唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
F1 第14戦トルコGPを振り返る
残り5戦となってアロンソ95ポイント、ライッコネン71ポイント、その差24ポイント。
予選から圧倒的な速さを見せ付けるライッコネンはスタートでこそ出遅れた最初のコントロールラインは再びトップで通過したあとは残りに57周をまったく危なげなく周回を重ねてトップでチェッカード・フラッグ受け、トルコGP最初の優勝者としてその名を刻んだ。
<トルコGP決勝レースの結果>
1位:キミ・ライッコネン / マクラーレン・メルセデス
2位:フェルナンド・アロンソ / ルノー
3位:ファン-パブロ・モントーヤ / マクラーレン・メルセデス
4位:ジャンカルロ・フィジケラ / ルノー
5位:ジェンソン・バトン / BARホンダ
6位:ヤルノ・トゥルーリ / トヨタ
7位:デイビッド・クルサード / レッドブル・コスワース
8位:クリスチャン・クリエン / レッドブル・コスワース
アロンソはと言えば、手堅くレースをまとめたというところか。本来であればライッコネンに4ポイント削り取られるところを、終盤モントーヤから2ポイントをプレゼントされるという珍事。チャンピョンの可能性のないモントーヤにはライッコネン援護という大事な仕事があったはずだか、コンストラクターズの争いを考えれば、表彰台までもを失わなかったことで良しとしなければならないだろうか。
今回の舞台となったイスタンブール・レーシング・サーキットは上海のコース設計も手がけたヘルマン・ティルケ氏のコースデザインによるものだが、コース幅が広いうえに抜けるポイントも多いので、ハンガロリンクのように抜けないサーキットと比べると観戦する側の楽しみは格段に大きい。また舗装が施されたエスケープゾーンが広く取ってあるため安全性も非常に高いようである。
今回のレース、予選でいいところを見せたウイリアムズは度々右リアタイヤのバースト若しくはパンクチャーに見舞われ2台揃って戦線離脱している。マシンセッティングがバースト若しくはパンクチャーを誘発するということを、私は今回始めて知った。
7度のワールドチャンピョンに輝くミヒャエル・シューマッハはアクシデントによるダメージで一旦はマシンをガレージに入れたが、次戦の予選出走順位を考え再度コースに出るもすぐにピットに戻りマシンを降りている。既に彼とフェラーリの時代が終わったことは明らかだ。勝つことも大事だが引き際もまた、大事だ。
さて、佐藤琢磨。予選でウェバーの走行を妨害したとしてタイム剥奪のペナルティを受け最後尾スタートとなったがフォーメーションラップ後にグリッドにはつかず、ピットに向かい給油。1回の給油で走りきれるだけの燃料を入れ、かつ1コーナーでのアクシデントを避ける作戦は成功したといえよう。惜しむらくはポイントに届かなかったことだ。
いつものようにレース中のラップタイムも確認しておこう。
1位:ファン-パブロ・モントーヤ / マクラーレン・メルセデス 1'24.770
2位:キミ・ライッコネン/マクラーレン・メルセデス 1'25.030
3位:フェルナンド・アロンソ/ルノー 1'25.524
4位:ジャン-カルロ・フィジケラ/ルノー 1'25.604
5位:ジェンソン・バトン / BARホンダ 1'25.790
6位:佐藤琢磨/ BARホンダ 1'25.858
7位:ヤルノ・トゥルーリ/トヨタ 1'26.178
8位:クリスチャン・クリエン/レッドブル 1'26.374
マクラーレン、ルノー、BARホンダと仲良く2台ずつが並んでいるが、これが今のマシンのポテンシャルと言って間違いないだろ。そう思うにつけ、バトンと琢磨の予選失敗が悔やまれる。2週間後のモンツァに乞うご期待!

