無料で学べる講座『gacco(ガッコ)』放送部

社長の伊能美和子が、自らの想いを綴ります
お気軽におつきあいください~~

「ものづくり」→「ものがたり」→「ことはこび」

2017-03-15 | 放送部

皆様こんにちは。

gacco社長 兼 放送部長の伊能です。

gaccoではかねてより、「地方創生」を応援する講座を数多く開講してきていますが、

3月1日には文化庁提供の『文化財を活用した観光拠点形成』が始まりました。

私も受講しています。



この文化財の活用について、改めて面白いなぁと感じたのが、3月12日まで東京国立博物館 平成館で行なわれていた「特別展 春日大社 千年の至宝」を見に行ったときのことです。



春日大社は言わずと知れた奈良公園にある神社ですが、約20年に一度「式年造替」と呼ばれる社殿の建て替えや修繕が1200年も前から脈々と行われ、昨年平成28年は60回目だったのだそうです。

伊勢神宮の「式年遷宮」は有名で、平成25年に62回目が行われたことは認識していましたが、春日大社は恥ずかしながらノーマークでした・・・。

奈良には何度も行っていますが、東大寺や興福寺、薬師寺、法隆寺は訪れるものの、春日大社に行った記憶はおそらく1度しかない。

しかも子どもの頃のはず…(汗)

式年造替はおろか、所蔵する文化財についての興味も知識もまるでありませんでした。

ところが、NHKの番組を見て突然スイッチが入りました!

http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/92393/2393116/



経年劣化によって錆ついた国宝「金地螺鈿毛抜形太刀」を復元するため、平成の人間国宝級の職人たちが総力を結集して復元に挑んだドキュメンタリーです。

最新科学で分析した結果、多くの部分にほぼ純金が使われた、類を見ない豪華な刀であるのに加え、私の心を捉えて離さなかったのは、螺鈿細工で描かれたモチーフが「竹林で雀を追う猫」であったこと。


奉納者は不明とのことですが、一説には幼いころから猫が好きで、春日大社とゆかりがあった摂関家、藤原頼長ではないかと言われています。


国宝になっている「猫」は、日光東照宮の左甚五郎作と伝わる「眠り猫」しか知りませんでした!

ぜひ実物を見たいと、会期終了間際に慌てて見に行ったのですが、探しても探しても展示されていない!

係の方にお聞きしてみると、この太刀は2月19日までしか見ることができなかったのだそうで …。

激しく後悔しました…(涙)


最大のお目当は見逃したものの、展示してある宝物はどれもそれはそれは素晴らしく、見応えのあるものばかりでしたし、御神体とも言われる「鹿」の彫刻や掛け軸などはこれまでに見たことのない変わった意匠で、何度も戻って比較しながら観察すること暫し…。


また神社ではありますが、神仏習合ですから仏像も数々あり、見惚れるほどにイケメンの仏様もいらっしゃいました!



思い立った時にすぐ足を運ばなかった悔しさを紛らわすために、ミュージアムショップに立ち寄ると、春日大社のシンボル、鹿を凌駕するほどの猫グッズがぁぁぁ!!!

 

空前の猫ブームにきちんと乗っかろうとしていることがうかがえます。

まさに、これこそ

文化財の活用!!

ではないですか!


その中で、20年来の筋金入りの猫loverである私のハートを射抜いたのが、こちら。

奈良の伝統工芸である一刀彫りで作られた「金地螺鈿毛抜形太刀」の中の猫!




雀を狙って今にも動き出しそうな瞬間を見事に表現した躍動感ある造形にやられました!

その他、奈良県の赤膚焼に手描きで、件の猫をあしらった箸置き、重すぎて断念したカタログの代わりのチケットケースなど、次々に購入してしまい、文化財の活用に貢献して参りました!!

