無料で学べる講座『gacco(ガッコ)』放送部

社長の伊能美和子が、自らの想いを綴ります
お気軽におつきあいください~~

『gacco放送部』本格始動!

2017-02-24 | 放送部

gaccoのブログ、「gacco放送部(仮)」ですが、この度、gacco長兼社長の伊能美和子が放送部長に就任、めでたく(仮)が取れて、「gacco放送部」になりました!!

放送部長が自らの想いを綴ったり、突撃取材に出かけたり、さまざまなゲストをお迎えしたりして、gaccoにまつわるあんなこと、こんなことをお伝えして参りますので、どうぞ、お気軽におつきあい下さいませ~~~。

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さてさて、皆さんはどうやって勉強してますか?
私はお風呂タイムを活用しています。

まず、お風呂のフタを半分閉めます。
次に、手を乗せられるように手前からフタの半分くらいまでタオルを敷きます。


そして、新聞、本、雑誌、開封したいDM、スマホなどなど、全部持ち込みます。
あ、メモ帳や会社の仕事の資料、ペンなどを持って入ることもしばしばです。

もちろん濡れて困るものはNG。スマホは防水じゃないので最初はジッパーつきの袋に入れてましたが、最近は面倒になり、そのままだったりしてますが・・・。
でも基本、お風呂のフタの上のタオルの上に置いて見ているので、バスタブに落とすリスクは回避しているつもりです(汗)

なぜかお風呂に入ると、いろいろなアイディアが思い浮かんだり、すっかり忘れていたことを突然思い出したり、血行が良くなると、頭の回転が良くなるのでしょうか???
ペットボトルの水やお茶で適宜水分補給をしながら、夏はひんやり系、冬はあったか系のお気に入りの入浴剤を入れてのバスタイムは、さながらお手軽エステ。
身体と心は癒されるのに、頭には適度な刺激があって、一石二鳥です。

そして、最強の癒しアイテム?はなんと猫!
お風呂のオモチャとかぬいぐるみではなく本物の猫です。

 


フタの上で寛ぎきってます・・・
 

我が家には猫が4匹いるのですが、唯一の男の子は、保護されたときに罹っていたひどい皮膚病を、里親さんがお風呂に何度も入れることで克服したとのことで、お風呂が大好きなんです。
さすがにバスタブに一緒に入るわけではないのですが、フタの上に自分から飛び乗って来ます。

敷いてあるタオルの上でグルーミングを始めたかと思うと、やがて前足を折りたたんで「香箱座り」をし、目を細めて寛いでいます。
gaccoの講座を聞きながら、新聞をめくりながら、本を読みながら、メモを取りながら、資料に赤字を入れながら、合いの手のように猫の柔らかい毛を撫でると、日々の疲れが解けていくような、そんな至高のバスタイムを楽しみにしている私です。
ま、お風呂が私の勉強部屋になってる訳でございます。

やったことのない方、ぜひお試しください!
でも、大切なものを濡らしてしまうと困るので、あくまでも自己責任の範囲でお願いしますねー。

 

私が出てもまだ出てこない


2017年 新年のご挨拶

2017-01-06 | 広報部

皆様、あけましておめでとうございます

ドコモgaccoの伊能(いよく)です。

「オープン・エデュケーション」の中でも最先端のe-Learningサービス、「MOOC」の日本版「gacco®(ガッコ)」は、2014年にスタートして約3年、会員数は26万人を超える大きなサービスへと成長することができました。

昨年、ドコモgaccoは、
1. Lifelong Learningにより、生涯に渡る学習歴が評価される社会の実現
2.Community Learningにより、集合知が活発に形成される社会の実現
という2つのビジョンを掲げました。

Lifelong Learning(生涯に渡って学び続けること)を実現するために、幼児からシニア層まで幅広い世代のそれぞれのステージ向けの学習コンテンツやメソッドに、gaccoやオンライン上でグループワークができる「gaccatz®(ガッカツ)」の機能を組み合わせてパッケージで販売することを目指し、昨年、L(エル・キューブ)プロジェクトを立ち上げました。

AIやIoTが進展していくこれからの時代、我々はLifelong Learning により、知識や技能を常にアップデートしていかなくてはなりません。その学習歴を重んじる社会への転換を後押しし、グローバルレベルでの人材流通をサポートすると同時に、これまで培ったノウハウを活用して学校教育の変革にも挑む所存です。

一方で、一人ではなかなか学びの継続は困難です。その時に必要なのが共に学ぶことのできる仲間、コミュニティです。Community Learningを支える環境づくりをすることにより、多様性のある人々がリアル、バーチャルを問わず集い、議論し、集合知を生み出していくことこそ、先の見えない不透明な時代を生き抜くためには不可欠だと考えています。

この2つビジョンの実現のために、今年は着実に歩みを進めてまいります。

皆様のなお一層のご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます。


社内業務を効率化!業務の生産性向上をめざす人集まれ~!!

