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社長の伊能美和子が、自らの想いを綴ります
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異文化交流も同時に体験できる?対面授業があるらしい ~芝浦工業大学「イノベーション入門」~

2015-10-14 | 開発部

本日は、10月31日(土)に開催される、

芝浦工大「イノベーション入門」対面授業ユニーク授業内容についてご紹介します。

 

今年度の対面授業では、今までのgacco対面授業にはなかった

ユニークな試みを取り入れるらしいです。

 

真偽を探るべく、第二週及び第三週講義ご担当の

田中先生と平田先生にお話を伺ってきました。

 

 

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―――お久しぶりです。

今年度は再開講ということでまたお目にかかれてうれしいです。

昨年は、撮影中に知った電球の発明者の話や、芝浦講師陣のチームワークから生まれた撮影秘話など、

いろいろお話伺う機会がありました。

 

 

(平田貞代先生)

そうでしたね。

イノベーション入門開講にぴったりなブログを掲載していただきありがとうございました。

 

 

―――そういえば田中先生には、オムツの話を伺ったこともありました。

個人的には、あの話を伺ってから日本のオムツ製品の動向が気になっちゃったりしてます(笑)。

 

 

(田中秀穂先生)

紙オムツは、高分子吸収体とか不織布の立体成型をはじめとして、

日本企業の技術がぎっしり詰まった、非常にイノベーティブな製品なんです。

使い捨ての紙おむつは新興国等ではまだ高級品ですが、

日本の紙おむつがこれから特にアジアの新興国市場でどのように浸透していくのか、注目ですよ。

 

―――なるほど…。さて、前置きが長くなってしまいましたが、

今年度の対面授業。パワーアップしているという噂を伺ってます。

 

 

(平田先生)

そうなんです。対面授業のテーマは今年も、

「ウェアラブル端末(新製品)の企画・提案」なんですが、

今年はマーケットを国内ではなく海外にしようと考えているのです。

 

 

―――グローバル市場での売り込みを想定しているんですね。

具体的な国や地域は限定するのですか?

 

 

(田中先生)

やはり日本に近い新興国がよいのではということで、

マレーシアを想定しています。

 

 

―――マレーシア、ですか…。

(解説)

マレーシアは東南アジアの国で、マレー半島とボルネオ島の一部から成り立っています。

国土面積は日本のおよそ9割、そのうち6割が熱帯雨林でおおわれています。

人口は日本の16%ほどですが、マレー系・中国系・インド系、そして多数の部族に分けられる

先住民族で構成される多民族国家です

*マレーシア政府観光局HPより抜粋

 

 

―――そこに、ウェアラブル端末の新製品を売り込む、と…。

うーん、マレーシアの人々の文化や生活などを知らないと、なかなか難しそうですねぇ。

 

 

(田中先生)

そうそう、そうですよねぇ。

そこで今回の対面授業ではおそらくgacco初の試みに挑戦しようと思っているんです。

 

 

 

―――といいますと?

 

 

(平田先生)

いっそのこと、マレーシア人と一緒に新製品を開発しちゃえ、という(笑)。

 

 

―――なんと、マレーシア人とのコラボレーションですか!

 

 

(田中先生)

実は芝浦工大はマレーシアにある工科大学と長い間交流を行ってきており、

日本とマレーシアの人材交流の架け橋の一つとなっています。

彼ら・彼女らとの交流を通じてマレーシアの文化や社会、

ビジネスについて生の情報に触れることで、より現実的で実践的な製品の

企画・提案が実現できるのではと思っています。

 

 

 

―――あれ?でも、言葉の問題はどうなるでしょうか?

マレーシア語?あるいは英語ができないと参加できないとか?

 

 

(平田先生)

その点は大丈夫です。

今回は日本語ができるマレーシア人の方々を集めていますから(笑)。

 

 

 

―――安心しました(ほっ)。ん?ということはこの対面授業、

オンライン上の講師陣と実際に交流できるだけでなく、異文化交流も同時に経験できてしまうということですね。

 

 

(平田先生)

その通りです。異文化に直接触れながら、新しいものを生み出す共同作業は、

参加される皆さんにとってかけがえのない経験となると思います。

 

 

―――新製品開発という目的に向かって

異文化交流ができるって、考えただけでもワクワクしますね。

 

 

(田中先生)

はい。昨年同様、ウェアラブル端末やITの知識、技術がなくても全く問題ありません。

イノベーションの視点からはむしろ大歓迎!です。

オンライン講座をご覧になり、何かを生み出すプロセスに興味を持たれた方、

異文化体験の中から何かを生み出してみたいと思った方にどんどん参加していただきたいと思います。

 

 

―――今日はありがとうございました!

 

 

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■「イノベーション入門」対面授業の詳細

●日時: 2015/10/31(土)13:00~16:00 (12:30 受付開始)

●会場: 芝浦工業大学 芝浦キャンパス 3階 307教室(受付は3階教室前にあります)

     JR山手線・京浜東北線「田町駅」芝浦口から徒歩3分

     都営地下鉄・三田線・浅草線「三田駅」から徒歩5分

●参加費:3,000円(税込)

*その他、参加要件/当日の持参物/修了条件等は以下のご案内ページでご確認ください。

http://peatix.com/event/100265

 

申込期限は10月23日です。お早めにお申し込みください!

