バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

なんなんだ!?

2017年11月14日 23時09分08秒 | バス運転士
朝6時台の営業所前ターミナル発・某駅行き… 乗客ゼロで出発して、バス停を通過、通過… 周囲に車は見当たらず、ゆっくりと左折… その直後、バスの後ろからセンターライン沿いに顔を出して追走してくるマイカーに気が付き、「おやまぁ、いつの間に… ひょっとして煽られてる!?」と思った。

そこで、「次のバス停を定刻で通過できそうなんだけど… そんなに急ぐなら、さっさと行けぇ~!」と思いながらバス停で止まり、前扉を開けたのだが… 「あれ? 追い越していかないのか? なに!? 後ろで止まってる? なんなんだ!?」と思った私は、前扉を閉めて発車… と、その時! 後ろのマイカーから一人の生徒さんが降り、走って来たのだった…

9時頃の☆☆駅発・某駅行き… 乗客も車も少なく、何度も時間調整停車をしながら走っていた。そして、終点・某駅の3つ手前のバス停で、幼児連れのお母さんが5組くらい乗り、その内の3組から「一日乗車券ください」と言われて少し時間が掛かったのだが、それでも1分程度の遅れで発車できたので、終点・某駅にもほぼ予定通りに到着… 続々と降りて行く乗客たち…

そんな中、一人の若い男がやって来て、なんと! 「遅延証明ください」と言ったのである。「えっ!?」と驚いた私は、反射的に運行支援システムのデジタル時計に視線を移し、到着予定時刻よりも1分早いことを確認、「遅れていませんが…」と答えた。すると、男は「あ、そうっすか」と言って行ってしまった。なんなんだ!? 一体、何を根拠にバスが遅れたと思ったのか… “雨が降っている=バスは遅れている”と思い込んだのかなぁ~???