奈良の春日大社に行くと、若手の学芸員さんたちがこれまでにないものとして企画したミュージアムグッズがもっとあるようで、これは行かねば!と思っているところです。

文化財の保護や技術の伝承、活用による維持という循環を作り上げることと、世の中の空気や人々の志向を汲み取った打ち出し方の大切さを改めて感じた時間でした。


「ものづくり」にとどまらず、

作ったものの良さや生産者の心をストーリーと共に伝える「ものがたり」

「もの」を受け取る人にとって重要な「こと」に変えるための流通経路やオペレーションの仕組みまでを包含した

「エコシステム(生態系)」を作り上げる「ことはこび」(私の造語)

こそ、これからの時代には求められていると私は強く感じています。

 

そして、「ことはこび人」たちをたくさん輩出していくための取り組みをgaccoとして応援するだけでなく、私自身も「ことはこび人」になりたいと考えています。


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地方を元気にする人を元気に!

2017-03-10 | 放送部

皆様こんにちは。
社長 兼 放送部長の伊能です。

明日で東日本大震災から6年。

あの日を境に生活が一変してしまった人も多いと思います。

学びの環境が失われてしまった地域もありますね。

そうした人達にとっても、学びを継続し、仲間と繋がることのできる仕組みとして、gaccoはあり続けたいと願っています。

「地域を元気にする人を元気づける」

gaccoの大事な使命です。




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『memento mori -死を想え-』を受講してます

2017-02-27 | 放送部

gacco放送部長の伊能です。

2月も明日で終わりですね。

2月4日は、実母の祥月命日でした。
その日から、gaccoで、東北大学の『memento mori -死を想え-』を学習中です。

私はすでに両親を亡くしています。
それぞれの亡くなり方はまったく違いましたが、いずれも死にゆく場面に立ち会いました。

「死」に対して、忌むべきもの、できれば見ないに越したことはないこと、と思って来ましたが、足かけ17年介護した母の最期に立ち会い、手をつないで看取ってからは、そうした感覚は少し薄れました。

以前、「おくりびと」という映画を観て、納棺師の仕事を知りました。
最近では、女優の壇蜜さんが納棺師をやっていたということが知られていますよね。

母は、10年に渡る我が家での自宅介護を、病状悪化で断念せざるを得なくなってから、病院や介護施設を転々としていました。

だからこそ、せめてお葬式だけは自宅で行い、自宅から送ってあげたかったのです。


そこで、亡くなった後、納棺師を自宅に呼び、まだ小学校に上がるか上がらないかの姪たちにも参加してもらい、皆で死化粧を施し、死装束をまとわせて、お棺に納めた後、大好きだった花をいっぱいに飾った部屋で、ささやかに家族葬を執り行いました。

 

それから、昨年には、もう1つ身近な「死」がありました。

だいぶ前に、むりやりに捕まえて避妊手術を受けさせた外猫が10年越しで、朝な夕なにご飯をおねだりしに来ていたのですが、寒さに耐えかねてか、冬になると家に上がりこみ、泊まっていくようにようになったことから、意を決し家猫として我が家に迎えて4年。
「小梅」という名前をつけてかわいがっていましたが、体調を崩し、みるみるうちに弱って、逝ってしまいました。

ちょうど梅が散った頃のことでした・・・。

 

 

在りし日の小梅。こんな顔してご飯をねだりに来てました・・・涙



少し前に、日本では、子どものいる家庭の数を、ペットを飼育する家庭の数が上回ったとニュースになりました。

もはやペットは、 家族であり、パートナーです。だからこそ、その大切な家族を亡くしてペットロスに陥る人も多いのです。

私自身も未だに、つい「小梅・・・」と空に向かって呼びかけてしまうことがあるほどです。

このようなタイミングで、『memento mori -死を想え-』を受講し、「死」について、それを取り巻く環境について、改めて考えています。


命あるもの、必ず死にます。

今話題になっている「終活」でも、「死」を考えることで、「生」を見つめ直す人が増えているのではないでしょうか。

この講座の受講後、以前読んだ、ジャーナリストの千葉敦子さんの『よく死ぬことは、よく生きることだ』という本をもう一度読もうかな、と思っています。

gacco講座の『memento mori -死を想え-』ですが、4週分のクイズの締め切りがすべて3月7日です。
修了証を取りたい方もまだ間に合います。
もちろん修了証を取る取らないに関わらず、自分を見つめ直したい方にお勧めしたいと思います。
 

 


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『gacco放送部』本格始動!