2016-12-01 | 講座情報

12月に入り、2016年も残すところあと1か月となりました。
朝晩の寒さがグッと増し、「新語・流行語大賞」や「今年の漢字」の話題がニュースを賑わすと、ますます年の瀬を意識せずにはいられなくなりますね。皆さん今年の「学び」はいかがでしたか?

gaccoでは、ビジネスの分野をはじめ、日常生活に密着した講座など、12月もバラエティに富んだ講座が開講します!今回は、その中から講座を1つピックアップしてご紹介します。

「最近残業が多くて。。。」「新しいプロジェクトを任された。」「きちんとできているか不安。。。」「仕事のやり方、これでいいのかな。。。」など、日々の業務でお悩みの方必見!!

12月13日開講 一般財団法人建設業振興基金 
利益は現場から!『建設業生産性向上教室』

 

 この講座は、国土交通省「地域建設産業活性化支援事業」の一環として、地域社会を支える中小・中堅建設企業等の支援を目的に、(一財)建設業振興基金により開講することとなりました。

建設産業は、極めて重要な役割を果たしている一方で、担い手不足の懸念から、生産性向上を推進する機運が高まっています。そして、産性向上=業績向上は、建設産業だけでなく、あらゆる産業にとって共通の重要な課題です。 

 

講師の 降籏 達生(ふるはた たつお)先生
事例をまじえて、とてもわかりやすく説明してくださいます!

 

業務の効率化、人材の育成、無駄の削減など、らゆる分野に精通する内容となっており、そのノウハウは必ずや皆さんのお仕事に役立つことと思います。建設業に関わる多くの方はもちろん、建設業以外の方にもそのノウハウは参考になるはずです。 

 

Week1の動画から内容を少しご紹介

 

 <省力化>

まずはどこに無駄があるのかを理解する!少しの改善活動が生産性向上につながります!
どの業界でも取り組んでいかなくてはならない部分、積極的に取り入れていきたいですね!!

 

 

<適正な工程管理> 

工程表を用い現場の無駄を見える化しましょう!無駄が見える工程表は、作成には時間を要しますが、全ての動きが見えることで、どこに無駄があり削減していけるか、また各部門との連携も一目瞭然!全体のスケジュールを管理しながら生産性向上を図ります!

ここでは少ししかご覧いただけませんが、この講座は、建設業はもちろんのこと、それ以外の様々な業種業界にもあてはまる講義内容です!明日から役立つヒント満載!多くの方々の積極的な受講をお待ちしております。

 

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■平成28年12月13日(火)開講
一般財団法人建設業振興基金 降籏 達生 氏『建設業生産性向上教室』
http://gacco.org/kensetsu/

 


大好評に終わった「歌舞伎衣裳ワークショップ」!!

2016-09-28 | 広報部

9/17(土)松竹衣裳の海老沢専務をお招きして、歌舞伎衣裳ワークショップを開催いたしました!!!

会場には、「藤娘」と「雲の絶間姫」の衣裳を展示。

     

 今回は、松竹衣裳さんのご厚意で、自由に写真・動画の撮影ができたため、参加者のみなさん、普段間近でみることができない衣裳の前で刺繍の美しさや着物の色に“うっとり”しながら、前から後ろからと様々な角度から撮影されていました。

 

 こちらが、今回講師を担当いただいた海老沢専務です。

(とってもダンディーで魅力的な先生と参加者からも大人気でした)


海老沢専務の講演では、主に歌舞伎衣裳にまつわる歴史や舞台裏についてとてもわかりやすくお話してくださいました。

特に印象に残ったお話は、役者さんと衣裳担当は「対等」であり、お互いが「その道のプロ」であることを認め合い、「本物」にこだわりをもって仕事をしているとのことでした。いくつも衣裳があるうえに、同じ衣裳でも役者さんによって着付け方が異なるため、一人前になるのには20年かかるのではないかというお話。マニュアルもない世界なので、体で覚えていくしかないそうです。まさに職人さんですね。

 

 こちらは、説明に使われた衣裳。

今回は特別に、展示された衣裳以外にも何点か会場に持ってきてくださり、実際の衣裳を見ながらその衣裳にまつわるお話をたくさん伺いました。なぜその色が使われているのか、裏地へのこだわり、さらに染め物の特徴等。知らなかったことも多く、大変勉強になりました。参加者の中からは、「ぜひ歌舞伎衣裳の講座を開いてほしい」というお声までいただきました。

 

そして、今回のワークショップ一番のメインである「引抜」。

今回は、鳴神の見どころである「ぶっ返り(※1)」という技法の「引抜」を参加者から代表で1名の方に実体験していただきました。(体験してみたい方が多数いらっしゃったので、じゃんけん対決で決定!)

