しましまのドレミ・カフェ

家のしつらい、音楽、おいしいもの、庭遊び
日々のくらしを綴ります
よろしければお立ち寄り下さい

マリメッコーイタリア紀行ー

2018-06-30 23:39:31 | 旅行
ローマからヘルシンキへ行き、そこで出国。
1時間半ほどだが、出国は長い列ができていて、出発の時間に間に合うか心配になる。
イイッタラなどのショップを少しは冷やかしたかったが、それではどんどん列の後ろになってしまう。

ゲートまでたどり着くと、機械が顔を認識する。その後の係官もめんどくさいのか「ハイ」「ハイ」と機械的にさっさと通してくれた。


ヘルシンキと日本の往復は、それぞれ7,000円ほど出して、少しだけ前後に広い席を取った。

ビジネスに乗ることは一生ないと思うけど、身体の大きな夫の腰痛予防のため、少しだけの出費。医者代よりはずっといいから。


フィンエアーのこの「エコノミーコンフォート」という席には、マリメッコのこんなかわいいポーチがついてくる。中身は歯ブラシやアイマスク、耳栓、靴下などが入っている。


コップやナプキンもマリメッコで、本当にかわいい。
映画を一本見て、楽譜と音源で勉強の時間も作って、そのうちに帰国。
ローマも暑いけど、日本は蒸し暑かった!
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カプチーノ ドゥエーイタリア紀行ー

2018-06-29 23:32:06 | 旅行

5連泊したホテルの最後の朝食。

毎日ほとんど同じ料理だったが、好きな卵焼き、何種類もあるチーズやハム、パンやそのまま置いてあるフルーツなどをよく食べていた。


「カプチーノ、ドゥエ」(二個お願いね!)と頼むと、テーブルまで運んでくれる。


何度も見た「ローマの松」
レスピーギの曲にありますが、これだったんだね(^^)
イタリア語では「アンブレラ・パイン」傘のような松、というそうです。

チャオ!ローマ!

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電車(TRENITALIA)に乗ってオルヴィエートへーイタリア紀行ー

2018-06-28 22:53:02 | 旅行

駅で切符を買うのも一苦労だけど、それも旅の楽しみ。
ゲートができたので、ロマの人々がうろうろできなくなり、治安が良くなったというテルミニ駅だが、自販機で時間をかけていると、すぐに、怪しい人が寄ってくる。

なので自販機はやめて、銀行みたいに番号札を取って、「みどりの窓口」的なところで順番を待つ、という方法を選び、あらかじめ適当なイタリア語でノートに書いておいたものを見せながら買う、というところまでは、前日にやっておいた(^。^)

それもかなり、がんばった。
でもそんなのも、達成感があり、結構楽しいのだ。


テルミニ駅から北へ、各駅停車で1時間。千円ほどで着く、オルヴィエートという丘の上にある城塞都市へ行った。



今は小さくて可愛らしい街だが、なんとローマ人が占領する以前、エトルリア人の時代には既にできていたという。


列車を降りると、目の前がフニコラーレ(ケーブルカー)の駅。上ると緑あふれる道が現れた。私の好きな感じ^_^



家のベランダや店先には、美しい花々が植えられていて、気持ちが和む。



美しく立派な教会もある。勉強中なのか、アジア人の若いシスターたちにも出会った。


この街のトイレには「おトイレおばさん」がいた。そういうところはなるべく避けていたので、今回の旅行では始めてだった。みんないくら入れてるんだろう、とカゴを覗いて適当に入れる。なのに整備してない感じでちょっとな、と思う。



ベッリーニというオペラの作曲家と同じ名前の工芸家の工房に偶然入った。テラコッタで作ったロウソク立てを旅の記念に一つ買った。



ランチは「二度目のローマ」でやっていた店。
テーブルに皿を置いてから、「ちゃっちゃっちゃ」と豪快にトリュフを削ってかけてくれるトラットリアだ。

レストランの予約って、難しい。電話で話すほど、イタリア語の自信はない。電車で行くので、時間に間に合うかも分からなかった。

なので開店少し前に店の前をうろうろして、今日の昼、空いてますか?と声をかけてみた。
TVであなたを見たよ!というと喜んでくれた。


これがテーブルでトリュフを削っているところ!
すごいよね(^^)
日本なら、ざる蕎麦に生わさびが付いてきて、自分で下ろす感じ?!
もっと豪華だよね。トリュフだよ。ほんとびっくりだよ!

トリュフって名前は知ってるけど、そんなに食べたことない。普通の日本人なら、そんなもんだと思う。
目の前で削るとこんな香りがするって、初めて知りました。
どんな香りかというとネ。きのこの匂いを香ばしくした感じが近いかな(^。^)

パスタは卵の入っていない太麺。お客さんがどんどん入って来ていた。


メインに頼んだイノシシの煮込みは、生姜か八丁味噌が隠し味ではないか、と思えるほど、コクがあって上手に作ってあった。



二人で適当に頼んで、ワインも飲んで、デザートやコーヒーも入れて€49。お値打ちだったのではないか。



丘の上に立つ街を実感する場所。


夕方の電車の時間に間に合えばいいので、地下洞窟にあるエルトリア人の遺跡も見学してみた。


エルトリア人はワインも作っていた(^^)