今日の1枚は、例によって記事本文とはまったく関係のないこれ。無機質なもの、あるいは無機質であるかのように表現したい場合にはカラーよりもモノクロがいいですね。
予選から圧倒的な速さを見せ付けるライッコネンはスタートでこそ出遅れた最初のコントロールラインは再びトップで通過したあとは残りに57周をまったく危なげなく周回を重ねてトップでチェッカード・フラッグ受け、トルコGP最初の優勝者としてその名を刻んだ。
<トルコGP決勝レースの結果>
1位:キミ・ライッコネン / マクラーレン・メルセデス
2位:フェルナンド・アロンソ / ルノー
3位:ファン-パブロ・モントーヤ / マクラーレン・メルセデス
4位:ジャンカルロ・フィジケラ / ルノー
5位:ジェンソン・バトン / BARホンダ
6位:ヤルノ・トゥルーリ / トヨタ
7位:デイビッド・クルサード / レッドブル・コスワース
8位:クリスチャン・クリエン / レッドブル・コスワース
アロンソはと言えば、手堅くレースをまとめたというところか。本来であればライッコネンに4ポイント削り取られるところを、終盤モントーヤから2ポイントをプレゼントされるという珍事。チャンピョンの可能性のないモントーヤにはライッコネン援護という大事な仕事があったはずだか、コンストラクターズの争いを考えれば、表彰台までもを失わなかったことで良しとしなければならないだろうか。
今回の舞台となったイスタンブール・レーシング・サーキットは上海のコース設計も手がけたヘルマン・ティルケ氏のコースデザインによるものだが、コース幅が広いうえに抜けるポイントも多いので、ハンガロリンクのように抜けないサーキットと比べると観戦する側の楽しみは格段に大きい。また舗装が施されたエスケープゾーンが広く取ってあるため安全性も非常に高いようである。
今回のレース、予選でいいところを見せたウイリアムズは度々右リアタイヤのバースト若しくはパンクチャーに見舞われ2台揃って戦線離脱している。マシンセッティングがバースト若しくはパンクチャーを誘発するということを、私は今回始めて知った。
7度のワールドチャンピョンに輝くミヒャエル・シューマッハはアクシデントによるダメージで一旦はマシンをガレージに入れたが、次戦の予選出走順位を考え再度コースに出るもすぐにピットに戻りマシンを降りている。既に彼とフェラーリの時代が終わったことは明らかだ。勝つことも大事だが引き際もまた、大事だ。
さて、佐藤琢磨。予選でウェバーの走行を妨害したとしてタイム剥奪のペナルティを受け最後尾スタートとなったがフォーメーションラップ後にグリッドにはつかず、ピットに向かい給油。1回の給油で走りきれるだけの燃料を入れ、かつ1コーナーでのアクシデントを避ける作戦は成功したといえよう。惜しむらくはポイントに届かなかったことだ。
いつものようにレース中のラップタイムも確認しておこう。
1位:ファン-パブロ・モントーヤ / マクラーレン・メルセデス 1'24.770
2位:キミ・ライッコネン/マクラーレン・メルセデス 1'25.030
3位:フェルナンド・アロンソ/ルノー 1'25.524
4位:ジャン-カルロ・フィジケラ/ルノー 1'25.604
5位:ジェンソン・バトン / BARホンダ 1'25.790
6位:佐藤琢磨/ BARホンダ 1'25.858
7位:ヤルノ・トゥルーリ/トヨタ 1'26.178
8位:クリスチャン・クリエン/レッドブル 1'26.374
マクラーレン、ルノー、BARホンダと仲良く2台ずつが並んでいるが、これが今のマシンのポテンシャルと言って間違いないだろ。そう思うにつけ、バトンと琢磨の予選失敗が悔やまれる。2週間後のモンツァに乞うご期待!

今日の1枚は、例によって記事本文とはまったく関係のないこれ。無機質なもの、あるいは無機質であるかのように表現したい場合にはカラーよりもモノクロがいいですね。
コメント ( 22 ) | Trackback ( )
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TBどうもありがとうございました☆
本当に、BAR勢の予選失敗は悔やんでも悔やみきれないところです。それでも、なんとかレースではまとめてきたので、次のイタリアの出走順もそう悪くないですし、このままの勢いで、モンツァを疾走してほしいです!!