この大蛇のような帯。

こちらはお付きの方2名で縛り上げていましたが、とても重たいそうです。実際に着た感想をお聞きすると、「思っていた以上に重たいです。布団に何重にも巻かれているようです」と。この重たさで役者さんたちは演じるのですから驚きますね。

 

こちらは、実際に糸を引き抜く様子。

舞台では、すっと抜けるようにみえている糸も、抜くにはコツがあるそうです。加者の中から代表で4名の方に、実際に糸抜きに挑戦していただきましたが、あれ?あれ?という感じでゆっくり引き抜かれました。引き抜き用の糸も衣裳担当さんの手作りで、さらに汗が糸に染み込むと抜けにくくなることから蜜蝋がぬってあるそうです。細部にわたり工夫が見られます。

 

舞台では、「さっ」と抜けるように見えていますが、本当はこんなに大変だったんですね。そのあと少し質問タイムを設けて終了!

 

最後に皆さんで集合写真を撮りました。

とても充実した内容のワークショップでした。アンケートでも参加者皆様から「たいへん満足」と評価いただき、

「日本の伝統の機能美を感じることができました。」

「普段経験できない体験が出来ました。実演も良かったのですが、講演の内容が非常に興味深く、歌舞伎を見る楽しみが増えました。」

「海老沢専務のご説明がはじめて知る内容ばかり。通常では知りえない舞台裏なども聞けて楽しかったです。」

など、たくさんのお声をいただきました。

ぜひ、また「歌舞伎」や「日本文化」にまつわる講座やワークショップ等を企画できればと思っています。

お楽しみに♪

 

※gaccoでは、「歌舞伎の経済学」が特別再開講中です。こちらもまた違った歌舞伎の世界が覗けて楽しいですよ。まだ受講されていない方は、ぜひ受講してみてください。

 講座URL:https://lms.gacco.org/courses/course-v1:gacco+ga053+2016_08/about

 

 (※1)「引抜」と「ぶっ返り」

引き抜きとは、舞台上で、衣裳を一瞬にして変える演出の1つで、衣裳をあらかじめ重ねて着込み、仕付け糸で留めておき、直前に後見(舞台上で演技を補助する係)が留めてある仕付け糸を抜き取ります。また「引抜」の中には、「ぶっ返り」と呼ばれる手法があり、こちらは上半身の部分を糸で留め、この糸を抜くことで衣裳がパラリとめくれ、腰から下に垂れる仕掛けになっています。この演出は、登場人物が本性を現したり、性格が変わったりすることを視覚的に表現しているそうです。


サービスについて学び、特別修了証を入手しよう

2016-09-15 | 講座情報

先日、箱根を訪れたところ、トンボが飛んでいました。

シルバーウィークが終わると本格的な学びのシーズン、秋の始まりです。

 

gaccoでは、今年も観光庁のオンライン講座『宿泊、運輸、小売等の先進事例による「サービス労働生産性」とは』を10月に開講します。

 

昨年の観光庁のオンライン講座は、『旅館経営教室』というタイトルで、主に旅館・ホテルに携わる方を対象としたものでした。

 

今年は、さらに対象を広げ、宿泊業に加え、皆様に馴染みの深い飲食や運輸、小売など、幅広いサービスから事例を取り上げ、労働生産性を向上させるためにはどうすればよいか、豊富な事例と科学的なアプローチを通じて学べる講座が提供されます。

 

 

「顧客満足の向上」と「業務の効率化」という一見相反する目的を同時に達成させるためのノウハウは多くの方にとって参考になるはずです。

 

以下の写真は、小売業である「橋本食品」さんと宿泊業である「あわら温泉 ホテル八木」さん。業態は異なるが、実は同じような作業をしています。

 

 

講座では「そもそもサービスとは何か?」「経験と勘に頼らず、客観性や再現性を高めるための工夫とは?」「あえて機械化しない、手厚いサービスとは?」等の観点から学習を進めることが出来ます。

 