2017-02-24 | 放送部

gaccoのブログ、「gacco放送部(仮)」ですが、この度、gacco長兼社長の伊能美和子が放送部長に就任、めでたく(仮)が取れて、「gacco放送部」になりました!!

放送部長が自らの想いを綴ったり、突撃取材に出かけたり、さまざまなゲストをお迎えしたりして、gaccoにまつわるあんなこと、こんなことをお伝えして参りますので、どうぞ、お気軽におつきあい下さいませ~~~。

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さてさて、皆さんはどうやって勉強してますか?
私はお風呂タイムを活用しています。

まず、お風呂のフタを半分閉めます。
次に、手を乗せられるように手前からフタの半分くらいまでタオルを敷きます。


そして、新聞、本、雑誌、開封したいDM、スマホなどなど、全部持ち込みます。
あ、メモ帳や会社の仕事の資料、ペンなどを持って入ることもしばしばです。

もちろん濡れて困るものはNG。スマホは防水じゃないので最初はジッパーつきの袋に入れてましたが、最近は面倒になり、そのままだったりしてますが・・・。
でも基本、お風呂のフタの上のタオルの上に置いて見ているので、バスタブに落とすリスクは回避しているつもりです(汗)

なぜかお風呂に入ると、いろいろなアイディアが思い浮かんだり、すっかり忘れていたことを突然思い出したり、血行が良くなると、頭の回転が良くなるのでしょうか???
ペットボトルの水やお茶で適宜水分補給をしながら、夏はひんやり系、冬はあったか系のお気に入りの入浴剤を入れてのバスタイムは、さながらお手軽エステ。
身体と心は癒されるのに、頭には適度な刺激があって、一石二鳥です。

そして、最強の癒しアイテム?はなんと猫!
お風呂のオモチャとかぬいぐるみではなく本物の猫です。

 


フタの上で寛ぎきってます・・・
 

我が家には猫が4匹いるのですが、唯一の男の子は、保護されたときに罹っていたひどい皮膚病を、里親さんがお風呂に何度も入れることで克服したとのことで、お風呂が大好きなんです。
さすがにバスタブに一緒に入るわけではないのですが、フタの上に自分から飛び乗って来ます。

敷いてあるタオルの上でグルーミングを始めたかと思うと、やがて前足を折りたたんで「香箱座り」をし、目を細めて寛いでいます。
gaccoの講座を聞きながら、新聞をめくりながら、本を読みながら、メモを取りながら、資料に赤字を入れながら、合いの手のように猫の柔らかい毛を撫でると、日々の疲れが解けていくような、そんな至高のバスタイムを楽しみにしている私です。
ま、お風呂が私の勉強部屋になってる訳でございます。

やったことのない方、ぜひお試しください!
でも、大切なものを濡らしてしまうと困るので、あくまでも自己責任の範囲でお願いしますねー。

 

私が出てもまだ出てこない


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2017年 新年のご挨拶

2017-01-06 | 広報部

皆様、あけましておめでとうございます

ドコモgaccoの伊能(いよく)です。

「オープン・エデュケーション」の中でも最先端のe-Learningサービス、「MOOC」の日本版「gacco®(ガッコ)」は、2014年にスタートして約3年、会員数は26万人を超える大きなサービスへと成長することができました。

昨年、ドコモgaccoは、
1. Lifelong Learningにより、生涯に渡る学習歴が評価される社会の実現
2.Community Learningにより、集合知が活発に形成される社会の実現
という2つのビジョンを掲げました。

Lifelong Learning(生涯に渡って学び続けること)を実現するために、幼児からシニア層まで幅広い世代のそれぞれのステージ向けの学習コンテンツやメソッドに、gaccoやオンライン上でグループワークができる「gaccatz®(ガッカツ)」の機能を組み合わせてパッケージで販売することを目指し、昨年、L(エル・キューブ)プロジェクトを立ち上げました。