 

 

なお、芝浦工業大学では、他にも企業をはじめ社会の方々に役立つイベントを

随時企画しております。合わせてお楽しみください。

 

 

■経産省産学連携サービス経営人材育成事業 コンソーシアム第2回ミーティング

●参加費:無料

●日時: 2015/11/18(水)15:00~17:30 (14:45 受付開始)

●内容: 講演「インダストリ4.0実践事例と課題(仮題)」

     ドイツ貿易投資振興機構日本代表 浅川石見氏、他

●会場: 芝浦工業大学 芝浦キャンパス 8階 803教室(受付は8階教室前)

●参加お申込み・お問い合わせ先:大学院MOT事務課mot@ow.shibaura-ite.ac.jp

 

 

■MOTトップセミナー「成熟社会での産業の施策」芝浦工業大学教授 竹内敬三氏

●参加費:無料

●日時:2015/11/19(木)

●内容:日本の高度成長を支え、ともに成長してきた石油産業。

最近の需要減少と向き合い、どの様な戦略を打つべきか。日本のエネルギーセキュリテイーを含めて論じる。

●会場: 芝浦工業大学 芝浦キャンパス

●参加お申込み・お問い合わせ先:大学院MOT事務課mot@ow.shibaura-ite.ac.jp

 

 

芝浦工業大学 芝浦キャンパス

JR山手線・京浜東北線「田町駅」芝浦口から徒歩3分

都営地下鉄・三田線・浅草線「三田駅」から徒歩5分

 

以上


OPEN EDX CONFERENCE@ハーバード大学に参加してきました!

2014-11-27 | 開発部

実は、ブログ初登場です。gacco開発チームの渡辺です。

Nice to meet you, everyone!

 

さて、先の記事で紹介された通り、

OPEN EDX CONFERENCE@ハーバード大学に参加してきました!

 

まずは見てください、この美しいハーバード大学の風景を。

なかなか、感動的な美しさです。

 

 

ちなみに、僕は、この写真の右から2つ目の建物で講演してまいりました(恐縮

 

改めまして、執り行われましたのは「OPEN EDX CONFERENCE」。

gaccoのベースとなっているシステム「Open edX」に関する全世界の技術者会議です。

 

全世界から200名程度のエンジニアらが集まり、

Open edXを使って世界中で開発、運用されている事例が紹介されました。

 

ほら、gaccoもしっかりと取り上げられています!(左下に注目)


 

そして、技術者間での交流、今後の方針についての

積極的な情報交換などがなされました。

 

もともと体育館だったかのような古い建物ですが、

古いというより趣があると言うべき、雰囲気で、とてもいい気分です。

いい気分になったのは、交流タイムにボストン名物の

ビール「サミュエル・アダムス」が振る舞われたからではありません!)

 

世界各国のエンジニアが「ヘイ、君のとなりは空席かい?」なんて、

聞いてきて「俺はXXX国のエンジニアだ、よろしく!」といって握手を求めてくるのです。

 

僕の精神力(控えめな日本人&引きこもり属性あり、英語も大したこと無い)では、

なかなか耐えられないフランクっぷりでした。

とはいうものの、アメリカの空気を吸っていると、積極的な気持ちになりますね!

 

そして、そして、僭越ながら、gaccoで導入している

レスポンシブ・ウェブデザインについて、講演をさせていただきました!

 

自分たちの講演は写真が撮れなかったものの、こんな雰囲気の会場でした。

 

 

こちらはインフラを語る、edX.orgの中の人です。

 

快挙な点としては、僕の拙い英語での講演ではあったものの、

ここぞのポイントで外国人たちから笑いをとることに成功しました!

 

そして、各国の方から質問を頂いたり、事後にコメントを頂いたりしました。

以下、一例ですが、ご紹介します。

 

フランスの方:スマホのフライトモードでは使えないのかい?僕はフライトモードで学習したいよ。

→フライトモードはWiFiも携帯回線も拾えないから、それやるならアプリ作るしかないよ!(もしかして、作ってくれという期待なのか、これは!!)

 

インドの方:私たちインドではインフラも未整備ですが、タブレットやネットブックといった

小さい画面で使うことがあります。gaccoでのレスポンシブデザインを、私たちはすぐにでも取り込みたい!

→恐縮であります!オープンソースで公開してるので使ってください。

取り込むこと事態は、そこまで難しくはないですが、維持メンテ、そして更新作業が大変ですよ!!

 

ドイツの方:俺、●●●●ってMOOCサービスをやってるんだけど、イイカンジならOpen edXに乗り換えたいんだ。日本でサービスをやってる君たちから、使い勝手等を語ってくれ。

→(うわ!!そんなビックネームな方が僕なんかに・・・)ということで、後日、メールにて丁寧に返信させていただきました。

 

そんなこんなで、

みなさんに学んでいただいているgaccoは無事に世界デビューを果たしてきました。

 

Open edXもgaccoもまだまだ成長過程のシステムで、ご迷惑をおかけすることも多いと思いますが、

生暖かく見守っていただけますと幸いです。

 

ちなみに、講演の際にコーヒー好きだと語ってきた、僕が勝手に選ぶ、

ボストンNo1コーヒーは「Boston Brewing Coffee」でした!

Bostonに行かれる方、お住まいの方はぜひお試しを。

http://www.bostonbrewincoffee.com/

Have a good day!!

 

*実際、サミュエル・アダムスは美味しかったですよ。

ドラフトも美味しかったですが、シーズン限定のOctober festa版も美味しかったです。

地元Cambridgeにある「Cambridge Brewing Company」の

「CAMBRIDGE AMBER」も最高でした。←いい気分、じゃんか!おい!!

 

http://cambridgebrewingcompany.com/