写真は、福井県のえちぜん鉄道。財政難だったえちぜん鉄道が、券売機や自動改札を廃止し、女性アテンダントによる、お客様に寄り添ったサービスに切り替え、客数を伸ばしています。

 

世の中には様々な業種や業態が存在していますが、異なる分野の仕事であっても、細分化していくと実は似たような作業は必ずあります。すべての企業に経理の仕事があるように、あらゆる企業に「サービス」も存在しているのではないでしょうか。

 

また、我々は普段、同じ会社のメンバーだけで議論することが多いですが、そうするとお互いを知っているだけに、予定調和な結論に終わってしまうことが多く、なかなか化学反応は起きません。しかし、全く別の業種の方々と話をすると、意外な発見があったりします。

 

 

皆さまの提供しているサービスの幅を広げるための、様々な業種からの学び。是非体験してみてください!!

 

また、この講座では、ディスカッション(掲示板)でより深い学びにつながるような、有意義な議論をした方の中から、20名の方に特殊な印刷を施した修了証を額縁に入れてお送りします。通常版の修了証と異なるデザインで、凹凸のある厚手の紙に特殊な印刷を施したものです。

 

額縁は黒のスタイリッシュなデザイン。修了証の右上には、ロットナンバーと修了者名を筆耕の方にお願いして記入し、お届けします。世界に20枚しかない"特別な"修了証です!

 

講座の中にも登場する、観光庁の西海課長と一緒にパチリ。

 

多くの方々の積極的なご参加をお待ちしております。

 

さあ、サービスの深淵なる世界を一緒に味わってみませんか?

 

■観光庁オンライン講座

『宿泊、運輸、小売等の先進事例による「サービス労働生産性」とは』

平成28年10月19日(水)開講!

http://gacco.org/kankocho/slp/


■今世紀、最も○○○な職業とは!?

2016-02-17 | 放送部

gaccoの人気講座、「社会人のためのデータサイエンス入門」の続編が登場!!

続編は、「社会人のためのデータサイエンス演習」。ビジネスで利用されている実践的な手法を学ぶとか。もちろん、受講料無料。

それは、受講しなきゃ、ソン、ですね。

 

なぜなら、今どきNHKのニュース番組も「つぶやきビックデータ」と、ネット上のつぶやきから、話題を取り上げているし、1920年(大正9年)に第1回目の国勢調査が行われたように、昔からビックデータは存在し、活用されていました。

とりわけ、近年「ビックデータ」や「データサイエンス」は世界的に注目されています。

 

 今までと決定的に違う点がある

ICTやインターネットが急速に発展する中で、データが以前と比較にならないほど大量に生成され、そして、それを利用できる環境が拡大してきている点。統計学や数学を、より多くの分野で有効活用できる素地も拡がっています。

ビックデータを扱うパソコンも安価になったということも影響ありそうですね。


政府も500種類以上ある統計データをオープン化。

ほとんどすべての政府統計がインターネットを利用できるようになっており、現在では、500種類以上ある統計データをオープン化しています。

ビジネスや自治体での地方創生事業などで活用できるチャンスは確実に広がっています。


データサイエンティストは、世界的な人材不足

2011年に米国のシンクタンク:マッキンゼー・グローバル・インスティチュートが発表した報告では、統計学のスキルがある大学卒業生の数を見ると、正直日本は少ない状況です。

アメリカ:約2万5千人

中国:約1万7千人

日本:約3千人

ただ、アメリカも含め、どの国も人材が不足しているといわれています。

データサイエンスのスキルある人材「データサイエンティスト」をこれからどう増やしていくかは、各国共通の課題となっています。

 

Week1に登場する総務省統計 會田 雅人局長(右)とフリーアナウンサー 玉利かおる(左)さんのインタビュー風景


○今世紀、 最も○○○な職業!?

このビッグデータの時代に、強く求められている、「データサイエンティスト」。

ちなみに、この注目の職業は、アメリカの経営誌『ハーバード・ビジネス・レビュー』で、“今世紀、最もセクシーな職業”と称されています。

 

データ分析は、基礎的な学力やツールでOK

この専門的職業としての「データサイエンティスト」は、高度な数学、統計学、情報工学といった知識や技術が求められます。

しかし、すべてのデータ分析に高度な数学的知識が必ずしも必要というわけではありません。

多くは、足し算、引き算、かけ算、割り算、の四則演算を組み合わせて成り立っており、普段みなさんがお使いの表計算ソフトで、高度なもの含め、かなりの分析ができるようになっています。


第2弾講座で何が学べる?

