イオ9月号の特集は「朝鮮麺料理の世界」。
私が朝鮮の麺で思い出すのが、亡くなったハンメがよく作ってくれたクッスです。
麺棒で生地を伸ばし、粉をまぶしてまた伸ばす。テーブルいっぱいまで広がっていく生地…。
無駄な動きは一切なく、するする~っと魔法のように作っていくハンメ。もう一種のイベントのようなもので、麺作りを見るのが楽しみでした。
茹でた麺はヤンニョムをかけて食べる。至ってシンプルなクッス。私はあの素朴な味がとても好きでした。日本のうどんとはまた違った、まさに「朝鮮の味」。
そして、ハンメが作ってくれた思い入れのある料理がもうひとつ。「ケランチム」という料理です。
このケランチム、昔から馴染みがあったにも関わらず、その料理名が初めてわかったのはある料理番組で、判明したのはハンメが亡くなったあとでした。
それまでは「ハンメがよく作ってた卵のやつ」と言ってました。今思い返してもひどいです。笑
朝鮮出版会館の食堂メニューにもケランチムがたまに登場していたのですが、一人暮らしの身としてはとてもありがたく、その懐かしい味に想いを馳せていました。
ハンメが作ってくれた料理の数々は、ハンメが生まれ育った「故郷の味」でもあります。
その事を特に重要視せず、ただ美味い美味いと食べていましたが、自分は1世が作る「故郷の味」を知っている人間のひとりなのだなと思うと、とても貴重な体験をしていたのだなと最近になって気付かされたのでした。
食文化もまた、受け継がれていく大切なものです。私のオモニがハンメの味を受け継いだ様に、いつかは私も1世たちが守り、発展して来た「朝鮮の味」を受け継ぐ日が来るのでしょう。少しばかり責任重大ではありますが…!
話は戻り、9月号の特集ではカルグッスの作り方が掲載されます。
ケランチム同様、ハンメの手作りクッスのことを「ハンメがよく作ってたうどん」と呼んでいたのですが、今回の特集で「カルグッス」というちゃんとした名前があることが判明しました。もっと朝鮮料理と向き合いたいと思います…。
今回の特集を発案し、料理の写真撮影とデザインを担当しました。読者の皆様に「あ~麺食べたい!!」と思って貰えるようなデザインに仕上がっている、はずです!
なにはともあれ「朝鮮麺料理の世界」、お楽しみに…!(麗)
私が朝鮮の麺で思い出すのが、亡くなったハンメがよく作ってくれたクッスです。
麺棒で生地を伸ばし、粉をまぶしてまた伸ばす。テーブルいっぱいまで広がっていく生地…。
無駄な動きは一切なく、するする~っと魔法のように作っていくハンメ。もう一種のイベントのようなもので、麺作りを見るのが楽しみでした。
茹でた麺はヤンニョムをかけて食べる。至ってシンプルなクッス。私はあの素朴な味がとても好きでした。日本のうどんとはまた違った、まさに「朝鮮の味」。
そして、ハンメが作ってくれた思い入れのある料理がもうひとつ。「ケランチム」という料理です。
このケランチム、昔から馴染みがあったにも関わらず、その料理名が初めてわかったのはある料理番組で、判明したのはハンメが亡くなったあとでした。
それまでは「ハンメがよく作ってた卵のやつ」と言ってました。今思い返してもひどいです。笑
朝鮮出版会館の食堂メニューにもケランチムがたまに登場していたのですが、一人暮らしの身としてはとてもありがたく、その懐かしい味に想いを馳せていました。
ハンメが作ってくれた料理の数々は、ハンメが生まれ育った「故郷の味」でもあります。
その事を特に重要視せず、ただ美味い美味いと食べていましたが、自分は1世が作る「故郷の味」を知っている人間のひとりなのだなと思うと、とても貴重な体験をしていたのだなと最近になって気付かされたのでした。
食文化もまた、受け継がれていく大切なものです。私のオモニがハンメの味を受け継いだ様に、いつかは私も1世たちが守り、発展して来た「朝鮮の味」を受け継ぐ日が来るのでしょう。少しばかり責任重大ではありますが…!
話は戻り、9月号の特集ではカルグッスの作り方が掲載されます。
ケランチム同様、ハンメの手作りクッスのことを「ハンメがよく作ってたうどん」と呼んでいたのですが、今回の特集で「カルグッス」というちゃんとした名前があることが判明しました。もっと朝鮮料理と向き合いたいと思います…。
今回の特集を発案し、料理の写真撮影とデザインを担当しました。読者の皆様に「あ~麺食べたい!!」と思って貰えるようなデザインに仕上がっている、はずです!
なにはともあれ「朝鮮麺料理の世界」、お楽しみに…!(麗)
>「ハンメがよく作ってたうどん」
在日あるある話w^^;
コメントありがとうございます。
お返事が遅くなってすみません…。
在日あるあるですか!笑 なんだか妙に安心しました^^