AIやIoTが進展していくこれからの時代、我々はLifelong Learning により、知識や技能を常にアップデートしていかなくてはなりません。その学習歴を重んじる社会への転換を後押しし、グローバルレベルでの人材流通をサポートすると同時に、これまで培ったノウハウを活用して学校教育の変革にも挑む所存です。

一方で、一人ではなかなか学びの継続は困難です。その時に必要なのが共に学ぶことのできる仲間、コミュニティです。Community Learningを支える環境づくりをすることにより、多様性のある人々がリアル、バーチャルを問わず集い、議論し、集合知を生み出していくことこそ、先の見えない不透明な時代を生き抜くためには不可欠だと考えています。

この2つビジョンの実現のために、今年は着実に歩みを進めてまいります。

皆様のなお一層のご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます。


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社内業務を効率化!業務の生産性向上をめざす人集まれ~!!

2016-12-01 | 講座情報

12月に入り、2016年も残すところあと1か月となりました。
朝晩の寒さがグッと増し、「新語・流行語大賞」や「今年の漢字」の話題がニュースを賑わすと、ますます年の瀬を意識せずにはいられなくなりますね。皆さん今年の「学び」はいかがでしたか?

gaccoでは、ビジネスの分野をはじめ、日常生活に密着した講座など、12月もバラエティに富んだ講座が開講します!今回は、その中から講座を1つピックアップしてご紹介します。

「最近残業が多くて。。。」「新しいプロジェクトを任された。」「きちんとできているか不安。。。」「仕事のやり方、これでいいのかな。。。」など、日々の業務でお悩みの方必見!!

12月13日開講 一般財団法人建設業振興基金 
利益は現場から!『建設業生産性向上教室』

 

 この講座は、国土交通省「地域建設産業活性化支援事業」の一環として、地域社会を支える中小・中堅建設企業等の支援を目的に、(一財)建設業振興基金により開講することとなりました。

建設産業は、極めて重要な役割を果たしている一方で、担い手不足の懸念から、生産性向上を推進する機運が高まっています。そして、産性向上=業績向上は、建設産業だけでなく、あらゆる産業にとって共通の重要な課題です。 

 

講師の 降籏 達生(ふるはた たつお)先生
事例をまじえて、とてもわかりやすく説明してくださいます!

 

業務の効率化、人材の育成、無駄の削減など、らゆる分野に精通する内容となっており、そのノウハウは必ずや皆さんのお仕事に役立つことと思います。建設業に関わる多くの方はもちろん、建設業以外の方にもそのノウハウは参考になるはずです。 

 

Week1の動画から内容を少しご紹介

 

 <省力化>

まずはどこに無駄があるのかを理解する!少しの改善活動が生産性向上につながります!
どの業界でも取り組んでいかなくてはならない部分、積極的に取り入れていきたいですね!!

 

 

<適正な工程管理> 

工程表を用い現場の無駄を見える化しましょう!無駄が見える工程表は、作成には時間を要しますが、全ての動きが見えることで、どこに無駄があり削減していけるか、また各部門との連携も一目瞭然!全体のスケジュールを管理しながら生産性向上を図ります!

ここでは少ししかご覧いただけませんが、この講座は、建設業はもちろんのこと、それ以外の様々な業種業界にもあてはまる講義内容です!明日から役立つヒント満載!多くの方々の積極的な受講をお待ちしております。

 

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■平成28年12月13日(火)開講
一般財団法人建設業振興基金 降籏 達生 氏『建設業生産性向上教室』
http://gacco.org/kensetsu/

 


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大好評に終わった「歌舞伎衣裳ワークショップ」!!

2016-09-28 | 広報部

9/17(土)松竹衣裳の海老沢専務をお招きして、歌舞伎衣裳ワークショップを開催いたしました!!!