前回の「社会人のためのデータサイエンス入門」では、統計学の基礎やデータの見方など、データ分析に必要となる基礎的な知識について学んでいただきました。(平均、分析、標準偏差などの基本的な統計量や、相関係数、回帰分析、時系列分析などの分析手法について概念や考え方など)

この第2弾「社会人のためのデータサイエンス演習」では、概念の理解だけではなく、実際にデータを使ってもらい、具体的にパソコンを使って分析する、体験型の演習を中心に講座を構成しております。


即戦力を身につけることが目標!

そのため、講師陣は、ビジネスの現場で実際にデータ分析に携わっている専門家、先端的な研究を行っている研究所の方々。

現場目線で、記述統計の基礎や分布による現状把握と比較方法、クロス軸の設定と見方、散布図と相関、回帰分析による予測などを、具体的なデータを使いながら、ビジネスにおける問題解決プロセスや組織におけるデータサイエンス活用なども交えて解説します。

ビジネスや行政の実務にそのまま適用・応用できる、データ分析の即戦力を身につけていただけることを目指しています。

皆様、ぜひご受講くださいね。

 


新年に江戸の文化を感じてみませんか

2016-01-12 | 広報部

皆様、今年もどうぞよろしくお願いします。

gacco広報部 大谷です。2016年、新年となりました。

「新年の目標を考えてくるように」

以前、会社で出された年末の宿題です。

それ以来、毎年年末年始は新年の目標をなんとなく考えることにしています。


仕事や家庭、学びや趣味。いろんな目標をあれこれ考えるのは案外楽しいものですよね。


今年の目標を決めた方も多いことかと思いますが、引き続き、gaccoの学びも目標の一つに加えてください。

 


 

さて、年末はカリフォルニアに行ってきました。
円安傾向やテロの影もあり日本人は少なかった印象があります。

 

今回、私が行きたかった場所の一つは、ロサンゼルスカウンティ美術館(LACMA)

ここでは日本の『根付』(ねつけ、江戸時代等にたばこ入れ、印籠などを持ち歩くときに用いた留め具。今で言うキーホルダー)の膨大なコレクションが見られることで有名です。

以前訪れた際は、日本では見ることのできない数百点に及ぶ根付のコレクションの山に遭遇し、ただただ圧倒されたのでした。

※「LACMA」ホームページより。
http://collections.lacma.org/node/424298

 

しかし、なんと私がLAに行った水曜日は休館日で、行程の都合もあり、残念ながら訪問出来ませんでした。

なんとも残念...!

 

さて、日本のアートって、我々の予想以上に世界から評価されています。

 

LACMAで私が見損ねた根付は、海外ではコレクションとして高く評価されています。

一方で、私がLACMAの代わりに訪れたJ・ポール・ゲティ美術館では、日本人の若手女性写真家の特別展が開催されていました。

 (The Younger Generation: Contemporary Japanese Photography

 

「日本においては、写真の世界では男性中心の社会であった」というような紹介がされていました。

日本の女性写真家は海外での評価の方が高いようです。

 


 

さて、本題に入りますが、今回ご紹介する講座は、1月19日に開講する、法政大学田中優子先生「江戸文化入門」

 

田中先生のナビゲーションにより、江戸の歴史的な背景から始まり、工芸、文学、そして当時の教育まで、横断的なテーマ設定と豊富な画像により俯瞰的に考える講座です。

 

法政大学の総力を上げ収集された、160を超える豊富な図版により講座が展開していきます。

 

先生の講義を聞いていると、頭の中に江戸の生活が立体的に再現され、人々の息遣いや町の喧騒がみずみずしく再現されてきます。

 

根付の話も出てきます。

 

第2週「たばこ入れの世界」のお話をちょっと紹介しましょう。

 

田中先生のお話は「たばこ入れ」という道具の紹介から始まり、日本人の創造性や美意識の特徴の話に及びます。

 


 

江戸時代では男女とも「たばこ入れ」というものを持つのがお洒落でした。その素材には、…ヨーロッパの羅紗つまりウールや、金唐革という牛の皮革に金銀や色で文様をつけたもの、中国の木綿、インド更紗などを使いました。…

 

このように、きせる筒、根付け、鎖あるいは紐、緒締、前金具、あけた時に前金具の裏にある裏座の金具、たばこ入れの横の段口。それらのひとつひとつが、それぞれの、きわめて層の厚い職人によって作られ、さらにそれを組み合わせたのです。

なぜここでたばこ入れについてお話ししているかというと、江戸時代の文化がいかに「組み合わせ」に粋を尽くしているか、を知っていただきたいからです。

 

『…そこに日本文化の創造性の一端があります。他から入って来た文化をそのまま使わない。まず切り刻む。他のものと組み合わせる。その編集過程に「個性」が出現する、というわけです。次に、外から入れないで、自ら作り出す、という過程があります。...


