バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

来春の“卒業”まで… 大丈夫!?

2017年10月13日 22時58分16秒 | バス運転士
今日の勤務後半は、来春で“お役御免”となる古いバスに乗っていたのだが… 午後4時頃に異変が起こった。目の前の信号が青に変わって発進、アクセルペダルを踏み込んで「ブォ~ン」と加速するはずだったのだが… なぜかエンジンの回転数が上がらず、バスは「ブブブブブ…」と時速20キロくらいで走り続けたのである。

「なんだ、なんだ、なんだ?」とプチパニックに陥る私… その時“エンジンコントロール”という赤ランプが点滅していることに気が付き… 「ゲゲッ… マジかぁ~ どうする? ここで止まって連絡するかぁ…」と諦めかけたのだが、50mくらい先の信号が赤に変わったところだったので、「とりあえず、そこまで行こう」と思い直した。

赤信号待ちの車列の後ろで止まり、「はぁ~ どうすんべぇ? すぐ後ろに“途中まで同じ道を行く他系統バス”が来とるから、ちょっとお願いして…」と思った時、赤ランプが消えていることに気が付いた。信号が青に変わったのを見て、恐る恐るアクセルペダルを踏み込む私… 幸い、何事もなかったかのようにバスは加速したのだった…

その後は、バスがヘソを曲げることもなく、順調に乗務を続行… 夜7時半過ぎに終点・某所へ到着… そこから回送で営業所へ向かっていたのだが… ある交差点で右折待ちしている時に、再び“エンジンコントロール”という赤ランプが点滅し始めたのである。「ゲッ… まぁ、でも… もう回送だから… 時速20キロしか出なくても気楽なもんだ」と思いながら右折した。

ところが、さっきと違ってバスは「ブォ~ン」と加速… 赤ランプが点滅したままでも、普通に走れたのである。「はぁ~? なんだぁ~? でも、止まった方がいいのかなぁ… ここで本格的に壊れても困るし…」と思った私が、バスを止めようと速度を落としたところ… またもや赤ランプは消えてしまったのだった…(もちろん、営業所へ戻ってから上司に報告した)

しかしまぁ… あと半年で“お役御免”となる古いバスたち… 今後も様々なトラブルが起こりそうだなぁ~ ん? それだけブログのネタが増えるからいいじゃないかって!? そりゃそうだけど… なに? いっそのこと、来春まで… すべての乗務を古いバスでやってみたらどうかって!? おいおい… そんなことしたら… バスが壊れる前に、私の体が壊れるがやぁ~! えっ!? それならそれでネタになるってか? ハハハ…