会場には、「藤娘」と「雲の絶間姫」の衣裳を展示。

     

 今回は、松竹衣裳さんのご厚意で、自由に写真・動画の撮影ができたため、参加者のみなさん、普段間近でみることができない衣裳の前で刺繍の美しさや着物の色に“うっとり”しながら、前から後ろからと様々な角度から撮影されていました。

 

 こちらが、今回講師を担当いただいた海老沢専務です。

(とってもダンディーで魅力的な先生と参加者からも大人気でした)


海老沢専務の講演では、主に歌舞伎衣裳にまつわる歴史や舞台裏についてとてもわかりやすくお話してくださいました。

特に印象に残ったお話は、役者さんと衣裳担当は「対等」であり、お互いが「その道のプロ」であることを認め合い、「本物」にこだわりをもって仕事をしているとのことでした。いくつも衣裳があるうえに、同じ衣裳でも役者さんによって着付け方が異なるため、一人前になるのには20年かかるのではないかというお話。マニュアルもない世界なので、体で覚えていくしかないそうです。まさに職人さんですね。

 

 こちらは、説明に使われた衣裳。

今回は特別に、展示された衣裳以外にも何点か会場に持ってきてくださり、実際の衣裳を見ながらその衣裳にまつわるお話をたくさん伺いました。なぜその色が使われているのか、裏地へのこだわり、さらに染め物の特徴等。知らなかったことも多く、大変勉強になりました。参加者の中からは、「ぜひ歌舞伎衣裳の講座を開いてほしい」というお声までいただきました。

 

そして、今回のワークショップ一番のメインである「引抜」。

今回は、鳴神の見どころである「ぶっ返り(※1)」という技法の「引抜」を参加者から代表で1名の方に実体験していただきました。(体験してみたい方が多数いらっしゃったので、じゃんけん対決で決定!)

この大蛇のような帯。

こちらはお付きの方2名で縛り上げていましたが、とても重たいそうです。実際に着た感想をお聞きすると、「思っていた以上に重たいです。布団に何重にも巻かれているようです」と。この重たさで役者さんたちは演じるのですから驚きますね。

 

こちらは、実際に糸を引き抜く様子。

舞台では、すっと抜けるようにみえている糸も、抜くにはコツがあるそうです。加者の中から代表で4名の方に、実際に糸抜きに挑戦していただきましたが、あれ?あれ?という感じでゆっくり引き抜かれました。引き抜き用の糸も衣裳担当さんの手作りで、さらに汗が糸に染み込むと抜けにくくなることから蜜蝋がぬってあるそうです。細部にわたり工夫が見られます。

 

舞台では、「さっ」と抜けるように見えていますが、本当はこんなに大変だったんですね。そのあと少し質問タイムを設けて終了!

 

最後に皆さんで集合写真を撮りました。

とても充実した内容のワークショップでした。アンケートでも参加者皆様から「たいへん満足」と評価いただき、

「日本の伝統の機能美を感じることができました。」

「普段経験できない体験が出来ました。実演も良かったのですが、講演の内容が非常に興味深く、歌舞伎を見る楽しみが増えました。」

「海老沢専務のご説明がはじめて知る内容ばかり。通常では知りえない舞台裏なども聞けて楽しかったです。」

など、たくさんのお声をいただきました。

ぜひ、また「歌舞伎」や「日本文化」にまつわる講座やワークショップ等を企画できればと思っています。

お楽しみに♪

 

※gaccoでは、「歌舞伎の経済学」が特別再開講中です。こちらもまた違った歌舞伎の世界が覗けて楽しいですよ。まだ受講されていない方は、ぜひ受講してみてください。

 講座URL:https://lms.gacco.org/courses/course-v1:gacco+ga053+2016_08/about

 

 (※1)「引抜」と「ぶっ返り」

引き抜きとは、舞台上で、衣裳を一瞬にして変える演出の1つで、衣裳をあらかじめ重ねて着込み、仕付け糸で留めておき、直前に後見(舞台上で演技を補助する係)が留めてある仕付け糸を抜き取ります。また「引抜」の中には、「ぶっ返り」と呼ばれる手法があり、こちらは上半身の部分を糸で留め、この糸を抜くことで衣裳がパラリとめくれ、腰から下に垂れる仕掛けになっています。この演出は、登場人物が本性を現したり、性格が変わったりすることを視覚的に表現しているそうです。