これらの現象のひとつひとつが、「日本の編集方法」なのです。技術力だけではなく、「小さくすること」の美意識と、それを「組み合わせる」能力が、日本の方法の強さです。』



さて、日本が高度成長を遂げてきた戦後経済の特性は、加工貿易(製造業が、海外から原材料を輸入し日本国内で付加価値を付け、北米や欧州に輸出する)であったと言われています。

国際化時代ならまだしも、鎖国の時代であった江戸時代に「小さくし」「組み合わせる」ことで個性を出していくという、その後の加工貿易の発展につながるような創造性を既に日本人が持っていたという分析はとても興味を惹かれます。

 

そして、我々が田中先生の撮影を終えた瞬間の感想は、「先生、もう少し話の続きを聞きたいです」でした。

 

 

 

先生のお話を聞いているとあっという間に過ぎていく4週間の講座ですが、これだけ豊富な資料を集めて講座を作るのは、大きな困難や苦労が伴いました。

そういう意味では、一人でも多くの方に見て頂きたい貴重な講座です。

 

江戸の文化を堪能し、我々の今の生活にも生かせる知恵やヒントを得る。そんな「学び」に是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

ga052: 江戸文化入門:受講登録はこちらから

https://lms.gacco.org/courses/course-v1:gacco+ga052+2016_01/about


新年のご挨拶

2016-01-06 | gacco長・理事長

みなさま、明けましておめでとうございます。

ドコモgaccoの伊能(いよく)です。

 

2016年は、うららかな陽気の穏やかな幕開けとなりました。

その一方で、時代の変化が激しさを増しているなか、一人ひとりが真摯な気持ちで学び続け、グローバル社会で生きていくための力をつけることが肝要です。

そのために、ドコモgaccoは、新しい学び方の仕組みやスタイルを提案し続け、あらゆる場面に普及させていくことで、学び続ける人にいつも寄り添い、学ぶ方に驚きと喜びを感じていただけるようなさまざまなサービスを提供できる会社でありたいと考えています。

 

昨年10月には、東大の日本史の授業で、「gaccatz™(ガッカツ)*」のトライアルを行いました。

*gaccatzとは

「gaccatz」は、数百人の参加者が自宅、もしくは離れた拠点からインターネットでつながり、講師から一斉配信されるリアルタイム講義や少人数のグループに分かれてのグループワークなどの課題に取り組むことが出来る大規模なオンライングループワークシステムです。

詳細はコチラ


東大の先生方や我々スタッフが皆で知恵を絞りながら、どのようにファシリテートしていけば受講者の皆様に驚きと喜びを持って学んでいただけるかをテーマに何度もリハーサルを行いました。

その結果、当日の講義終了時には参加者の皆様から以下のような反応をいただき、一同胸が熱くなり、涙しました・・・。

 

まだまだ使い勝手など改善の余地は大いにありますが、新しい学び方のポテンシャルを感じることができました。

 

これからも、どんどん新しい学び方を提案していきます!

完成度も大切ですが、私はスピードが大事だと思います。

なぜなら、gaccoは、ユーザの皆様と一緒に作り上げていくサービスだと信じているからです。

 

2016年のgaccoのキーワード、キャッチフレーズは、

"everytime, everywhere, every device...everyone's gacco!"

で行きたいと思います。

 

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 


湘南キャンパスの雰囲気を感じ、学ぶ。3Dプリンタ(キャンパス編)開講!

2015-10-20 | 広報部

本日より、田中浩也先生(慶応義塾大学)の「3Dプリンタとデジタルファブリケーション(キャンパス編)」が始まりました。

 

この講義は、受講生の皆様が学びながら楽しめる、いろいろな試み、仕掛けにあふれています。

 

折角ですので、広報部の大谷から、いくつか見どころをご紹介させて頂きます。

 


【その1】学生から学ぶ、「半学半教」の講座

 

講座の冒頭では、田中浩也先生から、慶應義塾大学の精神「半学半教」が紹介されます。

 

 

半学半教とは


 ・(教員学生先輩後輩関係なく)相互に教え学び合うということ
 ・先に学んだものが次の後輩や回りの人間にどんどん教えていくこと

 

です。


慶應義塾大学湘南キャンパス(SFC)でも、先輩が後輩に教えていく、それが当たり前の精神とされています。

 

そういえば、gaccoも、同じですね。ディスカッションや相互採点などを通じ、半学半教の精神が実現されています。

(我々は、互学互習(ごがくごしゅう)なんて言葉を使っていますが、同じですね)

 

 

そして、今回講師および講座のナビゲーターを務めてくださるのは、

慶應義塾大学環境情報学部の現役4年生、淺野義弘さんなのです。

 

 

 


【その2】ドラマ仕掛けの講義!


