ガメラ：昭和(湯浅)版視聴記など 2010/09/17

　大怪獣から宇宙怪獣まで、昭和の大映ガメラシリーズ８作品についての鑑賞記などをまとめてご紹介しております。
前回の「 湯浅版視聴記　/09/09 」はこちら。


　湯浅版、ギャオスの話題：
『 ほうげん日記 』
http://blog.goo.ne.jp/mitsuzoin/
さん、９月11日の更新。
「自身の側面を見られる人は幸せである」 【写真あり】
http://blog.goo.ne.jp/mitsuzoin/e/f56a97256052ea51193aec0b91b62d2b
「 「自身の側面を見られる人は幸せである」
－－－この、誰も聞いたことがない名言を残したのはガメラとも戦ったことのある、怪獣ギャオスである。
　私は、年に一、二度だが、寝違えて、首がまわらなくなることがある。こうなった時に、我が家では（と言っても私だけだが）「ギャオスになった」と言う。」
　お写真は、昭和版ギャオスのソフビを一枚。
人生はとかく、前と後ろばかりを考えがちだが、時々左右も意識してみることにより、「線」が「面」になって人生の広がりを実感できるかもしれない、というお話しなのです。うん、有難い。


　対深海怪獣のレビュー：
『 ＴＨＥ懐古チックＴＶショウ 』
http://star.ap.teacup.com/kaicoshow/
さん、９月14日の更新。
ガメラ対深海怪獣ジグラ 【写真あり】
http://star.ap.teacup.com/kaicoshow/11.html
　写真はデジタルリマスタ版のカバー、楽天商店へのリンク付きです。
「実はこの映画が私が初めて劇場で見たガメラシリーズでした。
それまでの旧作は，ＴＶで何度も再放送してましたんで・・・
ジグラは何でも鮫をモチーフにしたそうですが，
子供の頃はてっきりカジキマグロの怪獣なんだと思ってましたね。
陸に上がって２本足で立った時は，子どもながらに　
「なんでやねん！」と突っ込みを入れてしまいましたね（笑）。　
オマケに大映の１番お金の無い時期の作品だったらしく，
ガラーンとしたオープンセットの中で，怪獣２匹がじゃれ合う姿が切なかったです。
私は４歳でしたが，そのくらいの手抜きは見抜きましたよ？」
　でも水中型ジグラ自体は、大悪獣ギロンとならんでお気に入り。 ^^)


　拙Blogでのご紹介は、「金子版視聴記　/06/26 」での「レギオン論議」以来となります。
大怪獣決闘よりバルゴン論議：
『 HEROブログ～風と光の戦士たち 』
http://mon1011si.exblog.jp/
さん、９月16日の更新。
バルゴン 【写真あり】
http://mon1011si.exblog.jp/13240351
　併映の「大魔神」と、作中でイヤミをたれる大阪府知事(？)の印象が強くて、バルゴン自体はあんまり記憶に残ってないんだそうです。
「バルゴンは、宝石に目が眩んだ人間の欲望によって、出現してしまった怪獣と言っていいと思いますけれど、オパールという宝石と思われたものが、実はバルゴンの卵で、それが孵化して正体になるまで数十年かかるところ、宝石を強奪した人間の治療のために使われた赤外線を浴び続けたがために、その孵化が異常なまでに早まって、異常体質の怪獣バルゴンが生まれてしまいました。
これは総て、欲望に目が眩んだ人間によって引き起こされた事象ですよ。
この映画が面白かったのは、バルゴンという太古の生物が異常進化して生まれてしまい、その能力の主だったところが、炎の怪獣ガメラと対を成すような冷凍光線を吐くところだったと思いますし、そのバルゴン登場から撃退に至るまで、人間の欲望が何かにつけて絡み付いているところだったと思うんです。
ですから、子供向けの怪獣映画というより、成人向けに作られた感が強く、うっかりすると主人公であった怪獣ガメラの影が薄く、怪獣見たさに映画館に行った子供たちにとっては、期待に反した部分も結構あったんんではないか、と思いますね。
今見直しても、子供が見るような映画ではなく、子供たちには理解できないだろうな、と思ったもんです。」
　真水で溶けるとか、宝石ならばなんでも好きなのか、とかいろいろ矛盾を抱えてますが…、^^;)　細かいことは気にしない、っていうバルゴンの、以外に可愛い目つきがお気に入りらしい。


　本日は、あと３本更新の予定です。