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サービスについて学び、特別修了証を入手しよう

2016-09-15 | 講座情報

先日、箱根を訪れたところ、トンボが飛んでいました。

シルバーウィークが終わると本格的な学びのシーズン、秋の始まりです。

 

gaccoでは、今年も観光庁のオンライン講座『宿泊、運輸、小売等の先進事例による「サービス労働生産性」とは』を10月に開講します。

 

昨年の観光庁のオンライン講座は、『旅館経営教室』というタイトルで、主に旅館・ホテルに携わる方を対象としたものでした。

 

今年は、さらに対象を広げ、宿泊業に加え、皆様に馴染みの深い飲食や運輸、小売など、幅広いサービスから事例を取り上げ、労働生産性を向上させるためにはどうすればよいか、豊富な事例と科学的なアプローチを通じて学べる講座が提供されます。

 

 

「顧客満足の向上」と「業務の効率化」という一見相反する目的を同時に達成させるためのノウハウは多くの方にとって参考になるはずです。

 

以下の写真は、小売業である「橋本食品」さんと宿泊業である「あわら温泉 ホテル八木」さん。業態は異なるが、実は同じような作業をしています。

 

 

講座では「そもそもサービスとは何か?」「経験と勘に頼らず、客観性や再現性を高めるための工夫とは?」「あえて機械化しない、手厚いサービスとは?」等の観点から学習を進めることが出来ます。

 

写真は、福井県のえちぜん鉄道。財政難だったえちぜん鉄道が、券売機や自動改札を廃止し、女性アテンダントによる、お客様に寄り添ったサービスに切り替え、客数を伸ばしています。

 

世の中には様々な業種や業態が存在していますが、異なる分野の仕事であっても、細分化していくと実は似たような作業は必ずあります。すべての企業に経理の仕事があるように、あらゆる企業に「サービス」も存在しているのではないでしょうか。

 

また、我々は普段、同じ会社のメンバーだけで議論することが多いですが、そうするとお互いを知っているだけに、予定調和な結論に終わってしまうことが多く、なかなか化学反応は起きません。しかし、全く別の業種の方々と話をすると、意外な発見があったりします。

 

 

皆さまの提供しているサービスの幅を広げるための、様々な業種からの学び。是非体験してみてください!!

 

また、この講座では、ディスカッション(掲示板)でより深い学びにつながるような、有意義な議論をした方の中から、20名の方に特殊な印刷を施した修了証を額縁に入れてお送りします。通常版の修了証と異なるデザインで、凹凸のある厚手の紙に特殊な印刷を施したものです。

 

額縁は黒のスタイリッシュなデザイン。修了証の右上には、ロットナンバーと修了者名を筆耕の方にお願いして記入し、お届けします。世界に20枚しかない"特別な"修了証です!

 

講座の中にも登場する、観光庁の西海課長と一緒にパチリ。

 

多くの方々の積極的なご参加をお待ちしております。

 

さあ、サービスの深淵なる世界を一緒に味わってみませんか?

 

■観光庁オンライン講座

『宿泊、運輸、小売等の先進事例による「サービス労働生産性」とは』

平成28年10月19日(水)開講!

http://gacco.org/kankocho/slp/


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■今世紀、最も○○○な職業とは!?

2016-02-17 | 放送部

gaccoの人気講座、「社会人のためのデータサイエンス入門」の続編が登場!!

続編は、「社会人のためのデータサイエンス演習」。ビジネスで利用されている実践的な手法を学ぶとか。もちろん、受講料無料。

それは、受講しなきゃ、ソン、ですね。

 

なぜなら、今どきNHKのニュース番組も「つぶやきビックデータ」と、ネット上のつぶやきから、話題を取り上げているし、1920年(大正9年)に第1回目の国勢調査が行われたように、昔からビックデータは存在し、活用されていました。

とりわけ、近年「ビックデータ」や「データサイエンス」は世界的に注目されています。

 