「こんにちは僕の名前はリョウスケ この春から慶應義塾大学
湘南藤沢キャンパスの1年生。

入ったばかりだけど キャンパスが楽しい学びがいっぱい!

でも、今日はちょっとトラブルが 起こってしまうみたいで、ああっ、ぼくの自転車が!

あぁ、どうしよう… あぁもう…  なんて日だ…ツイてない 」

 

なんて話から講座は進んでいきます。

 

講座の中では、こんなシーンや


 

こんなシーンも。

 

 

画面だけ見ると、ちょっと、青春な感じですね。

これらの講義内容は、田中ゼミの皆さんが先生と一緒に考え、製作しているのです。

 

もちろん、しめるべきところは、講師の淺野さんや田中浩也先生がしめてくださいますし、

ディスカッションにはファブラボのメンバーが登場し、皆さんと半学半教を進めていきます。

 


【その3】課題に仕掛けが。。。。!!!

 

この講座、今までのgacco講座の中でも、異色の課題が出題されます。

 

募集要項を見ると、課題内容は「課題に沿った画像の提出」と書かれています。なんのことでしょうか???

 

この講座で受講生にもとめられるのは、いじりながら考える、「ティンカリング」

どれも楽しい課題ばかりなので、是非チャレンジしてみてください。

 


 

 

以上のように、淺野さんやリョウスケくんと半学半教しながら課題に向き合い、いろいろ身の回りのモノをいじっていくと、自然に学びが深まる

 

それがこの「3Dプリンタとデジタルファブリケーション(キャンパス編)」の仕組みなのです!

 

 

さて、今日は少しだけ講座の紹介をさせていただきましたが、続きは是非gaccoでお楽しみください。

 

 

◇3Dプリンタとデジタルファブリケーション(キャンパス編)、講座登録はこちらから!

 

https://lms.gacco.org/courses/course-v1:gacco+ga041+2015_10/about

 

 

 


異文化交流も同時に体験できる?対面授業があるらしい ~芝浦工業大学「イノベーション入門」~

2015-10-14 | 開発部

本日は、10月31日(土)に開催される、

芝浦工大「イノベーション入門」対面授業ユニーク授業内容についてご紹介します。

 

今年度の対面授業では、今までのgacco対面授業にはなかった

ユニークな試みを取り入れるらしいです。

 

真偽を探るべく、第二週及び第三週講義ご担当の

田中先生と平田先生にお話を伺ってきました。

 

 

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―――お久しぶりです。

今年度は再開講ということでまたお目にかかれてうれしいです。

昨年は、撮影中に知った電球の発明者の話や、芝浦講師陣のチームワークから生まれた撮影秘話など、

いろいろお話伺う機会がありました。

 

 

(平田貞代先生)

そうでしたね。

イノベーション入門開講にぴったりなブログを掲載していただきありがとうございました。

 

 

―――そういえば田中先生には、オムツの話を伺ったこともありました。

個人的には、あの話を伺ってから日本のオムツ製品の動向が気になっちゃったりしてます(笑)。

 

 

(田中秀穂先生)

紙オムツは、高分子吸収体とか不織布の立体成型をはじめとして、

日本企業の技術がぎっしり詰まった、非常にイノベーティブな製品なんです。

使い捨ての紙おむつは新興国等ではまだ高級品ですが、

日本の紙おむつがこれから特にアジアの新興国市場でどのように浸透していくのか、注目ですよ。

 

―――なるほど…。さて、前置きが長くなってしまいましたが、

今年度の対面授業。パワーアップしているという噂を伺ってます。

 

 

(平田先生)

そうなんです。対面授業のテーマは今年も、

「ウェアラブル端末(新製品)の企画・提案」なんですが、

今年はマーケットを国内ではなく海外にしようと考えているのです。

 

 

―――グローバル市場での売り込みを想定しているんですね。

具体的な国や地域は限定するのですか?

