明美さん

2021-03-28 21:46:00 | カフェ






日曜日の朝。

夫婦で珍しくモーニングに出かけた。


知人の娘さんと奥さんがやっている、小さなカフェだ。



知人は、図書館の仕事をしていた。

そのせいもあるかと思うが、店には本が並べてある。

娘さんのセレクトなのかなぁ。

好みのことなので、何となく聞きにくい。



自家製のパンと、自家製のバター。

野菜のポタージュと、ピクルス。

それに熱いコーヒー。

飲み物+100円でこのセットが付くのは、びっくりするほどお値打ちだと思う。




私の席の隣に本棚があるので、出てくるのを待つ間、一冊読んでみた。





多和田葉子の「尼僧とキューピッドの弓」という文庫本だった。


主人公がドイツの小さな街で電車を降りて、少し歩いたところにある修道院を訪ねる。


院長には会えずに、「透明美さん」と主人公が心の中であだ名をつけた副院長と紅茶を飲みながら話をしているところで、コーヒーとモーニングが運ばれてきた。



尼僧たちの話だが、主人公の内声として、時々セクシーな単語も出てきた。

でも今日読めたのはほんのさわりだったので、全容はわからない。



続きを読んでみようかなぁ。

でもその本を読むために、知人の娘さんと奥さんのやっているカフェには通い続けにくいなぁ😊

文庫本だから、自分で買おうかなぁ。


でもまた、おいしいコーヒーを飲みに行くのもいいなぁ☕️


夫はカウンターに立ててあった写真集を手に取って見ていた。


たまには夫婦で、こんな風にお出かけするのもいいな。

今日は行ってよかった💓

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5〜6匹

2021-03-27 23:30:00 | 家族のこと



末っ子娘が家を出て、独り立ちした。

県内ではあるが、エリア的にはちょっと離れているところだ。

もう立派な大人であるし、「なんとかやっていける」と自分自身で見通しを立てたのだ。

成長したんだな、とほっとする。




でもやっぱり、寂しい気持ちもある。


夜になっても、もう帰ってこないんだな。





引っ越しの荷物を見たら、大きな動物のぬいぐるみが5〜6匹くらいいた。

小学生の引っ越しか⁉️

サツキとメイか⁉️

「千と千尋」の千尋か⁉️







借りる部屋の電灯、排水口などは全部外して、好きなデザインのものや百均に付け替えていた。

自分で選んだ天井のライトは、なかなかオシャレだ。
気持ちよく暮らせることだろう。


備品は新品のままどこかにしまっておいて、汚さないようにして、返すときに楽なようにするらしい。

そんな知識はいっぱい仕入れていて、それは若い人の常識のようだ。



私自身は、実家から直接婚家に引っ越した。
一人暮らしの経験はない。

私の世代だと、東京や地方の大学へ行った人以外は、そんなものではないかと思う。


実家は、祖父母もいる大家族だった。
夫と二人暮らし新婚の家は、静かだなぁと思った。でも一人で住む、というのは選択肢になかった。


私たちの子ども世代は、当たり前のように一人暮らしを経験する。

時代は変わったのだなぁと実感する。



でもきっと、一人で暮らすのは人間を成長させる。

末っ子娘も、きっとそうであろうと信じる。




お母さんは、ちょっと胸がキューンとするだけ。

元気だそう。










コメント (2)
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