 今までと決定的に違う点がある

ICTやインターネットが急速に発展する中で、データが以前と比較にならないほど大量に生成され、そして、それを利用できる環境が拡大してきている点。統計学や数学を、より多くの分野で有効活用できる素地も拡がっています。

ビックデータを扱うパソコンも安価になったということも影響ありそうですね。


政府も500種類以上ある統計データをオープン化。

ほとんどすべての政府統計がインターネットを利用できるようになっており、現在では、500種類以上ある統計データをオープン化しています。

ビジネスや自治体での地方創生事業などで活用できるチャンスは確実に広がっています。


データサイエンティストは、世界的な人材不足

2011年に米国のシンクタンク:マッキンゼー・グローバル・インスティチュートが発表した報告では、統計学のスキルがある大学卒業生の数を見ると、正直日本は少ない状況です。

アメリカ:約2万5千人

中国:約1万7千人

日本:約3千人

ただ、アメリカも含め、どの国も人材が不足しているといわれています。

データサイエンスのスキルある人材「データサイエンティスト」をこれからどう増やしていくかは、各国共通の課題となっています。

 

Week1に登場する総務省統計 會田 雅人局長(右)とフリーアナウンサー 玉利かおる(左)さんのインタビュー風景


○今世紀、 最も○○○な職業!?

このビッグデータの時代に、強く求められている、「データサイエンティスト」。

ちなみに、この注目の職業は、アメリカの経営誌『ハーバード・ビジネス・レビュー』で、“今世紀、最もセクシーな職業”と称されています。

 

データ分析は、基礎的な学力やツールでOK

この専門的職業としての「データサイエンティスト」は、高度な数学、統計学、情報工学といった知識や技術が求められます。

しかし、すべてのデータ分析に高度な数学的知識が必ずしも必要というわけではありません。

多くは、足し算、引き算、かけ算、割り算、の四則演算を組み合わせて成り立っており、普段みなさんがお使いの表計算ソフトで、高度なもの含め、かなりの分析ができるようになっています。


第2弾講座で何が学べる?

前回の「社会人のためのデータサイエンス入門」では、統計学の基礎やデータの見方など、データ分析に必要となる基礎的な知識について学んでいただきました。(平均、分析、標準偏差などの基本的な統計量や、相関係数、回帰分析、時系列分析などの分析手法について概念や考え方など)

この第2弾「社会人のためのデータサイエンス演習」では、概念の理解だけではなく、実際にデータを使ってもらい、具体的にパソコンを使って分析する、体験型の演習を中心に講座を構成しております。


即戦力を身につけることが目標!

そのため、講師陣は、ビジネスの現場で実際にデータ分析に携わっている専門家、先端的な研究を行っている研究所の方々。

現場目線で、記述統計の基礎や分布による現状把握と比較方法、クロス軸の設定と見方、散布図と相関、回帰分析による予測などを、具体的なデータを使いながら、ビジネスにおける問題解決プロセスや組織におけるデータサイエンス活用なども交えて解説します。

ビジネスや行政の実務にそのまま適用・応用できる、データ分析の即戦力を身につけていただけることを目指しています。

皆様、ぜひご受講くださいね。

 


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新年に江戸の文化を感じてみませんか

2016-01-12 | 広報部

皆様、今年もどうぞよろしくお願いします。

gacco広報部 大谷です。2016年、新年となりました。

「新年の目標を考えてくるように」

以前、会社で出された年末の宿題です。

それ以来、毎年年末年始は新年の目標をなんとなく考えることにしています。


仕事や家庭、学びや趣味。いろんな目標をあれこれ考えるのは案外楽しいものですよね。


今年の目標を決めた方も多いことかと思いますが、引き続き、gaccoの学びも目標の一つに加えてください。

 


 

さて、年末はカリフォルニアに行ってきました。
円安傾向やテロの影もあり日本人は少なかった印象があります。

 

今回、私が行きたかった場所の一つは、ロサンゼルスカウンティ美術館(LACMA)

ここでは日本の『根付』(ねつけ、江戸時代等にたばこ入れ、印籠などを持ち歩くときに用いた留め具。今で言うキーホルダー)の膨大なコレクションが見られることで有名です。

以前訪れた際は、日本では見ることのできない数百点に及ぶ根付のコレクションの山に遭遇し、ただただ圧倒されたのでした。

※「LACMA」ホームページより。
http://collections.lacma.org/node/424298

 

しかし、なんと私がLAに行った水曜日は休館日で、行程の都合もあり、残念ながら訪問出来ませんでした。

なんとも残念...!