 

 

(田中先生)

やはり日本に近い新興国がよいのではということで、

マレーシアを想定しています。

 

 

―――マレーシア、ですか…。

(解説)

マレーシアは東南アジアの国で、マレー半島とボルネオ島の一部から成り立っています。

国土面積は日本のおよそ9割、そのうち6割が熱帯雨林でおおわれています。

人口は日本の16%ほどですが、マレー系・中国系・インド系、そして多数の部族に分けられる

先住民族で構成される多民族国家です

*マレーシア政府観光局HPより抜粋

 

 

―――そこに、ウェアラブル端末の新製品を売り込む、と…。

うーん、マレーシアの人々の文化や生活などを知らないと、なかなか難しそうですねぇ。

 

 

(田中先生)

そうそう、そうですよねぇ。

そこで今回の対面授業ではおそらくgacco初の試みに挑戦しようと思っているんです。

 

 

 

―――といいますと?

 

 

(平田先生)

いっそのこと、マレーシア人と一緒に新製品を開発しちゃえ、という(笑)。

 

 

―――なんと、マレーシア人とのコラボレーションですか!

 

 

(田中先生)

実は芝浦工大はマレーシアにある工科大学と長い間交流を行ってきており、

日本とマレーシアの人材交流の架け橋の一つとなっています。

彼ら・彼女らとの交流を通じてマレーシアの文化や社会、

ビジネスについて生の情報に触れることで、より現実的で実践的な製品の

企画・提案が実現できるのではと思っています。

 

 

 

―――あれ?でも、言葉の問題はどうなるでしょうか?

マレーシア語?あるいは英語ができないと参加できないとか?

 

 

(平田先生)

その点は大丈夫です。

今回は日本語ができるマレーシア人の方々を集めていますから(笑)。

 

 

 

―――安心しました(ほっ)。ん?ということはこの対面授業、

オンライン上の講師陣と実際に交流できるだけでなく、異文化交流も同時に経験できてしまうということですね。

 

 

(平田先生)

その通りです。異文化に直接触れながら、新しいものを生み出す共同作業は、

参加される皆さんにとってかけがえのない経験となると思います。

 

 

―――新製品開発という目的に向かって

異文化交流ができるって、考えただけでもワクワクしますね。

 

 

(田中先生)

はい。昨年同様、ウェアラブル端末やITの知識、技術がなくても全く問題ありません。

イノベーションの視点からはむしろ大歓迎!です。

オンライン講座をご覧になり、何かを生み出すプロセスに興味を持たれた方、

異文化体験の中から何かを生み出してみたいと思った方にどんどん参加していただきたいと思います。

 

 

―――今日はありがとうございました!

 

 

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■「イノベーション入門」対面授業の詳細

●日時: 2015/10/31(土)13:00~16:00 (12:30 受付開始)

●会場: 芝浦工業大学 芝浦キャンパス 3階 307教室(受付は3階教室前にあります)

     JR山手線・京浜東北線「田町駅」芝浦口から徒歩3分

     都営地下鉄・三田線・浅草線「三田駅」から徒歩5分

●参加費:3,000円(税込)

*その他、参加要件/当日の持参物/修了条件等は以下のご案内ページでご確認ください。

http://peatix.com/event/100265

 

申込期限は10月23日です。お早めにお申し込みください!

 

 

なお、芝浦工業大学では、他にも企業をはじめ社会の方々に役立つイベントを

随時企画しております。合わせてお楽しみください。

 

 

■経産省産学連携サービス経営人材育成事業 コンソーシアム第2回ミーティング

●参加費:無料

●日時: 2015/11/18(水)15:00~17:30 (14:45 受付開始)

●内容: 講演「インダストリ4.0実践事例と課題(仮題)」

     ドイツ貿易投資振興機構日本代表 浅川石見氏、他

●会場: 芝浦工業大学 芝浦キャンパス 8階 803教室(受付は8階教室前)

●参加お申込み・お問い合わせ先:大学院MOT事務課mot@ow.shibaura-ite.ac.jp

 

 

■MOTトップセミナー「成熟社会での産業の施策」芝浦工業大学教授 竹内敬三氏

●参加費:無料

●日時:2015/11/19(木)

●内容:日本の高度成長を支え、ともに成長してきた石油産業。

最近の需要減少と向き合い、どの様な戦略を打つべきか。日本のエネルギーセキュリテイーを含めて論じる。

●会場: 芝浦工業大学 芝浦キャンパス

●参加お申込み・お問い合わせ先:大学院MOT事務課mot@ow.shibaura-ite.ac.jp

 

 

芝浦工業大学 芝浦キャンパス

JR山手線・京浜東北線「田町駅」芝浦口から徒歩3分

都営地下鉄・三田線・浅草線「三田駅」から徒歩5分

 

以上