緑の多い街並み。歩いて通るのにちょうどいい道幅。そこに身を置くだけで、癒されていく。

飛行機とホテルだけ予約して、あとは自分たちでぷらぷらする、私のいつもの旅のスタイル。
こんなところを歩くのは、本当に楽しい。


駅のスーパーでフルーツなど買い、ホテルの部屋でローマ最後の夕食にする。夫はカップラーメン。一口もらったら、温かくておいしかった(^^)




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マリトッツォ、桃、コロッセオ、フォロ・ロマーノーイタリア紀行ー

2018-06-27 22:34:43 | 旅行
「二度目のローマ」というBSの番組でやっていた「マリトッツォ」というお菓子。パンにクリームをたっぷり塗っただけの素朴なものだが、パンもクリームも自家製。地図を見て見当をつけてあったので、移動の途中で立ち寄ってみた。



お客さんは地元の人ばかりで、落ち着いている。観光疲れしていたので、こんな静かな場所はほっとする。コーヒーカップもかわいい。




テルミニ駅地下のスーパー、コナードで、小さくて平たい桃を買った。ホテルの部屋で食べてみると、さっぱりしておいしい。種も小さかった。同じようなものでも、ちょっとずつ違うものに出会えるから、旅は楽しい。




一個、€0.39だから50円くらいかな。一個ずつ買えるのもいいネ。




体調も良くなって来たので、午後はコロッセオへ。駅を降りたら目の前にコロッセオがそびえ立っている!


小さい頃に本で知ったコロッセオ。子どもだったので「猛獣と奴隷が戦うんだ」と印象も強かった。


実際に見てみると、人間って恐ろしいな、と改めて思う。古代からそんなに賢くなっていない気がしてくる。



その隣にある「フォロ・ロマーノ」には是非行きたかった。
古代の都市機構が街として残っているところで、分かりやすく言うと明治村のように建物が並んでいるのだ。しかもどこかから移転したのではなく、古代からあったそのままの場所で。


庭園には、青いレモンがたわわになる木もあった。

日本人には弥生、縄文以前は「よくわからない」という紀元前の世界だが、紀元前6世紀にこのような建物群があって、今もなお目の前にある、というだけで何だか敵わない気になってくる。

ローマは街中にいろいろな時代の遺跡があり、どこを歩いていても魅力がある、というのがよくわかる。
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バチカン、ジェラート、椿姫、熱中症!ーイタリア紀行ー

2018-06-26 21:47:45 | 旅行

予約をしてなかったので、バチカンには朝早く出かけて行きました。予約ありの列と、予約なしの列があり、いざ行ってみると「こんなに早く行っても、いつ入れるかわかんないんだなー」と不安になる雰囲気。


しかし開館したら、思ったよりは早く入れた。中は何というか、ものすごく美しいものばかりで、目を見張る。


美術の流れにそこまで詳しくない自分でも、その美しさに一々感動してしまう。しかし、これだけのレベルのものを一度に見続けてしまうと、「俺たちすごいんだぜ」「バチカンってすごいだろ」ってちょっとドヤ感を不謹慎にも感じてしまった。(カソリックの方ごめんなさい!)




外に出ると、むっちゃ暑い。しかし元気を振り絞り、もう少し行くことにした。
「ローマパス」という78時間有効な交通パスを買っており、いろいろな施設に二つまで無料で入れるというので、近くの「サンタンジェロ城」という要塞に寄った。なんと西暦139年建立。日本人にはこの歴史の重さに目眩がしてくる。



質実剛健、というか実戦の為の仕組みがあちこちにあり、日本のお城とも結構共通点を感じた。



アイスが苦手な私は「ローマに来てもジェラート食べないかもしれない」なんて思っていたが、あまりの暑さに店先を覗いてしまった。買い方がよくわからないので、人が注文しているところをガン見する。



10人以上やり過ごしてから「よし」と思い、まずレジでサイズを言って、先にお金を払う。アイスが並ぶところまで戻り、食べたいアイスを言う。「2種類載っけて」と言いたいが、言い方が全然わからない。ピスタチオのアイスを頼んだところ「もう一つ載せる?」と言ってくれた気がするので、安心して「じゃ、マンゴーお願いネ」なんて言ってみる^_^

「クリームも載せる?」「クッキーもつける?」と言っている(と思えた)ので、「じゃつけてもらおっかなー」と、だんだん笑顔になってくる。



ピスタチオもマンゴーもすごく美味しくて、たっぷり載ってるクリームも不思議にくどくなくて、食べた後も意外にもさっぱりしている。
「アイス嫌い」返上したくなるほど、なんだかおいしかった。



地下鉄に乗って、ホテルに帰る。
駅近くのスーパーでちょっと買い物をする。
暑さに疲れて、ものすごく足が重い。
シャワーを浴びて、着替えて、メイクも直し、夜はオペラへ。


でもオペラ座は旅行中やってなかったので、別の小さなオペラハウスへ。
演目は分かりやすい「椿姫」



しかし!
「乾杯の歌」が始まったら、1幕が終わるまで爆睡していたのだ!好きな音楽を聴きながら眠りに落ちる幸福感!しかしそれではあまりに勿体無い。

2幕、3幕も気づいたら最後の歌。
これはあまりにおかしい。
気持ち悪くなって、ふらふらする。

オペラがはねると夜11時30分を過ぎている。治安のよろしくない真夜中のスペイン広場近くのスパーニャ駅で、立っていられず座り込みたくなる。

何とかホテルに帰り、そのまま寝てしまう。
後から考えると、あれは熱中症だったと思う。
早朝から夜中まで、結構ぶっ込んだ日だった。

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