 

さて、日本のアートって、我々の予想以上に世界から評価されています。

 

LACMAで私が見損ねた根付は、海外ではコレクションとして高く評価されています。

一方で、私がLACMAの代わりに訪れたJ・ポール・ゲティ美術館では、日本人の若手女性写真家の特別展が開催されていました。

 (The Younger Generation: Contemporary Japanese Photography

 

「日本においては、写真の世界では男性中心の社会であった」というような紹介がされていました。

日本の女性写真家は海外での評価の方が高いようです。

 


 

さて、本題に入りますが、今回ご紹介する講座は、1月19日に開講する、法政大学田中優子先生「江戸文化入門」

 

田中先生のナビゲーションにより、江戸の歴史的な背景から始まり、工芸、文学、そして当時の教育まで、横断的なテーマ設定と豊富な画像により俯瞰的に考える講座です。

 

法政大学の総力を上げ収集された、160を超える豊富な図版により講座が展開していきます。

 

先生の講義を聞いていると、頭の中に江戸の生活が立体的に再現され、人々の息遣いや町の喧騒がみずみずしく再現されてきます。

 

根付の話も出てきます。

 

第2週「たばこ入れの世界」のお話をちょっと紹介しましょう。

 

田中先生のお話は「たばこ入れ」という道具の紹介から始まり、日本人の創造性や美意識の特徴の話に及びます。

 


 

江戸時代では男女とも「たばこ入れ」というものを持つのがお洒落でした。その素材には、…ヨーロッパの羅紗つまりウールや、金唐革という牛の皮革に金銀や色で文様をつけたもの、中国の木綿、インド更紗などを使いました。…

 

このように、きせる筒、根付け、鎖あるいは紐、緒締、前金具、あけた時に前金具の裏にある裏座の金具、たばこ入れの横の段口。それらのひとつひとつが、それぞれの、きわめて層の厚い職人によって作られ、さらにそれを組み合わせたのです。

なぜここでたばこ入れについてお話ししているかというと、江戸時代の文化がいかに「組み合わせ」に粋を尽くしているか、を知っていただきたいからです。

 

『…そこに日本文化の創造性の一端があります。他から入って来た文化をそのまま使わない。まず切り刻む。他のものと組み合わせる。その編集過程に「個性」が出現する、というわけです。次に、外から入れないで、自ら作り出す、という過程があります。...


これらの現象のひとつひとつが、「日本の編集方法」なのです。技術力だけではなく、「小さくすること」の美意識と、それを「組み合わせる」能力が、日本の方法の強さです。』



さて、日本が高度成長を遂げてきた戦後経済の特性は、加工貿易(製造業が、海外から原材料を輸入し日本国内で付加価値を付け、北米や欧州に輸出する)であったと言われています。

国際化時代ならまだしも、鎖国の時代であった江戸時代に「小さくし」「組み合わせる」ことで個性を出していくという、その後の加工貿易の発展につながるような創造性を既に日本人が持っていたという分析はとても興味を惹かれます。

 

そして、我々が田中先生の撮影を終えた瞬間の感想は、「先生、もう少し話の続きを聞きたいです」でした。

 

 

 

先生のお話を聞いているとあっという間に過ぎていく4週間の講座ですが、これだけ豊富な資料を集めて講座を作るのは、大きな困難や苦労が伴いました。

そういう意味では、一人でも多くの方に見て頂きたい貴重な講座です。

 

江戸の文化を堪能し、我々の今の生活にも生かせる知恵やヒントを得る。そんな「学び」に是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

ga052: 江戸文化入門:受講登録はこちらから

https://lms.gacco.org/courses/course-v1:gacco+ga052+2016_01/about


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