クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

飯田線全駅下車への道 第1回(その5)

2013-09-06 23:31:07 | 中部縦貫線

水窪駅を出て26分、向市場駅に到着。



それでは駅舎撮影。昭和49年12月築の待合室の無人駅です。片面ホーム1面のみの構内です。



駅舎の大きさの割には駅前は広いです。豊橋方には水洗トイレがあります。



では時刻表を。上り9本、下り11本で、日中は2~3時間空白の時間帯があります。12時15分に到着しましたが、次の列車は13時5分...。



待合室の中へ。木のベンチがあるだけで券売機の類はありません。飯田線の線路をアトリエに見立ててしばし昼食タイム。その後、2度目の歯磨き。



「渡らずの鉄橋」を通って、上諏訪行きの519M(213系H11編成)がやってきました。これに乗車して秘境駅へ。ここから乗ったのは私1人。



全長5km余りある大原トンネルを通って、13時14分に大嵐駅に到着。交換可能駅で、島式ホーム1面2線+側線1本の構内です。



大嵐駅の駅名標。所在地は浜松市天竜区です。向市場駅から2駅しか乗ってません。



構内踏切を渡って駅舎撮影。飯田線全通60周年を記念して平成9年7月に建てられた、東京駅をイメージした駅舎です。建設費用を負担した旧富山村が日本一人口の少ない村ということで、「日本一」をイメージして東京駅を模したといいます。



では「みんなの休む処」へ。ウッディーな空間で、写真も飾られていて駅ノートもあります。「第2回木の使い方コンテスト」で入選するほど秀逸です。尚、トイレは辰野方にあります。



それでは周辺散策。1軒の民家を通過すると、エメラルドグリーンの川面であるダム湖を渡ります。



吊り橋を渡って愛知県にやってきました。本土で最も人口の少ない村だった富山村は豊根村に吸収合併されています。歩きながらの県境越えは何だかワクワクします。



再びダム湖を渡ります。この天竜川にかかるダム湖は佐久間湖といい、昭和29年に竣工しました。飯田線の一部はダムの底に沈み、白神、天竜山堂、豊根口の3駅が廃止されました。現在の線路に付け替えられて、水窪、向市場、城西、相月の4駅が誕生しています。



静岡県浜松市に戻りました。旧水窪町の中心部へは左折ですが、大津峠を越える頼りなげな林道を通ることになります。水窪へ行く最も確実な交通手段は飯田線です。


つづく


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