それにしても、初開催のコースってあんなにも路面が「食わない」のですね。
雨のレースを見てるのかと錯覚するくらいでした。
それからそれから、
レース中のファストラップに「紅車」の名前が無い…寂しい…
佐藤琢磨、ポイントゲットならず残念でした。最後尾スタートからよく頑張ったですが。。。バトンが入賞しているし、ツライです。
ライコネンは危なげなかったですね。マシンの信頼性が取り戻せたかな?だとしたら今後のアロンソとの一騎打ちが楽しみです。
でも。。。琢磨。。。
TBありがとうございました。
今回はとても面白いサーキットでした。
これからもトルコで開催してくれるといいですね
琢磨はポイント圏内まであと1台だったのが残念です。中々の接戦で、見応えのあるレースでした。
見応えのあるレースでしたね
ライコネンの圧勝
アロンソの強運
ミハエル・シューマッハのリタイア・・
なんか今期のGPを凝縮しているような・・
惜しまれるのは琢磨!
なんであの時バトンは琢磨を先に行かせなかったのかな~
ちょっとがっかりです
気持ちは次!モンツァ!
琢磨さんの11台抜き、素晴らしかったです!!
ラップタイム、マクラーレン、ルノー、BARがきれいに並んでたんですね。
今回は予選でミスしてしまいましたが、次こそは、
マクラーレンとルノーの争いにBARがうまく割って入れることを期待してます。
イタリアも楽しみです!
最後尾の裁定を下され、ピットスタートの作戦が功を奏したようですね。
バトンには文句も言いたいですが、残留問題ではライバルですから仕方ないかな・・・。
モントーヤは不運でしたね。残り3周だったのに。
何故か不運に見舞われるマクラーレン。今度こそはと思っていましたが駄目でしたね。
琢磨は良いレースでしたね。でもなんとか結果が欲しい・・・。
今も録画したのを横目で見ているのですが、いろんなところでいろんなことが起こっている感じで、画面が一つじゃ足りないです(笑)。
私もTBさせていただきました。
琢磨頑張っていたのですが、あと1歩及びませんでしたね。残念です。
今回のレースはなかなか面白かったですね。
今後は琢磨がどうなるかという事と、チャンピオン争いに注目・・ですかね。
ちょくちょくブログみさせてもらってますよ~
きれいな写真も、いつも楽しみにしています。
彼のクルマにそっくりなカラーリングのドライバーが、彼の行くてを抑えてしまいました。
残りのレース、まだまだ目が離せませんね
お礼が遅くなってしまってスミマセン。。。
トルコは面白かったですね。
佐藤琢磨も調子が上がっているようなので次回こそは頑張って欲しいですね。
沢山の人がF1を見てますね。
シューマッハは来年に向けて、今新しいチームが頑張っているらしいですが・・
琢磨は何とか9位まで行ったのに、バトンの為にあと一歩が悔しいです。
トルコはとっても綺麗な所ですね
TBありがとうございました。
琢磨は、予選タイムの取消がなければと
思ってしまいます。
そうすれば、ポイントも獲得できたかもしれないので。そう考えると残念です。
本当に今年の琢磨は運がないです。
トルコGP、なかなか面白いレースでした。
ライコネンは今回は非常に安定した走りでしたね。
このままライコネンが勝ちつづければアロンソがなにかミスをしたらわからなくなりますね。
マクラーレンも前半戦みたいにマシントラブルさえなければまだまだ勝ち続けられるでしょう。
それでもモントーヤのコースオフはちょっと悔しい。
モンテイロと接触したのもあるでしょうが、最後でアレは悔しかっただろうな…。
次回のレースも目が離せませんね。
次戦はモンツァ。銀、黄青、白に赤、「四つ巴」のレースを是非とも見せて欲しいものですね!
トルコGP自体は非常に面白かったと思います。
しかし、BARの2台、特に我等が琢磨はもっと上にいけたので、残念でした。
しかし、マシンは確実に進歩しているので、残りあと5戦しかありませんが、俄然楽しみになってきましたね。