唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
IMAGES of YOKOSUKA(No.3)
郷秋が当時使っていたカメラはPENTAX SP(2台目のボディ、SLを入手するのは約2年後)でレンズは28mm F3.5、55mm F1.8と135mm F3.5であったが、数度にわたる横須賀での撮影の際には、クラブの先輩が持っていた当時最新最強のF2 PhotomicとReflex 500mm F8を借りて持って行っていた。昨日ご覧いただいた機動隊はこのF2 + 500mmで撮影したものである。レフレックス特有のリングボケがお分かりになることだろう。
フィルムはその時に応じてTRI XとNeopan SSSを使い分けでいたようである。現像液は公開されていたコダックのD76の処方に基づいて薬品を調合したもので、深タンク(7、80cm程の深さの四角いポリバケツみたいなものだ)になみなみと入っていた。フィルムをステンレス製のハンガーに捲きつけそのタンクに沈み込め、8分程経ったら引き上げて隣の定着液の入った深タンクに沈め、10分経ったら引き上げて水洗いをすると云う現像方法だった。
横須賀はアメリカ海軍と海上自衛隊の基地の街。当時は既にベトナムから米軍は撤退していたと云うものの、南北の戦争は続いており、横須賀の街もなんとなくきな臭さを残していたように思える。撮影場所は「どぶ板通り」辺りだろうか。これはPENTAX SP+135mmで撮影したもののようだ。
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